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2010/11/23

渡部です。

本日(11月22日)、東京都人事委員会で<授業を優先し、再発防止研修を受けなかった>として、「減給10分の1 6ヶ月」という重い処分を受けた元福生高校のFさんの審理がありました。

本日は、①当時の人事部職員課長のH氏と②Fさんの証人尋問でした。

①の尋問の中では、まず<日程変更>の件についてが問題になりました。Fさんが指定された研修日は、授業が5時間も入っており授業の振り替えも不可能なので、別の日に変更してほしいと強く要求していました。

H氏はこの<日程変更>について、このようなことを述べました。「研修は義務なので宿泊を伴う出張など以外は原則としては認めない。 ただし申し出があれば個々に判断する。」しかし、今回は全く取り合わなかったのです。(また、宿泊を伴う出張でも原則的には日程変更を認めていないのが現実です。)

そこで、Fさんは当日、授業を大切にする方が生徒に対する義務だと考え、授業を優先しました。

その結果、再発防止研修を欠席したとして、校長は「事故報告書」を上げ、Fさんは事情聴取によばれることにな「りました。

その際、Fさんは録音もメモも許可されませんでした。それについて尋問でH氏は、「録音は改ざんされる可能性がある。んメモも同様だ。聴取記録を一元化するために許可しなかった」と述べました。

これについては傍聴者(満席)から怒りの声が上がりました。都教委こそ「改ざん」しているというわけです。つまり、都教委のやっていることは、弁護士の同席も認めず、「密室の取調べ」そのものなのです。

そして、H氏は繰り返し、「授業を行うことではなく、研修に出ることが義務なのだ」と強調しました。

また、処分理由の<信用失墜行為>についてもH氏は、「公務員として法令に基づかなかったことが問題で、授業を行っていたことがそれに当たるか当たらないかではない。都民に対してということは、さしたる問題ではない」と述べました。

さらにH氏は、「職務命令」を出すのは「上司」ということについて、「都教委も上司にあたる。任命権者だから」というようなことも述べました。

②については、都教委側のI弁護士が、Fさんに対して、経過はともかく、「研修にでなければならないのを知っていたのだろう。」「命ぜられたという意識はあったのか。」と繰り返し執拗に質してきました。

これに対して傍聴席からは、「脅迫的な尋問だ!」と大きな抗議の声が上がりました。

これに対し、Fさんは、
「校長はつねづね<授業を大切にするように>と言っていた。」
 しかし、
「当日4限目の授業の後、校長がものすごい剣幕で私を怒鳴りつけてきた。私は、都の命令が絶対で、学校の教育活動はどうでもいいと受け止めた。」と述べました。

以上から明らかなように、都教委にとっては自分たちが出した命令に、(たとえそれが不合理であろうが)職員が唯々諾々と従うかどうかが問題なのであり、授業や生徒、都民は二の次なのです。

「職務命令」を出しては、重い「処分」を繰り返す。教職員を黙らせては、教職員のやる気を低下させる。これが都教委のやっていることです。

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『これでええんか橋下「教育改革」 あかんやろ! 新勤評を許さない12・19全国集会』



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