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2010/09/07

突出している東京の教育現場と裁判所

渡部です。

本日(9月6日)、東京地裁で、都障労組3人組(三輪・丸子・河原井)裁判の<結審>がありました。

三人は、この間東京の教育現場がいかに子どもたちを無視したものになっているか、について、最後の意見陳述をしました。

(1)三輪さんは、「10・23通達」後最初の周年行事において、「日・君」強制のために直前にすべて計画が変更され、「子どもの安全・活動をないがしろにする異常な事態が現出したこと、「日・君」が焦点になり、それ以外はないがしろにされたこと、を怒りをもって訴えました。

(2)丸子さんは最近起きている異常な教育現場の実態を次のように陳述しました(その一部を紹介します。)

「東京都立の学校では教員一人一人にパソコンが割り当てられるとともに、ICTと称して電子黒板を学校に備えたりしています。都の予算を見ればおおよそ28億5000万円だとか。それも殆どが富士通製です。・・

しかもITCの研修の時に講師は「電子黒板もなかなか使えないかもしれません」と正直に話すほどのしろものなんです。また、3週間ほど前の新聞の投書欄に都内の女子中学生から、『大きな液晶カラーテレビが6台入り、電子黒板も入った。でも、私たちはこんなものより学校にとって必要だと思われる物はたくさんある。』という意見が寄せられていました。

そうです。都教委をはじめとする教育委員会は本当に児童・生徒のことをあるいは学校のことを考えているのでしょうか。・・・

(本日、NHKクローズアップ現代で、『奨学金が返せない ~若者たちの夢をどう支えるか~』を見ましたが、まさに教育現場・若者たちが食い物にされています。28億円以上もの金をつぎ込んでのICTもその一つですね:渡部付記)

私は東京都の教員になって35年目になりますが、残念ながら都教委の施策が良いと思ったことはほとんどありません。ここ15年は特にそうです。良いなんてものではなく、はっきり言って悪質です。

その結果、現在の学校は疲弊し、病気欠勤や病気休職の教職員が続出し、中には命を絶つという悲しいことも方々で耳にします。(彼の職場では4月に1名が、7月にも2名が、休職に入ったということです:渡部付記)

そんな悪質な施策の中で、最たる物が『日の丸・君が代』を処分をもって強制したことです。」

(3)河原井さんは次のことを強調しました。

「10・23通達の強行以降、学校は『人を大切に育む。自由闊達な教育の場』ではなくなり、『多様な価値観を一方的に否定し、ひとつの価値観のみを力で押し付け強制する場』へと邁進続けています。
・・・・・・・
学校はいま、『教育の本質を見失わされています。いま、私たちが即刻しなければならないのは、『教育とは何か』『学校とは何か』の根源的な問いに立ち返り。『教育の本質』を取り戻すことです。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

報告会で、この間全国行脚をしてきた河原井さんは次のようなことを話してくれました。

(本日の裁判に向けて、弁護士が裁判長から呼ばれ、<公判中、傍聴人は拍手をしないように言ってくれ>と言われた件に対し)

「東京の裁判所は権威主義だ。
札幌の裁判所傍聴では、始まる前に傍聴者に『起立』の強制はされなかったし、裁判の意見陳述中に拍手をしても問題はなかった。
大阪の裁判所も同様だった。
京都の裁判所はもっと賑やかだった。
空気が本当に柔らかだった。
東京は突出している!教育現場も裁判所も!!」



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