フォト

掲示板

停職「出勤」日記2009

停職「出勤」日記2008

停職「出勤」日記2007

停職「出勤」日記2006

停職「出勤」日記2005

投稿欄

ちらし置場

リンク集

« 法廷カレンダー | トップページ | 法廷カレンダー »

2010/04/19

文部科学省の道徳的退廃

渡部です。 

本日(4月18日)の「朝日新聞」に<君が代不起立 処分激減>という憲法感覚があるのかどうか、また、誰の立場に立っているのか、分からないような記事が出ていた。

ところでその脇に<教える ウオッチ!>「文科省の対応政治家次第」というコラム記事があった。

それは以下のような記事である。
「鹿児島県霧島市の小学校で、屋上の天窓から児童が落ちてけがをする事故が起きた。同様の事故は2008年に東京都杉並区の小学校でも起きており、『またか』と思った。

(中略)

・・卒業式、入学式での日の丸掲揚・君が代斉唱の実施状況調査がそれだ。調査を繰り返し、実施率はほぼ100%に達した。
 杉並区の事故後、『再発防止策が実行されたか』を文科省が日の丸・君が代調査のように徹底的に調べていれば、ひょっとしたら事故は違う結果になっていたのではないか。あと知恵ではあるが、ふと思った。
 日の丸・君が代への対応と天窓への対応の差はなんですか?
私の疑問に、文科省幹部はこう答えた。『国旗国歌の調査は、やらないと当時の政権党の自民党に怒られるから力を入れた。要するに政治家が怒るかどうか、政治家の関心事項かどうかですよ』。(後略)」

最後にある<文科省幹部>の言葉は一体何なんだ!!

第一に、彼らは一体どこを向いて文部行政をやっているのか、ということである。
幹部は、「生徒の命は二の次である」ことを公然と言明しているのである。

第二に、このようなことを公然と言明する心理である。
第三者がこういうことを言うなら分かるが、当の本人が言っているのである。この記事を読んで文科省の他の役人は、また文科大臣は、どう考えるのだろうか。このような言明をそのままにしておくのだろうか。そうだとすれば、文科省も、教育行政に対しては第三者的な立場をとり、なんら責任を感じていないと言うことである。彼らには自分の仕事に対する責任も誇りもないらしい。(もし文科省関係者がこのメールを読んでいたら、文科省のみんなに転送して下さい)

第三に、この言葉には、文科省内(しかも幹部)にある「道徳的退廃」が典型的に表れている。
彼らは子どもたちに、「長いものには巻かれろ」「上から怒られたくなかったら、黙って従え」と言うのだろうか。彼らの体質は、中・高校生の中でも見られる「パーティ券の強要」や「金銭の強要」(喝上げ)などと同じである。しかも、それを言明しているところに救いようのない彼らの「道徳的退廃」があるのである。

ついでに「道徳」についても一言。

今、その文部科学省は「道徳」に力を入れ、あらゆる教科を通じて「道徳」教育を進めるなどとおかしなことを言っている。しかしこれでは、科学的な思考を「道徳」という観念的な思考で曇らせるだけであることが彼らにはわかっていない。
これでは、日本の教育は道徳的にも、科学的にもますます後退するであろう。
ちなみに中国の研究開発費は、すでに2006年には日本を抜いて世界2位になっている。(1位はアメリカ)しかもその差は開くばかりである。これに対し、日本は「国旗・国歌」強制や「道徳」が教育の中心だという。これでは視野の狭い「小国民」作りにしかならないだろう。これでは日本の若者たちは世界の物笑いになるだけである。
「当時の政権党の自民党」や<文科省幹部>らのやっていることは、全く話にならないことばかりなのである。

彼らの言うことを真に受けてはならない。



« 法廷カレンダー | トップページ | 法廷カレンダー »

投稿欄」カテゴリの記事

無料ブログはココログ
2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31