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2010/09/27

9・26「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する全国集会

渡部です。

本日(9月26日)東京の社会文化会館にて、<9・26「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する全国集会>が開かれました。

この4月から「高校無償化」が開始されましたが、朝鮮学校だけが排除されるという極めて差別的な異常な事態が現在も進行しています。

8月末に文科省の「検討委員会」はようやく「適用は妥当」との結論を出したにもかかわらず、民主党は「政調会」で討論すると横槍を入れてきました。(この間、拉致被害者家族会や「救う会」などは政府や文科省に朝鮮学校排除の圧力をかけています)

その「政調会」討論は、は9月13、14日に行われ、「適用」賛成派優勢のうちに終わったようですが、民主党はまだ手続を先に進めていません。

本日、集会に参加した民主党の大島参議院議員は、「拉致問題で民主党内でも紛糾した。高木文科大臣が決定することになっている」と述べていましたが、今なお予断を許さない状況がつづいています。

集会には、会場にとても入りきれない1500名が結集し、集会では、「全国朝鮮高校代表団リレートーク」がなされました。以下その概要を紹介します。

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①<東京代表>
4月当初、すべての高校に入るはずだった。しかし排除される。理由は矛盾が多い。教育内容と言うが、これまでも多くの人々に見てもらって評価されている。また、国交を結んでいないというが、国交を結んでいない台湾の学校は無償の対象になっている。今回の問題で「全国朝鮮高校連絡会」が成立、署名などの活動をやっている。これまで11万をこえる署名が集まった。自分達の力と協力してくれる日本の人の力で乗り越えることができると思う。

②<北海道代表>
すでに6ヶ月経つ。しかし今も適用外になっている。なぜこんなにも差別が続くのか。署名活動をやってきた。日本の人々にも支えられている。支える会の皆さんは集会もやってくれた。差別に屈することなく闘う。

③<九州代表>
日本の政府の姿勢に憤りを感じ、現在は呆れている。事あるごとに拉致問題を出すが、いつまで続けるつもりか。署名活動をしていると、支持してくれる人と攻撃してくる人がいる。朝鮮人としてしっかり誇りをもって生きたい。日本人の友人もいる。仲良くなるのは、お互いの違いを理解し認めあうことではないか。

④<神奈川代表>
今年は韓国併合100年目にあたる。自分たちは強制連行や仕事を求めてやってきた朝鮮人の3~4世にあたる。日本は私たちを認める法的・道徳的義務がある。今回、排除され大きな怒り、悲しみを感じる。朝鮮民族を否定している。プライドを踏みにじられた。

⑤<神戸代表>
最初嬉しく思った。しかし排除されとてもショックだった。署名は15000人集めたが、あるときは脅迫もあり、安心して学校にも通えなくなった。しかし学校は好きだ。力を貸して下さい。

⑥<広島代表>
とても残念だ。いまでもとても助成金は少ない。だから家庭の経済的負担がとても大きい。自分は4人兄弟(妹)だ。4人とも朝鮮学校に行っている。両親は必死に働いて学資を出してくれている。無償化が適用されたらどんなにいいか。家庭の経済事情で入学できない人もいる。民族の誇りをもつのは当たり前のことだ。教育はすべての人に平等に与えられて当然だ。親はちゃんと納税もしている。日本の高校生すべてが平等であるべきだ。

⑦<茨城代表>
私の通っている学校は、全校で100人にも満たない。助成金はとても少ない。学費が大変だ。自分はそのためバイトをしている。無償化になれば負担が減る。母校がなくならない。これは人権問題でもある。私たちは自国のことを学びたいだけだ。親たちは差別・弾圧を受けながらも働き、私たちを朝鮮学校に入学させてくれている。また、サッカーや合唱コンクールなどにも参加できるようになっている。自分達の学校は今年、合唱の茨城大会で金賞だった。しかし、無償化延期となった。不安と悲しみがある。署名・ビラまきでは応援してくれる人がいる。力を得た。お互い相互理解が必要だ。

⑧<愛知代表>
署名活動にいち早く取り組み一番集めた。日本の人々の意見は「帰れ」「出て行け」という人と、快く署名してくれる人がいる。助けてくれる人もいる。8月末文科省に署名提出した。国会では半々だという。しかし、多くの日本の人々が支援してくれている。

⑨<大阪代表>
この間たくさの運動をしてきた。経済的負担を無くすというが、なぜ朝鮮学校だけが差別されなければならないのか橋下知事が来て観ていった。朝鮮学校は私たちの誇りであり魂である。どうしても無償化が必要だ。
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これを受けて4人の日本の高校生も発言しました。

①(東京の公立高校生)
つい最近このことを知った。同じ義務なのになぜ同じ権利が無いのか。国と国との問題がある。しかし、高校生の学びたいという気持ちは関係ない。反対している人は誤解している。活動していくことで誤解は解けると思う。学びたいという気持ちを共有する仲間として広げていく努力をしたい。

②(東京の私立高校生)
高校生平和ゼミナールで活動している。私立は親の負担が多くバイト中だ。署名・デモに参加。いろんな意見の人がいることを知った。大切なのは、若い自分たちが声を上げていくことだ。活動の中で学び、交流して来た。辛い思いもしてきた。頑張って行きましょう。

③(大阪のM高校生)
今年11月に差別・人権を考える集会をやる。その打ち合わせで、この問題を聞いた。理解できず、悲しかった。腹立たしく思った。友人と話したら、朝鮮学校のことを知らなかった。制度が実行されるよう一緒に闘って行きたい。

④(大阪のM高校生)
最近知った。同じ日本に住んでいて差別されて、排除されている。意味が分からず腹が立った。一緒に闘うしかないと思った。
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集会ではその他、
<オモニ会・アボジ会代表アピール>
<在日一世の思い>
<各団体アピール>
<集会決議>
がありましたが略します。

集会後のデモには、多くの朝鮮学校の高校生たちが参加しました。

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<学校に自由を!10・23集会> 
(日 時)10月23日18:15~ 
(場 所) 星陵会館
(主 催) 16団体(10・23通達関連裁判訴訟団)

「・・・全国の多くの皆さんの賛同と参加を訴えます」
(チラシより)



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