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2011/05/27

早朝ビラまきと都教委定例会傍聴

渡部です。

本日(5月26日)早朝、「君が代」解雇させない会の都庁前ビラまきがおこなわれました。(18人参加)

ビラのタイトルは≪入学式での不起立に対する処分を止めよう!≫でしたが、大阪の「君が代」起立の条例案のことも述べられ、次のように結ばれていました。

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「君が代」不起立累積加重処分をしているのは全国で東京だけであり、「3回不起立で免職」は、2004年に都教委が狙い、発言したことでした(当時、そのことを河原井・根津とも当時の校長から告げられた)が、都教委は3回以上不起立を続けた河原井さん、根津さん、近藤さん、渡辺さんに対して、免職を発動することはできませんでした。東京でできなかったことを、橋下府知事はするというのです。石原知事に劣らぬ、独裁ぶりです。
・・・・・・
大阪を、第2の東京にしてはなりません。
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その後、都教委定例会の傍聴に向かいました(15名)。

30階での待ち時間の間、私は27階の人事部に行き、不起立者(1人、根津さんのいたあきるの学園のTさん)を処分するな!という申し入れに行きました。

すると、「ここではどうしても受け取れない。情報課に行ってくれ」と言う。何度かの押し問答の末、係りの人が「私が案内しますから」というので30階の警戒ものものしい総務部の入口まで行くと、情報課の女性が出てきました。

そこにいる人達に聞こえるよう大きな声で、「人事部職員服務係り」(処分案を決める)宛て要求書を読み上げ手渡しました。

その後、都教委定例会を傍聴です。

その中で、まず驚いたのは、「児童・生徒の体力・運動能力、運動習慣等調査の結果」報告でした。

<体力合計点の平均値推移>(47都道府県別)というのが紹介されましたが、
(小学校5年生、男子)を見ると、東京都は、①「平成20年度」=(40位)、②「平成21年度」=(38位)③「平成22年度」=(34位)といずれも下位の方でした。

しかし、③は4月から7月末までの数値だというので、「平成22年度の10月~11月」の東京都独自調査結果を、③に当てはめた表④を並べていました。
(すると表④では、他道府県の順位はそのままで、東京の順位だけがなんと(8位)!にあがっていました)

そして、「都の子どもたちの平均値はこんなにも上がっている」と言うのです。

これが「頭のいい(?)」役人の仕事か?
これが「お上の評価に汲々とする」役人の仕事か?
このようにして誤魔化すところは東電と同じ体質だ!
と思わずにはいられませんでした。

しかも、「体育の授業」以外での運動をする時間も調査しており、(休み時間)、(昼休み)、(早朝)、(土日曜日)までも体力づくりのために子どもたちに運動させよう、という都教委の魂胆が見え見えでした。

次に、<土曜日における授業の実施について>という資料が紹介されました。

それを見ると、例えば(中学校)の場合、昨年度と今年度を比較すると以下のようになるというのです。
【月1回程度】   61校(9.8%)⇒133校(21.4%)
【月1~2回程度】  9校 ⇒ 53校(8.5%) 
【月2回程度】    4校 ⇒ 11校(1.8%)
つまり、<土曜授業>が定着しつつあり、今後さらに増やす方向だというのです。

しかも、「区市町村教育委員会の状況」というものも出されており、『全校が実施する区市町村名』も出されていました。今後は、区市町村の教育委員会にも圧力をかけ、やらせるというのです。

また、これには高校の「実施予定」表も付けられていました。

「週5日制」は実質上骨抜きになりつつあります。

その後、都教委は懲戒処分の議案で非公開になりましたが、退出する際私たちは、都教委の委員とそこにいる役人たちに向かって、
「Tさんを処分するな!」
「君が代は天皇主権の歌!」
「それを強制し処分するなどとんでもない!」
「今は主権在民だ!」 。
「都教委はまた戦前の世の中に戻す気か!」
「そんなことは許さない!」
というようなことを口々に言い抗議しました。

Tさんはこの後、戒告処分になりましたが、私たち15人の抗議は決して無意味ではなかったと思います。私たちの闘いは続きます。

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(以下は私が都教委に出した要求書です)

東京都教育委員会・人事部職員服務係 様

 あきるの学園・Tさんに、「君が代」不起立処分を出すことのないよう強く要求します。 

 この間、都教委は「君が代」不起立者に処分を繰り返してきました。
 しかし、国民主権の国で、天皇主権・天皇制賛美を歌う「君が代」に不起立したからというので、国民を処分をするというのは全くの憲法違反です。憲法に照らし合わせれば、それは全くの本末転倒・非常識・論外な事です。これは小学生でも分る道理です。
 だから、「国旗・国歌法」制定時、政府は「強制しない」と繰り返しました。

 また、歌われている当の天皇さえも、元都教育委員の米長氏に「強制はよくない」と述べたのです。 
 しかし都教委は、その天皇さえも無視して強制・処分をくりかえしています。
 「国民主権」だから天皇は無視しても構わないというのですか。
 ならばなぜ「天皇主権」の歌を主権者たる国民に強制するのですか。 
 このように論理矛盾したことはありません。

 戦後、多くの国民は「政府にだまされていた」と言いました。現在の「君が代」強制も同じです。
 現在「君が代」の意味も知らず歌わされている多くの子ども・大人たちも、いずれその意味を知るようになるでしょう。
 そして、自分たちが置かれている惨めな状況に気づくことになるでしょう。

 福島の原発事故で「原発安全神話」は吹き飛びました。
 「君が代」強制もひとつの「君が代常識神話」のようなものです。
 いずれ何らかの拍子にその「君が代常識神話」(それはきわめて脆い)も一気に吹き飛ぶでしょう。
 多くの人間を長い間だまし通すことは、決してできないのです。

 Tさんへの「君が代」不起立処分を出さないよう強く要求します。

                        2011年5月25日



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