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2009年3月

2009/03/31

2009年春の闘い(27)

渡部です。 

全国の仲間の皆さん!

本日(3月31日)、都教委は卒業式での不起立者に以下のような処分を出しました。

<高校>
 ・戒告(初めての「不起立」者)   4名
 ・減給10分の1・6月(池田さん) 3名
<特別支援学校>
 ・減給10分の1・1月           1名
  ・停職3月(渡辺厚子さん)     1名
 ・停職6月(河原井・根津さん)  2名
<小・中学校>
 ・文書訓告(実損はない)     1名
  ・減給10分の1・6月        1名
    (近藤順一さん)        
----------------------------------
        計           13名

「文書訓告」については実損がないことから、処分に入れない場合もありますが、「不起立」で抗議したのでここに入れました。

昨年夏、「7・15分限対応指針」が出され、処分直前の3月26日には、東京地裁で<最低最悪>の「不当判決」(前回報告)が出されたばかりだったので、二重に厳しい状況下での処分でしたが、都教委は、根津さんや河原井さんをクビにすることは出来ませんでした。

処分言い渡し会場(研修センター)から出てきた今回初めて処分された都立高校教員は、支援者約200名の前で、次のように述べました。「都教委は地方公務員法で処分すると言った。しかし、自分は憲法を守ったのだと言った。歴史が必ず処分の誤りを証明するだろう。おかしいモノには抵抗していく」

河原井さんや根津さんは笑顔で研修センターを出てきました。「6ヶ月停職」との声にセンター前の支援者から大きな拍手が沸きました。

そして、その後開かれた報告集会(兼記者会見)(250名参加)の場で、4人の方々は次のように語りました。

<渡辺厚子さん>
今回自分は会場の外に出ようか中に入ろうか迷い、悩んだ。しかし最終的には、子どものそばで卒業を見届けたいと思い中に入って不起立した。不起立だけでどうしてこれが3ヶ月もの停職になるのか。くやしい。理不尽だ。自分は肢体不自由の子たちの教育を30年間やってきた。「10・23通達」が出て、子どもたちを無理やり壇上に上げ、呼吸困難な子どもが苦しんでも「君が代」斉唱時は介助も許さない、と言った理不尽なことが起きている。子どもたちを国家に従わせることに加担することはできない。「10・23通達」がある限り、これ以降も一人一人の教員が毎年塗炭の苦しみを味わう。そういったことがなくなるように力を尽くす。

<高校の音楽教員の池田さん>
自分は定年だ。昨日(30日)職場で通知を受けた。減給10分の16ヶ月だ。一日でも処分を有効にしたいとのことだろう。また、定年者には感謝状が出るが私には出なかった。ドイツでは軍隊でも「任務」と「良心」が食い違う場合には、「良心」の方を選ぶことが保障されている。これはナチス時代を反省しての事だ。しかし、日本は逆だ。「任務」と「良心」が重なるようにこれからも闘っていく。

<河原井純子さん>
停職6ヶ月2回目だが、温かい気持ちになった。不当処分という思いはあるが。前回の停職中、全国行脚をした。すると自分のことを「明日の私のこと」として受け止めてくれ、共有してくれた。「君が代」解雇を阻止できているのは、これらの人々の支えがあるからだ。ある意味では今回はオメデトウだ。「10・23通達」を白紙撤回させ、学校現場に自由の風を吹き起すことだ。そのために、見過ごすことなく、抵抗し、あきらめないことだ。

<根津公子さん>
3月26日の「不当判決」以降、自分は「分限処分になるのではないか」と思っていた。気持ちを抑えるのに困難だった。娘から電話が有り、「信じているから、自信を持って堂々としていてね」と言われた。停職6ヶ月でホッとしている。しかも今回は半年で同じ職場に復帰できる。二重に嬉しい。分限免職を阻止できたことで、分限指針の効力は半減した。モノ言う教員に分限指針を使うのは今回はやめた。ひとまず私たちの勝利だ。それを導いたのは大勢の人たちが一緒に行動したことだ。これからも一緒に闘っていくことが大切だ。3・26判決は、「『君が代』はどこの学校でもみんなやっているから、不起立をしているお前達がおかしい」というものだ。だから、私たちの方からそういう状況を押し戻すことが大事だ」

そして、「停職6ヶ月の間はどうするのですか」という記者の質問に答えて、「停職出勤でこのことを伝える。校門前で私の授業をやる。また都庁にも抗議に行く」と述べました。

報告集会は最後に、「私たちは、都教委の『暴走』にストップをかけ、自由で民主的な教育を学校現場に甦らせ、生徒が主人公の卒業式・入学式を取り戻すため、生徒・保護者・市民と共に手を携え、『日の丸・君が代』強制に反対し、都教委の暴圧に屈せず、不当処分撤回まで闘い抜くものである。何よりもこの国を『戦争にする国』にさせず、『教え子を再び戦場におくらない』ために!」という抗議声明を確認して報告集会を終えた。

全国の仲間の皆さん!
様々なご支援ご協力ありがとうございました。東京における2009年春の卒業式の闘いは「ひとまず私たちの勝利」になったと思います。

私たちは、これでまた闘えます!!



抗議行動@都教職員研修センター前歩道

屋内での集会を終え、研修センター前に出て来たところです。先程数えた時に120ー130人まだ増え続けているようです。挨拶に続き、都教委包囲ネットから発言。弾圧されるほど反発は強まる。闘いは続いている、と。のぼり17ー8本。横断幕、ゼッケンの人もいます。個人ビラを配っている人もいます。歩道の両側に数十メートルにわたって並び、かなりの壮観です
呼び出しが早い時間で、もう中に入っている人もいるとのことで、応援のためにシュプレヒコール。
そのあと、処分発令された人が出て来るまで、また発言続いています。



被処分者と(立ち会いを求めて)加藤弁護士がはいります。平松弁護士もいます。激励のシュプレヒコール。
平松弁護士報告「中に入ると人が一杯いて、そこまでと言うことでした。」
次に入る人がいます。加藤弁護士、平松弁護士とともにはいります。シュプレヒコール!
10・23通達を撤回しろ!
都教委は不当処分を撤回しろ!
日の丸君が代処分を許さないぞ!
該当者と共に闘うぞ!
我々もともにたたかうぞ!
   ・
   ・
   ・
呼び出しの該当者が入る時は拍手で激励してください。
最終に呼ばれているのは3時、根津さんであります。
近藤順一さんがはいります。加藤弁護士、平松弁護士が一緒です。(声援)
一人だけ遅く呼び出されている人がいまして、先に発言します。杉並の伊藤さんです。



被処分者発言「地方公務員法を守らないと言われましたが、わたしは憲法は守りました。処分を受けて苦しいことは一杯ありますが我々が正しいということは歴史が証明します」
渡辺敦子さんと河原井さんが入ります。シュプレヒコール!
愛国心の強制反対!
不当処分撤回までたたかうぞ!
たたかうぞ!
断続的に呼び出しがはいるなか、発言つづく。
「根津さんへの分限免職の発令を危惧しています。さきに1カ月分の給料を渡され確認させられて免職が発令されるといいます。もちろん根津さんはハンコは押さないでしょうし弁護士の立ち会いを求めますが」
只今より根津さんが入ります。シュプレヒコール!
不当処分をやめろ!
たたかうぞ!
がんばれ!



発言「職務命令とは、直接の上司からの命令であること、職務上の内容であること、そして、行うことが可能なものであること、だそうです。可能なもの、という意味は、違憲違法なものでない、という意味も含まれます。そしていろいろな判決が出てはいますが、違法なのか合法なのかギリギリのもの、など、職務命令とて出されるべきではないでしょう。国民がそんなことを望んでいますか。」
河原井さん出て来ました。
「停職6カ月でした。学校や社会は雑木林であってほしい、という話を今日もしてきました。」
近藤さんがお帰りになりました
「八王子5中の近藤です。減給十分の一6カ月。本当に都民がこのような処分を求めているのか。これからも闘いを続けて行きたいと思います。」



わたなべあつこさんと根津さんが出て来たら全水道会館に戻ります。シュプレヒコール!
不当処分を撤回しろ!教職員をいじめるな!処分発令に抗議するぞ!反省すべきは都教委だ!
根津さんが出て来ました。
悲鳴。「解雇できなかったんだ!」「停職6カ月でした。ほかの人達と呼び出しの形が違ったので危ないと思っていました。みんながいてくれたからです。私一人だったら絶対だめでした。」
わたなべあつこさんが出て来ない。遅い。危ないかもしれない。
わたなべあつこさんがでてきました。
「停職3カ月でした。ただ静かに座っていただけですが。でも子供たちを送りたかった。また元気に復帰して、子供たちと、そこから作って行きたい。」
あちこちで握手のうず。
シュプレヒコール。



2009/03/30

3.31のお願い

河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会の根津です。

午前中、この卒業式での「君が代」不起立者に対する処分を決定する教育委員会が行われたので、それに合わせ、朝から情宣と都教委へ要請行動をしました。数えてはいませんが、50人以上の方が参加してくださり、教育委員に私たちの声が届けられたと思います。そこでの実況報告を橋本さんがメール上でしてくださっていますので、ここでは割愛します。
さて、明日の処分発令ですが、私たちには次のように連絡がありました。
■根津については、2時45分、都教職員研修センター(水道橋)601号室に呼び出されています。発令は3時、だそうです。この呼び出し方に不安が掻き立てられます。通常は、「○時○分、研修センターに」と告げられるのに、15分待機時間があり、部屋が指定されているからです。
■河原井さんは、「2時50分、都教職員研修センター」です。
■近藤順一さんについては、夜間中学勤務のため、夜遅くならないと連絡が取れませんので、後ほどお知らせします。
 いずれにしろ、都教職員研修センターでの発令になると思います。
皆さん、どうぞ、抗議に駆けつけてください。



怒号@都庁第2庁舎30階

朝からの庁舎前ビラまきを終了し、要請文を渡しに30階に来たが、またエレベーターホールで行き止まり。私達は30人以上。
ロープと10人以上の警備員の壁の向こうに名札をつけない職員たちが10人弱程度。木で鼻をくくったような対応。責任者は隠れて出て来ない。10時の教育委員会に間に合うように担当者に声を伝えたいのに。第1庁舎に場所を用意したので行けという。要請文は管財課長が受け取ると言う。

監察担当課長に根津さんが要請文読み上げ中。戦時中の日の丸君が代の役割、平和憲法の意義を含む内容。
教育委員に渡して欲しいと言っているのに、教育情報課長に渡すと言い張っている。それじゃ10時に間に合わないのに。
教育長の秘書さん?に電話がつながった。電話で話している。根津さんがこんこんと説得。
教育長にかわって、といったのに、出たのはとくださん。あと1分ないのに。握り潰すつもり。

もう、声で届けます。
分限免職するな!
君が代免職するな!
都民の声を聞け!
保護者の声を聞け1
教職員の声を聞け!
子供たちの声を聞け!
分限処分をするな!
君が代処分をするな!
(5分間継続中)
10時5分現在

10分間、「声」を届けた後、
順に、教育委員会への要請文読み上げ。
八王子 近藤さん
上原さん
大石さん
米山さん
千葉 田中さん(代読金子さん)
河原井さん
百万人署名 石川さん
多摩 村上さん(代読)
長谷川さん
吉田さん(代読松浦さん)
解雇させない会( )

(耳で聞いただけなので、もし名前間違っていたらごめんなさい)
思いのこもった言葉を、温かい/熱い言葉で語りかける人々が続く。神妙な顔で聞いている職員/警備員の人達の心には、はたしてどのくらい響いているのか。

教育委員会はもう終わってしまったの?
私はこちらを向いていたので分かりません(課長)
まだ終わってないんじゃない?(根津さん?ガードマンの後ろから?!?トイレに行って階段で帰って来た?)

終わってないんならもう一度「声」を届けよう
分限処分をするな!
君が代解雇をするな!
すべての処分を撤回しろ!
都民の声を聞け!
  ・
  ・
  ・
10・23通達を撤回しろ!
子供たちの声を聞け!
(5ー10分、まだ続いている)
エレベーターから降りようとした人があわててエレベーターに戻り、ドアを閉めて去る。
米山さん、伊藤さん、ガードマンの壁のすき間から、職員に話しかけ続けている
ガードマンの後ろ、人どおりが激しくなった。会議室への出入りあり?
教育委員会は要請書をよめ!
処分をするな!
解雇をするな!
都民の声を聞け!
要請書を読め!
  ・
  ・
  ・

臨時委員会は終わったようです。どのように決まったかはわからないけど。
抗議の声多数。
ちゃんと要請文読んだの!
わたしが去年渡した要請文どうなったの!それがあんたたちの「適正に処理した」なの!
根津さんはロープの向こうでガードマンにとり囲まれていたが戻って来た。
降ります。皆でエレベーターへ。
1階ホールで輪になる。35人ぐらい?
根津さん「あしたどういう決定がくるか分からないけど」
河原井さん「今日中にくるかも」
分かり次第ホームページにのせます
今日中に分からなければ明日は学校(あきるの/八王子東)に集合。



3.30都庁情宣ちらし

3.30都庁情宣のちらしです。

 

 

3
.30都庁情宣

「totyoutirasi090330.pdf」をダウンロード



3.26都庁情宣ちらし

3.26都庁情宣のちらしです。

 

 

3
.26都庁情宣

「totyoutirasi090326.pdf」をダウンロード



2009/03/27

2009年春の闘い(26)

渡部です。

全国の仲間の皆さん!

本日(3月26日)、東京地裁において、
(1)<東京「君が代」裁判(04年処分取り消し訴訟)>
(2)<河原井・根津「君が代」裁判(06年処分取り消し訴訟)>
の「不当判決」が出されました。いずれも中西茂裁判長です。

これらの二つの判決内容はほぼ同じでした。2007年2月のピアノ事件最高裁第判決と同様のもので、原告の主張は一切認めず、都教委の一方的な主張をそのまま取り入れたまさに、「一番スッキリヒドイ判決」((1)裁判の白井弁護士)であり、「最低最悪」((2)裁判の萱野弁護士)の判決でした。

また、「良心に従って行動する人への嫌悪に満ちた判決」((2)裁判の岩井弁護士)であり、「日本はこれでいいのか」((1)裁判の菊池弁護士)と思わずにはいられない判決でした。

以下、重なりますので、はじめに(1)の<判決要旨>から、基本的な内容を紹介します。そして、(2)の<判決>からは、特に問題だと思われる部分を二つ紹介します。

<職務命令は違憲・違法か>
「・・・卒業式等の進行上行われる国歌斉唱について、歴史観ないし世界観又は信条と切り離して、不起立行為等に及ばない選択も可能と考えられ、一般的には、卒業式等の国歌斉唱時に不起立行為等に出ることが、原告らの歴史観ないし世界観又は信条と不可分に結びつくとはいえない。・・・・
・・・本件職務命令は、原告らに対し、特定の思想の有無について告白することを強要するものではない。
・・・本件職務命令は、国旗・国歌法、学習指導要領の趣旨にかなうものであり、卒業式等の儀式に際して発出されたものであること、卒業式等における国旗掲揚や国歌斉唱は、全国的には従前からひろく実施されていたなどの諸事情も総合すると、本件職務命令には、その目的及び内容において合理性、必要性が認められる。したがって、・・・憲法19条、20条に反するとはいえない。」

<旧教基法の「不当な支配」に該当するか>
「・・・許容される目的のために必要かつ合理的と認められる介入は、必ずしも同上の禁止するところではなく、この点は、地方公共団体においても異ならない。・・・
・・・地方公共団体が設置する教育委員会が、・・その権限に基づき、・・・必要性、合理性が認められる場合には、適正かつ許容される目的のために必要かつ合理的と認められる範囲において、具体的な命令を発することもできる。
・・・・学習指導要領に基づく卒業式等を実施するよう改善、充実を図るという本件通達の目的には合理性があり、卒業式等における国旗掲揚、国歌斉唱の実施方法等を定める通達を発すべき必要性もあった。・・・
・・・このような職務命令は思想及び良心の自由を侵害するものとはいえない。・・」

<教育の自由は認められるか>
「・・普通教育においては、児童・生徒に教授内容を批判する能力はなく、教師が児童・生徒に対して強い影響力、支配力を有していることや、児童・生徒の側に学校や教師を選択する余地が乏しく、教育の機会均等を図る上からも全国的に一定の水準を確保すべき要請があることなどからすると、普通教育において、教師に完全な教育の自由を認めることはできない。
・・・校長がその権限に基づき、国歌斉唱を含む式次第やその進行を予め一律に定め、実施することは、儀式としての性質上その必要性はある。本件通達及び本件職務命令が、原告らの教職員としての専門職上の自由(教育の自由)を侵害するものとは認められない。」

<国際条約(自由権規約、児童の権利に関する条約)に違反するか>
「本件通達及び職務命令が、憲法19条、20条に違反しないから、思想及び良心の自由並びに信教の自由を保障する自由権規約18条にも違反しない。
・・・本件通達は、卒業式等における各学校による裁量の余地を残している上、本件通達に基づく国旗・国歌の指導が、児童・生徒の思想及び良心の自由、信教の自由を侵害するものでないこと、国旗・国歌について一方的な一定の理論を児童・生徒に教え込むことにはならないから、・・・児童の権利に関する条約12条及び思想、良心及び宗教の自由について児童の権利を尊重する旨等を定めた同条約14条に違反しない。」

<不起立行為が地公法32条、33条に違反するか>
「原告らが、上司である校長の適法な本件職務命令に従わず、不起立行為等に及んだことは、『上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない』とする地公法32条違反の行為である。また、原告らが、本件職務命令に公然と児童・生徒及びその保護者の面前で違反したことは、その職の信用を傷つけたものであり、地公法33条違反の行為である。」

<裁量の逸脱はあるか>
「原告らは、経済的不利益を伴う戒告処分は不利益の程度が重すぎると主張するが、学習指導要領の国旗・国歌条項の趣旨にかなった指導を命じた本件職務命令に公然と、しかも、児童・生徒及びその保護者の面前で、違反したことは、相当に非難される行為であるから、懲戒処分の中でもっとも軽い戒告処分が、過重であるとはいえず、比例原則や平等原則等に反する事情もなく、裁量権を濫用したと認められない。・・・
・・同種の非違行為について、過去の懲戒処分歴に応じ、より重い懲戒処分を科すという考え方は相当であり、・・・比例原則に反し、社会観念上著しく妥当を欠き裁量を逸脱したものとはいえない。」

<(2)の<判決>から>
「一般に、自己の思想や良心に反することを理由として、およそ外部行為を拒否する自由が保障されるとした場合には、社会が成り立ちがたいことは明白であり、これを承認することはできない。」

「職務命令違反行為は、・・・児童・生徒らに対して指導すべき事項である国旗、国歌の尊重に反するし、卒業式等の円滑な進行を妨げるおそれがあるから、決して軽微な非違行為ということはできない。」

まさに、これらの判決内容を読むと、最初に紹介した弁護士さんたちの評価がよく分かります。

裁判後のどちらの報告会(時間がずれて開かれた)でも、大きな怒りと憤りの声、そして闘う決意が表明されました。
・「最高裁の意向を一歩も出ていない。裁判官はこんなものでいいのか。大変困難な局面だ。しかし困難はつきものだ。もう一度スタートラインに立って、真剣に考え、決意を新たに進もう」((1)裁判の澤藤弁護士)
・「形式的判決、逃げた判決、許しがたい判決だ。負けたがしょんぼりしていてもダメだ。これまで以上に元気に頑張って行きたい。」((1)裁判の並木弁護士)
・「不当判決そのものだった。今の社会の動向を示唆している。絶壁に立たせられている。しかし抵抗している人たちはいる。ゼロではない。あきらめず、抵抗し、打開していくことが重要だ。」(河原井さん)
・「最悪の結果だ。これから続々と酷いことが出てくるだろう。落胆するのではなく、私たちの方から、教育活動を通して、『10・23通達』を覆す力を学校の中で作って行きたい。」(根津さん)
・「『思想・信条の自由を許すと社会が成り立たない』という大変な論理だ。不当判決を紙切れにするよう闘って行こう」(一参加者)

全国の仲間の皆さん!この「最低最悪」の判決の後、30日(火)に卒業式の処分が出されます。
都教委に抗議の声を寄せてください。

**********************************************

都教委への抗議先です。

●東京都教育委員会 人事部服務課(処分担当)
 TEL 03-5320-6792
●東京都教育委員会 人事部職員課
 TEL 03-5320-6790 FAX03-5388-1729



2009/03/26

3.26東京地裁不当判決弾劾

満腔の怒りをもって3.26東京地裁中西裁判長による不当判決を弾劾します!!
以下、声明です。



声  明

1 本日、東京地方裁判所民事19部中西裁判長は、原告らが2006年3月に行われた卒業式において君が代斉唱時に起立せず、斉唱しなかったことを理由に、東京都教育委員会が行った原告根津公子に対する停職3ヶ月、原告河原井純子に対する停職1ヶ月の懲戒処分の取消と損害賠償を求めた事件に対し、原告らの請求をいずれも棄却する不当判決を言い渡した。また、本日、同じく中西裁判長は、原告河原井純子を含む都立学校の教師173名に対する同様の事案に対し、原告らの請求をいずれも棄却する判決を言い渡した。

2 両判決は、石原都政のもとで2003年10月23日に出されたいわゆる10・23通達をふりかざし、公立学校の卒業式・入学式などにおいて日の丸・君が代を強制し、それに従わない教員は徹底して懲戒処分にするという全国的にみても異常というほかない都教委の対応を司法が追認し、お墨付きを与えるという到底許すことのできないものである。同じ東京地裁が、2006年9月21日に、10・23通達及びそれに基づく校長の職務命令は違法であり、都教委は不起立・不斉唱に対しいかなる処分もしてはならないという判決を出しているにもかかわらずそれを無視し踏みにじるものである。

3 10・23都教委通達とそれに基づく校長の職務命令、1・7立川市教委通達とそれに基づく校長の職務命令は、いずれも卒業式・入学式において日の丸に正対して君が代を斉唱するという国家忠誠義務を強制するものであり、思想信条の自由を保障した憲法19条に違反する違憲違法なものである。
  また、原告らはそのような理不尽な義務を強制する各通達と職務命令には従うことができないことを身をもって生徒らに教えようとしたのであって、不起立・不斉唱は原告らの教育者としての良心の証である。それに対する本件各懲戒処分は、教育の自由を保障した憲法23条と改正前の教育基本法10条1項(教育に対する不当支配の禁止)に違反する違憲違法なものである。
   にもかかわらず、各通達と職務命令及び本件各処分を適法だとした本判決は到底認めることはできない。原告らは、ただちに控訴を行った。

4 本件は、2006年3月の卒業式における不起立・不斉唱に対する処分であったが、2007年3月の卒業式の不起立・不斉唱に対しては原告根津公子に対して停職6ヶ月、原告河原井純子に対しては停職3ヶ月、2008年3月の卒業式の不起立・不斉唱に対しては両原告に停職6ヶ月の懲戒処分がなされている。さらに、今月行われた卒業式の不起立・不斉唱に対して今月末にも懲戒処分が発令される見通しで、最悪の場合懲戒免職も予想されるところである。本日の不当判決は、そうした都教委の暴走に拍車をかけるものであって断じて許すことはできない。
    原告両名及び弁護団は、必ずや本判決を打ち破るべく全力でたたかいぬく決意である。

    2009年3月26日

                      原 告   根津公子
                      原 告   河原井純子
                                根津・河原井弁護団 


 

3.26声明

「s20090326.pdf」をダウンロード



事情聴取の報告

事情聴取の模様を報告します
2009.3.24 被処分者 近藤順一

3/23:八王子市教委の事情聴取
聴取担当  
 由井指導室長 武井指導主事
 事実関係等、校長の事情聴取内容を確認

3/24:都教委の事情聴取
 聴取担当
  長南良子 人事課 課務担当副参事
  見崎
(校長、市教委の退出を希望した。)
* 所属 担当教科 校務分掌
* 卒業式日時 場所
    ここまで全て確認
* 職務命令の発出…確認

以下、全てノーコメント
* 不起立・不斉唱の事実
* 服務事故に対し、どう責任を感じているか、どのように責任をとるか。
* これまで服務事故を起こしたことがあるか。
* 処分を受けたことがあるか。
* 校長から、どのような服務についての研修を受けたか。

* 最後に言うことはないか。
 近藤: 国旗・国歌については、一律の実施や処分をしないよう願いたい。そうすれば、学校現場で、教職員と校長、副校長も含めて、協議が進められると考える。
  (約20分で終了、メモ・録音などをさせないので、記憶に基づく。)



根津教諭の免職処分の回避を要請します

東京都立あきる野学園校長 様
根津教諭の免職処分の回避を要請します
2009年3月24日  被処分者 近藤順一

今日をすばらしい日にしましょう

卒業生の皆さん、保護者の皆様
当面、そして将来も厳しい現実に直面してもお互い支え合って進んでいきましょう。
私も、かつて清瀬養護学校の創立に参画した者として、卒業は特別の意味をもっていることを知っています。充実と不安が相半ばすることもしばしばでしょう。

校長、教職員の皆様
昨年4月から9月まで、根津先生と共に校門で皆様の細やかな仕事ぶりを拝見し感服いたしました。今日は、最後の授業である卒業式で、生徒の皆さんに喜びと励ましを伝えることでしょう。そして、現場の教員として自らを問う時でもあります。私も先日の卒業式をそのように過ごしました。
 「日の丸・君が代」強制は、学校教育をゆがめる
 残念なことに、現在、東京都の公立学校の卒業式では「日の丸・君が代」が一律に持ち込まれています。公立学校だからと言って、国家及びそのシンボルが問答無用で強制されることに強い違和感をもち、それに従うわけにはいきません。私も社会科の教員として、授業で様々な国旗・国歌を採りあげることは必要であると考え、実践してまいりました。
強制・処分ではなく対話の継続を
私は、「日の丸・君が代」に関して話し合いを望んでいます。都教委や市教委との対話、ましてや校長との話し合いを心から期待しています。学校現場の責任者である校長として、多くの制約があっても、現場の教員との対話を重視してほしいと思います。
根津先生が、懲戒にしろ、分限にしろ免職処分されるならば、同じ教員としての話し合いの道が絶たれてしまいます。どうか、そのことをお考えいただき、免職処分が回避されるようご尽力ください。よろしくお願いいたします。



アイ・シャル・ビー・リリースト 「教員としての適格性バージョン」

佐々木です。

今日の行動に参加された皆さん、お疲れさまでした。
ジョニー・Hさんこと疋田哲也さんが、今日のアンサンブルに参加予定でしたが遅れて到着しました。
みなさんの要請行動の間に疋田さんが新曲を歌ってくれましたのでその歌詞をご紹介します。
「教員としての適格性バージョン」、都教委の分限指針を逆手にとり、教員たちの欺瞞に鋭く迫りつつ、でもやっぱり行動しようと暖かく呼びかける歌詞です。

ーーーーーーーーーーー

アイ・シャル・ビー・リリースト  「教員としての適格性バージョン」
原曲・ボヴ・ディラン ( ジョニーH )
key E ( E ※ / F#m ※ /G#m AB / E ※ )

They say every-thing can be replaced
They say every distance is not near
So I remember every face
Of every man who put me here
 ※  I see my light come shining
From the west unto the east
 Any day now, any day now,
  I Shall Be Released

※  朝焼けの空に
本物の太陽が見えるかい
その日、その時こそ、
自由になるんだ
 ※  朝日が昇るぜ
まやかしの日の丸なんかじゃないホントの太陽が
その日その時こそ
教育に自由が来るんだ

クビになるのがこわいかい
そうなったら家族が困るかい
その場しのぎのいいわけを
生徒たちは見抜いているぜ

本当は知っているんだろう
戦争への道の強制だってことをね
誰だって自分たちの子供を
戦争に行かせたくないはずさ

40秒の抵抗を
今こそ見せるときじゃないか
生徒たちの前で堂々と
教師の適格性とはそういうことさ



2009年春の闘い(25)

渡部です。 

本日(3月25日)、都庁前で「アクション・アンサンブル」が行われ、150名以上の人が参加しました。(全国各地からも、来られた方がいました。)

最初に、町田教組の菊岡さんが次のように話しました。

「10・23通達」で行われている式は、戦前の式と全く変わらない。都教委は戦前回帰を狙っている。これまでそれに反対して400名を越す処分者がでている。この混乱を引き起こしているのは都教委だ。さらに昨年7月には「分限指針」を出した。休暇が多いというだけでクビをきることが出来る。職場ではやめていく人が続出だ。正規の職員がいなくなり、アップアップ状態だ。教育の民営化が狙われている。すでに、ベネッセや玉川大学などに仕事が丸投げされている。その先兵として「日の丸・君が代」がある。「君が代」処分を阻止することは、そうした流れにストップをかけることだ。

その後、都教委に要請行動に行きました。参加者は80名ほど。3月12日に、「解雇させない会」が提出した、本日回答期限の請願書の回答が、(そのとき「大きな部屋を取って待っています」とまで言った)「申し訳ありません。現在所管で決済中です」ということで、得られませんでした。そこで所管の<人事部職員課>へ80人ほどで出向きました。警備員はいず、部屋の入口まで行くことができました。そうすると「ホリデーK氏」が出てきて、「本日お答えすることはありません」の一点張り。参加者からはその無責任ぶりに罵声が飛びました。

その後、都庁前に戻り、アクション再開。ここでは、市民や教組の人などが、都教委がやっていることの異常さを糾弾しました。中には職場で<42秒間ストライキします>と書いたビラを配り、不起立したという小学校の教員もいました。

発言はそれぞれ素晴らしいものでした。ここでは三人の発言を以下に紹介しておきます。

<北村小夜さん>
1月に「派遣村」に行くと、大きなバスから多くの人が降りてきた。そして皇居前に向かっている。すると、「日の丸」の旗を、ボーイスカウトなどの子ども達が手渡している。「日の丸・君が代」の意味を全く教えられていない子どもたちだ。自分は「戦争は教室から始まる」と言ってきたが、最近裁判所に行けば、「戦争は裁判所から始まる」とも思うし、今日都庁に来てやり取りを聞いていると、「戦争は都庁から始まる」とも思う。「君が代」処分をさせてはいけない。

<根津公子さん>
卒業式の前に子どもと「日の丸・君が代」の話をした。子どもたちは「卒業式だからやるのが当たり前」と言う。しかし、「なぜ」と問い返すと、疑問にぶつかる。話せばそこから教育が始まる。これは子どもたちへの教育であり、闘いではない。しかし、私たち教員の責任だ。若い人にも「黙っていることの加害性」について話していかなければならない。すると、「黙っていることはやっぱり加害者の立場」と言ってきた人もいた。本日の<事情聴取>では、都教委の役人に、いかに都教委が教育を破壊しているか。そして、あなた達もそのお先棒を担いでいる。ということを話した。神妙に聞いていた。

<河原井さん>
私も「ここから裁判」の原告であった。判決の翌日、「よかったね、河原井先生」と声を掛けられた。しかし、この判決を日常生活の中で具現化していかなければ単なる紙切れになる。この3月、職場で定年前退職者が5人も出た。押しとどめるが、「もう限界」と言って去っていく。毎日一時間早く学校に行って仕事をしていると、1人、2人、3人とやってきて話になる。吐き出す場になる。19日の卒業式には、自分の詩を書いた短冊の折り曲げたようなものを全員の机上に配布した。するとちょっとの間に管理職によって全部回収されていた。「日の丸・君が代」強制反対がいけないと言う。全くの管理職の自己規制だ。また職員も、職務命令も出ていないのに立って歌う。自己規制でみんな「茶色の朝」化しつつある。都教委はこれを求めている。しかし、現状を容認している人はいないのだ。あきらめず、つながり、それが大きなうねりとなれば、必ず「10・23通達」を撤回する日が来る。本日の<事情聴取>では、今回は都教委の役人と一時間以上語り合うことができた。そして、自分の詩を書いた短冊の折り曲げたようのものを置いてきた。

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都教委への抗議先です。

●東京都教育委員会 人事部服務課(処分担当)
 TEL 03-5320-6792
●東京都教育委員会 人事部職員課
 TEL 03-5320-6790 FAX03-5388-1729



根津公子さんの卒業式

佐々木です。

今日(3月24日)は、根津公子さんが勤務する都立あきるの学園の卒業式でした。真冬のような寒い朝でしたが、桜のつぼみはもういっぱいにふくらんでいました。

レイバーネットhttp://www.labornetjp.org/にレポートが掲載されています。写真もアップされていますのでごらんください。

転載ここからーーーーーーー

根津公子さん「君が代不起立」貫く~若い教員から共感の声

3月24日、根津公子さんが勤める都立あきる野学園で卒業式があった。度重なる処分で、昨年「停職6ヶ月」を受けた根津さんだが「おかしいことには従えない。ノーと言い続ける」と今回も「不起立」を貫いた。「あきる野」の卒業式は去年の「南大沢養護学校」と違って、警察も警備も一切なかった。約30名の支援者もソフトにアピール、校門周辺は和やかな雰囲気だった。この間、根津さんは教員の間に支持を広げており、今回の不起立でも、若い教員から共感の声が寄せられたという。しかし、都教委は職員を派遣して「現認」し、26日の定例会で免職など重処分を強行しようとしている。「解雇させない会」では緊急要請行動への参加を呼びかけている。(M)



2009/03/25

2009年春の闘い(24)

渡部です。

本日(3月23日)、根津さんの学校の卒業式。校門前では支援者により、賑やかにビラまきが行われました。

本日、包囲ネットは、<浅草高校>と<新宿山吹高校>でビラまきをしました。前者では、職員と警察が異常に規制してきたとのことです。後者では、規制はありませんでしたが、近くに公安のような人物2人が乗った車が止まっていました。職員に聞くと、ここは4部制(通信制も入れて)の単位制高校で卒業生は200人あまりとのことでした。ビラは約150枚ほど入りました。

卒業式へのビラまきは本日で終了しましたが、改めて「生徒にはまかないで下さい」という管理職の言葉が印象的でした。彼らは自分たちが教育者であるというプライドはもはやないのでしょう。単なる都教委のロボットと化しています。情けないことです。

ところで、都教委が本日10時に発表した日程は以下のようなものでした。

○3月26日(木)9:30~ 「定例会」(傍聴受付、8:45~9:05)
 <議案>●教科書採択
     ●校長、副校長の異動(非公開?)
        など。
 <報告>●卒業式の実施状況

○3月30日(月)10:00~「臨時会」(秘密会になる?)
     ●懲戒処分等の審議を行う予定、とのことです。

本日夕方(17:00~18:30)、都庁前で、「解雇させない会」と「包囲ネット」がそれぞれ独自につくったビラで、宣伝行動をしました。参加者は20人余り。

明日(25日)は、14時から、根津さんの事情聴取。
<場所>西部学校経営支援センター支所(小平市花小金井)
 最寄り駅は西武新宿線「花小金井駅」下車。北口徒歩5分以内。
 都合同庁舎3階です。
 駆けつけられる方は駆けつけてください。

夕方(17:00~19:00)は、都庁第二庁舎前で、アクション・アンサンブルです。
その間、17:15から一緒に都教委へ要請行動です。
できれば、個人や団体の「要請書」「請願書」「抗議文」「署名」などを持って来て下さい。

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都教委への抗議先です。

●東京都教育委員会 人事部服務課(処分担当)
  TEL 03-5320-6792
●東京都教育委員会 人事部職員課
  TEL 03-5320-6790 FAX03-5388-1729



2009/03/24

3.24都庁情宣ちらし

3.24都庁情宣のちらしです。

 

 

 

3
.24都庁情宣

「f20090324.pdf」をダウンロード



3.23都庁情宣ちあらし

3.23都庁情宣のちらしです。

 

 

3
.23都庁情宣

「f20090323.pdf」をダウンロード



3.19八王子東特別支援学校卒業式

3月19日、八王子東特別支援学校卒業式(河原井順子さん赴任校)における卒業式ちらしです。

 

 

3
.19八王子東卒業式

「f20090319.pdf」をダウンロード



2009年春の闘い(23)

渡部です。

河原井さんの勤務校の卒業式は3月19日でした。
本日(3月23日)は渡辺厚子さんの勤務校の卒業式でした。
明日は根津さんの勤務校の卒業式です。

本日私は、都教委に電話とファックスで抗議しました。
電話では、「都教委定例会は26日」とのこと。
議題等は、明日10時にホームページに発表されるとのことでした。
「君が代」処分に対するこちらの抗議に対しては、
「それはそちらの考えでしょう。」
「処分は職務命令に従わないからです」
「君が代」強制は、「学習指導要領に書いてあるからです」
の一点張り。
このような対応に怒りが込み上げてきました。

ファックスでは、次のように大書して送りました。
<なぜ、主権在民を定めた日本の教育現場で、天皇の世の中がいつまでも続くようにという意味の『君が代』が強制され、従わなければ処分までされなければならないのか?!これほど理不尽な事はありません。都教委のやっていることは、明白な憲法違反以外の何物でもありません。『10・23通達』を即刻撤回し、『君が代』の強制と処分を即刻中止すべきです。>

本日夕方も都庁まえでのビラまきが行われ、約15人が参加しました。すると、1999年にカナダから来て東京で英語講師をやっているという方が、「この問題に注目しています」とビラまきの仲間に話しかけてきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下はビラまきの続報です。
<東京・山谷日雇労働組合>の方も
私たちのビラ撒きに協力してくれました。

(3月7日)
2009年卒業式ビラまき報告 東京・山谷日雇労働組合
3/7(土)[荒川工業高校]でビラくばりをしました。
・卒業式に来た生徒や家族の反応はよかったです。
 (ビラを出すと、ほとんどの人が受けとってくれました)
・副校長が出てきました。今年から荒川工高に来たということです。
「ビラをください」
 →山谷「あなたにあげても、わからないからあげません」「どうしてあなたにビラをあげなければならないんですか?」
副校長「生徒が混乱するので」
 →山谷「混乱させてるのは、あなたがたではないですか」
といった会話がありました。
・去年の卒業式で、校門前に立っていた教師が2人、今年も立っていました。あともう1人いましたが、途中からいなくなりました。
・私服車が1台、われわれの動きが見えるところに停車していました。(2人のっていました)
・私服車の方から歩いてきて校門の前に立った教師がいました。(去年も立っていた人間)(私服車の中から出てきたように見えました)
「あんた、ずっと私服の車の中におったのか?」と聞くと、「ちょっと、あいさつしてきました」と言いました。「警備の要請をしたのか」と聞くと、相手は黙っていました。
・去年は、教職員の人(2人~3人)が、「頑張ってください」とわざわざ紙コップに入れたコーヒーを、われわれのメンバー4人~5人にもってきてくれました。
今回は、そうしたことが何もありませんでした。つぶされているのでは、と思いました。
※報告が遅れてすみませんでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日の夕刊に、犬山市が学力テスト参加を決定したとの記事が載っていました。

北村小夜さんの『戦争は教室から始まる』には、次のような下りがあります。

「学習指導要領を官報に告示して教育内容を拘束し、勤務評定で教員を服従させ、その『成果』と確かめるのが1961年から始まる全国一斉学力テストでした。実施されると、教員同士、学校同士、自治体同士の競い合いになりました。
 第一回では青森県が最下位でした。同県の知事は発表の翌日に校長会を招集し『わが県の恥である。学力向上を県政の柱にする。教師諸君がんばれ」と檄を飛ばし、学力向上推進本部を設けました。香川県はたびたび日本一でした。テストの練習に明け暮れ、『テストあって授業なし』の毎日になりました。特殊学級の増設が進みました。特殊学級の子は精神薄弱(当時の用語)とみなされ、テストの対象からはずされました。」

「このような混乱を反省して、65年には抽出調査にして、66年でやめた学力テストです。」

「今回の学力・学習状況調査が60年代の学力テストと大きく違うのは教育産業の参入です。・・・文科学省は2007年度予算に「全国学力・学習状況調査」関係として、115億円余を要求しています。・・・教育産業のためにもテストはしなければならないようです。」

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都教委への抗議先ですが、これからは主に以下のところに、電話・ファックスを集中して欲しいと思います。

●東京都教育委員会 人事部服務課(処分担当)
 TEL 03-5320-6792
●東京都教育委員会 人事部職員課
 TEL 03-5320-6790 FAX03-5388-1729

そして、

(1)都教委の定例会は26日と30日の両方あるんですか。
(2)全国にも例を見ず、東京地裁でも違憲・違法とされた
 「10・23通達」・「職務命令」を撤回し、「処分」をしないで下さい。

などと質問したり、要請したりして下さい。
電話をすると、説明責任を果たせないような反応が返ってきます。そしたら強く抗議しましょう。



2009/03/23

分限免職阻止のため、お力をお貸しください  根津公子

河原井・根津らの「君が代」解雇をさせない会の根津公子です。

今年の「日の丸・君が代」問題は、いよいよの段階になってきました。
12日から毎日17時から18時30分まで、都庁第二庁舎前で情宣・チラシまきを行っています。今日は包囲ネットの人たちと一緒に総勢25人で2種類のチラシを撒きました。

明日19日は河原井さんの勤務する八王子東特別支援学校の卒業式(会としての支援行動は7:30~学校前で)、近藤順一さんの八王子五中夜間の卒業式(会としての行動は17:15~学校前で)、24日は根津のあきる野学園の卒業式(会としての支援行動も7:30~学校前で)です。お近くの方は、支援行動にご参加くださいますようお願いします。

さて、皆さんすでにご承知のように、今回都教委は私たちに対して、昨年7月に策定した「分限対応指針」を使い、分限免職を企んでいる可能性が高いと思われます。
「君が代」処分に「分限対応指針」を適用させるのかを東京新聞、都政新報(=都の管理職が読者の新聞)が聞いた記事によると、「ケースバイケースだ」(東京)、「『改善の取り組みなどがあっても直らない行為は、該当する可能性も高い』としながらも、『公務の中での位置付け、役割、重要度の問題もある。ごく一部の仕事ができないことで判断するのはどうなのか。職務上の重み等を考えなければならない』と慎重な姿勢も示す」(都政新報)ということです。「君が代」一つでなく、自己申告書や週案の不提出と抱き合わせで分限免職、ということも考えているかもしれません。

分限免職をさせないために、
都教委に対し今皆さんにしていただきたいことがあります。
「分限免職をするな。これ以上の処分をするな」の声をたくさん届けてください。電話、ファックスを入れてください。周りの方にも呼びかけてください。

東京都教育委員会の抗議先

●教育長 大原正行 〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 
都庁第二庁舎 東京都教育庁内
TEL 03-5320-6701 FAX03-5388-1725
●東京都教育委員会 人事部服務課(処分担当)
TEL 03-5320-6792
●東京都教育委員会 人事部職員課
TEL 03-5320-6790 FAX03-5388-1729
●東京都教育委員会 指導部義務教育心身障害教育指導課
TEL 03-5320-6840 FAX 03-5388-1733
●東京都教育委員会 教育情報課
TEL 03-5320-6733 FAX 03-5388-1726

●メール
東京都教育委員会のホームページをあける
左下の方に「ご意見ご要望」がある。そこをクリックするとメール投稿の画面になる

処分を決める教育委員会定例会の日時ですが、通常ならば木曜日の26日なのですが、30日という話もあります。都教委に直接聞くと、「26日」と答えたり、「2日前に告示されます」と答えたりで、答えられない何かがあるのかと疑念を抱かせるような答えをしているそうです。
私たちは両日教育委員会が開かれるのなら、両日傍聴をします。その節は、お近くの方、傍聴をお願いします。

31日まで裁判の判決も含め、連日行動をします。少しの時間でもご参加くださいますよう、あわせてお願い申し上げます。
なお、その詳細は、ホームページをご覧ください。

http://homepage2.nifty.com/kaikosasenaikai/



2009/03/21

「日の丸・君が代」被処分通信 経過報告 43

「日の丸・君が代」被処分通信
         経過報告 四三  2009.3.19
被処分者 近藤順一

本日(3/19)、「日の丸・君が代」強制下の卒業式
~ささやかに不起立、不斉唱を実行~

 すでに3/11に、校長より包括的職務命令が発せられていた。3/17(予行日)には校長より校長室で個別に口頭指導があった。
 本日、「国旗掲揚・国歌斉唱」の強制下で夜間学級の卒業式が挙行された。来賓は、八王子市教育委員会指導主事。その他に教職員席の後方に市教委の一人。おそらく「服務事故」の監視。
 式冒頭、起立したまま「国歌斉唱」となり、私は速やかに着席した。副校長が近づき起立・斉唱を命じ、「午後6時7分現認」と宣告した。私はこれ以上の混乱を避けるため、「了解しました。」と応じた。
 私の「不起立・不斉唱」の理由は以下のごとくです。

(1) 職務遂行上の理由
 「国旗・国歌」及び国家については、全ての式参加者に多様な考えと行動が保障されるべきであり、特に生徒の皆さんには、日本国及びそのシンボルに対して礼賛も忠誠も儀礼も強制されてはならない。私は一人の教員として生徒に学びの基本である自由で多様な対応があることを示した。

(2) 思想・良心の核心上の理由 
都教委の「日の丸・君が代」強制は、思想・良心の自由を侵害している。職員会議では、都教委「10.23通達」、八王子市教委「9.22通達」「12.8通達」が提示された上で、職務命令が発せられたのである。これは私の教員としての自由、自律の思想及び生徒に学習の自由を保障するという教育的良心を侵害している。これを受忍するわけにはいかない。

(3) 教育の統制・排除がもたらす社会上の理由
裁判等における都教委の主張では、「日の丸・君が代」強制のために象徴天皇を利用している。国旗・国歌法成立時に"「君が代」の「君」は天皇を指し「君が代」は日本国のことだ"という政府見解がそのまま強制の根拠とされている。教育の統制と異議を示すものを排除することは危険な社会の形成につながる。アジア・太平洋戦争の歴史的教訓は、天皇の権限や国家体制が現在と異なっても、生かされるべきだ。

(4) 国際貢献、国際的信義上の理由
本学級の多くの生徒は来日外国人である。「日の丸・君が代」を強制することは、中学校の教育内容にも通じる日本語や日本文化の学習過程の生徒に違和感をもたせる。また、「強制」は、世界の民族や地域の文化・習慣を相互に尊重しいかなる国家の出身者でも対等・共生の関係を築くという国際的信義に反する。

 校長の事情聴取
 卒業式終了後、直ちに校長による事情聴取が行われた。私は事実関係については認め、上記の理由を概略説明し、いかなる処分も不当であることを伝えた。
八王子市教委の事情聴取は、3/23、13:30と定められた。
 私はすでに2回の懲戒処分(戒告・減給10分の1、1ヶ月)を受けている。懲戒処分は累積加重処分であり、3度目の処分は減給10分の1、6ヶ月が予測される。さらに、昨年7月に示された「分限対応指針」が適用されるかも知れない。「非違行為の繰り返し」「研修の効果があがらない」などによる「分限処分」は降格、休職、免職が提示されている。いずれの処分も認めることはできない。

 07,08処分の都人事委員会審理の予定
 現在日程調整中で、4月の中旬には公開審理が開始される予定。皆様の傍聴、ご支援をお願いします。

* 下記のサイトもご覧ください。
 http://www.geocities.jp/santama_renrakukai/kondoh/index.html
 http://www.geocities.jp/santama_renrakukai/kondoh/volume05/index.html

アシタニハ クワノミハンデ ハテルトモ オシエマナビノ ミチゾハテナシ



2009/03/20

2009年春の闘い(21)

渡部です。

本日(3月19日)、河原井さんが勤務する八王子東養護学校の卒業式がありました。ビラまきが行われました。都教委から9人ほどの役人が来ていたとのことです。またKさんが勤務する八王子夜間中学の卒業式も行われました。こちらでもビラまきが行われました。
根津さんが勤務するあきるの養護学校の卒業式は24日ですが、すでに都教委は、25日に根津さんを呼び出しているとのことです。(まだ、事故報告書も出ていないのに。)

都立高校の卒業式はほぼ終わりつつありますが、「君が代」不起立者は引き続き出ています。新しく不起立した人もいます。

本日夕方、都庁前のビラ撒きでは、都立高校教員のFさんが怒りを込めて演説しました。「『日の丸・君が代』法制化の時、政府は<強制するものではない>と何度も言った。にもかかわらず、東京では教員だけではなく生徒への強制も強まり、<不起立している生徒がいたら司会が起立を促すように>とまで通知している。不起立している生徒の考えや事情に無関係に強制する。衆目のなかで強制される生徒の気持ちを考えているのか。まさしく都教委のやっていることは人権侵害だ。このような都教委の理不尽なやり方に抗議して、今年も不起立者が出ている。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日、私は世田谷泉高校でビラまきをしました。この学校は<単位制の三部制定時制高校>で、卒業式(第六回)は14時からでした。12時30分頃から正門のところでビラを約150枚まきました。

通行人の年配の男性が声をかけてきました。「いまどき君が代強制なんてやっているのか。」聞くと「昭和4年生まれで、特攻隊に行っていた」とのこと。しかし、同時に「君が代は国歌だからやるのが当然」とも言う。「ビラをよく読んでください」と言うと、ビラを持ってそのまま立ち去りました。

また、PTA役員のような男性が「何をまいているのか」と聞いてきたので「卒業祝いのビラです」と言うと受け取り、しばらくして、「これは卒業を祝うビラじゃない」と言って来ました。そこで、「そこには真実が書いてあるんです」と言うと、むっとした態度になり、手でこちらを追い払うようにしながら、「退け」と言って、校門の中に入って行きました。

ビラまき終了後、校門の近くにいた職員に話を聞くと、本日の卒業生は120人余り、この学校の生徒の約8割は「不登校」の子どもたち、6年まで在籍でき、3年で卒業する子、4年で卒業する子5年で、6年で卒業する子もいるとのことでした。

生徒の服装、頭髪もいろいろでした。

生徒と保護者のビラの受け取りは良かったです。ことらが「卒業おめでとうございます」と言うと、嬉しそうに「ありがとうございます」という返事がいくつも返ってきました。学校の管理職も出てこず、警察もいませんでした。

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都教委への抗議先ですが、これからは主に以下のところに、電話・ファックスを集中して欲しいと思います。

●東京都教育委員会 人事部服務課(処分担当)
  TEL 03-5320-6792
●東京都教育委員会 人事部職員課
  TEL 03-5320-6790 FAX03-5388-1729

そして、
(1)都教委の定例会は26日ではなく、なぜ30日になったのか
(2)全国にも例を見ず、東京地裁でも違憲・違法とされた
 「10・23通達」・「職務命令」・「処分」を撤回し、かつこれ以上やらないで下さい。などと質問したり、要請したりして下さい。電話をすると、説明責任を果たせないような反応が返ってくるそうです。そしたら強く抗議しましょう。



2009/03/18

2009年春の闘い(19)

渡部です。

本日(3月17日)、昨年度の日教組全国教研の際に、東京のグランドプリンスホテル新高輪が会場使用を拒否し、宿泊予約も取り消した問題で警視庁がプリンスホテルと渡辺社長ら幹部4人を書類送検しました。(旅館業法違反の疑い)

しかし、幹部ら4人は公然と「違法性は認識していた」と言い放っています。そして、日教組への謝罪は拒否し続けています。こうしたことは、石原都知事が、公然と憲法否定発言をしていること、田母神氏が更迭された後も公然と発言をしていること、そして都教委も、裁判所で「違憲・違法」、「職権乱用」と判断されているにもかかわらず、「10・23通達」を撤回せず、引き続き「君が代」処分を乱発していること、と同じ性質のものです。

彼ら(無法者たち)に「法律を守れ」「学習指導要領を守れ」などと言う権利は全くありません。

ところで、3月26日に予定されていた都教委の定例会(卒業式での処分などを決める)が30日に延期されたとの情報が入ってきました。もしこれが本当だとすれば、3月26日に東京地裁で、

 (1)被処分者の会04年裁判
 (2)06年河原井・根津「君が代」裁判

の判決が出されるので、都教委はこの判決を見て判断を下すということでしょう。

であるならば、「法の番人」たる裁判所はいつまでも判決に従おうとしない都教委を明確に断罪すべきでしょう。でなければ、何のための「法律」であり何のための「裁判所」なのか、ということになるでしょう。

卒業式での校門ビラ撒き、都庁前でのビラ撒きは続いています。

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以下に都教委への抗議先を掲げておきます。電話、ファックス、メールでどんどの抗議の声を上げていきましょう。

東京都教育委員会の抗議先
●教育長 大原正行 〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 
都庁第二庁舎 東京都教育庁内
TEL 03-5320-6701 FAX03-5388-1725
●東京都教育委員会 人事部服務課(処分担当)
TEL 03-5320-6792
●東京都教育委員会 人事部職員課
TEL 03-5320-6790 FAX03-5388-1729
●東京都教育委員会 指導部義務教育心身障害教育指導課
TEL 03-5320-6840 FAX 03-5388-1733
●東京都教育委員会 教育情報課
TEL 03-5320-6733 FAX 03-5388-1726

●メール
東京都教育委員会のホームページをあける
左下の方に「ご意見ご要望」がある。そこをクリックするとメール投稿の画面になる



2009/03/15

解雇させない会ニュースNo.22

解雇させない会ニュースNo.22のダウンロードです。


 

解雇させない会ニュースNo.22

「newsno22.pdf」をダウンロード

 


解雇させない会ニュース一覧表

解雇させない会ニュース一覧表を作成してあります。
左側の赤いピンアイコンのリンク先を「お気に入り」に登録することをお薦めします。


2009/03/13

性教育めぐる都議の視察「不当な支配」 東京地裁認定

石川@三多摩です。

 昨日(3月12日)東京地裁で、七生養護学校における性教育の実践に対する「不当な支配」を争っていた裁判で、勝利判決を勝ち取りました。
 判決では「田代博嗣、土屋敬之、古賀俊昭の3都議」と名指し、「不当な支配」にあたると指弾。下記引用の朝日新聞記事では「教育現場への介入をめぐって不当な支配があったと認める司法判断は極めて異例」と特記しています。

http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY200903120176.html

 河原井純子さんの勝利を喜ぶと共に、3月卒業式の不起立闘争を河原井さん根津さんらと共に貫きましょう。



2009/03/12

3.12都庁情宣ちらし

3.12都庁情宣のちらしです。

 

 

 

3
.12都庁情宣

「f20090312.pdf」をダウンロード



2009/03/11

「君が代」解雇をさせないために、お力をお貸しください

 ◇「君が代」解雇をさせないために、お力をお貸しください◇

 卒業式での「不起立」処分決定の26日まで、秒読みの段階になってきました。昨年は都教委に対し、全国の皆さんが電話、ファックス、署名によって声を届けてくださり、また、連日直接声を届けるために都教委に足を運び、要請行動に参加してくださったことによって、懲戒解雇を止めることができました。

 今年は解雇はない、とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、都教委は、今度は分限免職の道を探っているのではないかと思われます。東京新聞、都政新報の記事によると、「君が代不起立に分限対応指針を適用させるか」と聞かれて、「しない」とは答えていません。「ケースバイケースだ」と答えていますから、こちらの出方を見て判断する、ということだと思います。昨年のように、「分限免職をするな。処分をするな」の声を大きくすることで、分限免職は阻止できるはずです。

 懲戒処分も分限免職も阻止された、となれば、都教委は面目丸つぶれ(=都教委は2004年に「3回不起立したら、免職だ」と発言していたのですから)、悪の力を弱めざるを得なくなるはずです。

つきましては、皆様にお力をお貸しいただきたく、呼びかける次第です。


■12日(木)

 多摩中裁判(16:30 820号法廷)の後、17:30頃から都庁第二庁舎30階教育情報課に署名提出。その後、第二庁舎前でちらしまき・情宣


■13日~24日(火)17:00~18:30 

都庁第二庁舎前 ちらしまき・情宣 ・・・ ウイークディの毎日行ないます。


■25日(水)17:00~19:00 都庁前アクション・アンサンブル第二弾


26日は午前中が教育委員会定例会、午後が06年裁判の判決です。26日以降の行動については、http://homepage2.nifty.com/kaikosasenaikai/をご覧ください。



とことん憲法・とことん教育 3・15 市民が集う日

「とことん憲法・とことん教育 3・15 市民が集う日」

ご参加ください。

期日:3月15日(日)
日程:10:00~11:30 『あきらめない 続・君が代不起立』上映会
   大分市コンパルホール 視聴覚室
(同会場にて)
   11:30~12:00 「憲法・教育基本法改悪に反対する市民連絡会おおいた」2009総会
(場所を移動し、大分文化会館第2小ホールにて)
   13:30~15:00 無着成恭さんによる記念講演
    「子どもたちは見ている~無着成恭の昭和教育論~」

*午前の部は参加無料。午前の部、午後の部の会の前後に
 会員募集(年会費2000円)をします。
*午後の部は会員は無料。非会員はカンパをお願いします。

主催:「憲法・教育基本法改悪に反対する市民連絡会おおいた」
お問い合わせ:090-4583-8797(池田)
peaceby9@po.d-b.ne.jp

「おとうさんやおかあさんや、学校の友だちや先生や、近所の人たちが、戦争のために死んでも、悲しむことはありません。政府はほめてくれます。国や『国際貢献』のために、いいことをしたのですから。」
(『戦争のつくりかた』(りぼんぷろじぇくと)より)



2009/03/10

2.26都庁情宣ちらし

2.26都庁情宣のちらしです。

諸般の事情で掲載が遅れてしまいました。

 

 

 

2
.26都庁情宣

「f20090226.pdf」をダウンロード



2009/03/09

ユニオンチューブ新着情報~「麻生内閣冬景色」

松原です。

昨年末の「君が代処分するな!都庁前One Day 
アクション」で歌われた替え歌「麻生内閣冬景色」が、クチコミで広がっている。「赤旗」2/28付「まど」欄には作者不詳として、歌詞が紹介され、あちこちで歌われている。最近知ったが、この歌詞をつくったのは「憲法寄席」創作集団とのこと。3月1日の「憲法寄席・春席」でこの「麻生内閣冬景色」が披露され大受けだったが、その動画がこのほどユニオンチューブにアップされた。字幕が付いているので、一緒に歌うことも可能だし、つい口ずさんでしまうことまちがいなしだ。

↓ユニオンチューブ 2分36秒 撮影=ユニオンチューブチーム
http://video.labornetjp.org/Members/akira/videos/0308asou.wmv/view

↓ユーチューブ 
http://jp.youtube.com/uniontube55

また、「憲法寄席」創作集団のホームページでは、大西赤人さんが「『津軽海峡 冬景色』から『麻生内閣冬景色』へ」と題して、この替え歌がうまれた経緯を紹介している。トヨタ派遣切りを風刺した替え歌を含め全9曲のpdfファイルをダウンロードすることもできる。

↓「憲法寄席」創作集団のHP
http://homepage2.nifty.com/horaicho/kenpoyose/



2009/03/08

3・4都庁前アンサンブル報告とお礼

根津公子です。

「君が代」処分にNO! 3.4都庁前アンサンブル ~石原都政にもの言おう~ の報告と参加のお礼です。

今回の行動は、河原井さん根津さんらの君が代解雇をさせない会と、根津が2006年に所属し現在も引き続き所属する町田教組(をはじめ東京教組の16単組)や二人が所属する都障労組、アイム’89、東京都学校事務職員労働組合が呼びかけ団体となり、企画運営されました。10・23通達から6年が経過し、全体的にはこの問題が一部不起立をする教職員の問題にされつつあるかに見える中で、いくつもの組合が呼びかけ団体として動いたことが、うれしい。教育現場にいる教職員は皆当事者であるはずです。「君が代」解雇をさせない!と自らが動くことによって、再度「君が代」問題に向き合うことになるでしょう。

雨の中、総勢150人の方が参加してくださいました。大分、大阪、長野、茨木、群馬から、また、国鉄を解雇された1047名の闘争団の方がご自分の闘いの合間を縫って何人も駆けつけてくれました。皆さん、ありがとうございました。

性教育を推進してきたために目をつけられ、2004年に分限免職にされた疋田さんの歌でオープニング。町田教組委員長の発言の後、80人ほどで要請に。要請の中で、(1)「分限・・・対応指針」についての東京教組との確認は「従来どおり」ということであった。ということは、「君が代」で分限処分はないはず。そう理解していいか。(2)昨年は私たちが要請したことが教育委員に届いていなかった。今年はどうか、確認したい、と迫ったが、K情報課課長は、「適正に処理しています」と、ことばを弄ぶいつもながらの対応。一片の誠実さもない。その席で課長は「組合のことに関しては、人事部勤労課に行ってください」と言ったので、聞きに行こう。

要請の間、外では、退勤する都庁職員や都民に向けて訴え。要請を終えた人が戻り、再び発言と交流。2時間が瞬く間に過ぎた。始める時には6~7人だった公安警察が、終わり近くには20人以上に膨らんだ。公安が勝手に来るのではないのだから、都教委が呼んだのか。税金の無駄遣いとしか言いようがない。

4日を出発として都教委に、「君が代解雇をするな 10・23通達を撤回しろ」と大きく声を挙げていきます。12日(水)には署名の提出(多摩中裁判の後、17:30頃)を、13日からは毎日17時から都庁前でチラシまき、情宣を行います。そして、処分を決める教育委員会定例会が開かれる26日(木)の前日、25日(水)17:00~19:00に都庁前で都庁前アクション・アンサンブル(2)を行います。

皆さん、お忙しい中恐縮ですが、これからの行動にご参加くださいますよう、お願いします。



2009/03/07

3.4都庁前アクション・アンサンブル要請書(その3)

要請書

東京都教育委員会
教育委員長  木村  孟様
教 育 長  大原 正行様

「日の丸・君が代」を強制し思想良心の自由を侵害する10・23通達とそれに基づく処分を直ちに撤回し、今後、「君が代」不起立への処分を行わぬよう求めます。

 東京都教育委員会は、裁判の準備書面において、「日本国憲法においては、平和主義、国民主権の理念が掲げられ、天皇は日本国及び日本国民統合の象徴であることが明確に定められているのであるから、日の丸・君が代が国旗・国歌として定められたということは、日の丸・君が代に対して、日本国憲法が掲げる平和主義、国民主権の理念の象徴としての役割を期待しているということである。」などと述べています。しかし、これは、いわゆる屁理屈です。真実にわざと目を背けているとしか考えられません。
 平和主義・国民主権・基本的人権の尊重が、我が国の憲法を支える根本理念です。そして、基本的人権の中に思想良心の自由というものがあります。この思想良心の自由を尊重しなければならないからこそ、国旗国歌法が成立した時も、国民一人一人に国旗・国歌を強制するものではないと明言されました。
 一方、天皇を日本国及び日本国民統合の象徴であるとするのは、憲法の単なる一条文にすぎません。この条文は根本理念とはちがって改変が可能です。主権を有する国民の意志によって、天皇がその地位を失うこともあり得るのです。天皇を称える歌が国民主権に反すると考える人はいても、その歌が国民主権の理念の象徴と考える人など存在してはいません。
 東京都教育委員会は、真実に目を背け、詭弁を弄して、どんな人間を育てようとしているのでしょうか。真実を見抜く目と信念に基づく行動力を持った教職員を排除し、学校現場を、ただ上からの命令に忠実なだけの教職員で埋め尽くそうとする都教委の意図は、昨年7月に発出された「分限対応指針」によく表れています。そんな都教委は、子どもたちもまた、自分の頭で考えることなく、ただ命令に忠実なだけの、国家のための一兵卒に育て上げたいのですね。「日の丸・君が代」を教職員に強制することによって、子どもたちにも強制し、国家のために我が身を捧げることの尊さを教え込もうとしているのですね。
 そのような教育は間違っています。教育は子どもたち自身のためのものです。子どもたちの豊かな未来のためには、間違っていることに対して「それはおかしい」と言える力を育てることこそが大切です。都教委が「分限対応指針」によって排除しようとしている教員、たとえば、根津さんや河原井さんのような教員こそが、真の教育を実践しているのです。根津さんや河原井さんのような素晴らしい先生を子どもたちから奪うことは絶対に許せません。
「日の丸・君が代」の強制を直ちにやめ、思想良心の自由を尊重し、子どもたち一人一人の人権を大切にする教育を行ってください。

2009年3月4日

****************

土屋英雄「自由と忠誠」第6章「国旗・国歌法」の憲法問題
3「君が代」の反憲法性 によれば

 「主権の存する日本国民の総意」に基づいて「天皇」の地位が消失することもあり得るにもかかわらず、「主権の存する日本国民の総意に基づく天皇」の制度が千年も万年も続くことを他でもなく主権者国民が祈念するということになる。これは奇怪の至りであり、説得力がない。

 国民主権原理は基本的人権尊重原理、平和主義原理と並ぶ日本国憲法の三大原理の一つであり、憲法改正でもって廃することはできない。他方、日本国民の意思に依存する天皇の地位は、日本国民の主権者意思でもって、すなわち現憲法(96条)上は、「各議院の総議員の3分の2以上の賛成」で国会が発議し、「特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票」において国民の過半数が賛成することによって廃することができる。


2009/03/06

3.4都庁前アクション・アンサンブル賛同へのお礼とお詫び

3.4都庁前アクション・アンサンブルに、たくさんのご賛同を頂き、ありがとうございました。とても心強く勇気づけられる思いです。また、一緒に寄せられたメッセージにも大変励まされました。(3月1日までに届いたものまで印刷)

それなのに、私たちのファックス番号の誤記のミスにより、せっかく頂いた賛同名をのせられなかった団体・個人の方に深く深くお詫びします。申し訳ございませんでした。

正しいFAX番号は、以下の通りです。

 042-574-3093
 多摩教組気付 河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会



3.4都庁前アクション・アンサンブルちらし

3.4都庁前アクション・アンサンブルでのちらしです。

3.4ちらし

「f20090304-2.pdf」をダウンロード



3.4都庁前アクション・アンサンブル要請書(その2)

3.4都庁前アクション・アンサンブルで都教委に提出した解雇させない会の要請書です。

 

3.4要請書(2)

「a20090304-2.pdf」をダウンロード



3.4都庁前アクション・アンサンブル要請書

3.4都庁前アクション・アンサンブルで都教委に提出した要請書です。

 

3.4要請書

「a20090304.pdf」をダウンロード



2009/03/05

3.4都庁前アクション・アンサンブル・フォトレポート

3月4日、都庁前アクション・アンサンブルの一場面です。

P20090304



2009年春の闘い(9)

渡部です。

本日夕方、「河原井さん・根津さんらを解雇させない会」の主催で、『3・4都庁前アンサンブル』が行われました。

今回はアンサンブル(一緒に)という名にふさわしく、
<解雇させない会>、
<東京教組傘下の各区教組>、
<アイム89>、
<都障害児学校労組>、
<都学校事務職員労組>、
などが連名で、都教委に対し、
(1)分限免職、懲戒処分を行わないこと、
(2)0・23通達を撤回すること、
(3)格差拡大の教育「改革」の見直しを行うこと、
という内容の<要請書>を出しました。

また、賛同団体には全国から37、個人賛同も約250ありました。

都庁内に入っての要請行動には約80人が参加、8つ程の団体・個人が次々と<要請書>を読み上げ、手渡しました。
都教委からは情報課のK課長とT氏が出てき、相変わらず「所管に上げ、適正に対処します」の一点張りでした。(その度に会場からは怒りの声。)

「解雇させない会」の<要請書>には次のようなことが書いてありました。

「三多摩地域のある学校で、中学2年生の男子生徒が亡くなりました。土曜日にに部活の試合に出ていて、何が原因かはわからないまま、校長は、『突然死』と発表したそうです。・・主幹である部活顧問が翌日振り替え休暇をとったり、お葬式にも出なかったと聞けば『これでいいのか』と思わざるを得ません。子どもと直接関わるべき教員の無責任な自己保身の姿に、やりきれないものを感じます。それに比べると、河原井さん、根津さんは、30数年間言い続けたことばや教育実践に責任をとろうと、卒業式で『君が代』斉唱時の不起立を続けています。そこには自己保身の姿はありません。・・・」

その後、都庁前で行われた集会には150人の人が参加し、都教委を糾弾しました。遠く、北海道、群馬、大阪などから支援に駆けつけてくれた方々もいました。

次回は3月25日(都教委定例会の前日)です。

【以下略】



2009/03/03

東京都教育委員会に要請しました

森田麻里子です。

2日午前10時から30分東京都教育委員会に「日の丸・君が代」強制即時中止の要請を致しました。
要請の窓口は教育情報課です。情報課の黒田課長と徳田さんが出席しました。
黒田課長に要請文と賛同署名を渡し、クリスチャンとしての思いを「日の丸・君が代強制問題に取りくむ会」メンバーが述べました。クリスチャン新聞が取材しました。
「信教の自由」を守るという一点で少しでも風穴を作りたいです。聖公会を含め、キリスト教各派からの賛同が約300名集まりました。日韓フォーラムで来日された韓国人クリスチャンからも賛同を頂いています。

    

**************************

東京都教育委員会 御中

 私たちは「日の丸・君が代」の強制に強く反対します。私たちは、全国の市民であり、キリスト教信徒です。公立学校特に東京都では、2003年10月23日通達により、卒業式等の式典において「君が代斉唱」という、極めて非常識な事態が進んでいます。特に、教育委員会「2003.10.23通達」により、これを受け入れることができない教員に対し様々な人権侵害が進んでいます。
 既にこれまで、国家斉唱時の不起立やピアノ伴奏拒否により、全国的にも突出した410名もの教員が不当処分されています。国旗(日の丸)、国歌(君が代)については様々な思いや考え方があり、私たち市民は当然ですが、たとえ公務員といえども憲法に保障された基本的人権として尊重されるべきです。
 1999年「国旗・国歌法」制定時、小渕元首相は「児童生徒の内心にまで立ち入って強制しようとする趣旨のものではない」と答弁しています。
 しかし、すでに子どもたちも指導の名のもとに心の有り様まで強制されています。
 そして次は、保護者であり、一般市民です。
 私たちはこのような強制が進んでいることに強い危機感を感じています。

 私たちは「日の丸・君が代の強制」を私たち自身の信仰の問題としてとらえ、苦しみの中にある友と共に立ち、日本国憲法で保障された思想及び良心の自由、信教の自由および生存権、個人の尊厳が守られるように求め、「日の丸・君が代」の強制に反対します。

1.「2003.10.23通達」を撤回してください。
2.生徒・保護者・教職員に「日の丸・君が代」を強制しないでください。
                 2009年2月14日

氏  名 教 派 ・ 教 会   所 属 等

 事務局 日本聖公会東京教区人権委員会
 「日の丸・君が代」強制問題に取りくむ会
 東京都港区芝公園3-6-18 03(3433)0987



2009/03/02

3.2駅頭情宣

3.2駅頭情宣のちらしです。

 

 

 

3.2駅頭情宣

「f20090302.pdf」をダウンロード



日教組・広島教研集会情宣行動報告

まきえです

根津さん、町田教組委員長のレポート排除と傍聴排除に抗議して、町田教組と協力して町田教組のびらをまき、「君が代」解雇をさせない署名をとりました。日教組本部が依頼した機動隊の弾圧に屈せず貫徹しました。日教組本部はいり口にゴミ袋をもってビラの回収をしようとしましたが、それに応じた人はいないでしょう。

ビラまきは町田教組委員長はじめ、米山さん、伊藤さん、渡部さん等多くの方と協力してやりぬき、全国からの参加者に訴えることができました。全大会、平和分科会、職場の民主化分科会(正式名称は変更になっている)です。東京から持っていったビラは500枚ですが、現地で印刷して全部で1200枚まききりました。

全体会では「免許更新制」を推進します.という文部科学省のメッセージが読み上げられたことに抗議の声が上がりました。(引きずりだして本部が説教したそうです)平和分科会、職場の民主化分科会でもレポート、傍聴排除、広教組青年部への誓約書問題にたいし、日教組本部への激しい怒りの声が発せられました。

非妥協で原則を貫く組合員を排除し、アリバイ的にしかとりくまない組合幹部のあらゆる制動、抑圧をうちやぶって、「君が代」解雇阻止3月のたたかいをやりぬきたいと思います。遅くなりましたが、広島全国教研でのびらまきの報告まで。



2009/03/01

2009年春の闘い(7)

渡部です。

日教組全国教研の続き(最終報告)です。

2月21日夜、<自主教研「日の丸・君が代」問題交流会>が開かれました。参加者は35名でした。

最初に今回の全国教研の異常な状態について、「全体会」や各「分科会」に参加した人々から、報告がありました。

その後、呼びかけ人代表挨拶として、北村小夜さん(1925年生まれ)が、さかのぼれば1970年代の伝習館闘争の時から続く<自主教研>の歩みについて説明(一時中断、金沢教研から再開したので今回は10回目)、このところ「日の丸・君が代」関連裁判が次々と敗訴することに対し憂慮の念を表明、「本来なら今頃自分はゆっくり休むことができるだろうと考えていたが、時代がそうはさせてくれない。」と述べました。

この北村さんは、最近(2008年9月)、『戦争は教室から始まる』(「日の丸・君が代」強制に反対する神奈川の会編。現代書館。1700円+税)という本を出しました。

この本は、史料を豊富に提示しながら、明治時代から現在までの、日本政府の教育政策を具体的に暴露し、現在私たちはどのような時代に生きているかを、極めてわかりやすく述べています。是非多くの人(とくに教職員)に読んでもらいたい本です。

この後、河原井さん、根津さん、菊岡さんをはじめ、北海道、宮城、東京(ピースリボン裁判)、大阪、広島、福岡などから発言がありました。

そのうちここでは、・北海道、・東京(ピースリボン裁判)、・大阪、・広島、からの報告を紹介します。

<北海道・釧路>
「日の丸・君が代」に関しては、いろいろな段階で闘いが取り組まれている。しかし、今年度、道教委は、これまで組合と結んでいた協定書を全面的に破棄し、査定昇給や教職員評価がスタートした。すると、<「日の丸・君が代」に反対するのは評価にひびく>などと言い出す校長たちが出てきた。いまのところ処分はないが、今後はわからない。

<東京・ピースリボン裁判>
2000年の国立二小でリボン着用で文書訓告になった。理由は<精神的職務専念義務違反>というもの。これでは、精神の中まで職務専念義務ということになる。敗訴したが、判決では「考えを表に出すことなく式に参加することは、公務員の役目>と言っている。これでは、<心と体を峻別して子どものまえに立て!>というものだ。ロボットのような教師として子どもの前に立つということだ。そして、<世情としてはその方(起立斉唱)が多い>と言っている。しかし、これは法律に基づかない裁判だ。法律無視の国や裁判所。私たちはますますこれらと闘わなければならないと思うようになった。

<大阪>
橋下の支持率が高い。そうした中で賃金カット、非常勤職員の削減などが強行されている。彼は11月、<「日の丸・君が代」を考えるのは大人になってからでいい>などと述べている。昨日(2月20日)、門真市の中学校の昨年の卒業式に関して、生徒達が着席したことをめぐり、<文書訓告1名><厳重注意8名>の処分か出された。サンケイ新聞は、「大阪市では33校が望ましい形になっていない」などというキャンペーンを張っていいる。それに市教委は屈する形で指導を強めようとしている。(否、市教委もサンケイ新聞と同じ体質になっている?)

<広島・養護教諭>
自分はこれまで18回戒告処分を受けている。自分は職員会議で、大きな声で、「これは憲法違反だ。戦争への道だ。皆さん、そうは思いませんか?!」と述べたところ、後で多くの人から賛同してくれた。自己申告も出していない。何度も校長室で強要された。しかし、おかしいと思うから出していない。このままでは言いたいことが言えなくなり、戦争になる。一人一人が生き生きと、意気揚々と闘って行きましょう。

<広島>
1998年度の是正指導以降、広島の教育は大きく様変わりした。その結果、毎年、現職死亡が出るようになった。しかし、それは「個人責任」とされ、問題になっていない。自分はこれまで16回の戒告処分を受けている。地域からも自宅に数回嫌がらせの電話があった。管理職は自分を担任にさせない。にもかかわらず、産休補助などにはあてる。「日・君」は人間関係を破壊する大きな要因になっている。広島教組の闘いからの「撤退」もそうした状況を許している。

以上で全国教研の報告を終わりますが、教育現場での闘いの火は決して消えていません。むしろ、職場には確実に不満が蓄積されつつあります。これは全国のどこかで吹き出すでしょう。

全国の皆さん!
「待て、しかして希望せよ!」(『モンテ・クリスト伯』より)、
です。

(追)
東京の高校では明日(3月1日)から卒業式が始まります。



法廷カレンダー

法廷カレンダー、2009年3~4月を更新しました。

法廷カレンダー
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