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2010/12/22

渡部です

本日(12月20日)、昨日大阪の集会で意見発表した大嶽さんの、業績評価裁判の控訴審(東京高裁、第二回)が開かれました。

本日は双方の提出書面の確認だけでしたが、控訴人(東京都・人事委員会・世田谷区)側が、なんと10人(11人?)も控訴人席に座るという、これまで見たこともないような光景でした。

いかに、東京地裁での敗訴(2010年5月13日)が彼らに打撃を与えたか、またこの裁判を重視しているか、を示していると思います。

大嶽さんの方からは「被控訴人第一準備書面」(51ページ)他が出されました。以下、この準備書面の簡単な紹介をします。

この準備書面は三つの部分からなっています。

第一は、控訴人東京都・人事委員会から出された「控訴理由書」(8月6日付)に対する反論です。

準備書面では述べています。「控訴人東京都は、・・控訴理由書において、杜撰な審査で任命権者による本件評価を追認したことについて何ら反省もなく居直っており、東京都人事委員会が完全にお墨付きを与えるための追認機関に堕している実態を正当化する主張を展開している。」

そして、これまでのさまざまな判例、また「関係者からの審問の不実施、職務実績記録の不提出」などを明らかにしつつ、「人事委員会は、専門的・中立的機関として任免権者の人事権の行使をチェックする役割」を果たさず、その「追認機関に堕している実態」を暴いています。

第二は、東京都から出された「控訴理由書」(9月8日付)に対する反論です。

準備書面では述べています。「控訴人東京都の主張は、要するに『業績評価における評価の付与と指導育成(・・)とは基本的に切り離して考えるべき問題』『いかなる指導育成の方法を採るかと評価の付与は基本的に切り離して考えるべき問題である』というものである。
・・・しかし、このような考え方こそが、まさしく業績評価制度の濫用を許し、教育現場に混乱を招いてきた元凶であり、控訴人東京都は猛省すべきである。」

そして、東京都が当初から「評価」と「指導」を密接に関連付ける形で、「A」は「指導・助言の必要がほとんどない」とか、「D]は「常に指導・助言が必要である」としている事実を示し、「控訴人東京都の主張は、教育者にあるまじき詭弁を弄しているに過ぎず、全く理由がない。」と述べています。

また、「日座園長や吉村副園長らが毎学期1回の1単位時間フルの授業観察すら怠っていた事実」(これは業績評価実施要領の留意事項に明確に違反)((また、三浦健康学園は全教員4名にすぎない)に対し、「控訴理由書」では、三浦健康学園は「特異な職場」と位置づけ、「授業観察をする機会を設けるのが事実上困難であるという特段の事情」があったと弁解し、あくまでも「評価」を正当化している事を暴いています。

第三は、世田谷区の「控訴理由書」(8月27日付)への反論です。

ここでは世田谷区が、裁量権に関する判例(昭和29年7月30日、昭和女子大事件)に基づき、「評価権者の専門的見地からする裁量に委ねられる」と主張したことに対し、これまでの判例の検討が行われ、世田谷区の「主張は、判例法理と全くかけはなれた、古色蒼然たる主張というべきである」と断じています。

そして、本件では、

  1. 職務実績記録(注:提訴におよんで出されてきたもの)の記載不備、
  2. 勤務時間外の行動まで減点評価の材料としていること、
  3. 同一行動の複数の評価項目でのマイナス評価、

など、「幾多の評価ルール違反が見出されるところである」と述べています。

控訴審は今後最低ニ回は開かれる予定です。

次回は、2月28日(月) 13:15~ 824号 です。

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都教委包囲ネットワークでは、今年度もまた、卒業式を前に『2・6総決起集会』を開きます。すでにビラはあちこちに届いていると思います。

<メインスローガン>

  • 「日の丸・君が代」強制反対!
  • 新自由主義教育と対決しよう!

<日時> 2011年2月6日(日) 13:00開場 13:30開会



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