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2011/07/25

反撃(①「7・24集会」へ)(9)

渡部です。

(少し長いです。)

本日(7月24日)、『最高裁判決糾弾・大阪府条例撤回7・24集会』(主催:都教委包囲・首都圏ネット)が160人の参加で開かれました。

先日(7月21日)の再発防止研修でもそうでしたが、公安警察の数が多くなったように思います。最高裁判決後の反対運動の動きが気になるのでしょう。

集会内容は、以下の通りでした。

 ①東京における入学式での不起立処分・Tさん

 ②板橋高校事件最高裁判決・藤田さん

 ③「君が代」不起立最高裁判決原告・5人

 ④「君が代」最高裁判決批判・退職教員で原告のKさん

 ⑤横浜の教科書問題・横校労のMさん

 ⑥大阪府「君が代」条例反対撤廃の闘い・大阪「日・君」ホットラインのIさん

 ⑦福島原発事故現地からの特別アピール・福島県教組郡山支部のSさん

 ⑧集会のまとめ・集会決議・行動提起

その中で、②の藤田さんは、「最高裁では被告人席がなく被告人は傍聴席<いの1番>に座らされる。死刑などは、被告人さえ最高裁に呼び出されず、判決が下される。検察・公安は何でもでっち上げる。最高裁は、原発設置許可無効の訴えをことごとく葬り去って、今回のような悲劇を招いた。最高裁裁判官は全員辞職すべきだ。」

③の原告5人の方々は共通して、

  • 最高裁判決のいい加減さに対する怒り、
  • これからも闘っていく決意、

を述べましたが、その中でSさんは次のようなことを述べました。

「裁判所は一方的に裁く権利を持っていると思っているかもしれませんが、裁く側もまた裁かれていることに気づくべきだと思います。」

7月14日(フランス革命記念日)に判決だったAさんは、「最高裁は【バスティーユ牢獄】のように見えた」と述べました。

④の『最高裁判決批判』は、Kさんが「こんな紙切れをもらうために7年間闘ってきたのではない」と切り出しながら、冷静かつ力強く、以下のように展開してくれました。

<最高裁判決の特徴>として、

  1. 実質的な「大法廷判決」としての性格があること、
  2. 「主文」と「補足意見」は実は一体のものであること、
  3. 判決言い渡しの酷さ(コピペ以下の「判決内容省略」)

<「主文」批判>として、

  1. 最初に結論ありきの暴論である、
  2. 「儀礼的所作」=歴史観、世界観それ自体を否定しない、というのは詭弁である、
  3. 判決の最大の根拠は、(全体の奉仕者=職務の公共性=服従義務)という論であるが、これは憲法(98条、99条)違反である、公務員は憲法遵守義務はあるが、公務員だけ上司の命令に従う義務があるなどとはどこにも書いていない。

<最高裁判決の意味するもの>として、

  1. 憲法19条(思想・良心の自由)に「職務命令」以下の価値しか認めない。第二小法廷の須藤氏のみ、「必要性・合理性の根拠はできれば憲法自体に求められることが望ましい」と述べ、「職務命令」に憲法上の根拠がないことを認めている。最高裁判所は違憲裁判所と言う他はない。
  2. 憲法19条は戦前の反省に基づく規範である。「日の丸・君が代」強制は典型的な憲法19条違反である。これを合憲とすることは憲法19条を否定することと同じである。
  3. 「思想・良心の自由」の制約判例はこれが初めてだ。審査基準は「必要性・合理性」という「ゆるやかな基準」とした。
  4. この時期にわさわざ藤田判決を出したことの意味は、今後卒業式等の秩序を破れば、刑事弾圧を行うということだ。

⑥の大阪府「君が代」条例反対撤廃の闘い、ではIさんが、まず、

  •  6月3日の条例制定経過と中味、
  •  最近の橋下知事のメールやツイッターによる発言、

のいくつかを紹介してくれました。その発言の中から、幾つかを紹介します。

  • 「教育は2万%強制だ」、
  • 「ストレスに耐えられるようにするのが教育だ」、
  • 「情勢が変わった。これからは教育の内容は権力を握った者が決定しやっていく。管理職や教員はそれをいかにうまく実現するかだ」
  • 「議会で決めるから軍国主義ではない。これまでは、行政は教育に不介入だったが、これからは介入は否定されない、教基法が変わったのだから介入は当然だ。」

ついでIさんは、この間の大阪での反対の取組みを紹介し、最後に、今後9月府議会に向け、 <署名運動> <9・24全国集会>に力を入れていくことを述べました。

⑦の「福島原発事故現地からの特別アピール」では、福島県教組郡山支部のSさんが、3・11当時の状況から現在にいたるまでの状況を生々しく語ってくれました。

その中で、組合の機関誌『どんとこい』(日刊)を出しつづけ、組合員だけでなく一般市民にも正確な情報を伝えてきたことは、新しい組合運動のあり方ではないかと思いました。(そこには毎回、自分たちで測定した支部内各地の放射線量も書かれていました)

また、現在、人々の間にさまざまな葛藤が生まれている実態なども話してくれました。例えばどこでも「大丈夫⇔心配」「残る⇔去る」などで人々の間に亀裂が生じるのです。原発事故が、如何に地域・学校・家庭などを破壊していくのか、と思いました。

集会は最後に、「まとめ」・「決議」・「行動提起」・「シュプレヒコール」で終了しました。

なお、集会には、<石川>、<愛知>、<三重>、<大阪>、<兵庫>、<福岡>、からも参加された方がいました。

「反撃」の第一弾、①「7・24集会」は成功裏に終了しました。
(この成果を踏まえ、8月29日(月)、15時~ 都教委要請行動を行います)

第二弾は、8月12~13日の東京での『日の丸・君が代裁判全国学習・交流集会』、

第三弾は、9月24日の大阪での『「君が代」強制大阪府条例はいらん!全国集会』、です。



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