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2008/02/26

東京都教育委員会に対する「君が代不起立教職員に対する懲戒処分廃止の要請書」のはがきにご署名を!

 当会会報『たみがよ通信』第4号(昨年12月発行)が報じたように、現在都立南大沢学園養護学校教諭の根津公子さんは、昨年3月、前任校の町田市立鶴川第二中学校の卒業式の君が代斉唱の際に不起立だったことを理由に停職6カ月の懲戒処分を受け、今春卒業式に不起立であれば、解雇されるおそれがあります。

 (「10・23通達」の説明につき略)

  根津教諭は、解雇処分を受けることを覚悟して、今春の卒業式でも君が代不起立を貫徹する決意でおられます。なぜでしょうか。

 根津教諭がこれまで一貫して教育の主眼としてきたことは、上からの命令に従うのでなく、自分の頭で考えて行動する態度を子どもたちに身につけさせることでした。

 しかし、彼女は急激に進んでいる現在の教育統制によって「子どもたちが戦争中の『少国民』になりつつあります」と、今日の状況を危惧しておられます。彼女は、こうした現状を踏まえて、次のような決意を表明されました。「同じ過ちを繰りかえさせてはなりません。「日の丸・君が代」の強制はおかしいと心の内で思いながらも、いったん起立し斉唱してしまえば、子どもたちは教員のその姿を見て、それを“善”と捉えるようになってしまいます。だからこそ私は、考えずに指示に従う子ども、「お国のために命を差し出す子ども」をつくろうとする都教委のやり方に加担することはできないのです。たとえ解雇の危険が迫っても。」

 これは天皇制国家の教育統制によって国民が少年時代から国家公認の価値観だけを教え込まれ、戦争に総動員された歴史を踏まえて、戦争責任ないしは戦後責任をきちんと果たそうとする彼女の真摯な姿勢を示す言葉です。

 つまり、侵略戦争を推進する天皇制国家に協力して子どもたちに対する加害者になった教師の役割を再び繰り返したくないという強い思いが彼女にあるのです。

 「そうした考えは思い過ごしだ。日本はまだ戦前ほどにはひどくない」と言われる方もおられるでしょう。しかし、戦艦大和に乗り込んだ学徒出身将校で名作『戦艦大和』著者の吉田満が、「眼に見えない“戦争への傾斜”の大勢」に対して発した次の警告は、現在の日本の右傾化状況の中でしかと受け止めねばならないでしょう。「召集令状をつきつけられる局面までくれば、すでに尋常の対抗手段はない、そこへくるまでに、おそくとも戦争への準備過程においてこれを阻止するのでなければ、組織的な抵抗は不可能となる。眼に見えない“戦争への傾斜”の大勢をどうして防ぐかにすべてがかかっている」(吉田満『戦中派の死生観』文藝春秋、1980年)。

 戦意昂揚に使った君が代・日の丸を再び教職員に押しつけ、かつ職員会議の議決権も剥奪し、教職員に内心の沈黙を強いている現在の日本の教育行政が「眼に見えない“戦争への傾斜”の大勢」と言えないでしょうか。

 根津公子教諭の解雇を阻止し、君が代不起立の職務命令や君が代不起立教員に対する懲戒処分を廃止させて、多数の教職員が心ならずも強権に服している現状を打破するために、「君が代不起立教職員に対する懲戒処分廃止の要請書」の同封のはがきにご署名下さって都教委にお送りください。恐縮ですが、はがきに50円切手を貼ってご投函下さい。一緒にお住まいのご家族でしたらば、1枚のはがきの氏名欄に複数でご署名下さい。

 愛するお子さんやお孫さんの将来のために、根津教諭と共に応分の行動をしましょう。

学校に対する君が代斉唱・日の丸掲揚の強制を憂慮する会

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