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2010/12/20

渡部です

『これでええんか橋下『教育改革』(あかんやろ!)新勤評を許さない12・19全国集会』
は以下のような内容で行われました。(時間は予定、実際は少しオーバー)

 12時00分  プレ企画(~12時45分)
  DVD「はながゆく」12・19集会特別バージョン上映 
  上映後、赤阪はなさん他登場
  ジョニーHさん演奏
  「不適格教師の烙印を押された男 ジョニーカムバック」予告編上映

 13時00分  オープニング
  趙博さん、ハルマゲンさん演奏

 13時25分  パネルディスカッション (~14時25分)
  「教員評価は、子どもから教育への権利を奪う。」
  □コーディネーター 吉田正弘さん(新勤評反対訴訟団)
  □パネラー
   土肥信雄さん(元東京都立三鷹高校校長)
   中田康彦さん(一橋大学)
   冠木克彦さん(弁護士)
   府立高校卒業生
   保護者
   支援学校教員

 14時25分 <休憩>

 14時35分 全国各地からのひとこと発言
      宮城、山形、千葉、東京、神奈川、愛知、三重、兵庫、広島、福岡、大分、他

 14時50分   報告とアピール (~15時55分)

  1. 業績評価裁判・岬の会(東京)
  2. 不提出訴訟原告団(大阪)  
  3. 宇都宮先生の「不公正評価」を正す会(大阪)
  4. 疋田教諭分限免職取消訴訟 (東京)
  5. 成城高校T氏再任用拒否撤回闘争
  6. 「日の丸・君が代」強制反対予防訴訟をすすめる会 (東京)
  7. 「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会 (東京)
  8. 門真三中「君が代」不起立訓告処分・被処分者(大阪)
  9. 「共に学び、共に生きる教育」日本一の大阪に!ネットワーク
  10. 教育市民署名実行委員会(大阪)
  11. 朝鮮学校に対する「無償化」除外と「補助金」保留問題 朝鮮高級学校卒業生からの訴え
  12. 在特会らによる4・14徳島県教組襲撃事件についての報告
  13. 偽装請負告発者を不当解雇されたPPD(パナソニック・プラズマ・ディスプレイ)との闘い

 まとめ・決議・諸連絡
  □集会実行委員会 集会のまとめと行動の提起
  □集会決議

 16時25分   閉会宣言
 16時30分   デモ・パレード集合場所へ移動の開始
 16時45分   集合場所(堂島公園)集合
 17時00分   デモ・パレード出発

以上のように、まさに「全国集会」の名にふさわしい、多彩豊富な内容の集会となりました。

<パネルデスカッション>では、現在すすめられつつある「教員評価」の問題点がいろいろな立場から明らかにされました。以下それぞれの発言(二回ずつ発言)を紹介します。

(中田康彦さん(一橋大学))
 「評価」は短期間での目に見える成果が求められる。「評価」が自己目的化し、それ以外の物は締め出される。ある特定のパターンの教育しかなされなくなる。一人一人が目標を立てる多様性が失われる。型にはまった活動が求められてくる。
 「評価」自体が弾圧となっているし、子どもをだしにしている。「頑張った人の給料をあげるのは良いのでは」、というがその中身は仕事量の不均衡から来ている。仕事量の差への不満から来ている意見だ。

(冠木克彦さん(弁護士))
 校長が決めた「学校教育目標」に従って教職員は「自己目標」を立てさせられる(それ以外は認めない)。例えば、国公立大学に何名入れるとか。これは子どもをだしに使って「評価」を上げようとするものだ。また「学校目標」を設定するのは、行政が教員を直接支配するためだ。そして、言うことを聞かなければ給料を減らす。これは汚いやり方だ。「評価」は簡単にできるのか。学校では共同で教育をしているのに個人で評価する、これは不可能だ。教育委員会のアンケートでも、校長から「やめてくれ」という声がたくさん出た。しかし、それでもかえって締め付けをきつくする方向に向かっている。
 成果主義は教員の支配の為であり、給料減額のためだ。

(土肥信雄さん(元東京都立三鷹高校校長))
 「評価」は同じ空間にいなければできない。しかし学校では、多くの校長は校長室にこもっている。「評価」の主体は生徒であるべきだ。しかし、校長が「評価」する。これでは生徒は置き去りにされる。東京では最初、S・A・B・C・Dの五段階だった。それでほとんどの校長は、真ん中の普通(B)につけていた。それでは差がつかないというので、都教委はA・B・C・Dの四段階にし、ABは良い教員、BCがダメな教員とした。校長は大変になった。差などわからない、CDを付けたくない。だから、どこで見るかとなると、職員会議で反対意見を言ったから、などとなる。これは思想統制だ。自分は生徒にも「卒業証書」をもらい、全卒業生からの「色紙」ももらった。にもかかわらず、『評価」はすべて「C」とされ、非常教員採用で不合格にされた。(現在裁判中)
 都立高校には言論の自由がない。思想統制としか言いようがない。一人一人の意欲向上、学校の活性化などというが、不満だらけ、真っ暗な職場になっている。

(支援学校教員)
 学校の「教育目標」は校長がだすが、それが教育本来の営みから外れている。これに合わせて個人目標を立てたらとんでもなくなる。学校では単に「勉強」するだけではない。人と人の関係性を作ること、ネットワークを作ることが大事だ。このシステムを作った人は、「権力と金で人は動く」と思っている人だ。
 アンケートで出ているのに、校長会は何も言わない。管理職も多忙化。機能していないシステムだ。

(府立高校卒業生)
 卒業式の前の学年集会で、「君が代」について校長先生に質問した。しかし、校長先生は答えなかった。それに対し、担任の先生は答えるように要求してくれた。そうしたところ、後日先生が「C」評価になったことを知った。その理由が「校長の名誉を傷つけたから」というのだった。生徒・保護者に支持される先生が「C」になる。これは疑問だ。先生同士のつながりが低くなると、先生と生徒のつながりも低くなる。

(保護者)
 教育とは何かが混乱している。何でも他人と比較し、頑張る子は○、頑張らない子は×とする。橋下知事は「教育に競争が必要」と言い、大人もそれに取り込まれている。その結果、人と人の信頼関係が持てなくなる。お互い助け合うのではなく、「一人で競争に立ち向かえ」となっている。
 協力・共同というのが大事だ。それは教育だけではなくどんな仕事でも。それで社会が成り立っている。今のままでは、一部の商社マンなどを除き、圧倒的多数が貧しくなっていく。どういう社会を作っていくのか、ということも考えていかなければならない。

そして最後に、今進んでいることは極めて危険だ。止めなければ未来がない。現場、保護者、市民が手をつないでいくことが重要だ。ということが確認されました。



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