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2010/05/08

「日の丸・君が代」被処分通信

経過報告 五五 2010.5.4
累積加重処分取消訴訟 原告  近藤順一

第一回口頭弁論(5/17 13:15~東京地裁527号)への陳述書(抜粋)

 <不起立・不斉唱の意義> 
国旗・国歌について、プロトコール(国際儀礼)の名で強制を合理化する視点があるが、日々外国人生徒と接して感じることは、お互いの国家、文化を尊重する自由で寛容ある対応こそ国際的信用を回復する道であり、「日の丸・君が代」を強制すること、儀礼を強制することは、国際的信用失墜行為であります。
 私は、校長から職務命令が発せられるときその場で「これは法的責任が問われ、懲戒処分、分限処分の対象となるのか。」と確認しています。「日の丸・君が代」強制は、処分を構えてなされます。それは、宣誓させたり、文書を出させるというものではありません。教育課程において、生徒への直接指導の場面で教員がその態度、行動で示すことを強制しています。旭川学テ最高裁判決が述べているように「直接の人格的接触を通して個性の伸長をはかる」、まさにその場面で強制が進行します。そのような情況に立たされた教員に可能な公務とは、生徒に異なる考え、異なる行動があることを身体で示すことしかありません。せめてもの不起立・不斉唱によって多様な道があることを示すことです。それが生徒の学習権を保障することであり、一定の制限はあっても教員の教授の自由は認められるべきだと思います。そして、教員は自らが採った行為を公開して説明する必要があります。教育は一過性のものではなく、児童・生徒が自らの成長過程で反芻していくものだと思います。生徒は、私の行動を直ちには理解できなくとも後日新たな視点で考えるときがあるかもしれません。
私の不起立・不斉唱も一過性ではありません。自己弁護のためでもありません。毎回毎回、危機的状況に陥りますが、生徒にはわかりやすい教材を提供するのがプロの教師です。従って強制が続く限り不起立・不斉唱の行為を示しました。聞くところによると、儀式の時に休暇や場外措置をとるケースがあるようです。しかしその場合でも、思想、良心の自由は侵害され、何よりも、式会場では、粛々と強制が進行し生徒の学習権は滞りなく侵害されます。先にも述べましたが、この問題ではそれぞれの教職員が採った行為の公開説明が特に重要です。なぜなら、強制、処分をしてくる被告都教委は、間接的にしろ都民を代表する立場にあります。したがって、裁判で公正な判決を出していただくことも含め、私たち現場のもの、特に被処分者は丁寧に都民の皆様に説明しなければなりません。


「日の丸・君が代」累積加重処分取消裁判を支援する会
(略称 支援する会)への入会の呼びかけ(概略)

 強制の意味するところは「日の丸・君が代」が侵略戦争のシンボルとされ、子どもはもちろん国民全体の思想統制、反戦・厭戦への弾圧につながったことにあります。すでに東京の学校では校長~副校長~主幹~主任~一般教諭という職階制がしかれています。また、職員会議も形骸化しています。
 思想良心の自由は処分を構えた職務命令によって踏みにじられ、教育の自由である学習権、教授の自由は不当な支配によって侵害されています。教職員に対する強制・処分は、それを通して児童・生徒への強制に連動します。学校教育が統制されることは、子どもの個性ある発達を妨げ、上の言いなりになる人間をつくってしまいます。また、国家の象徴を学校現場で強制することは、かえって、国際的信用を失うことになります。
 近藤順一さんは、外国人生徒と日本人生徒が共に学ぶ夜間中学(八王子第五中)で強制に反対したため以下のように累積加重処分(段階的に処分が重くなる)を受けてきました。

2006 卒業式不起立・不斉唱により市教育長指導措置
2007 卒業式不起立・不斉唱により戒告処分
2008 卒業式不起立・不斉唱により減給10分の1,1ヶ月処分
2009 卒業式不起立・不斉唱により減給10分の1,6ヶ月処分
2010 卒業式不起立・不斉唱により停職1月<平成22年(不)第1号事件>

この裁判は、原告を支援する多くの市民の力により、その声を裁判所に届けることが大切です。立場は異なっても、「日の丸・君が代」強制・処分に反対する皆さまのご入会をお願い致します。

  入会のお誘い


 皆さまへ 薫風の候、元気にお過ごしでしょうか。3月末、処分やら、退職やらで、ばたばたしてから、あっという間に1月が過ぎ、日常生活のペースも定まらず、就活もままならず、これからのなすべき段取りも曖昧模糊としております。そうこうするうち、裁判の方は、口頭弁論の日も近付いてきました。第1回は原告本人の陳述ができるとのこと。冒頭の日程、場所ですので、多くの方の傍聴をお願い致します。なお、停職1月処分については都人事委への不服審査請求を行い事件名も確定し、3ヶ月経過すれば裁判に移行できます。
 ご協力いただいている署名も625筆に達しました。(5/3現在)感謝。
 長丁場となりそうですので「支援する会」への入会もよろしくお願いします。

入会のお誘い
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