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2009/04/23

2009年春の闘い(30)

渡部です。

本日(4月22日)、東京地裁で、養護学校関係と河原井・根津さん関係の合同の「君が代」裁判の公判がありました。

去る3月26日にヒドイ判決が出ましたが、これはそれとはまた別の訴訟です。(彼女たちはいくつもの「君が代」訴訟を抱えています)
裁判長は「3・26判決」の中西裁判長ではなく、青野裁判長になりました。

本日の公判では、弁護士の意見陳述と(1)養護学校のMiさん、(2)Maさん(弁護士が代読)、(3)河原井さん、(4)根津さんの意見陳述が行われました。

いずれも素晴らしい内容でしたが、ここではとくに、(2)と(3)の意見陳述を紹介します。

<(2)Maさんの意見陳述から>
2003年の「10・23通達」の翌年3月、私は新小1の担任に指名されました。
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入学式が始まりました。体育館へ入ることを嫌がる子。
入場したものの席に着くや泣き出す子。
そしてその場から離れようとする子。
間髪を入れずに司会の号令。「起立。国歌斉唱」。
さして暑くもないのに、汗だくで他暴れるわが子を抱きかかえる保護者。
そんな保護者と子どもの姿を目の当たりにした時、私は足元から力が抜けてしまいました。
「ここはもう学校じゃない。こんなことまでして入学式をする意味があるのか。」
私は椅子に座っていました。
私はこの行為により戒告処分を受けました。
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あの「10・23通達」から6年半になります。
私はこのようなやり方が続くことに恐怖を覚えます。
「日の丸」旗と都旗だけがあって誰もいないステージに向かって「一同、礼」をすることや、起立をしない教職員を探し出すための教職員の座席表提出、果ては処分を前提とした職務命令が出る、そうしたことが当たり前であると錯覚するような事態が定着しつつあるのです。
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憲法を踏みにじり、学校を血の通わない場所にしようとしている東京都教育委員会こそが裁かれるべきだと私は考えます。

<(3)河原井さんの意見陳述から>
「知的障がい」の子どもたちが生活する施設の指導員として3年、教員生活は35年目に入りました。来年・・・定年退職を迎える身です。
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2009年3月12日、「性教育・こころとからだの学習」の東京地裁・矢尾判決は、「性教育・こころとからだの学習」の再開、人権回復の道を拓きました。
判決文の中で「創意工夫を重ねながら教育実践が蓄積されて、教授法が発展していく・・・」と述べています。
「教育の根源的営み」「教育とは何か」「学校とは何か」を明示しています。
まさに判決文その通りと確信します。
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「10・23通達」の強行後は、入学式、周年行事、卒業式が一変しました。
創意工夫も実践の蓄積も教授法の発展も消えうせてしまいました。
子どもたちや青年たちの存在より、「日の丸・君が代」が大事に大事にされる
教育内容に変貌してしまいました。
人権より「旗」「歌」の方が尊重されるのです。
学校はまるで戦場のようです。
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2009年3月26日の東京地裁・中西判決は惨々たるものでした。
ひとりひとりの人権を大切にしていたら社会は成り立たないと述べ、「教育の根源的な営み」については完全無視でした。
「この世は無法国家だ」「この世に裁判所なし」という想いでいっぱいでした。

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「10・23通達」により、いかに異常なことが東京都の学校現場で進行しているかがお分かりになったと思います。
なお、河原井さんは、以下の集会でも発言されるようです。

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『愛国心のおしつけ、「日の丸・君が代」強制、教育の格差、NO! 今こそ声をあげよう!教育を子どもたちのために4・25集会』

<日 時> 2009年4月25日(土) 13:30開場、14:00開会
<場 所> 九段会館(地下鉄東西線・半蔵門線・新宿線の 
 九段下駅A4出口徒歩1分)
 電話03-3261-5521
<内 容> ・オープニング(和太鼓)
      ・学校現場からの発言
      ・特別講演(「教育と自由」・益川敏英さん)
      ・パネルデスカッション
 (コーデネーター・小森陽一さん)
 (パネリスト・木附千晶さん、藤田英典さん、木田由紀さん)
<資料代>800円(高校生以下は無料)  
<主 催>「教育を子どもたちのために4・25実行委員会」
<呼びかけ団体>
 ・学校に自由の風を!ネットワーク
 ・「君が代」不当処分撤回を求める会
 ・教育を壊すな!市民と教職員東京ネットワーク
 ・憲法・教育基本法全国ネットワーク
 ・子どもと教科書全国ネット21
 ・子どもと女性の人権を考える東京の会
 ・「子どもはお国のためにあるんじゃない!」市民連絡会
 ・東京・教育の自由裁判をすすめる会
 ・ピースボート
 ・都教委包囲首都圏ネットワーク



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