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2011/05/24

福島の子どもたちを守れ!行動

渡部です。

本日(5月23日)、すでにニュースでも流れていますが、<子ども20ミリシーベルトを撤回せよ! 福島の子どもたちを守れ!>という、①「文部科学省包囲・要請行動」、②「参議院院内集会」が開かれました。

福島から上京した親たちを始め、全国から650人が参加しました。

①では、文部科学省は、参加者による人間の鎖で包囲されました。多くのプラカードや横断幕が文部科学省の前を埋め尽くしました。

多くの挨拶がありましたが、孫のことが心配でやってきたという元大学教員の方は、次のように述べました。

「この瞬間でも福島の子どもたちは閉じ込められ放射能に晒されている。20ミリシーベルトは即刻撤回されなければならない。特に校庭は校舎の中の10倍もの高い数値になっている。校庭の土は除去すべきだ。郡山市はやった。文部科学省も実験で効果があるとしていながら、<やるのをとどめはしない>などと言っているだけだ。予算も付けず、20ミリシーベルトを守り抜こうとしている。このような政治はいらない。福島の保育園では保護者が独自に土を排除したところ、放射能の値は10分の1になった。」

また、千葉から来たという2人の子どもを持つ主婦の方は次のように述べました。

「文部科学省に電話をし、子どもたちを疎開させるべきだと言うと、その権限は原子力安全委員会にあるという。原子力安全委員会に電話をすると、学校のことは文科省に権限があるという。そこでまた文科省に電話をするとその権限はないという。今の行政はこんなことをやっている。」

元東電社員だった方は次のように述べました。

「現在、原発を推進しているのは経済産業省だ。しかし、そこは東電と深く癒着している。また、多くのマスコミが危険性を報じていなかったが、それは財界が金を出しマスコミを支配しているからだ。自分は内部にいたのでそのことはよく分かった。」

参加者の中に放射能測定器を持っている方がいて、文科省の前の草を調べたところ、0.11マイクロシーベルト/時でした。先程の元大学教員の方は「埼玉では通常0.03マイクロシーベルト/時なので、ここも放射能汚染されている」と述べました。

その後、文科省の中庭での要請行動の方に移動しました。すると、すでに福島のお母さん方を始めとする大勢の方々(数百名)が、文科省の役人を取り囲んで交渉中です。人が多くて前の方がほとんど見えず、交渉内容もよく分かりません。社民党の福島党首などもその席に同席して文科省の役人を問い詰めています。しかし、全くラチが開かないようで、多くの参加者から何度も大きな抗議の声が上がりました。

結局、高木文科大臣は出て来ず、他の責任ある文科省の人間も出てきません。そして彼らが今「どこにいるのか分らない」とまで言う始末です。

参加者の怒りは納まりません。「主権在民!」という声も飛び出しました。

最終的に、科学技術学術政策局次長の渡辺とかいう人が、

  1. 20ミリシーベルトは考え直す
  2. 1ミリシーベルトにしていく
  3. 除染を国の責任でやる

という方向でできるだけ早急に検討する、というような<口約束>をしたようでした。

しかし、参加者からは、

「回答の期限はいつだ」
「手ぶらで福島には帰れない」
「前回から前進が見られない」
「文部科学省は3週間何やっていたんだ」
「議員もあてにならない」

と怒りの声が上がり、文科省の新しい建物の入口ではその後も長い間、シュプレヒコールが続けられました。

その後、参議院議員会館の方に移り「院内集会」が開かれましたが、参加者が多く、300人の会場が立ち見も出るほど一杯になったというので、福島の方を優先し、150人位の方は会場に入れませんでした。そのため、議員秘書と思われる方が「別室も用意します。そちらでもう一度報告会をやります」と言って来ました。

私は所要がありそれには参加できませんでした。しかしいずれにせよ本日は、「政府には任せられない」として自ら「主権者」として動き始め、政府・文科省・政治家を追い詰めている多くの人々の姿を見ることができました。



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