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2009/07/22

「日の丸・君が代」被処分通信

経過報告 四九  2009.7.21
八王子市立第五中学校夜間学級
被処分者 近藤順一

不当な「服務事故再発防止研修」に抗議する
 ~さらなる処分を狙う独断の繰り返し~

 本日(7/21)、09年3,4月の被処分者を対象に行われた。「研修」の名の下に一方的に思想改造、良心放棄を迫ったことに強く抗議すると共に、多くの方々が声をあげていただいたことに感謝します。現場に来ていただいた方はもちろん、粘り強く裁判闘争や各方面での取組を進めている方々の直接、間接の支援を感じています。ありがとうございます。
 「研修」は合同の「基本研修」と個別の「専門研修」が行われ、「所感」を書かせるものであった。録音を禁じられたので、メモと記憶に基づいて具体的に報告する。

A:「基本研修」
(1) 昨年と同様の講師、イソザキ氏による地方公務員法の繰り返し解説。
(2) 職務命令をひたすら守ることを繰り返す。
(3) 憲法については、15条「全体の奉仕者」のみ取り上げ、19条「思想、良心の自由」は排斥する。
(4) 「今回の服務事故」「今回の事故」と具体的に述べ、「非違行為」「公務中の義務違反」を繰り返す。
(5) 学習指導要領を「全国的基準」として、校長の職務命令合法の根拠とする。
(6) 「平成20年7月15日、教職員の服務の厳正について」を読み上げ、「分限事由に該当する可能性がある教職員に関する対応指針」についても指摘する。
(7) 「処分」により、経済的損失をこうむることを提示する。

B:「専門研修」
(1) オカモト課長による「非行の種類」「勤務態度不良」「職務命令違反」の一方的通告。
(2) 職務命令について「適法性の推定」なるものをもちだし無条件服従を迫る。
(3) 「人事委員会の裁決は、だいたい都教委に有利なものとなる」との見解を述べる。
(4) 横浜地裁の判決を持ち出して、「日の丸・君が代」強制を合理化する。
(5) 「分限事由に該当する可能性がある場合」の「職への適格性に疑念を抱かせる場合」を指摘する。

 今年度は、具体的に「今回の服務事故」に言及し、「教職員の服務の厳正」「分限対応指針」を繰り返し取り上げ、職務命令違反を不適格教員に仕立て上げる条件としている。極めて危険な特徴を示した。

現場の教職員の責任ある言動が求められている

 衆議院が解散され、政権与党の幹事長は、「日の丸・君が代」問題を選挙の争点とする意向を述べた。(7/19,日曜討論)望むところだ。すべての衆議院議員候補者に「日の丸・君が代」強制の是非を問いたい。
神奈川こころの自由裁判で、横浜地裁は、“公務員には起立・斉唱の義務がある”という不当判決を出した。その中で、「一般的には」とか「当然されるべき」とか「通常想定」とか「期待される」などは、「全国の公立高等学校」や「全県立学校」の実態を強く意識した判決文となっている。
私たち学校現場の教職員がはっきりと強制に、“NO”を示すことこそが急務となっている。様々な言動によって、主任教諭制や教員免許更新制と共に、都民の皆さまに事態の深刻さを提起していかなければならないと思う。国民全体に対し直接責任をもち、都民の負託に応える道を共に歩みたい。



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