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2011/02/07

渡部です

本日(2月6日)、『2・6総決起集会』が開かれました。

すでに開場前から、しごとセンター前の道路に右翼の該当宣伝カーが12台ほど来て、大音響で「教育勅語」を流したり、私たちに対する罵声を繰り返していました。

こうした右翼の動きにもかかわらず、主催者の予想を上回る210名の参加で、会場も超満員となり、集会は成功しました。

集会では、基調報告、歌、講演、集会決議、行動提起を除き、計18人が発言しました。いずれも、現在起きている具体的な問題を暴露するもので、私たちを取り巻く情勢が、いかに理不尽なものになってきているかを物語るものばかりでした。

包囲ネットが提起した基調報告では、この間分断させられてきた人々は、今こそ大きな団結を作り出し、本当の意味の民主主義社会を作り出していこう、ということが強調されました。

ジョニーHさんの歌は新曲で、貧困、家庭崩壊、差別選別、管理教育の中で、孤立させられている子どもたちの気持ちを代弁するものでした。

また、佐々木賢さんの『教育と貧国』という講演は、

  • 私たちが現在おかれている格差・貧困が どのようにして起きてきたのか、
  • 私たちは誰と団結しなければならないのか、をわかりやすく説明してくれるものでした。

(次回メールで少し詳しく紹介します)

以下に18人の発言の特徴的な部分を紹介します。

<神奈川・横浜>
横浜市の教科書採択で18区中8区でつくる会系の教科書が採択された。こうなるとは考えてもいなかった。彼らは草の根的に運動をやっている。彼らの教科書は天皇賛美の内容だ。しかし、500箇所も誤りがあるお粗末なものだ。中には、「弥生時代に日本人のやさしさが生まれた」などという記述もある。

<杉並和田中夜スペ裁判>
新聞報道になった和田中の「生徒へのわいせつ事件」は、藤原校長がいる時に起きたものだった。プール重大事故隠蔽というのもある。夜スペはSAPIXが撤退した。

<朝鮮高校無償化問題>
一時は無償化する方向に行っていたが、「凍結」、「審査停止」、「当面は再開しない」となった。2月26日(土)に、代々木公園野外ステージで、集会(10:30~12:30)をやる。(終了後デモ)是非参加を。

<大阪門真三中>
2008年3月の卒業式で9人が処分され、現在裁判闘争中。職務命令もないのに処分された、訓告書もデタラメ、など5点にわたり争っている。

<兵庫>
1999年から闘ってきた。兵庫は処分は出ていないが、対岸の火事と考えないで大阪の闘いを支援している。

<東京・義務制>
校長は全国的に名を売り込もうとした校長だった。職員会議はなく、学期一回の連絡会だけだった。自分は「自己申告書」を出していなかったが、校長が勝手に書き出していたことがわかった。また、「学力向上事業」で、対象教員の出勤簿を偽造し、その教員に振り込まれたお金を「間違って振り込まれた」と言ってとりあげ、自分の妻に渡していた。これは犯罪だ。しかし都教委は、停職3ヶ月で済ませている。 

<都立高校・タイムスについて>
学校ではすべて「タイムス」というコンピューターシステムで仕事をさせられる。すべての仕事は全部貸与コンピューターに記録されるシステムであり、教材も何も全部都教委に筒抜けである。生徒の成績も全部都が管理している。だから、都全体の生徒の順位を付けることもできる。教員はみんなパソコンに向かっている。朝の「おはよう」、帰りの「さよなら」も言わなくなってきている。

<都立高校・就学計画について>
このところ、全日制あふれ、定時制にも入れない生徒たちが大量に出てきている。これをマスコミなどは、経済状況のせいなどと言っているが、ちがう。すでに何年も前から、定時制統廃合などにより、計画的にすすめてきたのだ。あふれ出ることは分かっていた、あふれ出ることを前提とした計画だったのだ。

<都立特別支援学校>
そのあふれた生徒たちがどこへ行くか。特別支援学校では定員がない。希望者はすべて受け入れる。そこで、特別支援学校に来る生徒が急増している。これまで定時制高校があったが、今はなくなり、はじき出され、特別支援学校に来ている。さらに「発達障害」などといって子どもたちをどんどん選別し、特別支援学校に送っている。

<業績評価裁判・大嶽さん>
この間、東京ではどんどん職階制が進んできた。現在、7段階になっている。みんなバラバラにされている。自分の裁判は最初、原告席には自分と弁護士さんの二人しかいず、被告席には都教委など20人くらいが並んだ。ここで敗れれば東京の業績評価が破綻するからだ。勝訴して、現在連帯の輪が広がっている。ここで引き下がったら、ファシズムになる。

<予防訴訟・永井さん>
1・28逆転判決は、東京地裁の難波判決を一つ一つ否定したものだった。しかもここで「慣習法」を持ち出してきた。そしてそれが「法制化」されたから「学習指導要領」も法的拘束力を持ち、「職務命令も」「処分」も当然だというのだ。

<東京・義務制>
学校評価制度というものがあり、最近、アンケート形式で児童による教員評価が行われつつある。これは設問にも問題がある。

<藤田裁判・藤田さん>
自分の裁判は最高裁にかかり間もなく3年になる。刑事事件を調べてみた。すると無罪になる確率は10000分の1だった。たまに無罪を出すのは、宝くじと同じで、そうでもしなければ人々は裁判に見向きもしなくなるからだ。裁判所は罪をつくり、人殺しをするところだ。いずれ自分にも判決が降りるだろう。そしたら罰金が払えず、監獄に入るので、毎日うな重を差し入れてくれ。

<都立高校・被処分者>
自分は現在50歳だ。あと10年間、やっていけるか不安だ。主任教諭も受かっていたが、辞令が出なかった。職場はめちゃめちゃだ。自分はクリスチャンだが、現在起きていることは当時の記録を見れば、内村鑑三の「不敬事件」と同じことだ。

<東京・中島裁判>
自分は「君が代」の歌詞は違憲であるとして裁判を闘っている。(先日の控訴審判決では裁判所は このことの判断を避けた)自分の地域ではほとんどの保護者が自分のことを知っている。(学区域5000部のチラシをポスティングしている)卒・入学式のチラシまきも継続している。

<近藤順一さん>
4回の処分を受け、一人原告で裁判闘争を闘っている。自分の場合は、「不起立は教育実践である」として闘っている。都教委と自分とどちらが正しいのかを問うている。

<渡辺厚子さん>
今度が最後の卒業式になる。これまでどうり闘う。自分は「子どもため」というより、「自分が自分であるため」に闘っている。「団結」というより、まず各自自立した個人として闘うことが大事だ。その上で、連帯していく。

<根津公子さん>
「10・23通達」が出て、この間の動きを見ると、子どもたちが「小国民」化してきていると感じる。自分が処分され転勤したとき、生徒達から「ルールを守れないならやめろ!」と言われた。戦前も今も同じだ。教員たちは、本当に「教え子を戦場に送らない」ことをしているのか。戦前は弾圧に萎縮し、教員たちは黙って行った。その結果、子どもたちも「小国民」になった。闘いを作り出すのはここ1~2年だ。「不起立」の闘いが次につながることを望んでいる。

『集会決議』は次のように結ばれました。「私たちは、いまこそ闘いの原点に立ち返り、勤評・学テ反対闘争以来の過去の闘いに学び『日の丸・君が代』強制反対、新勤評・主幹制等を含めたあらゆる『新自由主義教育』体制に抵抗する広範な運動を広げていこうではありませんか。」

『行動提起』は三つでした。

  1. 予防訴訟逆転判決の不当性・反動性を暴露していこう。
  2. 現場でのレジスタンス運動を発展させていこう。
  3. 卒業式でのビラまきを成功させよう。

総決起集会の成功により、私たちは、今後の闘いへの新たな一歩を踏み出したと言えます。

(次回メールで佐々木さんの講演を紹介します。)

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都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス、
http://kenken.cscblog.jp/

「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi



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