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2009/10/14

「日の丸・君が代」被処分通信

「日の丸・君が代」被処分通信
経過報告 五一 2009.10.13
八王子市立第五中学校夜間学級
被処分者 近藤順一

強制の意味を理解しない不当裁決
~07/08処分に対する東京都人事委裁決に抗議する~

10月2日付で表記のように連続処分不服審査請求に対する裁決が出された。「主文」は「審査請求をいずれも棄却する」という不当なものである。人事委の「判断」は、処分者都教委の「主張」をほぼ容認している。都教委「10.23通達」以来の「日の丸・君が代」強制を、強制として理解しない、ごまかしの裁決である。以下3点を指摘しておく。

1,都教委の強制を補完する裁決
人事委の「判断」は、学習指導要領「特別活動」「社会科」規定が「法的拘束力を有する」として、都教委・市教委の通達は「国旗・国歌を尊重する指導」として「必要なもの」「教育の機会均等の確保」であるという。そして重大なのは、校長の職務命令を「校長がその権限に基づき、式次第やその進行を予め一律に定め、これを実施しようとすることは、儀式としての性質上その必要があるといえ、また、本件職務命令は、学習指導要領の国旗・国歌条項の趣旨を一層充実させるべく発令したもの」と、強制にお墨付きを与えている。
強制の実態を理解せず、「尊重」とか「機会均等」という転倒した判断を下していること、また、「地方自治の原則」なるものを曲解し、「国とは異なる側面」「権限」があるとして、「市教委通達」「実施指針」の「壇上正面に掲揚するのが一般的」「起立斉唱することも一般に行われている」「音楽専任教員がピアノ伴奏を行うのが一般的」として、それを「必要かつ合理的な範囲」という。
教育が学校現場の児童・生徒を主体として教職員が直接接触して作り上げていくという視点は全くないのである。

2,上意下達の強権を隠蔽する裁決

人事委の「判断」は、都教委―市教委―校長という一連の強権を「指導、助言、援助」などとしてごまかしている。しかし、市教委と校長との関係では「通常であれば校長の校務掌理権限に任せて処理すべき事項であっても、校長の権限が発揮しにくいなどの事情があり・・必要に応じて、その指揮監督権限に基づき、各校長に対し具体的な職務命令を発することも可能である」としている。その背景として、平成14年度の八王子市内小中学校卒業式(2003年3月)では「国旗の正面壇上掲揚の未実施校は、105校中42校、国歌斉唱時のピアノ伴奏未実施校は56校」という自由と強制の拮抗状態があったことを率直に認めている。

3,生徒、教職員の内心侵害を無視する裁決

人事委の「判断」は、外国籍の生徒に対しても「日本の普通教育を行う中学校の卒業式において、国歌の起立斉唱を求めることは、十分是認しうるものである。」としている。また、「日の丸・君が代」が歴史的に「軍国主義」と結びつくという私の主張を認め、起立斉唱は「精神的な苦痛を受けるであろうことは否定しないとして」いる。その上で「教育公務員」として「起立して生徒を指導すべきであ」り「そのようにすることが請求人のもつ考えを否定するものであるとは認められない」と断定している。
人事委裁決は国旗掲揚・国歌斉唱が「天皇制に対する評価、戦争責任についての評価などと密接に関連するものとはいえない」としているが、国旗・国歌法成立時の政府見解では「君が代」の「君」は天皇のことであり、「君が代」とは日本国のこと、歌詞全体は日本国の末永い発展を期すものとされた。また、天皇は戦争責任を引き受けず絶対主義天皇制から象徴天皇制へと受け継がれたのである。

この「裁決」の全体的印象は、時代錯誤の硬直した化石にしがみつく姿であり、ゆっくり変わろうとする都政、国政にすら取り残される代物である。これもまた石原都政下の人事委のなせる技であろう。

私は以下のように、4回の処分を受けてきた。
2006 卒業式不起立・不斉唱により市教育長指導措置
2007 卒業式不起立・不斉唱により戒告処分
2008 卒業式不起立・不斉唱により
減給10分の1,1ヶ月処分
2009 卒業式不起立・不斉唱により
減給10分の1,6ヶ月処分
全ての懲戒処分に対して、東京都人事委員会に処分の不服審査請求を行い、07/08処分については“処分を妥当とする”不当裁決が出された。



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