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2009年10月

2009/10/30

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法廷カレンダー、2009年10~11月を更新しました。

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2009/10/29

「君が代」解雇をさせない会のビラまきと抗議行動

渡部です。 

本日(10月29日)、河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会の都庁前ビラまきが行われました。参加者10数名。

ビラの表面は『石原都知事は責任を取って辞任せよ!』でした。オリンピック招致に158億円もの都税を使いながら「これぐらいのことで東京の財政は痛くもかゆくもありません」と述べている石原を糾弾し、「生活が苦しくても医者にもかかれないとか、高校進学をあきらめる、あるいは高校中退をせざるを得ない子どもたちがどの学校にも相当数いる中で、都民の生活よりも、”僕がやりたいオリンピック”が大事な知事。・・・即刻、辞めていただきたい。」と書いてありました。

裏面は、河原井さん・根津さんに対する11月11日(水)の「再発防止研修」を中止を求める内容でした。

そして、ビラまき終了後、「再発防止研修の中止を求める要請書」(10月15日付)への回答を受け取りに、第二庁舎30階の総務部に出向きました。どうやら、「廊下で渡す」ということらしい。 

「それは余りにも失礼だろう」と思いながら30階に上がると、総務部入口の内側で渡すことになったようでした。

こちらが要請文を再度読み上げると、またしても役に立たない(税金の無駄遣いともいえる)教育情報課のT氏が人事部からの回答だというので、「懲戒処分を受けたので再発防止研修をします」というようなことを人事部に代わって読み上げ、そそくさと自分の席に帰ってしまいました。

参加者からは大きな抗議の声が上がりました。すると、それまで仕事をしていた職員の何人か私たちのまわりにやってきて阻止線をはるような形になりました。

私たちの何人かが抗議する中で根津さんが前に出て次のようなことを述べました。

「みなさんの中に、もし私が起立しなかったことに対しおかしいと思う人がいたら、ここにきて説諭して下さい。出来ないでしょう。上からの指示に従がっているだけではないですか。Tさんも人格的には悪い人だとは思いませんが、ただただ従っているだけではないですか。子どもたちの教育のために力を注ぐのが仕事ではないのですか。私の首切りに手を貸すようなことはしないで下さい。」

また、もう一人の女性のTさんも次のようなことを述べました。
「都民の6~7割の人が、君が代処分に対してはおかしいと考えている。また、大阪の橋下知事は、職員をどんどん分限免職にすると言っている。分限免職攻撃は決して根津さんにだけかけられているのではない。皆さんにもかけられているのだ。あなたたちもいつ首切られるかわからないのだ。石原はもう終わりなんだ。内部から反対の声を上げて下さい。」

すると広い広い部屋のほとんどの職員が仕事の手を休め身じろぎもせず彼女らの話を聞いていました。

そこで、「解雇させない会」のMさんが、「演説はこれくらいにします。私たちはこれで帰りますから、みなさん、よく考えて下さい」と述べ、参加者一同は総務部の部屋を後にしました。



都庁情宣

10.29都庁情宣のちらしです。

 

 

10
.29都庁情宣

「f20091029.pdf」をダウンロード



2009/10/26

解雇させない会ニュースNo.27

解雇させない会ニュースNo.27のダウンロードです。


 

解雇させない会ニュースNo.27

「newsno27.pdf」をダウンロード

 


解雇させない会ニュース一覧表

解雇させない会ニュース一覧表を作成してあります。
左側の赤いピンアイコンのリンク先を「お気に入り」に登録することをお薦めします。



2009/10/18

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2009/10/16

再発防止研修の中止を求める要請書

2009年10月15日
東京都教育委員会 教育長 大原正行様

再発防止研修の中止を求める要請書

河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
連絡先:多摩島しょ地区教職員組合
〒186-0001 国立市北1-1-6コーポ翠1階西 

 東京都教育委員会(以下、都教委という)は今年も7月に「君が代」不起立教員に対して再発防止研修を行いました。そしてその時停職6ヶ月にあった河原井純子さん(八王子東特別支援学校)、根津公子さん(あきる野学園)に対しては、来る11月11日にそれを強行しようとしています。
 河原井さん、根津さんら、「君が代」不起立教員は、「日の丸・君が代」について子どもたちにその意味や歴史を知らせることなく尊重することや起立し斉唱することを強制することは、教育に反し、教育を破壊する行為であり、教員として、これに黙って従うことはできないと考え、自らの不利益は覚悟して起立を拒否したのです。それは、教育的良心、教育的信念からの行為です。
彼女たちは、教育行為を遂行したのであって、"非行"など行っておらず、再発防止研修の対象ではありません。このことを、河原井さん、根津さんはもちろんのこと、当会もこの間一貫して主張してきていますから、都教委は先刻承知のはずです。それを承知の上で、再発防止研修を毎年繰り返し強行しても、彼女たちが"反省"をするはずがないこともまた、都教委はおわかりのはずです。再発防止研修に名を借りた転向強要・思想弾圧を止めるべきです。
この再発防止研修は二重の処分であるだけでなく、次への脅しです。昨年都教委が策定した「分限自由に該当する可能性がある教職員に関する対応指針」の「第5例の(5)研修を受講したにものの研修の成果が上がらない」を使って分限免職を企むなどということは、決してあってはならないことです。
「君が代」処分とその再発防止研修は、人権教育を推進すべき立場にある教育行政・都教委の資質が、国際的に問われてくる問題です。

 石原与党が大敗した今、石原体制下にある都教委は数の力に任せて強行したいくつもの施策を見直し、撤回すべきです。とりわけ10・23通達及びそれにまつわる処分や再発防止研修について、現場の教員や保護者・市民の声を丁寧に聞き取り、同通達を撤回すべきです。2005年春の調査で都民の70%近くは「処分に反対」と回答を寄せていることも見逃してはなりません。

 私たちは、来る11月11日に都教委が河原井さん、根津さんに強行しようとしている再発防止研修を、直ちに撤回するよう要求します。
                                             以上



 

再発防止研修中止要請書

再発防止研修中止要請書をダウンロード



2009/10/15

分限免職・懲戒免職反対署名

分限免職・懲戒免職反対署名が、東京教組・都障労組の扱いで開始されました。
是非ともご協力ください。




東京都教育委員長     木村 孟 様
東京都教育委員会 教育長 大原 正行様

「君が代」強制に対する不服従による、分限免職・懲戒免職を出さないことを求めます
 
 東京都教育委員会は2003年10月23日に、いわゆる「10.23通達」を出し、卒業式・入学式等の「君が代」斉唱の際に、教職員が起立・伴奏をするよう、校長に職務命令を出させ、従わない教職員を大量に処分してきました。既に400名を超える教職員が処分されています。
 2006年9月21日には、東京地裁で「日の丸・君が代の強制は違憲・違法。強制してはならない。」という判決が出されたにもかかわらず、都は高裁に控訴し、その後も不当な処分を繰り返しています。
 「君が代」強制に対して不服従を貫いている根津公子さん、河原井純子さんに対し、東京都教育委員会は、不当にも停職6ヶ月という処分を繰り返しています。さらに都教委が2008年7月15日に出した「分限事由に該当する可能性がある教職員に関する対応指針」は、教職員が情実に左右され、身分保障をいたずらに剥奪される危険をはらんだものであり、見過ごすことはできません。本来分限処分は懲罰的な意味合いを持たせるべきものではありませんが、不起立などで「君が代」の強制に抵抗している教職員を、分限によって免職処分にする可能性は否定できません。私たちは「君が代」強制に対する不服従での懲戒免職はもちろん、分限免職もしないよう強く求めます。
 私たちは以下のことを要求します。

1 「10.23通達」を撤回すること
2 「10.23通達」に基づく処分を撤回すること
3 「君が代」強制に対する不服従で懲戒免職及び分限免職をしないこと

取り扱い団体:
東京都公立学校教職員組合
千代田区一ツ橋2-6-2日本教育会館7F
℡ 03-5276-1311
東京都障害児学校労働組合
杉並区高円寺北3-31-3-102
℡ 03-3223-8616

 

 

 

分限免職・懲戒免職反対署名

分限免職・懲戒免職反対署名用紙をダウンロード



2009/10/14

「日の丸・君が代」被処分通信

「日の丸・君が代」被処分通信
経過報告 五一 2009.10.13
八王子市立第五中学校夜間学級
被処分者 近藤順一

強制の意味を理解しない不当裁決
~07/08処分に対する東京都人事委裁決に抗議する~

10月2日付で表記のように連続処分不服審査請求に対する裁決が出された。「主文」は「審査請求をいずれも棄却する」という不当なものである。人事委の「判断」は、処分者都教委の「主張」をほぼ容認している。都教委「10.23通達」以来の「日の丸・君が代」強制を、強制として理解しない、ごまかしの裁決である。以下3点を指摘しておく。

1,都教委の強制を補完する裁決
人事委の「判断」は、学習指導要領「特別活動」「社会科」規定が「法的拘束力を有する」として、都教委・市教委の通達は「国旗・国歌を尊重する指導」として「必要なもの」「教育の機会均等の確保」であるという。そして重大なのは、校長の職務命令を「校長がその権限に基づき、式次第やその進行を予め一律に定め、これを実施しようとすることは、儀式としての性質上その必要があるといえ、また、本件職務命令は、学習指導要領の国旗・国歌条項の趣旨を一層充実させるべく発令したもの」と、強制にお墨付きを与えている。
強制の実態を理解せず、「尊重」とか「機会均等」という転倒した判断を下していること、また、「地方自治の原則」なるものを曲解し、「国とは異なる側面」「権限」があるとして、「市教委通達」「実施指針」の「壇上正面に掲揚するのが一般的」「起立斉唱することも一般に行われている」「音楽専任教員がピアノ伴奏を行うのが一般的」として、それを「必要かつ合理的な範囲」という。
教育が学校現場の児童・生徒を主体として教職員が直接接触して作り上げていくという視点は全くないのである。

2,上意下達の強権を隠蔽する裁決

人事委の「判断」は、都教委―市教委―校長という一連の強権を「指導、助言、援助」などとしてごまかしている。しかし、市教委と校長との関係では「通常であれば校長の校務掌理権限に任せて処理すべき事項であっても、校長の権限が発揮しにくいなどの事情があり・・必要に応じて、その指揮監督権限に基づき、各校長に対し具体的な職務命令を発することも可能である」としている。その背景として、平成14年度の八王子市内小中学校卒業式(2003年3月)では「国旗の正面壇上掲揚の未実施校は、105校中42校、国歌斉唱時のピアノ伴奏未実施校は56校」という自由と強制の拮抗状態があったことを率直に認めている。

3,生徒、教職員の内心侵害を無視する裁決

人事委の「判断」は、外国籍の生徒に対しても「日本の普通教育を行う中学校の卒業式において、国歌の起立斉唱を求めることは、十分是認しうるものである。」としている。また、「日の丸・君が代」が歴史的に「軍国主義」と結びつくという私の主張を認め、起立斉唱は「精神的な苦痛を受けるであろうことは否定しないとして」いる。その上で「教育公務員」として「起立して生徒を指導すべきであ」り「そのようにすることが請求人のもつ考えを否定するものであるとは認められない」と断定している。
人事委裁決は国旗掲揚・国歌斉唱が「天皇制に対する評価、戦争責任についての評価などと密接に関連するものとはいえない」としているが、国旗・国歌法成立時の政府見解では「君が代」の「君」は天皇のことであり、「君が代」とは日本国のこと、歌詞全体は日本国の末永い発展を期すものとされた。また、天皇は戦争責任を引き受けず絶対主義天皇制から象徴天皇制へと受け継がれたのである。

この「裁決」の全体的印象は、時代錯誤の硬直した化石にしがみつく姿であり、ゆっくり変わろうとする都政、国政にすら取り残される代物である。これもまた石原都政下の人事委のなせる技であろう。

私は以下のように、4回の処分を受けてきた。
2006 卒業式不起立・不斉唱により市教育長指導措置
2007 卒業式不起立・不斉唱により戒告処分
2008 卒業式不起立・不斉唱により
減給10分の1,1ヶ月処分
2009 卒業式不起立・不斉唱により
減給10分の1,6ヶ月処分
全ての懲戒処分に対して、東京都人事委員会に処分の不服審査請求を行い、07/08処分については“処分を妥当とする”不当裁決が出された。



2009/10/05

10月2日(金)

 待ちに待った初出勤の1日、学校の玄関をくぐると、見慣れない背広姿が目に入った。「都教委の方ですか。お名前は」と聞くと、「金子です」。西部学校経営支援センター西支所の指導主事だという。何のためにここにいるかを聞くと、「副校長と話があって」と言う。「話をするのに普通は、玄関ではしないでしょう」と私は言ったが、金子氏は無言であった。
 私は職員室に急ぎ、職員のレターボックスに用意してきた挨拶文を入れた。手伝ってくれる人がいたので、始業前に完了した。朝の職員打ち合わせが始まり、前方を見ると、副校長の隣近くに、今しがた見たばかりの金子サンがいる。これをここで問題にすべきか、考え、今日のところは黙っておいた。
 1日は「都民の日」で学校は休業日、生徒は休み、教員も少ししか出勤していない、寂しい初出勤の日だったけれど、多くの人が労いのことばをかけてくれた。
 2日はいつもの学校、「復帰してよかったですね」「がんばってください」という高等部の生徒、「家庭科の授業ができてうれしい」「授業がとっても楽しみ」と言ってくれたのは、中学部の生徒。高等部や中学部の生徒たちが復帰を喜んでくれたことが何よりうれしい。

 以下は、挨拶文




同僚の皆さまへ

停職が明け、復帰しました。
今日からまた、一緒に仕事をさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
03年以降ほとんど毎年都教委の指示で異動をさせられてきた身としては、再びあきる野学園で働けるのは、この上なくうれしいことです。新学年を迎えた子どものような心境で今日を迎えました。

処分された6ヶ月前と現在とでは、政治情勢が大きく変わりました。政権交替があったからと言って、それでいい政治がされるとはまったく思いません。しかし、有権者がきちんと声を挙げることで政治は変わり得るということを、今回の都議選、衆院選の結果は示しています。
都教委はおかしい! 現場に下ろしてくることは子どもたちのためにならないことばかり!! 「君が代」不起立で処分を受け続ける私だけでなく、教員の多くがそう感じています。三鷹高校をこの春退職された土肥元校長は、それを公表され、裁判に訴えられました。
復帰に当たり、とりわけ新採の方々に向け、都教委の教育行政について一言述べたいと思います。どうぞ、お付き合いください。

1999年石原氏が都知事に就任するや、それまで他県と比べ比較的民主主義が活きていた東京の教育は、破壊の一途を辿らされました。指示命令に考えずに従う、さらには、上の意を汲み取り率先して動く従順な子どもをつくるという明確な目的を持って石原都教委は、憲法も教育基本法も子どもの権利条約も、東京の教育目標から削除し、まずは、教員の管理統制に走りました。従順な子どもをつくるために、教員に従順さを求めていきました。

自己申告書の提出と業績評価・賃金差別、主幹や主任教諭の導入、週案の提出強要、「君が代」不起立・不伴奏での処分、学力テスト・・・・・・。これらを導入したときの表向きの理由を都教委は、「円滑な学校運営」とか、「児童・生徒の学力向上」などとしましたが、本当の狙いが“従順な教員、従順な子ども”づくりにあったことは、明白です。10・23通達についての次の発言・主張は、それを示しています。
「まずは形から入り、形に心を入れればよい。形式的であっても、(教員や生徒が国歌斉唱時に)立てば一歩前進である」(03.11.11指導部長)
「(不起立が)一人の人、あるいは二人の人だからいいじゃないのと言うかもしれませんけれども、・・・何しろ半世紀の間につくられたがん細胞みたいなものですから、・・・少しでも残すと、またすぐ増殖してくるということは目に見えているわけです。徹底的にやる。曖昧さを残さない。」(04・4・9元丸紅会長の鳥海教育委員)
「起立する教職員と、それを拒否する教職員とがいた場合、その指導を受ける児童・生徒としては、国歌斉唱の際に、国旗に向かって起立してもいいし、しなくてもいいと受け取ってしまうのであ」る(07.2.2都教委準備書面)。

 果たして学力テストや週案の提出は“従順な教員”づくりとは関係のないことでしょうか。
学力テストについては、教育の自由を奪い、教員を管理統制するもの、ということで、過去に大きな反対闘争がありました。私は、今も教育行政の狙うところに変わりはないと思います。学力テストが、学力向上に効果がないことは、この間、フィンランドの教育と比較し論じられてきたところです。

教育課程審議会の会長であった三浦朱門氏の次の発言は、文科省が学力など、何も考えていないことだけでなく、国の教育に対する考え方を如実に示していると思います。都教委もしかりです。

「平均学力が下がらないようでは、これからの日本はどうにもならんということです。つまり、できん者はできんままで結構。戦後50年、落ちこぼれの底辺を上げることにばかり注いできた労力をできる者を限りなく伸ばすことに振り向ける。百人に一人でもいい、やがて彼らが国を引っ張っていきます。限りなくできない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいいんです」(斉藤貴男著「機会不平等」)。

 週案も、教育の自由を奪い、教員を管理統制するものです。1969年に東京都教職員組合(都教組)と都教委との間で、「一、『週案』『日案』は、強制的に提出する義務はない。 二、行きすぎの校長については、注意し、指導する」(1969年7月7日付都教組新聞「週案に関する都教組-都教委の確認」)ことが確認されました。これは現在も撤回されていませんが、都教委は事実上それを反故にして、提出しない教員に対して校長が圧力をかけてきます。私が2007年度の業績評価において「学習指導」を「D」とされた理由が、週案を提出しなかったこと(他に服装のこと)でした。
 私も当然毎回、授業案を作って授業に臨みます。週案提出を求められるようになった2001年以来、私は「週案を提出することによって、指導助言がされ、私の力量が上がり、生徒の学力が上がるのならば提出しますが、その保証はありますか。その説明をしてください」と校長・副校長(教頭)に言ってきましたが、その説明は未だに得られていません。そんなあやふやな事に応じてしまったら、私の「説明責任」が問われます。責任を持って仕事をしたいので、提出を見合わせているのです。

私が「君が代」斉唱の際起立の職務命令に従わないのは、「日の丸・君が代」の歴史や意味も知らせず、考えさせずに指示に従わせることが、教育ではなく調教であり洗脳だと考えるからですが、それはまた、石原教育行政が次々に出してきた、上にあげた施策と一体の教育破壊であると考え、沈黙してはいけないと思うからです。

免職にされなければ、私はあと1年半で退職を迎えます。その時期が迫るにつれて、口はばったい言い方を承知で言えば、おかしいことにおかしいと言い続け行動することが、若い人たちに対して私が残せることだと思うようになってきました。本当のことが言えない社会は戦争の時代。このことは、日本の先の戦争を見ても、現在の他国を見ても明らかです。日本はまだ、ものが言える社会です。人々がものを言い続けることが、ものを言えない社会を招かない一番の道です。みんなで声を出していきませんか?

 私の今後について触れます。
 例年通りですと、今月中に再発防止研修なるものに出席させられます。“自己の意に反しても起立すべき”という気持ちに改心させる、思想改造を目的とした「研修」です。これを拒否すると、また処分されるので、拒否できません。この再発防止研修を経て来春の卒業式で起立をしないと、停職6ヶ月にとどまらず、懲戒免職や「分限事由に該当する可能性がある教職員に関する対応指針」(08年7月15日策定)を使って分限免職にされる危険性があります。
指針には、「研修を受講しない、又は研修を受講したものの研修の成果が上がらない」「職務命令に違反する、職務命令を拒否する」「過去に非違行為を行い、懲戒処分を受けたにもかかわらず、再び非違行為を行」う場合は、分限免職にできると明記されているのです。
 どうぞ皆さま、「『君が代』で処分するな。免職にするな」と声を挙げていただけませんか?

 長々とお読みくださり、ありがとうございました。
人権が保障され、誰もが希望を持ち安心して暮らせる社会の実現と、そのための教育を目指して、皆さんとご一緒に仕事をさせていただきます。

2009年10月1日 
根津公子



9月30日(水)

 停職「出勤」最終日は、南大沢学園に「出勤」した。久しぶりにまとまった雨が降ったのではあるが、最終日は晴天であってほしかった。杉本さん、永井さん、高木さんの4人で元同僚たちや生徒たちを迎えた。

「いよいよ復帰ですね。応援しています。先生がんばってくださいね」と車を止めて言って下さる保護者や、「半年間、お疲れ様でした」「引き続きあきる野で働けることになって、よかったね」と言ってくれる元同僚たちのことばに力を得た最終日であった。

末木さん、清水さん、それに中宮さんも来てくれて、雨の中を行き来する子どもたちと触れ合った。皆さん、忙しい合間を縫ってきてくださり、こうした支援に支えられての停職「出勤」であることを、しみじみ、ありがたく思う。

 「どんぐりに来てください」と今朝も言ってくれた生徒の誘いに乗って、みんなで公園のどんぐり喫茶に行った。ここでも保護者に会って、その方から「先生、がんばってくださいね。いつも応援していますから」と励ましをいただいた。

 「下校」をみんなで見送って、最終日の「出勤」を終えた。



2009/10/01

10月1日挨拶文

以下、10月1日に根津さんが配布した挨拶文です。


 

挨拶文
「挨拶文」のダウンロード



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