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2009/05/24

「日の丸・君が代」被処分通信

「日の丸・君が代」被処分通信
経過報告 四七  2009.5.23
八王子市立第五中学校夜間学級
被処分者 近藤順一

「日の丸・君が代」強制・不当処分に対する公正な人事委員会裁決を望む
 ~報告:07.08処分の人事委員会 口頭審理(5/21)~

 まず、傍聴にきていただき、3時間20分という長丁場を耐えた皆さまに心からお礼申し上げます。私の処分発令時などにいつも駆けつけてくださっている方々を背に、心強く証言できました。そして、初めてこのような場に来られた方々にもお会いして身の引き締まる思いです。

 証人尋問は、07.08年卒業式における不起立、被処分時の校長、八王子市教委指導室長、そして私の順に行われました。
 校長・指導室長は、あくまでも自らの意志で職務命令や市教委通達を発したことを述べました。都教委の2003年「10.23通達」は参考としたと言い張ります。毎年の職員会議で卒業式実施要項(案)が審議されるとき、必ず「10.23通達」と市教委通達が全教員に配布されます。そして式次第から「国歌斉唱」を削除することを提案しても最後には校長の判断で通過し、職務命令が発せられます。都教委は「日の丸・君が代」強制を隠して、直接的には職務命令違反で私を処分し続けています。ここにこの問題のポイントがあります。学校現場が行政によって教育内容にまで介入されたとき、それが校内問題として処理されるのです。逆に言えば、徹底した教職員の議論、保護者や地域住民をも含めた方々との話し合いが不足しています。
 証言内容について校長が「外国からきた生徒にも国旗・国歌を尊重してもらう」といったときには思わず声が出そうになりました。教育的想像力なくしては、強制も尊重も区別がつかなくなるのでしょうか。

 私の証人尋問では、以下の諸点を述べました。
(1) 都教委の「10.23通達」が発せられてから、その強制を受け入れてしまうのかどうか、教育の自由を奪われ強制を受忍しても生徒の前に立てるのかという激しい内心の葛藤があったこと。
(2) 都教委による強制は一過性のものではなく、処分もエスカレートしているので、現場での持続的な抵抗がなにより必要なこと。都教委の強制を白日の下に明らかにすること。
(3) 「日の丸・君が代」強制は、象徴天皇制を利用して強行されていること。その強制のメカニズムは、屈服、諦め、迎合を伴う戦前の相似的反復であること。

 都教委側代理弁護士による尋問で、私の06年不起立(市教委指導措置)について、「処分を望んだのか」などと見当違いの問いを発していたが笑止千万。さらに、「生徒の前で不起立したのは、あなたの考えの表現か」と聞いてきました。私は「教育はその場や今日・明日の効果ではなく5年、10年の影響をもつもの」と応えました。都教委は、不起立・不斉唱が何か教育とは別のものの表現と印象づけようとしています。

 さて、これまでの前例では、人事委員会の裁決は都教委に追随、迎合した厳しいものとなっています。私は、現場の教職員の皆さまをはじめこの問題に関心のある方、そして広く都民の皆さまにも訴え続けてまいります。07・08処分に対する口頭審理は今回のみで終了とされましたが、東京都人事委員会が、公正な審理、裁決を行うことを要求していきます。皆さまもぜひ下記まで声を寄せていただければ幸いです。

 

東京都人事委員会事務局任用公平部審査室
〒163-8001 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号
第一本庁舎北塔38階
電話 (03)5320-6946
FAX (03)5388-1755



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