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2007/04/23

4月18日(水)

 今日も雨が降ったり止んだりの寒い1日。南大沢学園養護学校へ。7時45分頃到着すると5分経つか経たないかで、副校長の一人が私の見張り役で出てきた。

出勤する職員や生徒たちに挨拶をしていると、一人の男性が私の前に立って言った。「校長のOです。ここに立たれると迷惑なんですが」。入学式の朝、苦情を言いにやってきた時が初対面、今日は2回目で顔を覚えるまで行っていなかったので、「校長でいらっしゃいますか」なんてとぼけたことを言い、何が迷惑なのかを訊いたが、それには答えずに、中に入ってしまった。隣にいた副校長に同じことを訊くと、「近所から何か言われるかもしれない」とのこと。「そういう場合は、直接本人に言ってください、とおっしゃってくださいね」と伝えた。でも、ここは全く人通りがないから、近所から苦情が来るなどということがあるだろうか?

再び校長が出てきて私に、経営企画室から書類が郵送されたかを訊く。昨年から都立学校は「事務室」とは言わず、「経営企画室」といういかめしい名称が使われている。私は校長に、「事務の方にお聞きしたいことがたくさんあるので、後で訪ねます」と言うと、「訊きたいことは電話でお願いします」の一点張り。立て続けに3度「電話でお願いします」と言うと、校長は門の中に入って行った。

ここから見える、門から10メートル先にある経営企画室の人に直接訊くのは禁止とは、停職被処分者に対し何と形式的な、非人間的な対応をするものや!などと思っていると、今度は校長、副校長1人、経営企画室の方2人が「話があるなら外で聞く」とやってきた。いやはや・・・。都立学校では、これが常識なんだろうか?校長の判断ではなく、都教委の判断であることは明々白々。校長はどんな気持ちで私に対面しているんだろうか?

 お子さんを送ってこられたおかあさんが、プラカードの文字をじっと見ていらっしゃる。「これ、私なんです」と自己紹介をし、なぜ立てないか、どんな処分なのかを説明した。「立たなかっただけで、(この処分)ですか?!」と驚かれる。「今まで疑問にも思わず、立って来ました。なぜ、なんて考えてもみませんでした」とおっしゃる。これをきっかけに考えてもらえたらうれしい。

 体の大きい男子生徒もプラカードを見て、どうしたのかを訊く。「卒業式で『国歌斉唱』があるでしょ。私、そのとき立たなかったの。そしたら、9月まで学校に来てはだめって言われたの」と話すと、「かわいそう」と言う。

 この学校の人以外道を通る人はまずいないので、始業と同時に読書を始めたところ、次々に子どもたちが教員たちと何組も出てくる。走るクラス、お散歩に行くクラス。「行ってらっしゃい」と声をかけると、返事が返ってくる。手を握って応えてくれた子もいた。名前を訊かれたり、私も訊いたり。エプロンと三角巾を着けた生徒たちに、何をするのかを訊くと、「喫茶です」という。道を挟んで隣接する公園の一角にある建物で毎週水曜日に喫茶室を営業・実習するのだそうだ。早速行ってココアを注文し、暖まらせてもらった。

今日は訪問者が2人。

夕方は、新宿でフランス人記者の取材に応じた。10・23通達と都教委の攻撃・弾圧についてインタビューに答えると、記者は、「フランスでこのようなことが起きたら、教員たちは黙っていない。皆立ち上がります。日本の教員(組合)はなぜ、おとなしいのですか」とも訊かれた。この差は、やはり教育にある…。

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