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2007/04/23

4月20日(金)

 8時、都庁に。出勤する人たちにチラシを配り、マイクで訴えた。チラシ配りは初めてという若い人の参加もあって、総勢14人。マイクの訴えも2箇所で行なって、楽しいチラシ配りになった。

 その後都教委教育情報課に「処分をしないでください」の署名の追加分を、処分は発令されてしまったけれど、署名してくださった全国の人たちの気持ちを届けに行った。

教育情報課のある30階は、恒例の、私たちだけにする差別的な警備体制が敷かれている。入り口を閉め、「東京都教育委員会」の腕章をつけた2人の職員が立って、私たちの入室・面会を妨害する。「集団で来るから」妨害するのだと言う。警備員も数人配置されている。

面会を求めても私たちは中に入れてはもらえず、しばらくして係長を名乗る人が出てきて、室外で対応した。教育情報課の係長は、入れ替えがあったとのこと。後任の係長だった。前任者は1年で異動。1年じゃ、仕事を覚えるだけで精一杯で、発展的継続的な、都民の利益に資する仕事などできるはずがない。都教委、都庁での部署の異動も、石原都政になってから、特にこの数年は短期間過ぎて、職員の間でも批判が多いと聞く。都政及び都教育行政を都知事の嗜好で弄ばないでもらいたい。

来週面会する約束をし、その時間と場所をファックス連絡することを確認して終えた。

午後は、鶴川二中の離任式に参加した。それぞれの離任者一人ひとりに、代表の生徒が「ことば」を述べてくれ、花束の贈呈。私は授業を受けての、身に余る「ことば」をもらい、うれしくありがたかった。

私からの挨拶は、何日かあれこれ考えたうえで、生徒たちが私に対し、ずっと疑問に思ってきた、なぜ起立しないのか?ルールを守らないのか?について、その疑問に答えようと少しだけ話しをした。「人と違うことを言うのは、60に近い私にとっても、勇気の要ることです。だから今、どきどきしています」と前置きして。

「私は『君が代』が嫌いだから立たないのではありません。知り考えることをさせずに、ただ立ちなさい、歌いなさいというのは、学校がしてはいけないと私は思うから、立てないのです。皆さんは、『君が代』の歌詞の意味や歴史を知っていますか?教育委員会がなぜ皆に歌ってもらいたいと思っているのか、知っていますか?考えたことありますか?

『斉唱』の前に、『君が代』について学び、考え合う。それが学校のすべきことだと私は、思うのです。行動する前に考えるのは、『君が代』に限りません。

私は30数年間教員として生徒たちに、『考えて行動しよう。みんながやるから、誰かから言われたからやるのではなく、自分で考えて行動しよう』と言って来ました。私自身もそう生きようとしてきました。人間は考える葦である、と言うでしょう。人間は考えるから人間なのです。皆さんには何事も、自分の頭でよく考えて行動していってほしいと願います。

常識、と言われることについても、です。『それは常識』、で済ませるのではなく、疑問を持ち、考えていってほしいと思います。時代や社会によって、常識も変わります。一例を挙げます。今『戦争反対』と言うと、誰もそうだ、と思うでしょう。でも、60数年前は、牢につながれたという歴史があります。

どんなことについても流されずに、自分の頭で考え、行動していって下さい。そして、思いっきり自分を生きてください。1年間ありがとうございました。お元気で」。

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