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2010/05/20

「君が代」不起立裁判、本人尋問

渡部です。

本日(5月20日)、東京地裁にて上記本人尋問がありました。尋問されたのは3人、いずれも養護学校関係者でした。

尋問は、原告(被処分者)側の弁護士と被告(都)側の弁護士によってなされました。

被告側の弁護士による尋問は主に、不起立による子どもや保護者への影響についてでした。

これに対し3人は真っ向から、「日の丸・君が代」強制の不当性、違憲性を主張自分達の不起立の正当性を主張しました。
以下、都の弁護士の尋問に対する3人の答弁を紹介します。

<三輪さん>
(「10・23通達」後、11月7日に行われた50周年行事で一人不起立し、最初に処分された方です)

弁護士:子どもがまねをする、びっくりする、という影響を考えなかったのか。
三 輪:だから事前に子どもたちに話をしており、子どもたちは知っている。
弁護士:それは問題ないのか
三 輪:ハイ、一人の人間がそう考えているということです。
弁護士:学ばせたいという保護者は不快に感じると思うが。
三 輪:この問題に関しては、保護者にもいろんな人がいる。社会にもいろんな人がいる。だから、不起立という権利はあると思った。私としては立てないということです。保護者との信頼関係は築けています。

<丸子さん>(最後に裁判官も質問)
弁護士:不起立行為は子どもたちに意思表示と受け取られると思うが。
丸 子:そう受け取ってもらっても構わない。
弁護士:先生が座ると、子どもたちに「座るもの」と誤解を与えるのでは。
丸 子:全くそうは考えていない。考えることが大事だとずーと言ってきた。社会にはいろんな人がいる。子どもがまねするというなら、都教委が「教員はみんな立て」というのもおかしいのでは。  
弁護士:保護者の中には不快に思う人もいるのでは。
丸 子:それはあくまで仮定だ。もしクレームが来たならそれに対応すればよい。そういう言い方の質問には答えれらない。強制しているほうがおかしい。
裁判官:原告弁護士尋問の中で、「10・23通達」による強制は特定の価値観の押し付けである、と述べられたが、特定の価値観とはどういうことか。
丸 子:「日の丸・君が代」を崇拝、敬えということだ。

<河原井さん>(すでに原告弁護士尋問の中で、次のように答弁していました)「<不起立が子どもに悪影響を及ぼす>
<保護者に不快感を与える>と言うが、それは反対だと思う。卒・入学式だけを切り取って問題を立てるのはおかしい。一年間の教育活動の一つだ。いつも、
<お互いはっきりイエス、ノーを言い合おうね>
<自分らしく生きようね>と言ってきた私が、もし立ったら子ども達にかなりの悪影響を与えることになる。」

弁護士:HRで話したということだが。
河原井:「日・君」強制には多くの人が反対しているということ。
弁護士:理由も説明したのか。
河原井:説明した。1999年法制化されたが、その決まり方が民主的でない。「日・君」は世論を二分していた。歴史的事実も伝えた。本当に国旗・国歌が必要なら、みんなで話し合って、論議して決める、というようなことを。
弁護士:「日の丸・君が代」尊重ということについては。
河原井:そんなことは話していない。
弁護士:起立しなかった理由は。
河原井:憲法で思想・良心の自由が保障されている中で強制されることはノーだ。ふさわしくない。
弁護士:指導の一環として立っている先生がいる。立つことがモデルになるとは考えなかったのか。
河原井:考えなかった。むしろ、子どもの将来のために悪影響と思っていた。
(最後に裁判官の質問もありましたが、子どもには、「日・君」に賛成の人にも語ってもらったかというもので、それに対しては語ってもらったということでした。)

以上ですが、3人の原告は真正面から都教委の不当性を暴き、自らの正当性を確信をもって主張しました。

次回は9月6日 16:00より、527号法廷です。(結審になるかもしれません)

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<入学式不起立者処分発令抗議・支援行動>

5月28日(金) 13:30~ 

都教職員研修センター前にて(JR水道橋駅すぐ)

該当者は3名(うち1名は初めて)。弾圧に抗して、闘いの火は確かに受け継がれています。

都教委は抗議行動を嫌がっています。多数抗議行動に駆けつけて下さい。



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