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2011/01/25

渡部です

第60回日教組全国教研が、水戸(1月22~23)で開かれています。

22日、私は「平和教育分科会」(傍聴参加)と<自主教研>に参加しました。

「平和教育分科会」では、情勢に関して以下のような発言が出されました。、

  • 「人事評価制度のために、平和教育がやりづらくなった。」(鹿児島)
  • 「日米合同軍事演習が激しくなっている。嘉手納基地近くの高校では、爆音のためにテストを中止したりしている。名護市では実弾訓練での騒音が大きく小学校も授業ができない状態なので、名護市議会は抗議決議を上げた。現在日本はまずい方向に向かっている。」(沖縄)
  • 「尖閣問題や北朝鮮の砲撃問題などに対するマスコミ報道で<中国人はとんでもない><北朝鮮はヒドイ>というような排外主義的な動きが強まっている」(福岡)

また、教育実践報告の中では、以下のような意見が出されました。「戦争に関する資料館などでは、《たくさんの方の犠牲の上に今の平和がある》というようなことが書かれていたりする」(大分)

これについては議論になりました。

  • 「たしかにそうだともいえる」(新潟)
  • 「それは右寄りの人たちの言い分だ。 《たくさんんの方の犠牲という反省の上に立って・・》 といういうのが正しいのでは」(宮城)
  • 「戦争の構造をしっかりつかむことが大事では」(鹿児島)
  • 「国益のために軍隊が必要というが、 沖縄では軍隊のために住民が多数犠牲になった。 軍隊は住民を守らない。」(沖縄)
  • 「為政者はいつも《平和のための戦争》と言っている。 《たくさんの方の犠牲の上に今の平和がある》 というのは、その言い方につながるのでは。」(東京)

しかし、この日はこれ以上論議は発展しませんでした。それは、今の日本社会・世界を《平和》と観るかどうかという問題と深く係っている問題だったように思われます。

ところで、この日のレポートの中で一番印象に残ったのは、新潟高教組「平和教育研究委員会」が作成した実践教材、

『新潟県内における韓国・朝鮮人の足跡をたどる』(それぞれの場所のカラー写真、地図、簡潔な説明入り)

に関するものでした。

以下にその目次を紹介しておきます。

まえがき

第1章 鉄道建設 (上越線工事、飯山線工事)

第2章 鉱山労働 (佐渡金山、入広瀬鉱山、三川鉱山、日鉄赤谷鉱山、日曹飯豊鉱山、白滝鉱山、蒲萄鉱山)

第3章 発電所建設 (中津川発電所、鉄道省信濃川発電所、鹿瀬・豊実発電所、姫川第六発電所)

第4章 工場労働 (日本曹達日本木工場、北越電化、青海電化)

第5章 港湾労働 (新潟港、直江津港)

第6章 道路。水利工事等 (長岡上水道、柏崎水源地、南部郷耕地整理事業、樋曽山隧道)

第7章 皇民化 (県内の協和会と「皇后臣民」化)

第8章 教育と学校 (朝鮮人学校)

第9章 慰霊碑・その他 (慰霊碑を巡る、本書で紹介した現地、概略年表)

あとがき

この実践教材を編集されたUさん(今年度で退職)が書かれた「あとがき」には、次のようなことが述べてあります。

 「・・・・・・生きてふるさとに帰られなかった朝鮮人がいる。帰ることを拒否されやむなく日本に残った人たちもいる。それでもなお、日本政府は植民地・戦争責任を明確にせず、アジア太平洋諸国の被害者に心からの謝罪も補償もしていない。

 しかし、日本の犯した罪を明らかにしようと、時間を生活をさいて活動してきた人がいることにひとつの希望が見いだせる。

このガイドブックは県・行政あるいは企業の不作為により、朝鮮人の強制労働等の被害開明がなかなか進まなかった新潟県で、こつことと調査研究を続けてきた研究者の成果を一冊にまとめたものとなった。

証言者や研究者の高齢化、資料の廃棄・散逸・史実発掘の困難さの中、誤りや欠落を恐れずに刊行したことに大きな意味があると考える。

 本書を通読すれば、戦争準備や後方支援のために鉱山や発電所建設などの労働者として、朝鮮人が牛馬のように働かされてきたことが分かる。生活・言動のほとんどを人間扱いされずに、死をも覚悟した現場で働かせられてきた人たちの無念が晴れることはないだろう。・・・・・」

なお、<発行所>は、

新潟県高等学校教則印組合
平和教育研究委員会 
〒951-8133
 新潟市中央区川岸町2-11-4
 ℡ 025-265-4151 fax 025-231-1036

<定価>は、1000円(税込み)です。

この日夜、私は水戸市内で開かれた<自主教研>に参加しました。

(次回につづく)

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『2・6総決起集会』のお知らせ



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