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2010/09/14

破綻した都側代理人反対尋問の策略

 9/13口頭弁論では興味深いやりとりがあった。
 岡田証人の緻密で直接的な証言が法廷をコントロールした。我々は今まで、不起立と累積処分の関係を、隔靴掻痒、奥歯に物が挟まった感じの歯がゆい思いで聞いてきたが、
岡田証言は、はっきり我々の不起立が処分などに値しないこと、地裁判決がそれの直接的検討をしていないことをダイレクトに示した。特に停職処分の不当性を展開した。このことは、停職処分をも突破してきた二人の控訴人の実践的勝利を示しているであろう。停職6ヶ月訴訟も楽しみだ。(確か青野裁判長だったか。)
 その後の本人尋問では、まず、根津控訴人への都側反対尋問は、控訴人を扇動者に仕立て上げるもくろみがありあり。「なぜ不起立の意思表示を文集に載せたか。」「日の君反対の授業をしたか。」果ては「あなたの言う強制とは何か。」と聞いた。すでに提示されている世取山意見書では不起立・不斉唱が「教育的に有意味であると評価できる」「子どもに教育する機会ともなる」と述べ、教育実践的意味に踏み込んで評価している。都側は、おそらく教育の自由、教授、学習の自由に踏み込むと不利になるため、入り口の行為を「扇動」と印象づけようとしたが、根津控訴人が、世取山意見書を自分の行動の公開と結びつけたとたん尋問を終了した。
 次の河原井控訴人への反対尋問では、ひたすら「日の丸・君が代」そのものへの反対者、その反対教育実践書のイメージを作り上げようとした。その中でしぶとく「校長の意向を制限したか。」と追及した。裁判官の学校イメージにある秩序、統制ある状態をよしとする観念に訴えようとしたと思う。河原井控訴人が学校の集団性、議論を尽くすダイナミズムを展開すると代理人はかなり興奮したが、かえって都教委の学校観の硬直性・権力統制を示した。
 加藤裁判長も、判決文をどう書くかは別として、かなり分かってきたことだろう。

 おそらく、今後、都教委は不起立・不斉唱・不伴奏の教育的意味、不起立者の確信犯性に攻撃を強めてくるであろう。まずは世取山意見書を広範な関係者と確認したい。

2010/9/14 近藤



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