フォト

掲示板

停職「出勤」日記2009

停職「出勤」日記2008

停職「出勤」日記2007

停職「出勤」日記2006

停職「出勤」日記2005

投稿欄

ちらし置場

リンク集

« 12月2日、立川駅頭で解雇させない署名 | トップページ | 解雇させない会ニュースNo.20の誤植訂正 »

2008/12/05

パリの上映会

佐々木です。

パリで、11月22日に「君が代不起立」、29日に「あきらめない」の上映会がありました。パリの支援グループの主催です。田代優子さんの報告を転載します。

―ココカラ―

11月22日(土)に「君が代不起立」、29日(土)に「あきらめない」の上映会を、パリでいちばん古くから活動している日仏文化センター、ミニコミ新聞「OVNI」(オヴニー)を発刊しているエスパース・ジャポン(パリ10区)で催しました。エスパース・ジャポンはこの秋に引っ越し、小さいスペースですが映画の上映会や講演会の企画を新しく始めたところで、まだその面では動員力があまりなかったようで、二度とも20名弱のこじんまりとした集まりでしたが、上映後に活発な質疑応答と討議がありました。

1回目の「君が代不起立」は仏語字幕をつけた短縮版(60分);フランス人の観客から次のような質問が出ました。

・その後どうなったか? とりわけ、予防訴訟の地裁での画期的判決以降、裁判は現在どうなっているのか?
・日本のシステムでは教育基本法でおおまかな点が述べられていても、各自治体で教育カリキュラムや教育政策を決めることができるのか?
・東京以外でもこういうことは起きているのか?
・メディアや市民のあいだでこの問題について議論は起きていないのか?
・教員組合が、処分を受けた教員たちを支援しないのか?
・今後、署名運動とか、どのような支援が可能なのか?
・こうした教員の抵抗運動へ市民からの支援の動きは、ないのか?
・支援の輪をもっと広く広げる手立てはないのか?

2回目の「あきらめない」の上映は仏語字幕がないので、前の週に来たフランス人たちは残念ながら来なかったのですが、10月にフランス国立科学研究所から幸徳秋水と中江兆民の本の翻訳を出したクリスティーヌ・レヴィ(パリの支援の会に入って、字幕の仏訳などもやってくれた)と、エスパース・ジャポンのスタッフでクーリエ・アンテルナショナルのジャーナリストでもあるクロード・ルブランが活発に質疑応答・討議に参加してくれました。「あきらめない」のDVD3枚が売れました。質問は前回と重なるものもありますが、

・これは東京都だけの問題なのか、それはなぜか?
・教員組合は支援しないのか? 野党、共産党は支援しないのか?
・なぜ、ナショナリズムがそんなに強くなっているのか?

見た人々の印象・感想として

・根津さん、河原井さんの抵抗と支援の人々の運動はすばらしい。でも、彼らはとても少数で孤立している感じを受ける。この支援運動をもっと広げられないものなのか?
・フランスからも署名その他で協力したい。外国のメディアでももっと紹介できれば、たとえばクーリエ・ジャポンにとりあげられるのではないか?
・強制に反対するだけでこんな処分を受けるのは、まったく不条理で信じられない。彼らの闘いは公正なものだから、なんとかもっと支援を広げたい。
・フランスとドイツの共同テレビ、アルテ放送で放映できたらいい。
・多くのフランス人は、日本はもっとモダンな国だと思っているので、驚いた。でも、これは外国からの圧力では解決できない。この問題を解決するには、自分の意見を言える人間を育てる教育が必要だが、その教育の現場がこうなっているとすると、解決の道が見えないという悪循環だ(日本語がわからないが、クリスティーヌの翻訳をききながら見ていたフランス人)
・第一部に比べて、市民の声がたくさん入っているのがとてもよかった。
・都庁の職人たちの対応(能面)、あれを見ただけでものすごく問題の核心がよくわかる。
・支援の市民の人々にも女性が多く、女性の力を感じるが、都庁側でも唯一かろうじて人間らしい反応をした(罪悪感がちょっと顔に出た)のは女性で、男たちは人間性を奪われている。

というわけで、来年3月までに備えて、パリのほうでもまた署名運動や支援の道を考えたいと思っています。
(報告=エコー・エシャンジュ、パリ支援の会)

―ココマデ―



« 12月2日、立川駅頭で解雇させない署名 | トップページ | 解雇させない会ニュースNo.20の誤植訂正 »

投稿欄」カテゴリの記事