フォト

掲示板

停職「出勤」日記2009

停職「出勤」日記2008

停職「出勤」日記2007

停職「出勤」日記2006

停職「出勤」日記2005

投稿欄

ちらし置場

リンク集

« 解雇させない会ニュースNo.21 | トップページ | 3.4都庁前アンサンブル賛同用紙 »

2009/02/20

2009年春の闘い(4)

渡部です。

東京で、「君が代」関連裁判の判決が二つありました。

・昨日(2月18日)、もの言える自由裁判の控訴審判決。
・本日(2月19日)、アイム’89・処分取り消し訴訟の地裁判決。
 いずれも、「棄却」という不当な判決でした。

私は、本日の判決に傍聴参加しました。判決は、開廷と同時に、渡邊弘裁判長が、「(むにゃむにゃ)を棄却します」と5秒くらいでしゃべり、裁判官席後ろのドアからそそくさと出て行きました。約40人参加の傍聴席からは、「理由を述べろ」「これが裁判か」というような野次が飛びました。

その後、判決文の内容を弁護士さんから聞きました。それによると、基本的には、2007年のピアノ伴奏拒否裁判の最高裁判決を下敷きにしたものだということでした。

・<思想良心の自由>については、「君が代」起立斉唱は、従来から広く認められ、通常想定される行為だから、特定の思想の強制とは認められない。

・<学習指導要領>に関しては、(旭川学テ判決を全く顧みず、)書いてあるから従うのが当然だ。

・<教育の自由>につては、「職務命令」は特定の思想の強制には当たらない」から従うのは当然だ。

・<苦役の強制>については、これは苦役を強いるようなものではない。

・<不当支配>については、「職務命令」は学習指導要領を実現するためのもので、「通達」も行政上合理性がある。 

・教育公務員は「全体の奉仕者」であるから、不起立などは信用を失墜させるもの、職を傷つけるものだ。

結局、すでに全国のほとんどの学校が「日の丸・君が代」をやっており、学習指導要領にも明記されているから、それは、特定の思想を強制するというような問題ではなく、「不起立」などをするのは秩序を乱すもので、それは教員としてはあってはならない、という判決でした。

これは法律に基づく裁判などと言えるものではありません。ただの「俗論」で裁判をしているのです。

また、 <従来から広く認められ>とか<通常想定される行為だから>と言っていますが、ここに至るまで、どれだけ権力側が学校現場に強制してきたことか。裁判官はそれを全く見ようともしません。(それとも全く無知だったのか)

この判決に対し、原告の二人は次のように述べました。

・「都教委もヒドイかったが、裁判官もヒドイ。このままにしてはおけない。これからも闘う。」

・「裁判長は、結果ありきだったのか。審議中も鉛筆を転がすなど、退屈なそぶりをしていた。職場も、世の中も、既成事実で流されている。怒りがこみ上げてきた。」

また、傍聴に駆けつけていた北村小夜さんは、「裁判所が先に立って改憲をやっている」と言っていました。



« 解雇させない会ニュースNo.21 | トップページ | 3.4都庁前アンサンブル賛同用紙 »

投稿欄」カテゴリの記事