フォト

掲示板

停職「出勤」日記2009

停職「出勤」日記2008

停職「出勤」日記2007

停職「出勤」日記2006

停職「出勤」日記2005

投稿欄

ちらし置場

リンク集

« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »

2007年12月

2007/12/30

UTLAからのメッセージ

ロスアンゼルス統一教組(UTLA)から、日教組、東京教組、多摩教組、町田教組、都障労組の各委員長宛てに、メッセージが送られています。

兄弟姉妹の皆さん、

ロスアンゼルス統一教組(UTLA)は、根津さんおよび日教組が、学校の自由および憲法9条と19条保持のために闘い続けておられるがゆえに、この方々への連帯を表明する決議を10月3日に可決しました。

日本人民と教育労働者は、戦争を放棄しています。そして今日、戦争が国際紛争に対する妥当な対応ではなく、単に世界の資源を食い物にするだけのためであることがますます明らかになっています。
UTLAは根津公子さんを支持します。UTLAは、自らの良心に従って行動する権利を行使したがゆえに、処分の対象とされて来た388人の教師たちを支持します。UTLAは、戦争と戦争の歌、そしてそのプロパガンダを教えることを強制する国家と対峙する教師たちを支持します。UTLAは、破壊的な戦争への支出や終わりなき戦争にではなく、健全さに根ざした未来に向け、平和と正義の展望を生徒たちに提示し続ける日本の教師たちを支持します。

私たちはアメリカにおいて、平和と教育のための活動を継続しています。貴国人民がすでに平和への道筋を選択してきたことは、ここアメリカにおいて私たちを鼓舞し続けています。
皆さんが有する憲法上の権利の侵害と破棄は、世界中の平和を目指す労働者と自由な教育を目指す教師にとっての損失です。力強く闘いましょう!貴権利は、戦争への回帰を画策するものたちによって酷く踏みつけにされるようなものではなく、またそういう政治家によって解体されるようなものであってはありません。これらは皆さんの精神であり、また日本の人民と教師としての生まれながらの権利なのです。

心を込めて、

A.J.ダフィー
UTLA委員長


日教組


「morikushi.pdf」をダウンロード

東京教組


「taniguchi.pdf」をダウンロード

多摩教組


「igarashi.pdf」をダウンロード

町田教組


「kikuoka.pdf」をダウンロード

都障労組


「maruko.pdf」をダウンロード

12.25都庁前 One day アクション・第2弾報告

12.25都庁前 One day アクション・第2弾は、おかげさまで大成功しました。
以下にその様子のフォトレポートを掲載します。

Dscn0263 Dscn0266

Dscn0269_2 Dscn0280 Dscn0288 Dscn0289

また、動画も他サイトで配信されていますので、リンクを張っておきます。ぜひご覧ください。

動画

http://www.jpnodong.org/1225t.wmv


さらに、既に一部を紹介している海外からのメッセージおよび要請文(英文)を、以下にご紹介します。

CAMS


「camsletterhead_final11307.pdf」をダウンロード

日教組


「yasuo_morikoshi.pdf」をダウンロード

東京教組


「shigerutaniguchi.pdf」をダウンロード

多摩教組


「masaki_igarashi.pdf」をダウンロード

12.25都庁前 One day アクション 雑木林の決意

決してあきらめず ~雑木林の決意~

世界人権宣言第一条
「すべての人間は生まれながらにして
自由でありかつ尊厳と権利とについて
平等である」を
実現するために
わたしたちは決してあきらめない
社会は学校は雑木林でありたい
多種多様な雑木が
共生共存できる雑木林
「障がい」があってもなくても
あたりまえに共生・共学のできる
社会や学校をつくりだしたい
一刻もはやく
今ここにわたしたちは雑木林となる

児童憲章
「児童は人として尊ばれる」
「児童は社会の一員として重んぜられる」
「児童はよい環境の中で育てられる」
子どもの権利条約第十三条
表現情報の自由
「子どもは表現の自由への権利を有する」を
実現するために
わたしたちは決してあきらめない
子どもたちひとりひとりの声に
耳を傾け
じっくりと向き合って
とことん対話する
命令しない命令されない
差別しない差別されない関係を
子どもたちと創り続ける
どの子の命も大切に大切に
育まれる雑木林
今ここにわたしたちは雑木林となる
すぐとりもどそう
47教育基本法
「教育は不当な支配に服することなく国民
全体に対し直接責任を負って行われるべきも
のである」
とわに守ろう
憲法第九条
「戦争の放棄軍備及び交戦権の否認」を
実現するために
わたしたちは決してあきらめない
教室は雑木林
子どもたちの命の鼓動・雑木林
雑木林を戦場にはしない
改憲への道を
戦争への道を
拒否する
渾身の力を込めて
2003.10.23通達に服従しない
雑木林が雑木林で生き続けるために
あなたがあなたで生き続けるために
わたしがわたしで生き続けるために
今ここにわたしたちは雑木林となる

どこまでもどこまでも
どこまでもどこまでも連なっていく
雑木林から雑木林へ
「君が代」解雇を阻止する
雑木林から雑木林へ
雑木林から雑木林へ

2007.12.25
都庁前 One Day アクション
雑木林の決意
一同
決してあきらめず

雑木林の決意


「2007-12-25.pdf」をダウンロード

東京教組・谷口委員長への激励

東京教組
谷口滋 殿

2007年12月18日

私は、アメリカの一教師です。私は、カリフォルニア・ロサンゼルスのバージル中学校で、英語と共にアメリカ憲法の中の権利の憲章を教えています。
根津公子さんが、彼女の道義心に従って行動したがゆえに被ることになった屈辱的処分の経緯を知って、私は非情に心配しております。
私は、東京教組と日教組は、学問の自由の基礎の上に、根津さんを守り、日本憲法の改悪を許さない力を有していると確信しています。
また私は、400名弱もの教師たちが、日の丸・君が代に関連して、自らの道義心に従おうとした故をもって、処分され、罰金を掛けられ、そして苦しまされていることも知りました。

自らの道義心に従おうとするすべての教師は、このような攻撃を受けることになるのであり、従って私は、一人の教師として、そして(UTLA・ロサンゼルス統一教組、CFT・カリフォルニア教員連盟、AFT・アメリカ教員連盟、CTA・カリフォルニア教員協会、そしてNEA・全国教育協会の)一人の労働組合員として、この攻撃に重大な関心を抱いています。なぜならば、労働組合こそが、このような攻撃に対しては唯一の防御力だからです。

私は、学問の自由の基礎の上に、根津公子さん、河原井純子さんそして他のすべての教師たちを守るため、ご自身の道義心に従われ、労働組合の指導者としての力を発揮されんことを強く要請いたします。
古くからの有名な労働者のスローガンをご記憶でしょうか。今やそれは、以前にも増して重要となっています;『一人の痛みは、みんなの痛み!』
ランク・アンド・ファイル(一般組合員)が、その後ろ盾として労働組合を欲している時、その労働組合は厳然としてそこに存在せねばなりません。日の丸・君が代のために起立することを拒否することで、自らの道義心貫こうとする日本の教師たちと共に立ち上がって下さい。

CAMS
グレゴリー・ソティア

日教組・森越委員長への申し入れ

日教組
森越 康夫殿

CAMS(学校の軍国主義化に反対する連合)は、カリフォルニア・ロサンゼルスで活動する一NPOです。私たちは、UTLA(ロサンゼルス統一教組)、CTA(カリフォルニア教員協会)、CFT(カリフォルニア教員連盟)、AFT(アメリカ教員連盟)そしてNEA(全国教育協会)などの教員労組の地区、州、全国組織のメンバーです。私はCAMSの創設者で、ロサンゼルス統一学校区の教員です。私は、ロサンゼルスの学校における熾烈な募兵行動に対抗して、CAMSの活動を始めました。2007年7月のフィラデルフィアで開催されたNEA大会で、私は、日の丸・君が代への服従の命令に従わない日本の教師たちに対する処分攻撃につき知ることが出来ました。また、教育基本法の改悪も知り、とても心配し重大な関心を抱くことになりました。

「憲法を守り、戦争に反対する」、「学校行事での日の丸・君が代は認めない」という日教組の公式見解は、文部科学省の命令に従うことを拒否している勇気ある教師たちを支持するために、今こそ実行されねばなりません。不当な命令に反対する憲法上の権利を持つ教師たちに対する過酷かつ強制的な処遇に反対して声を上げていくことは、労働組合としての当然の任務であると私は信じています。文部科学省が教育の自由を封殺し、軍国主義的な指令を強制することを許してしまうことの重大性を、この教師たちは認識しています。この事態は、教育基本法の改悪と並んで、日本の民衆にとって極めて重大であり危険なことだと思います。

アメリカでは、多くの教育者、生徒、保護者が、広範なコミュニティーと手を組んで、学校の軍国主義化に対抗して闘っています。教育、医療や人間的な要求よりも、戦争と募兵に邁進するような社会に反対することで団結しています。私たちは、平和と正義の持続可能な未来を構想する日本憲法9条を信頼しています。平和を希求していくことは、私たちのこの地球にとって絶対的に不可欠であると確信しております。私たちはすべての生徒たちに、国際的人間たるべく、精神的かつ学問的な準備を提供していかねばなりません。
私たちは貴殿に、日の丸・君が代に反対するすべての教師たちを支持し、この教師たちへの処分に断固反対することを強く要請します。そして、軍国主義と独裁的支配にきっぱりと反対することを求めます。
ありがとうございます。

アーリン・イノウエ
CAMS

12.25アーリン・イノウエさんからのメッセージ

12・25集会に参加された兄弟姉妹の皆さん!

今日は特別な日です。なぜなら皆さんが、東京都教育委員会による不正義かつ不当な処分と命令に反対する闘いと連帯し結集されたからです。

日教組の指導部が、皆さんを支持して共に闘うことが出来ないということをとても残念に思います。しかしながら、48,000の教師を組織するロサンゼルス統一教組(UTLA)の組合員、ならびに数百の生徒たち、教育者、保護者と「学校の軍事主義に反対する連合」(CAMS)のコミュニティーは、皆さんと共にあります。「日の丸・君が代」に関わる命令に反対して処分を受けている根津さん、河原井さんなどすべての教師の方々を支持することで一致しています。

私たち教師は、若者たちが民主的社会の一員たるべくその教育課程を経験できるよう、批判的なものの見方を持ち、熱心な学習者、思いやりのある市民として成長するよう促す責任を有していると考えます。私たちの学校で学ぶ生徒たちは、明日の指導者でありまた市民なのです。皆さんがこの道に真剣に取り組んでおられることに感謝いたします。教師たちは、この道を効果的に実践すべきであり、学問の自由を堅持し、すべての子どもたちを教育していくために、学校区の支部長たちの支持を得ることは極めて重要です。

ブッシュ大統領によりサインされた2002年の「落ちこぼれ防止法」(NCLB)は、アメリカの学校にネガティブなインパクトを与えました。それは、学ぶことの喜びを、個々の欲求と違いを考慮しない定型のロボットのような教えと、決まりきった試験に変えてしまいました。全国教育協会(NEA)、カリフォルニア教員協会(CTA)とロスアンゼルス統一教組(UTLA)は、NCLB法に強く反対しています。
私たちは、日本がこのアメリカの方向をたどらないことを強く望んでいます。またNCLB法は、公立学校を利用して生徒の個人情報を得ることで、募兵活動そのものを容易にするものです。私たちCAMSは、学校における軍国主義の増大に注目し、代わるべきものを対置して闘っています。NCLB法は同時に、私たちが猛反対している教育システムの民営化を奨励し、気づかぬ内に推進しています。

 皆さんは、「日の丸・君が代」肯定してやまない教育委員会による命令に強く反対するという、全く正しいことを実行しています。教育者として、また平和と正義の擁護者として、皆さんの声を封殺しようとする不正義かつ違法な命令に反対して団結するという、正に正当な行動を展開しているのです。

 根津さん!私たちはこの闘いを遂行する貴女の強さと決断に、心より誇りを感じています。数々の屈辱、教員としての誇りの剥奪、重い賃金カット、不当な配転攻撃そして「服従しない」教師として「烙印」を押されるなどの個人的な犠牲に、貴女は耐えてきました。アメリカにおける私たちのような労働者を激励してくれています。貴女の勇気は私たち自身の闘いを鼓舞してきましたし、「君が代不起立」のビデオはわたしたちに大きな感動を与えています。貴女の非暴力の抵抗と生徒や保護者との接し方は、生徒たちの生きかたを深く気遣う人の素晴らしい実例と言えます。

 貴女はまた、私たちは共に闘わねばならないことを教えてくれました。私たちの団結は決して消すことはできませんし、私たちの絆と世界への共通の願望・希望を切り離すことは出来ません。あなたの行動は、アメリカ人の心と精神の核心に触れるものであり、より積極的な行動をかき立てるものとなります。私たちは共にあり、共に前進します。

 教師は、若者の将来の生きかたに重要な役割を持っています。この闘いにおける重要性を掴んで放さない貴方の意志に感謝します。

がんばってください!

平和と愛を込めて、

アーリン・イノウエ
CAMS世話人
UTLA、CTA、NEA代議員

12.25カナダからのメッセージ

2007年10月1日

東京都知事 石原慎太郎殿
東京都教育長 中村正彦殿

以下に署名しました我々は、映画「君が代不起立」を鑑賞後に、東京都の教師たちが学校行事で国歌「君が代」斉唱と起立を拒否したが為に、懲戒と減給処分を被ってきたことを知り、憚りながらもまったくの驚きを表せざるを得ない気持ちでおります。教師たちがこの歌と結びついた軍国主義的価値を支持することを望まなかった故に処罰されていることはすぐに分かりました。日本国憲法は市民に思想及び信条の自由を保証していると、我々は理解しております。 教師たちが自分たちの信条に従ったことに対して、懲戒処分を課すという教育委員会殿の決定は、この重要な権利を露骨に無視しているものと思われます。

我々は、教育委員会殿がこの件において懲罰的処分をとられることを止め、貴国の現行の憲法における思想及び信条の自由の条項によって規定されている、教師たちの民主的権利を回復させることを謹んで要請致します。我々は、2006年9月21日の東京地裁判決に従うこと、及び、学校行事で「君が代」斉唱と起立を拒否する教育就業者に対する解雇や更なる懲罰を止めるよう貴殿に訴えます。我々は、更に、東京都教育委員会によって実施された懲罰的手段の結果として経済的損失を被った全ての教育者へ弁償するよう、貴殿に訴えます。

平和と共に、敬意を込めて

教員有志
ブリティッシュ・コロンビア州 カナダ

2007/12/26

12・25都庁前OneDayアクション

佐々木です。

12・25都庁前OneDayアクションは、延べ300人が集まり、成功裏に終了しました。参加された皆さんお疲れさまでした。

以下、レイバーネットより転載します。
http://www.labornetjp.org/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「君が代」解雇をさせないぞ! 都庁前One dayアクション第二弾行われる

君が代」斉唱時に立たなかっただけでクビ! なんて許せない。12月25日、「君が代」処分を続ける東京都教育委員会に対して「都庁前One dayアクション第二弾」が繰り広げられ、約300人が集まった。累積処分で来年春にも「君が代」解雇の危機に直面している根津公子教員を応援しようと、この日、都教委への要請行動をはじめ、さまざまな行動が展開された。集会では、音楽・トーク・パフォーマンス・現代ダンスなど表現は多様だったが、一人ひとりが生かされる「自由と民主主義」を実現しようという強い思いにあふれていた。また、アメリカ・ヨーロッパからも連帯メッセージが寄せられた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※またユニオンチューブhttp://video.labornetjp.org/では、当日の動画をご覧になれます。

2007/12/20

ネット署名ドイツ語版から

日本人が自分の国の過去と根本的に取り組んでいることは、よくわかります。教師の方々の尽力を支援します。彼らの尽力を通して、自由と民主主義がより強化されますように。


近代社会におけるすべての分野で手本になるような国で、こんなファッショで愛国的な法律がよりによって国から企てられるとは、悲しいことです。
自国を偶像視し、絶対視し、批判を萌芽のうちに圧殺するという、アメリカのステレオタイプの思考モデルに近くなってはいけません。愛国的な洗脳は、創造的なものをほとんど生み出しません。国が必要としているのは、さらに発展するための建設的な批判です。
ありがとう。


この署名運動を強く支持します。個人の思想の自由は、基本的人権です。


植民地主義後、帝国主義後も続く人類の(賃金で束縛する)奴隷化に対する、地球規模の反国家的運動のために。


国への愛と忠誠は、そのようにしては築けません。そのようなやりかたでは、自分の意思で国と自分を同一視することは、決してできません。


2007/12/18

教育機関での国旗敬礼を拒絶したために処分および嫌がらせを受けている日本の同僚へのメッセージ

教職に携わる皆様へ

集団的記憶、歴史的記憶の諸問題について、私は長年にわたり研究しておりますが、これらのテーマが、国家ならびに統治者たちと、社会一般または記憶に関するサークルや社会団体との間に、いかに激しい対立の構成要素となっているかを見てきました。民主主義的伝統にこの上なく恩恵を授かっている諸国も含め、至るところで、全般的には国家によって、特定分野では様々な政府機関によって、「過去を統治する」意図は多かれ少なかれ執拗に現れております。こういった過去に対する管理は――必然的に生存する者らを管理する方法の一つでもあるのですが――、あらゆる手段を駆使して進められております。それは例えば、記念式典や歴史教育上の規制、あるいは、現在の政治観にかなった諸目的のために、歴史のある部分を拾い上げて利用する作業などです。過去を統治するというこうした意図は、真理あるいは客観性を気にかけることはありません。例えば私の国においては、拷問の組織的実践・市民虐殺・消息不明者の続出・居住区の破壊など、アルジェリア独立戦争下で犯した国家犯罪の数々を、1962年以来、歴代の政府は否認し続けております。
統治目的のために過去を「動員」する形式のなかでも、社会一般の心理、そしてとりわけ若者の心理を操作するために、過去の出来事を賛美し、再構成し、偽造することは、最悪な部類に入ることでしょう。まさしくこれは、あなた方の国の教育当局が行っていることであり、その実践として、あなた方が勇敢にも抗議している国旗にまつわる擬似愛国主義政策が行われているわけです。教育機関における国旗掲揚の強制という、まやかしでしかないこれらの儀式の第一の使命が何であるかは、異国の一観察者にとっても明白です。その使命とは、中国大陸ならびに東南アジアにおける大日本帝国の領土拡大期とは何であったかを、また、その過程に伴なって行われた一連の戦争犯罪や人道に反する罪を、若い世代の記憶から永久に抹消させようとすることです。

あなた方が参加を拒否しているこれらの儀式は、廃れているようで実は非常に効力をもっており、率直に告発されるべき事象に属しています。その事象とは、国家によるナショナリズム的な過去の利用や、民主主義的規範性への暴力的な違反を伴なって行われる統治者による過去の掌握、といったものです。実際、民主主義国家においては、各自の感受性と信条に基づいて、自国の過去と個人的な関係を見つめ直す自由を、市民は保証されるべきです。中でも論争を巻き起こす点については尚更のこと、その自由が保証されなければいけません。あなた方が困難な状況の中で抵抗している「国旗の政策」は、以上のような規則に明白に反しているばかりか、児童あるいは青年層を標的にしているだけに、いっそう醜悪なものであると言えます。

教員かつ研究者として、私はあなた方の闘争に連帯を表明するとともに、あなた方に加えられた処分に反対して立ち上がらないではいられません。こういった闘争においては、口を閉ざす多数派ではなく、「正義」と「真」を曲げない人々が道標となるのです。この闘争によって、「思想及び良心の自由と批判的精神というものは、服従と従順に優る価値であり続ける」と考えるすべての人々、とりわけ教員及び研究者らの敬意が、あなた方に向けられるに違いありません。

アラン・ブロッサ(サン・ドニ市パリ第8大学哲学教授、東京大学元客員教授)

SUD Education「スュッド・エデュカシオン」からのメッセージ

ソリデール組合連合*のメンバーであるフランスの教員組合スュッド・エデュカシオン連盟は、根津さんをはじめとする日本の教員たちが現在、国家主義的な慣例を強制されることを拒否したために教育行政当局から弾圧を受けていることを知りました。
教育法の自由は、教職者にとって基本的な価値観のひとつです。憲法で個人の自由が保障されているのに、この自由が日本の同僚に許されないとは、私たちにとって信じがたいことです。
国家の掲揚と国歌斉唱はすべての人々にとって、20世紀前半の専制的で国家主義的な政体を思い起こさせます。
私たちはまた、日本で歴史教育が検閲を受け、行政当局によって歴史修正主義や否認主義が助長されていることも知りました。
あらゆる民主主義にとって危険だと思われるこうした対応を、私たちは断固として糾弾します。
教員組合スュッド・エデュカシオンならびにソリデール組合連合は、不法な停職などの被害を受け、解雇のおそれにある日本の教職員たちを全面的に支援します。
私たちは当局に対して、このような卑劣な処罰を放棄することを公式に求めます。教員たちの権利の蹂躙に終止符を打つことを要求します。
私たちは今後も情勢を注意深く見守り、日本の当局の対応に関する情報を広く流布していきます。
最後に、服従を拒みつづける日本の同僚たちの勇気に私たちは再び敬意を表し、連帯のメッセージを送ります。
あなたがたは決して孤立してはいません。私たちの支援を励ましにしてください!

*教員組合のスュッド・エデュカシオンは、さまざまな職業分野にできたSUDを中心にして出来た44の組合の連合体、ソリデール(「連帯して」の意)組合連合(Union Syndicale Solidaires)に属している。

ネット署名フランス語版から

日本の修正主義に反対する運動を支持します。
ファシスト傾向に抵抗している教員の皆さんを強く支持します。


日本国憲法によって保障されている個人の自由を束縛するような抑圧的で権威主義的な政治を拒否しているすべての人々を支持します。


2007年11月8日付けのメールにて知りました。
日本政府の指令への盲目的(ママ)服従に対する抵抗運動を支持することを、ここに表明します。


みなさんへの連帯と共に、ナショナリズムの圧力下におかれている日本の教員たちの運動を支持する署名をお受け取りください。


フランスと同じく日本での思想と表現の自由の問題に敏感な者として、この署名運動に支持を表明せずにはいられません。強制しようとする意志は、日々ますます耳を貸さなくなってきている。他の方々と共に私の声が、彼らに理性を聞き届けさせることができるよう、願っています。


日本、そしてヨーロッパ、アメリカ合衆国において、帝国主義の積年の犯罪を否定しようとするイデオロギーと闘いましょう!


沖縄では、軍の命令で自殺するように強制命令され、多くの県民が尊い命を失いました。所が今政府は国の命令ではなく、自主的に自殺した等と教科書に書き込むようにしています。沖縄では史実を歪曲する行為だとし、教科書検定に反対する県民総決起大会を9月29日の行い、11万5000人つまり赤子を含む県民の10人に一人が結集しました。政府がどれだけの人が集まるか見てから決めると発言したからのようです。4万人集まれば良いと高をくくっていたようです。それでも政府は頑なに態度を変えてないようです。
教育の自由を守るために強制に反対して闘っている根津さん、河原井さんをはじめとする教員の方々、頑張って下さい。


教員に対する処分の撤回のために、あなたがたの闘いを支持します!


国家の利益のみに導かれた教育の復活を拒否する教員の皆さんを支持します。教育とは、批判の目をもって考証する精神を保ち、国政に参与する市民を育てることを目的としたものであるべきです。


教員の皆さんを全面的に支持します。


処分の撤回と2003年10.23通達の廃止を要求します。


このような状況が終わりますように。私は、日本で広まった歴史修正主義の主張と否認主義を告発する大学文献をフランス語に翻訳することに力を注いでいます。


  日本国憲法が保障している個人の自由を踏みにじり、教育に対して「行政の度を越した統制」を作り出そうとしている抑圧的で権威主義的な政策を拒否している、根津さん、河原井さんをはじめとするすべての教員の方々を支援します。
また、私達は東京都教育委員会に対し、教員への「日の丸、君が代」不当処分の撤回、及び、2003年10.23通達の廃止を要求します。


教育への不当な支配を目指し、日本国憲法で保障された個人の自由を蹂躙する抑圧的で強権的な政策を拒む根津さんと河原井さん、その他すべての教員たちを支持します。
東京都教育委員会に対し、日の丸・君が代に関する教員たちが受けたすべての処分と、2003年10・23通達を取り消すことを要求します。


非常に困難な条件のなかで権利を主張する日本の同僚たちの勇気と断固とした態度に、敬意を表します。日本の行政が、自国の不名誉となるような彼ら教員たちに対する処分を取り消すことを望みます。


根津さん、河原井さん達、勇気ある教員の方々不当処分の撤回を目指し、又現在の歴史修正主義への流れを食い止めるべく、一緒にがんばりましょう。


民主主義を尊重するために、この行動を全面的に支持します。


ナショナリズムや愛国心、外国人排斥をあおるために、いつでも学校が使われる。その証拠に、フランスでも単純なナショナリズムの色合いをおびたギイ・モケの手紙の朗読が義務づけられた。


強制的な法は撤回せよ!


教師たちに対する処分を取り消せ!


拒否を表明する根津さん、河原井さんたち教員の方々を支持します。彼らの抵抗はおそらく日本の未来を決定づけるでしょう。


かけがえのない自由よ、君の擁護者と共に闘え!


頑張って!
私自身も、12年間どうしてなのかよく分からずに君が代を歌いました(歌わせられました)。(私は佐渡島で育ちました)
幸い、大学で近代史を習い、批判精神を培う機会に恵まれましたが、もっと早くそれをもちたかった・・・


頑張って!あらゆる専制的支配に抵抗しつづけなくては。


日本は犯した罪を認め、謝罪すべきである。
それは、国の未来のため、歴史における記憶の義務である。


平和への意志と、生徒と未来に対する責任感をあらわすあなたがたの行動を、全面的に支持します。(それは日本の教師たちのもとでまだ生きている)


あなたがたの抵抗に激励と支持を寄せます。


日本の行政が現在行っている不当な支配に対する、根津さんや河原井さんたち教員の行動を全面的に支持します。
日の丸・君が代に関する教員たちの処分と、10.23通達の取り消しに賛同します。


この教育の不当な支配が取り消されることを望みます。個人の自由は、健全で連帯意識のある社会をつくる助けになります。


専制と教育の統制を拒んで訴えられている日本の教師たちに連帯します。


良心に従い、日本国憲法十九条に基づいて行動している教師を支持します。


日本の友として、そしてこの偉大な国に多くの側面で敬服さえしている者として、私はこの請願に署名します。この署名が、偏狭な国家主義vs愛国心の問題に関するメンタリティーを改善するような影響力を持つことを期待します。
(注 :フランスでも国歌マルセイエーズの歌詞を変える請願に署名するつもりです)


不幸なことに、今日すでに日本の教師と生徒がおかれている状況にフランスも行きかねない中で、彼らの主張を擁護し、その闘いを支持せずにはいられません。


この事件に関する日本の行政の態度は許しがたい。したがって教師の方々の運動を微力ながら支持します。個人の自由を蹂躙するこのようなやり方は、いかんともしがたい。このような問題を起こすのは、政治的な活動の僅かな成果をかすめとるという目的のためだけに、国の組織を腐らせる不健全な意思の表れでしかない。これに関しては、フランスの状況もあまり輝かしいものではないが。


各人は自由であり、各人の自由は拘束できない。これは重要なことである。処分の撤回を望む。今日いまだにこのような事件が存在するとは、あまりにもひどすぎる。 処分の対象になっているすべての人たち、 表現の自由をもちつづけてください。がんばってください。 


戦後まもない私の属する世代(東京)は、学校で国歌を斉唱したり、日の丸を掲揚することは高校まで一度もありませんでした。君が代は、お相撲の千秋楽とオリンピックで聞くだけでした。ですから私にとって、現在の日本の状況は、戦前の国家主義の復活に他なりません。最後の自由の砦である勇気ある教師を絶対に支援しなくてはなりません。


政治と教育は、絶対に混同してはなりません。


東京都教育委員会に対し、教師に対する処罰の取り消しを求める請願に加わります。


学校の役割は、記念式典を行うことではなく、過去を理解し未来を築くことのできる知を伝達することにある。教師の役割は、イデオロギーを伝授するのではなく、民主主義の理想と自由への愛着を生き生きと示すことにある。この信条のために闘っている教師の方たち、頑張って下さい。


理想は、すべての教師が拒否することです。


君が代斉唱と日の丸掲揚のための起立を拒否し、行政から不当な弾圧を受けている教師への支援呼びかけのテキストを読みました。強制措置に抵抗する勇気と尊厳を持った教師への支援を表明します。


根津さんと河原井さんを支持すると共に、彼女らに対してなされた処分の撤回を要求します。


国歌と国旗に屈しない教員たちの良心の自由を支持します。他の人々と共に、教員たちに対してなされた処分の撤回を求めます。


日本は自己中心的帝国主義へ向かうことで自身の尊厳を失う。日本が立ち直ることを願います。今の日本は知性にとって恥です。


日本そして世界中の全ての教員にとって正当で不可欠な闘争の真っ只中にいる、根津さんと河原井さんに、同僚として無条件の支持を表明します。


映画を観ました。国歌斉唱・国旗掲揚の拒否へのこれらの処分は、全く日本の恥です。しかしながら、特に根津さんや河原井さんのように、闘う人々がいることは幸いなことです。心の底から応援します。


私は、教授として、また、公共の自由、とりわけ教育現場における良心の自由を侵害するナショナリズム、あらゆる発展国において見られる威圧的集団または政治組織によってもたらされた偏狭なナショナリズムの台頭を前にして、河原井さんと根津さんを全面的に支持します。


私はこのイニシアティブを支持するだけでなく、日本で歴史の教科書が検閲の対象になっていることと、配布について政府の選択にさらされることを同時に問題にしたい。
これは非常に遺憾である。なぜなら、これは見識のある真の市民としての資質(特に過去の過ちと国家の責任を認め、受け入れることの出来る市民)の形成を妨げる。この市民性の形成は、このような閉塞的な教育のもとでは達成できない。
さらに、歴史の研究が政治の思惑に支配される。これは、社会の民主的機能にとって、非常に憂慮すべきことである。


今こそ日本政府は過去と向き合い、真の歴史が教科書を通じて教えられるべきである。根津さん、河原井さんの闘いに喝采を送る。逆境に立ち向かうあなた方の勇気はあっぱれだ。


屈辱的な式典を拒否するために良心の自由に訴えるすべての教師を支持します。


心からこれら日本の教師たちを支援します。彼らの勇気は素晴らしい。彼らの言い分は正当である。


日中間の戦争の際に起きた事件全体の真の解釈を主張し、大戦中日本帝国軍が犯した残虐行為(特に南京虐殺、「慰安婦」、東南アジアの捕虜収容所の問題)のすべてを否定する歴史修正主義に反対して闘っている日本の教師を支持します。
権力からの独立、教育の自由を要求している日本の教師を支持します。


教員は兵隊ではない。彼らの思想の自由を要求します。処罰に怒りを感じています。


リヨン第1大学・教師養成研究所、現代史教授
研究責任者
雑誌「女性史と社会史・クリオ」共同編集長
歴史の真実に近づこうと闘っている歴史家たちを支持するメッセージに賛同します。フランス及び日本の歴史と国民のアイデンティティにトラウマを与えた数々の出来事を交差させた、歴史の本を出版する計画を提案します。


歴史の書き換えと記憶の操作ほど危険なものはない。


民主主義的であろうとしながら権力に満ち抑圧的な政府、その時代遅れの権威主義的実践を拒絶する日本人教員のみなさん、頑張ってください。民主主義は思想の抑圧を一切許しません !!!あなた方への思いと支持を、フランスより送ります。


素晴らしいあなた方の国に、自由の太陽が昇りますように。頑張って。


日本国憲法によって保障されている個人の自由に足かせをはめようとする政治、教育の場に「行政による度を越した監視」を導入しようとする政治、抑圧的で権威主義的な政治、それらを拒否している根津公子さん、河原井純子さん、その他の教員のみなさんを支持します。
東京都教育委員会に次のことを要求します。
-教員たちに対する、国歌と国旗に関する指令についての全て処分の撤回
-2003年10.23通達の取り消し


徒党に引き入れることは、精神の発達の役に立たないし、思想の流通に有害である。


世界は全体主義に向かっている。人々の間と地上に平和を!


共に、軍国主義の過ちに再び陥らないようにしましょう!
国際主義的友愛をこめて


全ての国における、個人の思想及び良心の自由のために。


日本に長年住んで、教育における自由と良心の問題についてとりわけ関心を払っています。根津さんと河原井さんほか、教育に浸透するナショナリズムの傾向に屈服しまいとする教師たちの勇気に喝采を送ります。


あるゆる政治的・宗教的な圧力から自由な学校のために。


根津さん河原井さんたちの処分に反対する声に私も賛同し、10.23通達の撤回を求めます。


上からの命令に盲従(ママ)することなく、自分で考えて行動する人間を育てるのが、教育の真の目的だと思います。教育の現場が本当に必要としているのは、そのような教育を実践し、自らの行動にもそれが現れている根津さん、河原井さんをはじめとする教師の方々です。


全面的に支持します。このナショナリズムへの回帰は、世界平和の敵です。


すべての抵抗のかたちに連帯しましょう。あちこちで人々は闘っています。がんばってください。


言論の罪で教員を罰することは、民主主義国家が専制的な政体に流れる憂慮すべき兆候である。同僚である教師たちへの処分を撤回し、現在の世界でナショナリズムをあおることの危険についてよく考えることを要求する。


日本は恥ずべき不寛容の時代に戻ってはならない。
思想の自由は、あらゆる形の差別と検閲に勝るべきである。


学校とはなによりまず、自由に自分で考え選ぶことを学ぶ場所だと思います。このように教師たちを従わせるのは粗暴であり非生産的であり、恐ろしいことです。


日本は自国の過去について真剣に考える時期にきている。そうしてこそ、よりよい未来が築けるだろう。


親愛なる根津さん、河原井さん
あなたがたが日本の行政から受けている恥ずべき処分に憤慨します。あなたがたの堂々とした抵抗に喝采を送ります。それは、受け入れがたい専制に対する唯一の回答です。
あなたがたは、教師という職業のもっとも美しく気高い資質を体現しています。
心から支援します(私も教師で、東京で4年暮らしました)。がんばってください!


2007/12/09

ホームページ リニュアール

河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会のホームページを、リニューアル中です。12.25都庁前 One day アクション、意見広告基金賛同のお願い、「希望は生徒」のご紹介などが中心です。

ホームページ
http://homepage2.nifty.com/kaikosasenaikai/

ホームページ、本事務局ブログ、および英訳サイト( http://stopdismissal.blogspot.com/ )をふくめて、解雇させない会へのご意見、ご要望、そして投稿を、どしどしお寄せください。

2007/12/07

12.25都庁前 One day アクション 第2弾

12.25都庁前 One day アクション 第2弾 ちらしの最終版ができました。
ちょっと重いですけれど、ダウンロードしてお使いください。
そして、ぜひとも大勢の方々がご参加いただきますようお願いします。

12.25都庁前 One day アクション

 

「2007,12,25.pdf」をダウンロード

2007/12/06

「希望は生徒」

今学期、中学3年生国語で自伝を読む単元を組み、レポートを課したので、根津さんの『希望は生徒』をレポートの範例に使わせていただきました。
私がこの本を選んだ思いを読み取った生徒は自分がレポートを書く動機も深くなっています。

みかん農家に生まれ、忙しい父母を助けての家事、自分の下着は自分で洗っていたお父さんの生き方、その軍隊での抵抗を発掘した最初の問い等など、家庭科を日本国憲法の理念につなぐ根津さんのお仕事の原点が伝わる自伝の傑作です。
ペアで仕事している若い講師も感動しています。
中学、高校での教材化をお薦めします。
図書館にもリクエストしましょう。

http://homepage2.nifty.com/kaikosasenaikai/

「生かされる」よりも「生きる」力を!

わからないことがあったら、自分で調べて考えなさいと先生たちはいつも言うのに、 「日の丸・君が代」のことになると、歌詞の意味さえ教えられないで、歌うことを強要されるのはどうしてだろう?
「自分の頭で考えよう」と生徒に問いかけ続けた家庭科教師のドキュメント。
(「希望は生徒」の帯より)

根津さんはよびかけます。
「私は当面、2008年3月に向けて、校長に起立の職務命令を出させない、都教委に「校長の権限と責任において発した(?!)職務命令」違反で処分を出させない、解雇をさせない、その闘いに全力をあげています。解雇は私一人の問題ではなく、これを許してしまったら、「君が代解雇」は瞬く間に全国に広がります。学校は沈黙する教員たちで固められ、先述した足立区のようなことが頻発し、改悪教育基本法に沿った、お国のための教育が進行することは必至ですから。「生かされる」のではなく、「生きる」ことができる学校を、社会をつくるために、一緒に動き出しませんか」。
(「希望は生徒」 終わりに より)

2004年から東京の公立学校では、卒業式・入学式での「君が代」斉唱の際、起立・伴奏をしない教職員に懲戒処分が出されています。しかもその処分は、不起立の回数に比例して処分量定を増やすという「累積加算処分」で、他県に例を見ないやり方です。
私は処分を受け続け、2007年3月の卒業式で、停職六カ月というこれまでで最も重い処分を受けました。東京都教育委員会(以下、都教委と言う)が「停職は六カ月まで」と言っていることからすると、2008年の卒業式で不起立をしたら免職=解雇は必至かもしれません。
一人拒否をしたところで、現状が変わるわけではないかもしれません。でも私は教員として、教育に反することや、教育に反する職務命令に従うことはできません。「君が代」不起立で教職員を解雇するという教育行政が、どのような教育を目指し、どのような子どもを作ろうとしているかを考えると、私はやはり起立はできないと思うのです。また、不起立という行為は、私が家庭科の教員として、また中学校の教員として36年間、「考えずに従うのはやめよう。自分の頭で考えて行動しよう」と子どもたちに語り、仕事の中で大事にしてきたことと、同一線上のことです。決して特別のことをしているのではありません。
「日の丸・君が代」の強制に反対し、「君が代」で起立をしないことが、今は異端として特別視されるようになってしまいましたが、少し前までは多くの教職員が信念を持って当たり前にしてきたことでした。歴史を改ざんし侵略戦争を美化しようとする動きや改憲等の動きのなかで、社会の中心軸が大きく右に傾き、安泰と思われてきた公務員にさえ、憲法が保障する思想及び良心の自由や表現の自由、教育の自由の問題で解雇の危険が生じるのですから、今私たちはかなり危ない社会に生きているということです。
都教委が出した「10・23通達」による「君が代処分」から4年が経ち、教職員が「君が代」に起立するのが当たり前となりました。この間、「日の丸・君が代」を暴力で押し付ける都教委の圧力に、理不尽と思いながらも教職員たちは屈せられてきましたが、その姿はそれらの個々の教職員の内心の思いとは別に、残念ながら子どもたちに一定の影響を与えます。
自分の頭で考えることや、理不尽なことに抵抗してもいいのだという、人が人として生きる上で大切なことを学ぶ機会を、結果的に子どもたちから奪っていると感じます。いや、社会全体から奪っているのかもしれません。こうして、危ない社会に私たちは与させられていっているのではないでしょうか。
この本は、「君が代」に不起立で不服従を続ける一人の教員である私の歩みを書き記したものです。まずは現実を知っていただきたいと思います。「君が代、いいじゃないか」とおっしゃる方も、是非読んでいただいて、いつもとは違う視点からこの問題について考えていただけたらうれしいです。
(「希望は生徒」 はじめに より)

2007/12/01

ダウンロードNo.12

 解雇させない会ニュースNo.12のダウンロードです。
 12.25都庁前 One day アクション・第2弾のことなどのお知らせとご報告です。

解雇させない会ニュースNo.12

「newsno12.pdf」をダウンロード

 

« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »