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2011/07/05

反撃(①「7・24集会」へ)(2)

渡部です。

本日(7月4日)最高裁で二つの判決が出されました。

①東京の小学校教員・Nさん05年処分取消訴訟
②都立定時制高校教員Kさんの再任用拒否事件取消訴訟

いずれも、最高裁第2小法廷(裁判官4人、須藤正彦裁判長)で、この間最初(5月30日)に判決を出したところです。

①②とも、立て続けに「棄却」判決の申し渡しが行われました。判決文はわずか3枚程度のもので内容は同じです。

(1)<憲法19条>に係る点については、すでに5月30日、6月6日、6月14日、6月21日  の判決を参照せよ、というもの。
(2)<その余の上告理由>については、「その実質は事実誤認又は単なる法令違反をいうものであって、民訴法312条1項及び2項に規定する事由のいずれにも該当しない。」
というものです。

なお、補足意見があるとして、5月30日の3人の補足意見をみよ、というものでした。

ところで、今回のNさんの裁判は、「君が代」の違憲性を真正面から問うものでした。それに対し、高裁では曲がりなりにも取り上げ、いろいろ言訳をした挙句、「同法が憲法に違反するか否かという司法判断にはなじまないものと言わざるを得ない」と、司法判断を回避すると明言しました。

しかし、今回の判決ではそのことには全く触れず、上記(2)のように述べているだけです。

如何に彼らが「君が代」を問題にすることを恐れているか、と言わざるを得ません。裁判所にとって「君が代」は不可侵なのです。しかし、結局、最終的にはこのことが問題になるでしょう。

参考までに、戦前、天皇制と闘った哲学者・戸坂潤は、その著『日本イデオロギー論』の中の「日本主義の帰趨(きすう)」という節で次のように述べています。

「皇道主義こそ・・・、日本主義の究極の帰一点であり、決着点なのである」

ところで、Kさんの報告会では、「教育現場は声も上げられないような状況になっている」「裁判がこんなにヒドイものだとは思わなかった」「K先生ほどいい先生はいなかった」などの発言が続き、

5月30日に不当判決を出されたSさんは、より本質的、原則的な闘いをしていくことが大事だ。判決が出た後、世間の捉え方は厳しい。『国賊S!』というような声がネット上に出ている。このような社会とどう対決していくのかである」と述べました。

また、Kさんは最後に、「絶望の中に希望を見出して行きたい」と述べました。

このあと、7月7日、14日と最高裁判決が続きます。

この情勢に呼応して、本日夜開かれた都教委包囲首都圏ネットワークの会議では、『7・24集会』では、時間をとって最高裁の原告の方々の想い・決意を語ってもらい、デモは中止し、交流・懇親会をすることになりました。

私たちは、『7・24集会』を反撃の第一歩にしたいと考えています。



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