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2009/02/09

2009年「2・8総決起集会」へ(21、最終)

渡部です。

本日(2月8日)、『2・8総決起集会』が開かれ、全国から280名が参加しました。

参加者は少なかったのですが、東京と全国各地の様々な闘いが報告され、内容のある集会になりました。

集会では特に、
(1)東京の闘いは引き続き堅持されていること。
(2)全国各地での改悪教育基本法の実働化に対する闘いも堅持されていること。
(3)世界同時不況が深刻化する中で、子どもたちを取り巻く状況が非常に厳しくなっていること。
(4)全国的な連帯が強く求められていること。
が明らかになったと思います。

今回、遠くからも参加された方がおりましたが、共通して、「参加して良かった。元気をもらった」と言ってくれました。

なお、集会への賛同は、最終的に、個人が260名を超え、団体が50団体を超えました。協力してくださった皆さん、大変ありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下に具体的な集会内容を紹介します。

<基調報告>
 ここでは、情勢の分析の後、次のように報告されました。
 「私たちは、全国連絡会が解散して以降、全国的な闘いの結集軸がない状況で、全国を視野に入れた集会の必要性を感じています。
 ・・・・・現在の情勢を全国の仲間と共に確認して、連帯を強め反撃を開始するために今回の集会を設定しました。

<「主任教諭」導入反対(現場教員)>     
 えげつない制度が東京都に導入される。
 これに対し、都労連はストを構えたが、妥結した。
 すると職場の雰囲気が、「どうやって主任になるか」と、ガラリと変わった。闘わないとこうなる。
 「教育改革」の先を行くイギリスの教育状況を見てきたが、現在ではすぐ教員がやめる、校長がやめる、すると派遣の教員が来る、というような状況だ。
 そのような職場になる。職場から反撃していくことだ。

<「7・15分限指針」撤回の闘い(町田教組委員長)>
 この指針は「不適格教員」排除の完成版だ。
 何でもありでやめさせられる。
 すでに東京の現場は、安価にクビを切る。
 やめる人が多いので、今、若い人が次々に入ってきている。
 町田では1000人の教員中4分の1が3年目までの教員だ。
 また、使い捨てにされる非正規職員がとても多くなっている。
 教育の民営化につながるのではないか。
 また、この指針は「君が代」不起立教員などに適応されかねない。
 「君が代」処分にノーを、解雇させない闘いを!
 3月4日17時から、「都庁前アンサンブル」というアクションを行う。

<大阪での非正規教員雇い止め反対(大阪教育合同労組)>
 3月31日までに高校での非常勤340名が雇い止めになる。
 財政難を理由に若年嘱託員の雇用を7月までにしようとしている。
 これまでの知事や幹部、銀行などが進めた大規模開発による財政難だ。
 しかも橋下は新たに「非常勤2000人を雇う」と言っている。
 非正規の人たちと連帯して闘う。

<東京での「日・君」強制反対の闘い>
(根津公子さん)
 闘うのは教員としての責任だ。
 都教委は「不起立」を根絶したいと思っている。
 しかし、そうはなっていない。
 今年は「分限免職」が一番危惧されている。
 昨年3月は解雇を阻止した。
 大勢の人たちが立ち上がったからだ都教委に抗議の声を寄せてください。

(河原井純子さん)
 (自分のこれまでの人生を歩みを紹介。) 
 「あきらめない」教員が多くいる。そのことが「望み」だ。
 親は「学校に本当のことが言えない」「学校は一方的な価値観を押し付けてくる」と言う。
 これは私たちが都教委にいう言葉と同じだ。
 自分たちが何をやっているか見つめ直さなければ。
 (自作の詩<雑木林の決意>を紹介。)

(渡辺厚子さん)
 25年目のリフレッシュ休暇を取ろうとしたら、事務長から「処分を受けている」として蹴られた。
 その後、ミスと分かり校長が与えたところ都教委からすでに期限が切れているのでダメだと言ってきた。しかし、これはミスだったのだ。
 不当な扱いに納得いかず裁判に訴えた。
 最終的に都教委が「和解」を求め勝利した。
 小さなことでもいろいろな形で闘うことが重要だ。
 今年度処分されれば3ヶ月の停職となる。
 そうなったら反撃していく。3月28日には地域でデモをやる。
 停職期間も校門闘争などで闘っていく。

(近藤順一さん)
 裁判での都教委の準備書面に表れた特徴は憲法を捻じ曲げて引用していることだ。
 不起立を続けていくことは、どちらが憲法を遵守しているかを天下に明らかにすることだ。
 改悪教基法の実働化には全面的に対決を!
 学校現場が受忍していてはならない。
 直接子どもたちに責任を持って行動しなければならない。
 都教委の呼び出しはどう応じるかによって、彼らの不当性を暴くチャンスでもある。

<東京での「日・君」裁判闘争>
(義務制(求める会)
 東京教組では2つの裁判と2つの人事委員会審理を抱えている。
 他に個人で闘っている人もいる。
 義務制は都教委だけでなく、区・市教委との闘いも必要だ。
 八王子などでは1ヶ月間に7回もの通知を出し、電話をかけ、恫喝をしている。
 「君が代」による支配に対抗するため、特に根津・河原井さんを分限処分させない署名に取り組んでいる。ご協力を。

(被処分者の会・近藤徹さん)
 東京は「校門を入ったら憲法がない」状況だ。
 「日・君」強制、「挙手・採決」禁止などなど。
 土肥校長が反旗を翻した。「公開討論」は拒否し、定年後の非常勤教員への採用も拒否してきた。
 しかし、この間、勝利裁判が続いている。
 にもかかわらず、今年度も7名の採用を拒否した。
 「君が代」斉唱の際、起立しない生徒に対し司会が起立を促すということが70校を超える学校の司会進行表に明記されている。
 学習指導要領の改悪は戦争する国に生徒たちを動員することに他ならない。
 違憲・違法の都教委を決して許してはならない。
 2月14日には四者による集会を開き、2月17日には都教委へ要請行動をする。
 憲法復権、教育の自由を取り戻す闘いに最後まで闘いぬき、勝利する。

(藤田裁判・藤田勝久さん)
 石原は「全国は数年したら東京にひれふする」と言っていたが、数年経ずして彼はヨレヨレになった。
 2チャンネルでは、かつて20:1で石原の人気があったが、最近では1:20で「シンタロウの○を切れ」などの意見が出されている。100万の予算のうち50万を校長室のイスに使っている校長などがいる。
 このような東京の教育は決して長続きしない。
 裁判は日本では99%以上が有罪となる。
 日本は異様なファシズム社会だ。 
 管理職は自分を陥れるためにICレコーダーを持ち込み、警視庁はそれを偽造して裁判に証拠として提出している。
 相手をノイローゼ、ウツにさせても我々は笑いながら楽しく堂々と闘って行こう。

<カンパの要請・居酒屋でアルバイトで働く女性>
 教員の運動と若者の運動は連帯できる。
 生徒や卒業生たちと互いの問題を共有して下さい。 
 しかし、余りにも関心が薄いと思います。
 また、自ら抵抗・闘うことによって、生徒たちに闘うことを教えて下さい。

<改悪教育基本法の実働化反対の闘い(全国から)>
(北海道(北教組組合員)
 今年度は「立って歌え」「指導せよ」が出てきた。
 北教組は「立たない」「歌わない」「弾かない」を組織決定して闘って来ており、全国の闘っている人たちとつながってきているいる。
 今年は北九州の「ココロ裁判」の人を呼んで集会をする。
 昨年1月に闘われた1時間ストは組合員を活性化させた。
 (12000人を超える大量処分が出、現在マンモス審理を闘争中)

(宮城・土屋聡さん)
 新しい机上で考えた制度がどんどん職場に下りてくる。
 「目標申告」には白紙で出してきている。
 多くの仲間の支援があり、処分にはなっていない。
 管理職は「大したことないこと」「ちょちょっと書いて出せばいいこと」と言うが、そんないい加減なものを強制してくる。
 それでどれだけ腹を痛めることか。
 意見が違う人ともつながりあって、大きなうねりを作り出すことだ。
 一緒に歩んで行きましょう。ともに楽しくやって行きましょう。

(新潟被処分者の会)
 不起立2~3回でも「戒告」のままだ。
 しかし、その処分は理由がデタラメだ。
 校長は「口頭命令をTさんにした」と言う。
 しかし、その日、Tさんは欠席していた。 
 すると今度は、「職員会議事録を読んだはずだ」と言う。
 しかしその議事録は別の人の手で加筆されていた。
 「後日、書面で釈明」ということになった。
 しかし、それは撤回し、「誰もいないところで口頭で指導した」と言ってきた。
 しかし、Tさんはそれを知らない。
 2月24日、5回目の審理になるが、どのような言訳をするか。

(三重・冨田正史さん)
 座っても処分にはなっていない。
 評価制度も最後に入り、本年度は施行だ。
 何人かは提出していない。
 三重県でも派遣切りが出ている。
 裁判員制度反対闘争に取り組んでいる。
 法曹界の90%は反対だという。
 法律が制定された後の闘いが大事だ。

(愛知・小野政美さん)
 トヨタショックで子どもたちは厳しい状況に置かれている。
 告発ホットラインでは「授業料が払えない。」「アルバイト収入を生活費にまわしている」などの声が多数寄せられた。
 自分はホームレスへの炊き出しにも参加している。
 若い人も来た。毎日100人以上来る。 
 学力テストでは犬山市が、反対してきた教育委員長を退任させ、教育庁も解任した。
 学力テストは本来公表して格差を作り出すものだ。
 貧困の中で自衛隊を選ぶ生徒もいる。
 日系の人たちもクビ切られ、学校に来れなくなっている。
 格差拡大と闘って行く。
 根津さん、河原井さんらの闘いを発展させよう。

(京都・「心の教育」はいらない!市民会議の方)
 京都の公教育が以下に財界の下請け機関化しているかを知ってもらうために、
 <ジュニア京都検定事業>
 <スチューデントシティ・ファイナンスパーク事業>
 <京都モノづくりの殿堂事業>
 を紹介します。
 いかに財界が口を出し、金を出し、教育内容に介入しているかだ。
 現在、6つの住民訴訟を争っている。
 裁判闘争でストップをかけようとしている。

(大阪、新勤評訴訟・井前弘幸さん)
 12月25日の判決は敗訴だった。1月に控訴した。
 自分達の裁判闘争についての甘さを思い知った。
 彼らはウソを守り固めるためにウソをつく。
 それを裁判長が認め「本当」にする。
 当局は、「目標申告に不利益はない」、と言っていたが、裁判官はそれを否定し、不利益は当然とした。
 また、「目標設定はすべての教員・保護者・子どもみんなが参加して決めている」と言っているが、こんなことは全くない。資料を要求しても出してこない。
 管理職へのアンケートでは<制度のおかしさ><悪影響>がめんめんと書かれていたが、その資料も一切秘匿されていた。
 この訴訟をたちあげた自分たちは大きな責任を感じている。
 大阪の5万の教職員中、2万の教職員にニュースが届くようになった。全員に届くようにしていく。

(福岡・義務制)
 改悪教育基本法への闘いは終わっていない。
 「愛国心」が貫かれる学習指導要領は撤回させなければなrない。
 「国定教師」づくりをねらう教員免許更新制はなんとしても阻止しなければならない。
 福岡では今年度の試行でも5人が不合格になっている。
 大不況の中で、子どもたちが非常に厳しい状況に。
 不起立闘争を宣言して不起立闘争に突入する。
 貧困と戦争の世の中を阻止していく。 

(神奈川・心の自由裁判原告)
 2月5日に結審、7月16日に判決だ。
 もう一つの裁判(個人情報保護に関する)を起した。
 3月9日に第一回口頭弁論だ。
 これは県が個人情報保護条例を守らず、不起立者の情報を収集したことに対し、県の審査会、審議会ともに不適当と判断したにも係らず、県教委は今度は県職員を派遣してチェックすると言ってきた。
 それに対し、18名が「保護条例を守れ」ということで裁判に提訴したものだ。
 いろんな面から闘い、風穴を開けていく。

<行動提起>
 (1)地域の学校の校長に、職務命令を出すな、と申し入れましょう。
 (2)根津さんの解雇を何としても阻みましょう。・・
 (3)卒業式・入学式のビラまきに参加しましょう。
 (4)卒業式での闘いに対する都教委の処分に抗議する行動に参加しましょう。・・
 (5)裁判の傍聴行動に参加しましょう。
 (6)現場教職員は不起立」を含めた諸闘争を継続・発展させましょう。

<2・8総決起集会決議>末尾のみ紹介します。
「・・今集会では、東京をはじめ全国各地の闘いが紹介され、私たちの連帯と団結は強まりました。
私たちの闘いは、格差と貧困を生み出し、若者を再び戦場に送る教育に反対する闘いとなっています。
したがって、私たちは、卒・入学式での「日の丸・君が代」強制反対と処分阻止のために、また「10・23通達」と処分の撤回、「7・15分限通知」の撤回のために、さらに全国的に進行しつつある改悪教育基本法の実働化を阻止するために、ともに団結して様々な戦術を駆使して闘うことをここに決議します。
教え子を再び戦場に送るな!」

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日教組全国教研に東京教組の組織決定で出された根津さんと町田教組の菊岡さんのレポートと傍聴が拒否される事態まで起きてきました。日教組中央に抗議の声を送って下さい。
日教組のメールアドレス homepage@jtu-net.or.jp
TEL 03-3265-2171
FAX 03-3230-0172

ところで、全国教研に合わせて私たちは、「自主教研~『日の丸・君が代』問題交流会」を開きます。根津さんも菊岡さんも参加する予定です。

<呼びかけ人>
北村小夜(「障害者」を普通学校へ全国連絡会)、舟越耿一(長崎大学)、山田真(共同研究者)、吉田淳一(北海道教組)、井前弘幸(大阪高教組)、土屋聡(宮城県教組)、深澤裕(東京教組)、渡部秀清(千葉高教組)

<日時>2009年2月21日(土)18:30~
<場所>広島のRCC文化センター7階C2(JR広島駅南口徒歩10分)
 広島市中区橋本町5-11
 Tel 082-222-2277
<内容>基調報告
 各地からの報告
 (北海道、宮城、東京、千葉、神奈川、愛知、大阪、滋賀、広島、福岡他)
 全国へのアピール
<資料代>500円
<連絡先>東京・多摩島嶼地区教職員組合・長谷川康夫
 042-571-2921(当日は090-9016-8775)



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