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2009/07/27

「8・28都教委包囲アクション」へ(8)

渡部です。 

本日(7月23日)、東京地裁で、土肥元三鷹高校長の第一回口頭弁論が行われました。彼はその中で、次のように述べました。

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34年間の教師生活の中で、私と関わった生徒はみな幸せになって欲しいと思うのは教師として当たり前のことだと思います。そのためには生徒一人一人の人権が尊重される社会こそが生徒の幸せを保障する社会だと思います。
人権が保障されるということはその前提として平和でなければならないのです。だからこそ私の信条は基本的人権の尊重と平和主義なのです。

その基本的人権の中でも最も重要なのが言論の自由だと思っています。
特に多くの意見を反映できる制度としての民主主義政治にとって言論の自由が絶対不可欠な要素であり、言論の自由のない政治は民主主義政治とはいえないのです。
言論の自由がない組織は歴史を見れば明らかなように必ず腐敗し崩壊しています。
戦前の日本も、ソビエト連邦も、そして船場吉兆やミートホープも崩壊しました。民主主義を教える学校で、民主的運営が行われなければ、民主主義は教えられません。
教師の言論の自由がなくなれば必ずや生徒の言論の自由も奪われ、日本が再び崩壊の道を歩むと思います。

教育は誰のためのものですか。当然、生徒のためだと思います。だからこそ私は生徒のために全力を尽くしてきました。その証が、私の退職に当たり、生徒達が私にくれた卒業証書と卒業生全クラスの色紙です。
私は何も悪いことをしていません。私の信条は法令遵守であり、法的に決まったことはきちっと守っています。
私が今問題にしている教職員の意向を聞く挙手採決も三鷹高校ではやっていません。
でもこの通知は言論統制に繋がり、最終的には生徒のためにならないと思うからこそ通知の撤回を要求しただけなのです。
生徒、保護者に高く評価され、法令を守っている私が、何故非常勤教員不合格になったのか、どうしても納得がいかないのです。

教育現場で私は生徒に「自分が思ったことははっきりと言いなさい。」と指導してきました。それは生徒の主体性、自主性を育てるからです。ほとんどの学校の教育目標に「自主性、主体性」という言葉が出てきます。
私はそれを生徒に教えた責任からも、自分の思ったことを言わず、不当な権力にへつらうことは出来ません。
もし不当な権力の言いなりの社会なら、全国の学校の教育目標に掲げてある「自主性、主体性」の言葉をはずしていただきたいと思います。

今回提訴した一番の理由は「生徒のために」です。私の教えた生徒達が、自分の思ったことを自由に発言できる社会にしたいからこそ提訴したのです。
教育委員会も校長も教員もそれぞれの役割を果たして生徒のための教育活動が可能になるべく全力を尽くしているはずです。
教育委員会は施設、人事等の条件整備で、校長は教員のやる気を起し、学校の活性化を図るリーダーシップを発揮し、そして教員は生徒と直接向き合って生徒のために汗を流すのです。国民が私の考えが「生徒のためにならない」とはんだんしたのなら、私は素直に国民の意見に従います。
私は、何回も都教委に「公開討論」を要求してきました。しかし、一回もその要求に都教委は応じられませんでした。この裁判を通して、私の見解と都教委の見解を十分に吟味・比較して公平な判断を下されるようにお願い致します。



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