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2009/01/21

2009年「2・8総決起集会」へ(13)

渡部です。

昨日(1月19日)東京地裁は、「君が代」不起立の元教員の再雇用拒否は違法とし、都に約210万円の賠償命令を出しました。

判決では、「事情を一切顧みず、起立しなかったことを過大視した判断は、合理性を著しく欠き、再雇用への期待を大きく損なった」と述べています。

しかし、他方で校長の「職務命令」については、「教職員への特定の思想の強制や禁止には当たらず、思想・信条の自由を保障した憲法を侵害するとはいえない」と述べてもいます。

これは2008年2月に、同じ再雇用拒否をめぐる裁判で東京地裁が出した判決と同様な内容となりました。

原告の申谷(さるたに)さん(当時都立南葛飾高校の定時制勤務)は、「都のやり方にストップをかける意義がある。現場で苦しんでいる教師にとって良かった」と述べる一方、「教壇に立つことが目的なので裁判を続けたい」と述べ、控訴する方針です。

また弁護士は「裁判に一定の成果はあったが、都の職権乱用を認めるのであれば、再雇用を認めるべきだった」と述べています。

都教育庁選考課は「主張が一部認められなかったことは大変遺憾。判決内容を詳細に確認して対応を検討していく」と述べています。

以上からも明らかなように、今回の判決では、
(1)都のやり方が<違法>で異常であることが再度示されました。
(2)これは都の処分行政に対する一定のブレーキの役割を果たすでしょう。
(3)しかし他方、「職務命令」そのものは認めています。
(4)これは、2006年の予防訴訟「9・21難波判決」 (「10・23通達」とそれに基づく「職務命令」「処分」はいずれも<違憲・違法>)より後退しています。

つまり、今回は又しても「半分勝利」ということで、「勝利まではなお道半ば、私たちの闘いは続く」と言えると思います。

しかし、現在東京では多くの人々が闘っています。この後、多くの裁判が結審や判決を迎えます。また、1月31日(土)夜には、三鷹高校の土肥校長が都教委に公開討論を求める大集会が杉並公会堂(JR荻窪駅下車徒歩7分)で開かれます。

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ところで最近、教育行政が特に異常なところとして<東の東京><西の大阪>などと言われます。『2・8総決起集会』には、その大阪からも、(1)「新勤務評定訴訟団」の方、(2)「非正規教員大量雇い止め」に反対する方、が参加し、発言してくれることになりました。

また、九州からも「教員免許更新制」に反対している方の参加、の連絡が入って来ています。

宮城からの発言もあります。

日教組が闘えない中で、人々は下から闘いを作り出そうとしています。2月に開かれる日教組全国教研では昨年に引き続き今年も「自主教研」が開かれます。



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