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2011年11月

2011/11/30

2012年「2・5総決起集会」へ(1)

渡部です。

本日(11月28日)、最高裁判所第一小法廷にて、河原井さん根津さんの「君が代」不起立停職処分取消請求上告事件に関わる「弁論」が行われました。「弁論」は通常、高裁の原判決を変える場合に行われるようです。48人の傍聴席に93人+α(抽選締め切り後にも何人か見えました)の方々が集まりました。

原告は一貫して、処分は、
 ①思想良心の自由(憲法19条)違反
 ②教育の自由の侵害(憲法23条26条)違反
 ③裁量権の濫用
を問題にしてきました。

しかし、今回の「弁論」にあたっては、最高裁から③に限る理由での「弁論」という通知が来たとのことでした。でも、「③に限る」とは言われながらも、4人の弁護士は分担して、以下の内容豊かな弁論を計20分間で行いました。

 <はじめに>
 <第1 本件処分の本質>
 <第2 本件の審査枠組みについて>
 <第3 本件各処分に至る経緯等―本件処分は職務命令によってつくられた政策的処分であること>
 <第4 本件行為の真摯性―教員としての教育観・人間的主体性の表れであること>
 <第5 本件処分は教育の営みを破壊するものであること>
 <第6 処分量定の違法・不当性>
 <第7 結論>

(なお、判決は、2012年1月16日(月)13:30~ 聴券入手のためには12:30頃まで最高裁前に)

以下、「弁論要旨」の一部を紹介しますが、長くなりますので時間のない方は、最後の<第7 結論>のところだけでも目を通してください。大阪の闘いと東京の闘いはつながっていることがお分かりになると思います。

最高裁が高裁判決を覆すならば、橋下ら「大阪維新の会」の「教育基本条例案」に対する大きな歯止めとなるでしょう。

<第1 本件処分の本質>から
・「職務命令」は「日の丸・君が代」に対する敬意の表明を強制するものである
・世論を二分する論争的主題について、教師の教育上の信念に反する意見の表明を強制的に強制されることはあってはならない。
・教師としての真摯な教育上の信念から・・不起立を貫いた者に対する処分権者の処分量定に関する裁量権は自ずと限定されてくる

<第2 本件の審査枠組みについて>から
・近年の最高裁は、行政機関の裁量権行使の適法・違法を裁判所が審査するにあたっても、「社会観念」におけるおおざっぱな審査方法を用いておらず、憲法的価値を考慮した判例を含めて、審査密度の高い行政裁量の統制が定着しており、公務員に対する懲戒処分についても同様である」
・「しかし、原判決は、要考慮事項について、・・・・形式的な根拠事実の審査に止まったものである。

<第3 本件各処分に至る経緯等―本件処分は職務命令によってつくられた政策的処分であること>から
・本件各処分の対象は、職務命令違反の形式をとってはじめて「非違行為」とされる「職務命令違反行為」である。
・それを処分の対象とするには、職務命令を介在させて「非違行為」として顕在化(非違行為化)させる必要があったのである。
・起立しない者を起立させるという都教委の政策目的に基づいた、思想・良心の変更強要に向けた一つの「制度・装置」として機能しているのである。

<第4 本件行為の真摯性―教員としての教育観・人間的主体性の表れであること>から
・原判決が考慮しなかった重要な考慮要素の第二は、上告人らの真摯性である。上告人らは、「日の丸・君が代」が日本の歴史上果たして来た役割に照らし、これに対して「起立」をすることは、自らの歴史観ないし世界観と相容れないと考え、また、これまで自主的に思考するこのと大切さや人権の尊重を教えてきた教育者として、一方的に「起立」を強制することは、その教育上ないし職業上の信念に反するとの真摯な考えを有するものである。この上告人らの考えは、いずれも教育公務員として、現実に長年、毎日真摯に実践してきたものであって、一貫しており、その人格の核心部分を構成するものであり、人格そのものに他ならない。
・この点において考慮不尽の違法が認められ、裁量権の逸脱・濫用にあたることは明らかである。

<第5 本件処分は教育の営みを破壊するものであること>から
・「日の丸・君が代」が大きく世論を二分する、意見の分かれる問題であり、深く価値観に関わる問題であるため、教員がこれについて子どもに教育するに当たっては、子どもに一方的な価値観を押し付けないように配慮し、様々な見解を提示して、子ども自身の考えをはぐくむように配慮すべきものである。 
・一方的に・・・職務命令に従わせようとし、不起立に対して加重処分を科することは、・・・それぞれの考えを育てるという大切な教育実践を妨害し、あるべき教育の営みを破壊するものに他ならない。・・・教育的にも子どもに多大な悪影響を及ぼすものである。本件処分はこの点について、考慮すべき事項を考慮しないものであり、到底許容されるものではない。

<第6 処分量定の違法・不当性>から
・原判決は、上告人らの過去における処分歴を最重要かつほとんど唯一の考慮要素として、累積加重された本件各処分の量定を妥当なものとして判断した。要するに何度も繰り返しているのだから処分の累積加重もやむを得ないという極めて単純な思考であり、犯罪を繰り返す犯罪者に刑を加重していくのと全く同じ発想である。
・しかし、上告人らの不起立は、「儀礼」の名の下に起立斉唱を有無を言わせず一方的に児童生徒に押し付けるのではなく、日の丸・君が代に対してもいろいろな考えがあり自分の頭で考えてみようと身をもって教えること、そうした教育者の信念と教育実践の一環として真摯な動機に貫かれた一個の態度であって、セクハラや体罰などの非違行為を繰り返すことと同視するのは妥当ではない。

<第7 結論>から
・現在大阪府議会において大阪維新の会の提案にかかる「大阪府教育基本条例案」が審議されている。これは、上告人らと同種の不起立に関連して「職務命令に3回違反したときは原則として分限免職処分」にするというもので、東京における本件都教委通達や立川市教委通達をさらに極限にまで推し進めた反動的な条例である。
・本件において原判決を破棄し停職処分を取り消す判決を出すことは、こうした極反動的な動きに歯止めをかける歴史的意義を有するといえる。最高裁判所は、毅然として確固たる司法判断を示すべきである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
都教委包囲首都圏ネットワークでは、
 <最高裁の一連の反動判決>、
 <大阪ダブル選挙結果>
 <大阪府教育基本条例>
などを踏まえた最初の卒業式を前に、2012年2月5日(日)『2012年 2・5総決起集会』を開くことになりました。闘いは続きます。
詳しくは次号で紹介します。



2011/11/29

橋下を倒そう!大阪秋の陣(23、最終)

渡部です。

大阪ダブル選は市長に橋下氏、府知事に松井氏が当選し、「大阪秋の陣」では橋下を倒すことはできませんでした。

とりわけ、市長選で既存政党の自民・民主・共産が共に平松候補を推したもかかわらず「維新の会」に敗れたことは、今後、国政レベルにも大きな影響を及ぼすことになると思われます。「独裁」や「ファジズム」に反対する人々にとっては、<厳しい時代>になってきたということでしょう。

しかし、「政治とは内外の全般的情勢に対する洞察である」(クラウゼヴィッツ『戦争論』)という言葉もあります。

ナチスが1933年に政権を握ってから1945年に崩壊するまでわずか12年でした。小泉改革が破綻し自民党が政権を失ったのも数年のうちでした。

世界は現在、「新自由主義的改革」(橋下もこれをやろうとしている)が作り出した貧者増大による相対的過剰生産恐慌に喘えいでいます。そこから「反貧困」「反失業」「反格差」の運動が広がりつつあります。「アラブの春」の動きも進行しつつあり、「反原発」の動きも進行しつつあります。

<厳しい時代>は「産みの苦しみの時代」なのかもしれません。

大阪の仲間たちは、すでに「教育基本条例」の採決阻止のために宣伝活動に立ち上がっています。(前号で紹介)

また、12月1日には以下の行動が計画されています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
集まろう!反対しよう!悪報を止めよう!「教育基本条例」案反対!12.1 府庁包囲行動へ

日時 12月1日(木)
 集会  18:15~19:30
 デモ  19:45~20:15 

場所 エルおおさか 南館ホール
   京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300m

主催 「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪全国集会実行委員会

1 2 月8 日の大阪府議会再開を前に、「教育基本条例案」に反対する行動について提案し討論する集会と大阪府庁周辺のデモ行進を行います。多くのみなさんのご参加をお願いします。
「教育基本条例」案は、9 月大阪府議会に大阪維新の会が議員提案しており、1 2月8日から1 5 日まで再開予定の議会での成立が狙われています。府立高校のPTA 協議会も、多くの教職員団体も、大阪府教育委員も、条例案に強く反対しています。大阪維新の会・橋下代表は、選挙前にはこの条例案をW 選挙の争点にするといいながら、結局は争点から外しています。
一方で、P T A 協議会から出された嘆願書について、「今高校に子こども預けているPTA の保護者の意見だけで教育制度を決めるわけにはいかない」「「負担や行動、関与をしてもらう代わりに権限を持ってもらうのが僕の政治哲学」( 1 0 月2 7 日大阪日日新聞) と、無視する意向を表明しています。議員の数によって、府民の声と議論を拒否して成立を図る維新の会の横暴を許してはいけません。

MLホームページ: http://www.freeml.com/kimigayo-iran

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

また、東京では明日、河原井さん根津さんの東京高裁での敗訴(停職処分)を見直す可能性が出て来た最高裁弁論が開かれます。

千葉でも大阪の仲間を招いて下記の通り教研を開きます。

この連載を終わるにあたって、最後にクラウゼビッツの次の言葉を掲げておきたいと思います。

「成果を挙げることが困難であればその成果は大であり、また成果が容易に得られればその成果は小である」


「それだから理論がもっぱら要求するところは、いやしくも敵の完全な打倒を意図する限り、敵に向かって不断に前進せよ、という一事に尽きる。」

お互い、引き続き闘いを堅持していきましょう。

****************************

千葉高教組の県教研『平和・人権・民族』分科会

テーマ<大阪の教育現場の状況を学ぶ>

<日時>12月3日(土)9:30~12:00、

<内容>・最高裁弁論について
     ・大阪の教育現場の状況について(ダブル選結果も)      
(午後からの全体会でも短時間ですが、大阪の仲間に報告してもらうことになりました。)

<場所>千葉県教育会館(千葉地裁向かい)



2011/11/28

法廷カレンダー

法廷カレンダー、2011年11~12月を更新しました。

法廷カレンダー
「法廷カレンダー」のダウンロード



2011/11/26

橋下を倒そう!大阪秋の陣(22)

渡部です。

本日(11月25日)、国民新党の亀井静香代表が新党結成を構想し、東京の石原都知事や、ダブル選挙で勝利すれば大阪の橋下とも連携を探り始めるというようなニュースが流れました。

また、東京の石原都知事が明日(11月26日)、橋下の応援のために大阪に入るというようなニュースも流れています。

やはり「類は友を呼ぶ」です。平松氏がテレビでの橋下との出演をキャンセルしたことが石原をも勢いづかせているのかもしれません。

しかし、私たちの仲間たちは一貫して宣伝活動を展開しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Yです。
24・25日も各々のべ10名前後で配布しましたが、枚方で両日で計約900枚配布、その他の地域でも1000枚単位のポスティングが行われています。これまでの予定に以下、追加・修正です。

 26日(土)15~16時半 JR天王寺駅~近鉄駅への陸橋上) 
       17~18時半 京橋のJRから京阪への通路
       12~13時半阪神野田駅前・改札南側(地下鉄野田阪神駅北東側)

 28日(月) 環状線駅等で夕刻(17時半~19時)に情宣(ホットライン)

  1. JR大阪駅前の陸橋上
  2. JR京橋から京阪京橋への通路
  3. 鶴橋駅
  4. 天王寺駅
  5. 大正駅
  6. 天満橋
  7. 淀屋橋
  8. 京阪枚方市駅
  9. 地下鉄四つ橋線肥後橋北詰交差点(18時半まで)

 29日(火) 17~18時半 京阪天満橋駅前
 30日(水) 17~18時半 京橋のJRから京阪への通路
 12月1日(木)18時15分~19時半エル大阪で教育条例反対集会
 〔「日の丸・君が代強制反対ホットライン大阪集会実行委員会主催〕周辺デモ
 2日(金) 17~18時半 JR天王寺駅~近鉄駅への陸橋上 >
 3日(土)17~18時半 京橋のJRから京阪への通路>



橋下を倒そう!大阪秋の陣(21)

渡部です。

ヨーロッパ各国の国債が下落し、新たな世界恐慌を引き寄せつつあります。

国債が危なくなるということは、その国々の資本主義自体が行き詰まっていることを示しています。なぜなら、資本主義国の政府は基本的には資本家の政治的代理人であり、国債は彼ら共通の収入源だったからです。(仕事が生まれる、利子が入るという二重の意味で)

だから、彼らは必死で危機を乗り切ろうとしています。しかし、危機を乗り切る手段は、

  1. 彼らが大きな犠牲を払うか
  2. その国々の労働者・人民に犠牲を押し付けるか、
  3. 自国市場の狭隘化のため他国市場を奪うか、

しかありません。当然、国内外で階級矛盾が激化します。

したがって、欧米では犠牲の転化(緊縮財政・賃金カット・増税など)に反対するデモや座り込みが起きており、他方、TPPなどに見られる新たなブロック経済化、豪州への米軍駐留や普天間移転強行などの戦争準備が進行しています。

財界と結びつこうとしている橋下のやろうとしていることもまさにその延長線上にあります。

以下に大阪からの報告を紹介しますが、その中にも上に述べたようなことが述べてあります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Yです。
21~23日の京橋・天満橋情宣行動も、各10名前後で500枚以上の配布を続けています。扇町公園・山西福祉記念会館での東北被災障害者支援イベントでは午前・午後各1名でしたが、本部了解のもとでビラを置かせてもらうことができました(熟年連帯会議主催の「どうするこうする明日の大阪集会」でも)。

また11.23「We are the 99%!関西デモ」の終了後のOBP・京橋連絡通路座り込み(14;30~15;30)の場では配布だけでなく、Mさんがビラ10000枚を持ち込み、自宅周辺等のポスティングをよびかけ、最終的にほぼなくなったとのことです。

以降、再々々度、さらに行動を付け加えました

社会の混乱や独占資本の行き詰まりの「打開策」として「ハシズム」の登場によって、大阪・日本の民主主義や社会のあり方が試されています。この帰趨が、これとは別の未来の新しい社会を切り開く一歩前進とすることができるのか(アメリカ発の「我々が99%」、1%の富裕者ための社会ではない)、それとも弱肉強食のより危険な勢力による支配につながるのか、を大きく左右するかもしれません。

悔いの無いようにできることをしたいと思います。



2011/11/25

橋下を倒そう!大阪秋の陣(20)

渡部です。

<橋下を倒そう!大阪秋の陣(19)>を送信したところ、本日(11月23日)の様子が入ってきましたので、続けて紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日の

  • 大阪駅陸橋、京橋・OBP連絡通路、京橋JR・京阪連絡通路でのビラまき、
  • 扇町公園・ポジティブ生活文化交流祭り参加者へのビラまき、
  • 平和と民主主義をめざす全国交歓会呼びかけの『We are the 99% 関西デモ』の横を歩きながらのビラまき、
  • デモ参加者への持ち帰り、
  • ポスティング依頼(これだけで7000枚くらい)

により、10000枚準備した手刷りビラはほとんどなくなりました。ポスティングは大きく広がっています。

今日の大阪日日新聞には、「教育条例案ふれず 独裁批判を橋下氏警戒?」という記事が載りました。教育基本条例案が彼らのウイークポイントになってきていることは、商業新聞も伝えています。午後5時前に京橋に行くと維新の会が5人ほどで言い訳ばかりの2号ビラをまいていました。そこでポスティング用ビラを彼ら一人一人に渡し、アメリカの教育崩壊の実態とそれをもたらしたのが「落ちこぼれゼロ法」で、教育基本条例とそっくりなことを説明し、教育基本条例に反対だと言ったが、特に反論もありませんでした。

教育条例批判ビラを広げることで、必ず、橋下・維新の会にストップがかけられると思いました。ちなみに、大王製紙前会長がカジノに借入金をつぎ込み、特別背任容疑で逮捕されたことは、カジノ誘致を公言する橋下氏への疑問・批判を広げる追い風となるように思います。いろんな所で、どんどんビラ配布をやりましょう。



2011/11/24

橋下を倒そう!大阪秋の陣(19)

渡部です。

「大阪秋の陣」はまさに終盤です。大阪の仲間たちは連日宣伝活動を続けています。以下に大阪からの報告を紹介します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ポスティングに協力いただける方が広がってきています。自宅周辺に入れたという声や、勤務帰りに勤め先の近くで入れたという人がふえてきています。

教育基本条例案は明らかに、橋下・維新の会のネックです。条例案への批判・疑問が広がれば、必ず橋下・維新の会をストップできます。選挙期間中の配布用に準備されたカラービラ10000枚はほぼなくなった状況ですが、しっかり読んでいる人が多いです。そのビラが持ち帰られ、話題になる。ビラ配布の効果は、一人にとどまらない大きな効果をもたらします。

昨日夜、たまたま前任校で担任した青年に会いました。コンビニでバイトしていました。2年間、夜10時から朝6時までの仕事(休みは週一)だそうです。「まだ同じT中学校?」と聞かれたので、そうだと答えたのち、「クビになりそうだけど」と付け加えました。持っていたポスティング用の手刷りビラを渡して、「橋下が市長になり、この教育基本条例が通れば、先生は必ずクビだ」と言いました。選挙に行く気はなかったようですが、選挙に行くと言ってくれました。自分の危機感を伝えることで、動いてくれる人は多いのだと思えました。
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また、さらに先の闘い(「大阪冬の陣」)をも見越して以下のようなビラを発送しています。闘いを堅持するものが最後の勝者となるでしょう。

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教育基本条例案反対!

11月28日(月)環状線駅前等一斉宣伝活動のご案内

ホッライン大阪の活動にご協力いただいているみなさま府議会における教育基本条例案のゆくえを心配されていることと思います。9月24日の全国集会以降、「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪は、教育基本条例案撤回に向けてさまざまなとりくみをして参りましたが、現在、府知事選、大阪市長選の期間にあたり、団体の活動は公選法によって規制されています。そのため、ホットライン大阪事務局員のM個人として、お便りしています。

選挙の結果にかかわらず、12月8日再開の大阪府議会では、維新の会提案の教育基本条例案の扱いが問題になります。教育のあり方と全くあいいれない、学校と教育の崩壊をもたらす教育基本条例案の問題点をいかに広く伝えるかが問われています。

選挙の期間中も、さまざまな形で街頭ビラ配付や各戸ポスティングにも取り組みますが、選挙終了後の11月28日より全面的に宣伝活動を行えたらと思っています。

まず、11月28(月)午後5時30分から午後7時まで、大阪環状線の各駅や府庁周辺(天満橋)や大阪市役所周辺(淀屋橋)で教育基本条例案反対の宣伝活動を行いたいと思います。都合がつくようでしたらぜひご参加ください。

なお、同封ビラのポスティングも呼びかけています。「市民有志」ビラなので、選挙期間中も配付自由です。配付するためのビラがほしいといわれる方は下記に連絡ください。

<連絡先>(090-1138-5776)

<選挙後の一斉街頭宣伝行動の日時と場所>
○11月28日(月)17:30~19:00
 JR環状線各駅前(大阪駅、京橋駅、鶴橋駅、天王寺駅、大正駅)、増える可能性あり
 府庁周辺(京阪・地下鉄天満橋駅前)
 大阪市役所周辺(京阪・地下鉄淀屋橋駅前)
○なお、12月1日(木)には、教育基本条例案撤回!の集会・デモが予定されています。
(集会:18:15開会 エル大阪南館ホール、デモ:19時45分開始)
○11/29(火)17:00~18:30 天満橋駅前
  11/30(水)17:00~18:30 京橋駅前
  12/2(金) 17:00~18:30 天王寺駅前(陸橋)
  12/3(土) 17:00~18:30 京橋駅前

<選挙期間中の宣伝行動にもご参加を>
 11/24(木)17:00~18:30 京橋駅前
  11/25(金)11:00~12:00 京阪・枚方市駅前(南側)
       17:00~18:30 京橋駅前
  11/26(土)17:00~18:30 京橋駅前

2011年11月22日
 M(「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪事務局員)



2011/11/23

橋下を倒そう!大阪秋の陣(18)

渡部です。

「大阪秋の陣」もいよいよ佳境に入り、白熱してきました。

大阪のMさんから、昨夜(11月20日夜)、以下のようなメールが届いていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日の大阪日日新聞や産経新聞が大阪市長選と府知事選の情勢を載せていますが、どちらも「橋下、平松両氏が大接戦」というものです。

また、維新の会の2号ビラは、

「だまされないでください!大阪維新の会は大阪市をバラバラにしません。大阪市は潰しません。町会はなくしません。敬老パスはなくしません。」

の弁解ばかり。

私たちが、教育基本条例の危険性を伝えていけば、必ず勝てる選挙になってきていると思います。ポイントは、教育基本条例の問題を伝えるビラをどれだけ届けられるかだと思います。告示前の11月7日から始めた連続街頭ビラまきでまいたビラの総数は、枚方での火曜日朝のビラまきも含めて、8000枚、昨日・今日で自宅周辺ポスティングのために1500枚を10数人に渡しています。すでに自宅周辺に1000枚のポスティングをしてもらっている人もおられ、すでに合計10000枚程度のビラをまいてきていると思います。

後6日間、ポスティングしてもらう人の人数を増やし、数万枚のポスティングができれば、激戦の情勢に影響を与えることができると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日(11月21日)、東京地裁にて、<第二次再雇用拒否裁判第10回弁論>がありました。

弁論に立ったのは二人の弁護士で、弁論の主旨は、

①再雇用拒否は<不起立>という「信条」を理由とした差別的なもの、
②定年後の再雇用職員に<不起立>を理由に採用を拒否したのは裁量権の逸脱・濫用にあたる、

というものでした。

以下、①について準備書面の一部を紹介します

「再雇用・非常勤採用申込者については圧倒的多数が採用されている。すなわち、原告らが申し込んだ平成19年度から20年度の間に、合計637人が採用を申し込み、そのうち595人が採用されたので、合格採用率は93.4%である。そして、不合格または取り消しとして採用拒否等をされた6.6%のうちほとんどが、・・不起立者である。」

 

「さらに言えば、懲戒処分を受けた者の中でも、不起立者だけが特に採用拒否等をされたという不平等がある。
・・(この間懲戒処分を受けても採用されている実例:略)・・
このように、不起立でなければ、戒告のみならず減給を受けた者、さらには停職2回に戒告1回など複数回重い処分を受けた者でも採用されている」

要するに採用拒否は、現代における「思想弾圧」であるということです。しかもその本質は、「天皇主権の歌」の強制に反対の姿勢を示したことで「弾圧」されているのです。



2011/11/22

橋下を倒そう!大阪秋の陣(17)

渡部です。

本日(11月20日)、<河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会>主催で、愛知教育大学の藤井啓之教授を迎えて、(連続学習会)≪貧困と「君が代・日の丸」・公務員バッシング≫が開かれました。

藤井教授は、以下のような柱立てで講演をしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ⅰ、アンチ「日の丸・君が代」への反発がなぜ起こるのか

  1. 貧困の原因と対応の撹乱
  2. 貧困の中で人々の意識はどうなってきたのか
  3. 管理社会の進行とシステム依存の増大
  4. なぜ「君が代・日の丸」に同調し、教師・公務員をバッシングするのか
  5. 他国のナショナリズムの合わせ鏡

Ⅱ、これからの運動の方向

  1. 支配の仕方を知る
  2. 闘い方の次元

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
全体的に、≪貧困と「君が代・日の丸」・公務員バッシング≫の社会的背景やそこから作られてくる人々の意識がよく分かる講演でした。
また、これからの運動の方向というところでは、

  • 「分断して支配する」という支配者たちのやり方にはまらないこと、
  • 「We are 99% 」というスローガンに現れているように、敵は誰なのかを明らかにすること、

などの重要性が語られました。

なお、この講演中、ユニセフが2007年に公表した『裕福な国における子どもの幸福に関する概観』という資料が紹介されました。

それによると、15歳の子どもで「自分は孤独と感じている」という項目では、平均が7.4%なのに、日本は29.8%と段違いに高い数値を示していました。孤独を感じる子どもの割合は先進国では日本が最も高いという報告も発表されているようです。

また、財団法人日本青少年研究所(東京)が、2010年日米中韓の高校生7233人に実施し2011年2月24日に公表した調査結果も紹介されました。
それによると、
<自分は価値のある人間だと思うか>について「全くそうだ」は、米国(57.2%)、中国(42.2%)、韓国(20.2%)、日本( 7.5%)
<自分を優秀だと思うか>について「そうではない」は、米国(11.2%)、中国(32.7%)、日本(83.2%)
さらに、
<学校には私を理解してくれる先生がいる>と考える生徒は、日本は52・7%で4か国中最低、
<親が自分をよく分かってくれる>としたのは、日本は68.0%で、韓国の66.2%についで低かった、
ということです。

いかに現在の日本の子どもたちが、<孤立感>を感じ、<自分に対する自信>を失い、<学校>でも<家庭>でも気が休まらない状況に置かれているかがよくわかりました。

そして藤井さんは、大阪の「教育基本条例」が通れば、この傾向はさらに段階を画して強まるだろうと述べました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【堺】から以下のメールが届いています。

【堺からのアピール 教育基本条例を撤回せよ】
賛同人は、20日午後4時時点で238人です。当初目標の3倍も視野に入ってきました。一応の締切まであと一週間。もっと広く大きく呼びかけましょう。ブログに、橋下前知事の6/12twitterと、高橋哲哉さんの講演要旨をアップしまし
た。ブログへのアクセス数は14日目で2604回となりました。下記URLをコピーして、もっともっと多くの人々にこのブログを広げて下さい。

http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/



2011/11/21

橋下を倒そう!大阪秋の陣(16)

渡部です。

大阪「教育条例案」に反対するアピールが池田 香代子(翻訳家)、佐藤 学(東京大学教授、日本学術会議会員)尾木 直樹(教育評論家)、高橋 哲哉(東京大学教授)氏ら10人の【よびかけ人】によって出された。(賛同58名 2011年11月17日13:00時点)

一方、11月19日「朝日」<東京版>には石原(都知事)の定例記者会見(11月18日)の記事が載った。以下に紹介する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
―知事が識者から意見を聞く教育再生・東京円卓会議が16日に始まった。

「(海陽学園副理事長の)葛西(敬之)君がやっている中学校、高等学校の一貫教育の学校があるわけです。(中略)全寮制で6年間暮すということで一種の社会体験、授業の受け取り方も含めてね、心身性が備えられて本当の教養というものが育まれているのがわかるというのは、とても大事な報告だったと思いますな」

「首都大学(東京)の原島(文雄・学長)さんからは『理系に進む学生の数は昔とそんなに変わらないんだけど、天才とまではいかないにしても非常に優秀な学生が、こっちも感心するような学生が少なくなってきた。これは非常に残念な傾向で、とても国家としては危険な兆候だと思います』ということも言っていましたが、それもむべなるかなという感じがしますな。やっぱりね、戦後通じてきた教育の破壊的な改革というのをしなかったら、この国はもたないと思うね」
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ここで明らかなのは、大阪の橋下同様、東京の石原もまたエリート育成をめざし、戦後民主教育を徹底的に破壊しようとしているということである。

これは改悪教育基本法の二つの柱(「愛国心」、「競争原理」)の具体化に他ならない。

そして彼らはいずれも最近エリートが育たないことを戦後民主教育のせいにしているようだが、それは全くお門違いである。

それは寧ろ戦後文部行政(一貫して民主的教育を破壊し、教育内容を統制・悪化させ、生気のないものにしてきた)の行き着いた先であったのだ。その典型が「日の丸・君が代」、「愛国心」、「道徳」の強制である。これでどうして本当の学力がつくものか。

橋下と石原はそれでもなお足りないとして,さらに「破壊的な改革」をしようとしている。彼らの言うとおり事が進むようなことになれば、かつて外国からも高く評価された日本の教育は完全に破壊され尽くすだろう。

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大阪の仲間たちは、橋下や石原が要求するような教育の具体例を出しながら、連日宣伝活動をしている。以下にMさんが作ったビラを紹介する。

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アメリカの経験で明らか!

教育基本条例案がもたらすもの

学校ぐるみの不正、半分以上の教職員が5年以内に退職、保護者とのトラブル増加…⇒学校教育崩壊だ!

全米に広がる統一テストでの学校ぐるみの不正(カンニング)

今年の7月5日、アメリカのジョージア州知事は、アトランタでのテスト不正調査の結果をまとめた報告書を公表した。報告書には、「教師達や校長達が生徒の答案用紙の誤答を書きかえたり、よい点数にするためカンニングを奨励したり、不正を告発した人が罰せられたりする風潮があり、倫理に反する行為が横行していた」とあった。

何と州内の8割の八割近くの公立学校で、学力向上を装うために学校ぐるみでカンニングを実施していたことが判明したのだ。ことはジョージア州だけではない。インチキ合戦は全米に広がっている。学校教育が崩壊していることは明らかだ。問題は、何がそれを引き起こしたのか、最も大きな責任はだれにあるかということだ。

教育基本条例とそっくりの「落ちこぼれゼロ法」

2002年ブッシュ大統領は、「落ちこぼれゼロ法」をつくった。主な内容は以下。

○2005年までに、すべての州は、3年生から8年生までの生徒に毎年国語と算数の「一斉学力テスト」を受けさせなければならない。
○2014年までにすべての州が、州内の児童の学力を国が定めた水準まで引き上げること。
○州は、あらゆる層の生徒の学力が向上していることを毎年証明しなければならない。どこかの層が基準以下の成績の場合、学校全体が「不可」。
○学力テストの成績に応じて国からの予算に格差をつける。
○この教育改革は、学校の教師ではなく国がやり方も内容も主導する。
○ノルマが達成できなかった学校には、成績の悪い生徒の転校、教員の再研修、減給または解雇などの罰。
○4年連続でノルマが達成できなければ、国からの予算は全額カット、学校を廃校にするか、民営化(チャータースクールに)する。

この法律が、全米をインチキ合戦に追い込んだのである。芸術・実技教科は軽視され、5年で半分以上の教員が退職して学校は不安定になり、保護者からの不満・苦情は増大。学校教育は崩壊したと言っていい状況を生み出したのだ。

教育基本条例が何をもたらすか、今、すべての人が考えなくてはなりません!

詳しくは、ハシモトドオリの会「橋下条例批判」(ユーチューブ)で。



2011/11/20

処分取消裁判を支援する会ニュース(第69号)

地裁判決へ向けて争点と運動の結節点!
最高裁弁論~教育の自由と全ての処分取消を③~

11/28弁論への都側「答弁書」~倒錯した論理~

  真っ向から都教委の論理を展開している。10・23通達、職務命令による一律起立・斉唱は「日本人として自覚し、国を愛する心を持つこと」「明日の我が国 を担うべき児童・生徒が国旗・国歌を尊重する態度を学ぶことは極めて重要」であるとしている。これに対して不起立・不斉唱は「自己の思想、良心を優先さ せ」「都教委の措置に対する抗議、反対の意思表明としての」「『確信的』に職務命令に反する行動をと」り「生徒の教育を受ける権利を侵害した」という。双 方の教育の正当性が争われている。以下、主要な点を指摘する。

1,裁量権逸脱・濫用の判断基準

「具体的 処分が社会観念上著しく妥当性を欠いている場合に裁量権濫用と判断される」として、「諸般の事情を考慮」する必要はないという。これは、3/10高裁判決 (大橋裁判長)を否定し、7/25地裁判決(青野裁判長)を肯定したものである。特に後者で示された基準を踏襲している。

2,累積加重処分(戒告・減給・停職)の全てを確定する意図

 「本件各処分のごとき免職に至らない懲戒処分にあっては、比例原則違反により処分が違法となることはほとんど考えられない」として、停職と免職の間に線を引こうとしている。

3,教育実践の意義否定と教育の自由の争点回避

  都教委側は「国旗・国歌の有する意義も時代と共に変遷」したとして「国民の多数意識」が「基礎的知識」として児童・生徒に「指導する」ことを期待している という。そして連続不起立・不斉唱はそれを「阻害」し「指導効果を大きく減殺」し、「停職出勤」や「卒業文集」に見解掲載、「再発防止研修」への抗議、 「受付担当」を拒否し会場で不起立等々を「厳重な非違行為」の証明としている。
 一方、教育の自由については「本件各通達及び本件各職務命令が教 員の教育の自由を侵害するものでないことは原判決が判示するとおりである。」と一蹴し「子どもや保護者に与える教育関係上の影響(悪影響)なるものは、上 告人らの法律上の利益に関係のない事項であり、これを処分の取消事由(裁量権の逸脱・濫用事由)として主張することは許されない。」と述べる。
  つまり、裁判官や国民に二人への停職処分が当然との印象を与えるには、児童・生徒に対する教育実践を転倒して描くことが最も効果があるとしながら、教育の 自由に踏み込むことは避けたいというジレンマに陥っている。都教委「答弁書」は、停職6月の累積処分を科しながら免職という加重処分を阻止したことを報じ る新聞記事まで持ち出して、停職処分妥当を強弁している。
 石原都知事も、しばしば“すぐに辞めさせるわけではない。”と言い訳がましく広言している。大阪の「免職処分条例」との関係で、11/27・28はますます重要になってきた。≪やがて来たる者へ≫見るべきものを示さなければならない。

今後の予定 報道

*再雇用拒否撤回第2次訴訟 地裁口頭弁論 11/21 15:00 103号
*米山処分取消・非常勤不採用取消訴訟 高裁口頭弁論 11/22 15:30 822号
*東京・小中「君が代」裁判 高裁口頭弁論 12/13 16:00 424号
*河原井・根津停職処分取消訴訟 最高裁第一小法廷 弁論 11/28 10:30
*東京「君が代」裁判一次訴訟 最高裁第一小法廷 弁論 12/12 10:30
*アイム‘89処分取消請求訴訟 最高裁第一小法廷 弁論 12/19 10:30 
*土肥裁判 東京地裁民事第19部判決 12/22 13:30 第527号
 累積加重処分取消訴訟(原告:近藤順一) 地裁判決延期 期日未定 


ニュースへのリンク



2011/11/19

橋下を倒そう!大阪秋の陣(15)

渡部です。

大阪での宣伝活動は引き続き続けられています。以下に11月16日、17日の宣伝活動を紹介します。(以下に【堺からのアピール】、「千葉高教組県教研の案内」もあります)
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大阪の笠松です。「教育基本条例案撤回!」
11/16蒲生4丁目街宣の報告です。5人で1時間30分、十字路交差点の3つの角に分かれて約250枚を配りました。普段ビラまきが少ない場所なので、けっこう取ってもらいました。ここ数日のことですが、「教育基本条例!」と聞いて「ください。」と取りに来る人も何人かいます。「がんばってください。」の応援もたまにはあります。真正面からの反論は少ないです。今日Kさんが15分話し込んだ人、「橋下は原発反対だから支持する。」との意見。「橋下は他のことでも意見が変わっているから、原発も信用できない。」と説明すると、納得になったそうです。終わりがけに突然、白ジャンバーの橋下が乗った選挙カーが猛スピードで、「橋下です、本人です!」とマイクで叫びながら北から南へ走り抜けましたが、交差点にいた人はみんな「ふーん・・・」という感じでした。この1週間で京橋、昨日の天王寺と遭遇は3度目ですが、教育基本条例はほとんど触れません。大阪都構想もチョットだけです。もっぱら「役人天国の大阪市を解体する!」という公務員たたきを叫んでいます。彼らの集票の頼みの綱はそれという感じです。一方私たちはひたすら、まだまだ知られていない「教育基本条例案」の中身のひどさを宣伝しています。

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大阪の笠松です。
11/17(木)「鴫野」駅前ビラ配りは、5:00スタート時は2人、途中から4人で、改札を出てすぐの通路一つなので受け取りが良く、(マスプリの時間がなくて)用意していた250枚が5:50にはなくなって終了でした。

○11/18(金)5:00~6:30ごろ 京阪・地下鉄「天満橋」駅前
○11/19(土)12:00~1:00 近鉄「上六」駅前(十字路交差点の北東角から、少し東へ行ったあたり)[近くの大阪府教育会館(たかつガーデン)で、1:00開会で障害児教育運動関係の全国大会があります。その参加者と地元の市民に配ります。(担当責任・笠松)]
○11/19(土)5:00~6:30ごろ JR・京阪「京橋」駅前広場
○11/20(日)5:00~6:30ごろ JR・京阪「京橋」駅前広場

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堺では以下の取組みが進められています。【堺からのアピール】はとても簡潔・明瞭で良く出来ています。私も賛同しました。皆さんも賛同して下さい。

【堺からのアピール 教育基本条例を撤回せよ】
賛同人は、17日午前10時30分時点で169人となりました。目標の2倍まであと31人。ブログに、発起人の平良仁志牧師も所属しておられる(かつて全国の理事長をお務めになられた)日本バプテスト連盟総会(11月9~11日)で採択された声明、大阪弁護士会が12月3日に賛否両論を闘わすシンポ開催の2つをアップしました。アクセス数は11日間で1926回。バプテスト連盟の声明文は非常に簡潔で明解です。

多くの人々に下記URLをコピーしてこのブログを広げて下さい。
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/

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千葉高教組の県教研『平和・人権・民族』分科会では、<大阪の教育現場の状況を学ぶ>をテーマに、大阪高教組の仲間に来ていただくことになりました。「君が代」裁判最高裁弁論(11月28日)の報告も行われます。

<日時>12月3日(土)9:30~12:00、(午後からの全体会でも短時間ですが、大阪の仲間に報告してもらうことになりました。)
<場所>千葉県教育会館(千葉地裁向かい)にて

(チラシから)

・・橋下府知事はこれらの「条例案」と「大阪都構想」を争点に辞職し、11月27日の大阪市長選に立候補して、ダブル首長選に持ち込もうとしています。学校教育への不当な政治の介入、競争至上主義の徹底導入など、もう無茶苦茶です。ダブル首長選への行動に至っては民主主義の破壊行為に他なりません。このような橋下府知事の攻撃にさらされながらも、学校や生徒を守るため闘い続ける大阪の先生から、直接、現在の学校現場の状況をお聞きします。・・
・・大阪の先生方の闘いを応援するためにも、一人でも多くの参加を待っています。

  

主旨に賛同される方であれば、一般の方でも参加できます。



2011/11/15

処分取消裁判を支援する会 ニュース(第68号)

地裁判決へ向けて争点と運動の結節点!
最高裁弁論~教育の自由と全ての処分取消を②~

田原反対意見(起立・斉唱分離論)の半端な論理

  前号では、宮川反対意見が教育現場を理解しない危険なものであることを紹介した。もう一人の反対意見者である第三小法廷の田原裁判官は「起立命令」と「斉 唱命令」を区別して「憲法19条との関係について検討する」として「『起立命令』に限っていえば、多数意見が述べるとおり・・間接的な制約となる面はある ものの、・・その制約を許容し得る程度の必要性及び合理性を有することを肯認できると考える。」という。「日の丸」に正対して起立することこそ教員が強制 を受忍していることを児童・生徒に見せることではないのか。ことは、サッカー場やオリンピックでの「日の丸」ではない。また、一般的に学校儀式に国旗・国 歌を取り入れるかどうかの問題でもない。国旗(日の丸)は10・23通達によってどこにどのように掲げるかが指定され、従来掲げられてきた卒業制作などが 排除されたのである。掲揚が強制され、起立が強制された下での対処である。
 連続する不起立は「殊更に示威的な拒否行動」(大谷裁判官補足意見) ではなく、強制下でも「子どもとの直接の人格的接触」により自主・自立・自由を提示する教育的意義をもつものである。強制・処分は特別の思想・良心・信教 をもつ者だけの問題ではなく、自分たちの学校の教育については自分たちで決め実践するという自由への弾圧である。田原反対意見もまた19条の枠を出られ ず、教育の自由侵害に対する無理解を示している。
 すでに成立した大阪の条例は「大阪府の施設における国旗の掲揚及び職員による国歌の斉唱に関する条例」である。「日の丸」と「君が代」は強制のセットである。
  私の場合は、「日の丸」にではなく生徒に正対して不起立・不斉唱を敢行した。生徒が自分の考えに基づいて行動する意味、つまり学習の自由を提示した。 それこそが憲法を遵守する公務員の責務であろう。これに対して「現認」の名目で起立斉唱を強要することこそ教授の自由に対する干渉であり、校務遂行に対す る妨害である。
 裁判官の皆さまには、学校現場の実態、教育の自由の意味をよく理解してもらいたい。裁量権逸脱・濫用を判断するにも、このことが特に重要である。最高裁弁論に向けて双方から関連文書が提示され始めている。次号ではこれを取り上げる。

今後の予定 報道

*再雇用拒否撤回第2次訴訟 地裁口頭弁論 11/21 15:00 103号
*米山処分取消・非常勤不採用取消訴訟 高裁口頭弁論 11/22 15:30 822号
*東京・小中「君が代」裁判 高裁口頭弁論 12/13 16:00 424号
*河原井・根津停職処分取消訴訟 最高裁第一小法廷 弁論 11/28 10:30
*東京「君が代」裁判一次訴訟 最高裁第一小法廷 弁論 12/12 10:30
*アイム‘89処分取消請求訴訟 最高裁第一小法廷 弁論 12/19 10:30 
*土肥裁判 東京地裁民事第19部判決 12/22 13:30 第527号
 累積加重処分取消訴訟(原告:近藤順一) 地裁判決延期 期日未定 


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2011/11/13

橋下を倒そう!大阪秋の陣(14)

渡部です。

本日(11月11日)、「大嶽業績裁判」の勝利が確定しました。

支援者からのメールを紹介します。

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高裁は上告 しませんでした!!

東京高裁の勝利判決が確定しました!!

業績評価裁判の控訴審は、10月26日に勝利判決をかちとりました。
「権威の牙城」である東京都人事委員会のことですから、当然上告するものと待ち構えていました。しかし、控訴審判決後2週間の上 告期限が過ぎても、東京都は上告せず。
東京都は上告を断念したのです! やりました! これで業績評価裁判の勝利が確定しました!

さっ そく世田谷区教育委員会に対して、大嶽さんへの不当評価の撤回と謝罪などを求める要請行動をやらなければなりません。それも含め て、裁判勝利をどう広げ、 どう現場の闘いに生かしていくか、今後の方針についての話し合いの場をご提案したいと思います。詳細は追ってお伝えします。

「業績評価制度そのものの撤廃に向けて」勝利判決確定にあたっての高橋弁護士の談話

東京高裁勝利判決の確定にあたって、大嶽さんとともに7年間二人三 脚で闘ってこられた高橋弁護士から談話が寄せられましたので、お伝えします。高橋先生、本当にありがとうございました。

「まだ最高裁での戦いが続くものと思っていたので、驚くとともに大変に嬉しく思いました。おそらく事実認定の面で完膚無きまでに 敗れたために、上告を断念せざるを得なかったのだと思います。6年以上もの長きにわたって、戦い続けてこられた大嶽先生に深い敬意を表します。大嶽 先生のことを慕う多くの子ども達、保護者に対しても、本当に大切なことを教育者として身を以て示すことができたのではないかと思 います。しかし、業績評価制度は今も厳然としてそこに存在しています。さらに、これを教育を支 配するための道具とすべく強化しようとする動きもあります。大嶽先生におかれては、この勝訴判決とともに、業績評価制度そのものの撤廃に向けて、その先頭に立って益々ご活躍されることを強く期待しています。私も微力ながら、引き続きご支援申し上げたいと思います。
2011年11月11日  弁護士 高橋拓也 」

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この勝利は大きな勝利につながる勝利だと思います。

最近の新聞では、<学校現場の教職員のストレス増加>、<定年前退職者の増加>、<管理職自らの降格要求の増加>、<主幹・副校長希望者の減少>、<新任教員の退職者の増加>などが報じられています。

これはこの間の「日の丸・君が代」強制、管理強化、さらに業績評価の導入などがそうした事態を進行させてきたのです。そして、橋下氏の「教育基本条例案」は、そうした事態をさらに段階を画して悪化させるものです。

今回の「勝訴確定」は、こうした動きを食い止める「揺るぎない楔」の役割を果たすことになるでしょう。

大嶽さん、本当におめでとうございます。高橋弁護士、大変ご苦労様でした。また、本当にありがとうございました。



2011/11/12

11.10都庁情宣

11.10都庁情宣のちらしです。

「f20111110.pdf」のダウンロード



処分取消裁判を支援する会ニュース(第67号)

地裁判決へ向けて争点と運動の結節点!
最高裁弁論~教育の自由と全ての処分取消を①~

  第一波最高裁判決(5/30~7/19)は、一律起立・斉唱・伴奏が憲法19条侵害にあたらないとして、減給・戒告処分を確定した。そして、最高裁第一小 法廷は11・12月に弁論を開こうとしている。弁論で展開されるべきは、都教委による不当な介入支配、憲法23・26条の教育の自由侵害を認め全ての処分 を取り消すことである。
 19条の枠に留まって、部分的な裁量権逸脱濫用を確定することではない。第一波判決を下した多数意見はもちろん、反対意見や補足意見を展開した裁判官もまたこの問題の本質とりわけ被処分者の連続不起立・不斉唱・不伴奏について無理解を露呈している。
  まず、第一小法廷の宮川裁判官は反対意見の冒頭で「国旗に対する敬礼や国歌を斉唱する行為は、私もその一員であるところの多くの人々にとっては心情から自 然に、自発的に行う行為であり、式典における起立斉唱は儀式におけるマナーでもあろう。しかし、そうではない人々が我が国には相当数存在している。」と述 べる。10・23通達や職務命令の強制性、被処分者の「教育上の信念」を展開しても結局のところ「そうではない人々」の個々の思想・良心問題である。行き 着くところ、「不起立不斉唱行為」の「実質的害悪」「害悪が極めて重大であるか」の検討を提起し「受付を担当させる等、会場の外における役割を与え、不起 立不斉唱行為を回避させる」と教育権自体を否定する。    

 かくして、自覚的な教職員が場外に出された後、式場では「秩序が確保」され「円滑な進行」により「日の丸・君が代」強制、教育の自由(学習の自由・教授の自由)の侵害が粛々と進行する。19条の枠に固執した結果である。これでいいのか。
 私の場合、戒告・減給・停職の全てが取り消されない限り勝利はない。延期されている地裁判決で勝訴するためにも、最高裁審理の前進が必要だ。    

大阪「処分条例」の本質を撃つ

  大阪府知事選挙が告示された。市長選とのダブルになる。すでに「日の丸・君が代」条例は成立している。継続審議になっている「教育基本条例案」は免職規定 まである。東京の累積加重処分は裁量による懲戒処分・停職6月までである。大阪の破壊的な学校支配の核心も処分を構えた愛国心などの教育内容の強制であ る。
 大阪維新の会による府政、市政乗っ取りを許さず、教育の自由回復を実現しよう。

地裁民事19部に、公正な審理、判決を求める賛同署名、
ご協力ありがとうございました。本日(549)筆提出しました。
(第1次として204筆はすでに提出しました。)

今後の予定 報道

*再雇用拒否撤回第2次訴訟 地裁口頭弁論 11/21 15:00 103号
*米山処分取消・非常勤不採用取消訴訟 高裁口頭弁論 11/22 15:30 822号
*東京・小中「君が代」裁判 高裁口頭弁論 12/13 16:00 424号
*河原井・根津停職処分取消訴訟 最高裁第一小法廷 弁論 11/28 10:30
*東京「君が代」裁判一次訴訟 最高裁第一小法廷 弁論 12/12 10:30
*アイム‘89処分取消請求訴訟 最高裁第一小法廷 弁論 12/19 10:30 
 累積加重処分取消訴訟(原告:近藤順一) 地裁判決延期 期日未定 


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2011/11/11

橋下を倒そう!大阪秋の陣(13)

渡部です。

本日(11月10日)、大阪府知事選が告示され、13日に告示される大阪市長選と合わせた「ダブル選挙」がスタートしました。

朝日の夕刊の記事には、次のような部分がありました。

「・・大阪市内で活動を始めると、橋下氏の自身は揺らぎ始めた。街中で中年女性は『独裁政治反対』と批判し、握手を拒んだ。大阪市西区の区民まつりでは、質問攻めにあった。『市をバラバラにするのか』『区民まつりもなくなるの』。会場を離れると、橋下氏はため息をついた。・・」

「橋下氏は10日、『宣戦布告』した。『自民、民主に共産までが手を組んだ。まるで大政翼賛会。この戦いに勝たねばならない』」

この二つから、次のことが言えると思います。

上の引用からは、橋下氏は、情勢を甘く見ていたということがいえます。彼は自分の人気に過信し、思わぬ拒否反応に動揺しています。反面人々は、彼の政治が「独裁政治」であり、自分たちの生活を結局のところ破壊するものだということに気づきはじめているのではないでしょうか。大阪の仲間たちは今後も街中でこのような動き(拒否反応)を精力的に作り出し、橋下氏をさらに焦らせてくれることでしょっう。

下の引用については、「自民、民主に共産までが手を組んだ」のは、橋下氏の言うような「大政翼賛会」ではなく、橋下氏の「独裁政治」(ハシズム)に対する「反橋下統一戦線」あるいは「反ファシズム統一戦線」ができたということです。当然「統一戦線」内では意見の相違があります。また、問題が解決された後には内部分裂が起きる可能性もあります。しかし、物事は一つ一つ解決して行くしかありません。中国でもベトナムでもかつて抗日民族統一戦線や反米民族統一戦線を組んで、日本やアメリカを追い出したのです。だから、「小異を捨てて」ではなく、「小異を残して大同につく」でいいのだと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日早朝、<河原井さん根津さんらを解雇させない会>の都庁前ビラまきがありました(10名参加)。ビラには、「大嶽業績評価裁判勝訴」と「前回の都教委ムラ定例会」の話題が載せられました。後者では竹花委員が10月、2回の定例会いずれも欠席していることが書かれました。

ビラまき終了後、都教委定例会傍聴に向かいました(4人で)。すると、エレベーターに川淵委員が乗ってきました。そこで私が、「あ~川淵さん、お早うございます」と声をかけると、彼は一瞬驚いたような顔をしながら(これまで定例会場で何度か顔を見合わせているので)「お早うございます」と挨拶をしてきました。私と一緒にエレベーターに乗っていた仲間は笑いたくて笑いたくてしょうがないようでした。

定例会場に入ると竹花委員が来ていましたので、私たちは「お~竹花さんは今日は来ているじゃないか」「いるねー」などと、本人に聞こえるようにいいながら傍聴席につきました。

ところで、今日の定例会で一番驚いたのは、<報告事項>に出された、都教委が「高校「保健」の補助教材」として作ったという『災害の発生と安全・健康~3・11を忘れない~』という小冊子(A4版80ページ)でした。(傍聴者にも資料として配布されました)

なんとそこには、「原発事故・放射能汚染」のことは一言も書いてありませんでした。震災の写真はあっても、原発事故の写真はありませんでした。原発事故は世界的にも大きな災害として伝えられているのに、また、あれだけこれまでの「原発教育」は不十分だったと言われているのに、この有様です。

ちなみに―
<監修>
東京大学名誉教授 阿部勝征
危機管理教育研究所代表 国崎信江
<制作協力>
内閣府 文部科学省 環境省 国土交通省 気象庁 防衛省
総務省 消防庁 警察庁 国家公安委員会 独立行政法人防災科学技術研究所
日本赤十字社 毎日新聞 小学館 兵庫県教育委員会 広川町教育委員会
兵庫県立舞子高等学校 西尾市岩瀬文庫 北区役所 中央区役所
渋谷区立広尾小学校 東京都立東久留米総合高等学校 東京都立竹台高等学校
警視庁 東京消防庁 東京都青少年・治安対策本部 東京都総務局総合防災部
東京都生活文化局広報広聴部・都民生活部 東京都福祉保健局生活福祉部
東京都建設局道路管理部・河川部
*制作協力には図版・写真提供含む
です。

いかにこの補助教材が「官製のもの」かがわかります。また、いかに「官の頭の中」が変わっていないかもわかろうというものです。彼らは副題に「~3・11を忘れない~」と書きながら、「原発事故」を「災害」としては全く無視しているのです。そしてこんな補助教材に莫大な金をつぎ込んでいいるのです。



2011/11/06

橋下を倒そう!大阪秋の陣(12)

渡部です。

昨日(11月4日)、共産党推薦で大阪市長選に立候補を表明していた渡司(わたし)氏が出馬を見送ることを決めました。支援団体によると、「橋下徹氏の『独裁』を阻むための名誉ある決断」と説明したようです。これは独裁者・橋下打倒!に向けて大きな一歩前進となるでしょう。

大阪からは以下のようなメールが届いています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Yです。
京橋での情宣は昨日(11月2日)7名、今日(11月3日)は10名(ネットでの知って初めての参加の方やKさんの同伴で障害をもった高校生の参加も)で行いました。

今日は他にマイク使用団体はおらず、17~18:30までマイクとゼッケン等で人数も多く、また休日でいつもの通勤者以外の通行も多かったのか、ビラの受け取りはよかったです。またマイク机の後ろで「橋下むかつく、何も知らん若いやつが橋下に入れてるのを何とかせなあかん」という30才?くらいの人がずっと応援、そこにはビラを取りに来た別の人も何人か集まり相互に話したり、Tさんの誘いでマイクで訴えてくれる人もいたり、家族連れで2千円のカンパを差し出してくれるお父さんもあったりにぎやかかつ大阪的な光景の中で、府民との対話もできました。

一方では、昨日も維新の会支持者が「教職員が既得権を守ろうとしている、けしからん」と文句を言いに来る人(一方的で、話を聞いてほしいとMさんが迫りましたが、去って行かれました)もいたのですが、今日も数人が「維新に賛成」と言って行かれるひとも。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Yです。
本日(11月4日)は8名で5時から情宣でしたが、2~3名の方が署名はないんですかと言ってこられました。シールや一言カードも用意はしているのですが、人数も必要ということで、マイクとビラ配布に集中しています。

やはりというか橋下応援団の在特会のメンバー1人のKが来て「ここはビラまきは禁止のはずだ、道路許可は取っているのか」等、言ってきました。

表現の自由だと相手にしないでいると、うろうろしながら、カメラで写真を撮りだしたので抗議。連日の情宣なので、やがてはと昨日もその予感はしていたのですが。ちょうど同場所で6時から候補者の梅田章二さんの演説があるということで5~6人の警官も終了直前には来ていてKは警官に何事かを言っていました。

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大阪の笠松です。
既に何人かの方が参加よびかけをされていますが、改めて一人でも多くの方が、「教育基本条例案反対!」の土・日の街頭宣伝活動に参加くださることをよびかけます。

○11/5(土)5:00~6:30 於・大阪「京橋」駅前広場(JR環状線と京阪電車の間)「ホットライン9/24集会実行委員会」の新しい市民向けビラの配布

○11/6(日)6:00~7:10 於・大阪市「平野区民ホール」前(地下鉄谷町線「平野」駅、東11分。平野消防署隣)[「出戸」駅の区民センターとは別)「大阪維新の会」主催の「平野区民会議」(橋下参加)前での、「府民有志」ビラ(拝啓・橋下[前]大阪府知事様)の配布

○11/6は、大阪市24区の維新の会「区民会議」の会場前ビラ配りに取り組んできた最後です。先日の平野「区民会議」会場に5人で行くと、“橋下知事の急用”との理由で11/6に延期でビックリでした。その仕切り直しです。平野区は、府議会と平行して大阪市議会にも提案して“門前払い”で少数否決された「大阪市教育基本条例案」に対して、維新の会市議で一人異議を唱え、市議団執行部に質問書を提出した上で採決を欠席した「改発」市議の地元です。宣伝ビラによると改発さんももちろん発言バッター(演者)の一人ですから、「条例案」賛成役ならウソ役、反対役ならあるていどはホンネ、ということになります。

○なお11/7(月)以降は、京橋駅だけではなく大阪府内の各駅前やスーパー前で、教育基本条例の中身を知らせるビラ配りを、2~3人ででも昼ビラや夕方ビラでしたいなあと、相談しています。ご協力ください。



2011/11/04

橋下を倒そう!大阪秋の陣(11)

渡部です。

10月25日に大阪の「教育基本条例にもの申す会」が、大阪市長選の立候補者に公開質問状(質問項目は7つ)を出しました。

これに対し、

  • 橋下徹氏(10月31日14時40分FAXにて)、
  • 平松邦夫氏(11月1日11時1分メールにて)、
  • 渡司考一氏(11月1日11時27分(FAX)・11時46分(メール)にて)、

から回答がきました。

以下ここでは、まず橋下氏の<回答>を紹介し、後ろの方で【論評】したいと思います。

1. あなたのお名前をお答え下さい。
<回答>
橋下徹

2. 大阪府教育基本条例案の府議会への提案理由は、<大阪府における教育行政は、これまで「教育の政治的独立性」、「教育委員会の独立性」の名目のもと、政治が教育行政から遠ざけられ、民意が十分に反映されてこなかった。しかし、加速するグローバル社会に対応できる人材を育てる教育には時代の変化への敏感な認識が不可欠である。議会が条例制定を通じて教育行政に関与し、民意を反映させることで、子供たちの人格を完成させ、激化する国際競争に対応できる有為な人材を育てるため、条例を制定しようとするものである。>となっています。大阪府教育基本条例案の提案理由についてあなたの所感をお聞かせ下さい。
<回答>
府議会での提案理由と私の所感とに大きな齟齬はありません。私は、文部科学省を頂点とするピラミッド型の教育委員会制度を一から見直し、保護者や地域住民が積極的に教育行政に参加できる仕組みを構築したいと考えています。教育委員会に集中している教育行政に関する権限を、住民に取り戻すこと、学校現場を尊重し、校長の権限を重視した学校マネジメントを可能とし、各学校が児童生徒のために切磋琢磨することが必要であると考えています。

3. 大阪府教育基本条例案では、教育の主体である児童・生徒に関する規定は、<第3条 府内におけるすべての児童生徒は、等しく教育を受ける権利を有する。 2 府は、自立支援が必要な児童生徒、学習障がい及びこれに類似する学習上の困難を有する児童生徒が等しく教育を受けるために必要な措置を講ずるよう、努めなければならないだけです。前文の中の約200字、第2条、第47条、他にあるほんの一部、そして第3条が、教育の主体である児童・生徒に関する文言の全てです。15000字程度の条例案本文からすると異常に少ないものとなっています。このことについてあなたの所感をお聞かせ下さい。
<回答>
文字数や条文の主語という形式的な部分で条例の趣旨を読み取るのではなく、条文の内容から条文の趣旨を判断する必要があると思います。条例案にある各関係者の役割分担や学校運営協議会、校長の権限強化等、条文の趣旨は、児童・生徒のためにより良い教育行政の仕組みをつくるという視点にあると考えています。

4. 8月22日発表の大阪府教育基本条例(素案)に、次の条項がありました。
第52条 1項 小中学校の校長は、次に掲げる行為の一又は二以上を繰り返し行う等性行不良の児童・生徒であって、他の児童・生徒の教育に妨げがあると認めるときは、学校教育法35条に基づく出席停止を命ずるよう、市町村教育委員会に要請することができる。

(1) 他の児童・生徒に傷害、心身の苦痛又は財産上の損失を与える行為
(2) 校長、副校長、教員又は職員に傷害又は心身の苦痛を与える行為
(3) 施設又は設備を損壊する行為
(4) 授業その他の教育活動の実施を妨げる行為

議会提出案では次のようにしています。
第47条 校長、副校長及び教員は、教育上必要があるときは、必要最小限の有形力を行使して、児童生徒に学校教育法第11条に定める懲戒を加えることができる。但し、体罰を加えることはできない。
2 府教育委員会は、前項の運用に当たっての基準を定めなければならない。このことについて、あなたの所感をお聞かせ下さい。
 <回答>
条例素案と、議会提案条例に変更が出ている部分があることは、公開された条例
素案について、内外の意見も踏まえ、協議された結果であると思います。また、議会に提案された条例案についても、議会での議論や外部からの意見等を尊重し、議論を重ね、より良いものに精緻化されていくことは望ましいことであると考えています。

5. 「大阪市教育基本条例案 第44条」に、<教育委員会は、市立学校における通学区域については、学校と地域社会の結びつきにも配慮しつつ、より柔軟な選択が可能となるよう、隣接区域選択制又はブロック選択制などの実現に努めなければならない。>がありました。大阪維新の会は、小学校や中学校が(区内で?)自由に選べる「学校選択制」を市長選の大きな目玉としています。このことについて、あなたのご意見をお聞かせ下さい。
 <回答>
小学校での隣接区域選択制、中学校でのブロック選択制は、望ましい制度であると考えています。学校が、児童、保護者から選ばれる立場になることで、学校間で切磋琢磨し、より良い教育の提供を目指すこと、選ばれるために学校が情報を積極的に公開するようになること、児童、保護者も積極的に情報を収集するようになることで、教育環境はより良いものになると考えています。

6. 大阪府教育基本条例案では、第3条第2項に障害児の項目が付け加えられています。8月22日発表の大阪府教育基本条例(素案)では、「府立高等学校及び府立特別支援学校」とすべきところを「府立高等学校」としている箇所がほとんどでした。議会提出案では全て「府立高等学校及び府立特別支援学校」としましたが、逆に、「府立高等学校」とすべきところを「府立高等学校及び府立特別支援学校」としてしまっている箇所があります。このような経緯を見ると、大阪維新の会が障害児教育を念頭の外に置いている事は明らかです。大阪市は、養護教育基本方針で、「障害者一人一人の特性等に応じた、きめ細かい教育の内容を確保するという視点に立ち、自立に向けた基盤づくりとして、ノーマライゼーションの理念のもと、地域で共に育ち、共に学び、共に生きることを基  本とした教育を推進する」と宣言しています。このことについてあなたのご意見をお聞かせ下さい。
 <回答>
大阪維新の会が障害児教育を念頭の外に置いているとは思いません。教育基本条例案は、教育制度の在り方、教育行政の仕組み、枠組みを策定するものであり、個々の教育施策に関するものではないと思います。障害児教育の個々の施策については、より一層充実した施策が実施されることが望ましいと考えています。

7. 最後に、「大阪府教育基本条例案」について、「これだけは言っておきたい」ことがあればお答え下さい。
<回答>
一部マスコミやコメンテーターの曲解、歪曲報道等により、条例案の趣旨が誤って報道、広報されていることを残念に思います。教育基本条例案は、閉鎖され硬直化した教育委員会中心の教育行政に風穴を開け、現場の校長や住民による主体的な学校運営を実現できる仕組みを構築することを主たる目的にしているものと考えています。

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【論評】

橋下氏は回答のなかで次のようなことを述べています。

2、「保護者や地域住民が積極的に教育行政に参加できる仕組みを構築したい」「教育委員会に集中している教育行政に関する権限を、住民に取り戻すこと」
3、「条文の趣旨は、児童・生徒のためにより良い教育行政の仕組みをつくるという視点にあると考えています。」
4、「議会に提案された条例案についても、議会での議論や外部からの意見等を尊重し、議論を重ね、より良いものに精緻化されていくことは望ましいことである」
5、「選ばれるために学校が情報を積極的に公開するようになること、児童、保護者も積極的に情報を収集するようになることで、教育環境はより良いものになると考えています。」(これに関してだけここで一言。高校受験はこのようにして進学校から底辺校まで序列づけされました。これを今度は義務制段階からやろうというのです。児童・生徒たちの悲鳴が聞こえてきそうです。)
6、「障害児教育の個々の施策については、より一層充実した施策が実施されることが望ましいと考えています。」
7、「条例案の趣旨が誤って報道、広報されていることを残念に思います。教育基本条例案は、閉鎖され硬直化した教育委員会中心の教育行政に風穴を開け、現場の校長や住民による主体的な学校運営を実現できる仕組みを構築することを主たる目的にしているもの」

 橋下氏は、あたかも自分が、「保護者や地域住民」の立場にたち、「外部からの意見等を尊重し」、「児童・生徒のためにより良い教育行政の仕組みをつくる」、「現場の校長や住民による主体的な学校運営を実現できる仕組みを構築する」だといわんばかりです。
 しかし、彼はこれまで、「今の日本の政治に必要なのは独裁」、「教育とは2万%強制です」、「起立しない教員は意地でも辞めさせる」などのことを言ってきたのです。にも係らず、上のような回答をしてきています。橋下知事はこれまで言ってきたことを撤回するのでしょうか。否です。最近になって少し旗色が悪くなって来ているので、トーンダウンしているにすぎぎません。彼の本性が変わったわけではなことを私たちはしっかりと見テおく必要があるでしょう。引き続き、彼の本性(いままで言っていたこと)を暴露していきましょう。
 この<回答>を読み、私は魯迅の「『フェアープレイ』は急がぬが宜しい」(1925年12月29日)という文章を思い出しました。魯迅はこの中で、人々の敵が旗色が悪くなり人々に許し請うと、中国民衆は人が良いばかりにそれを許し、その結果彼らの敵が息を吹き返し、人々が大きな犠牲を払うことになった実例を幾つもあげています。そして、魯迅は、「要するに、人に咬みつく犬であれば、それが岸の上にいようと、水の中にいようと、みな打って差し支えないもの、と私は思っている」と述べています。
 また、「真正直な人間が『水に落ちた犬を打つ』ことをしないのがその(人々が犠牲になる)一端の因をなしているのだ。」とまで述べています。
 さらに魯迅は、この論文の中で、「俗に『真正直は無能の別名』という。ちと冷酷すぎるように聞こえるかも知れぬが、仔細に考えてみれば、別に人を悪事に誘いこむ言葉ではなく、幾多の苦しい経験からにじみ出た警句なのだ。」とも述べています。

「真正直」でなかった家康は「大阪冬の陣」「夏の陣」を制し、戦国の世に終止符を打ちました。



2011/11/01

処分取消裁判を支援する会ニュース(第66号)

地裁判決へ向けて争点と運動の結節点! 最高裁不当判決【第一波最高裁判決(5/30~7/19)】を 早期に破棄せよ!上告人は意気軒昂!!

  都教委10・23通達が発出された直後から抵抗を続けてきた方々は不当判決を受けても、闘いを継続する意思を表明している。私のようにずっと遅れて参入し たものにとっても心強い限りだ。圧倒的な市民と共に、地裁、高裁、さらには最高裁での闘いで先行した不当判決を破棄させたい。

 不屈に闘った上告人の意志を確認しておきたい。

*ここまで一緒に戦ってくれた卒業生や保護者、また志を同じくしてきた仲間の教師、南葛の教育のために多くの力を貸してくれた方々に支えられた裁判であったことを誇りに思います。少しの悔いもなく次に進める気がします。(申谷雄二)
*裁判闘争を軸に回っていたこの三年間、皆さんと家族に支えられ充実していた 教壇復帰と1円は取り損ねたが、後悔は無し ただただ感謝あるのみ(木川恭)
*僕は裁判で、「君が代」の違憲性を問うてきました。・・判決を認めるわけにはいきません。闘いはこれからも続きます。(中島暁)
*明治以来の全体主義的政治勢力とその走狗、公安、検察、裁判官の一掃なくして日本の未来は暗い。(藤田勝久)
*引っ込むわけにはいかないと思います。・・今後は「日の丸・君が代の強制に反対し、子どもと教育を守る会」として運動を続けていくことを確認しました。(都教祖八王子支部「3人の先生を支える会」川崎)
*裁判としては全く納得できない結果で終わることになりましたが、私たちは今後とも、関連する裁判を始め闘い続けるつもりです。(嘱託採用拒否撤回を求める会)
*地裁、高裁の記録集につづいて最高裁段階の記録集を、現在、鋭意編集中である。(不当解雇撤回を求める被解雇者の会 平松辰雄)
*最高裁判決を乗り越え「君が代」裁判に勝利しよう・・思想・良心の自由についても大法廷で弁論を行うように、取り組んでいこうと考えています。(「君が代」不当処分撤回を求める会<東京教組>)

今後ともアドバイスをいただき、共同、共闘していくことを期す。

劉連仁記念館の「日の丸」

  錦秋の候、それは中国山東省高密市の農家の一角にあった。“豚になっても生きろ!”という言葉があるが、劉連仁さんは強制連行され強制労働させられていた 炭坑から逃亡し、正に北海道の“熊”となって14年の歳月を耐え抜いた。その間、日本の敗戦も、中国の解放も知らなかった。発見されたときも手斧を握りし めていたという。          さて、私たちの10年、20年はいかほどのものか。
 記念館へは劉?新館長(劉連仁さんの息子)が同道してくれた。

 館内には関連する証拠品や写真と共に次のような展示があった。


「日の丸」と星条旗の右上=有事法制 反対
「日の丸」と星条旗の上=アメリカと
「日の丸」と星条旗の下=心中する日本!

地裁民事19部に、公正な審理、判決を求める賛同署名

ご協力ありがとうございます。
現在、(219)筆。来週、提出します。
(第1次として204筆はすでに提出しました。)

今後の予定 報道

*都障労組処分取消訴訟 高裁口頭弁論 11/7 16:00 824号
*再雇用拒否撤回第2次訴訟 地裁口頭弁論 11/21 15:00 103号
*米山処分取消・非常勤不採用取消訴訟 高裁口頭弁論 11/22 15:30 822号
*東京・小中「君が代」裁判 高裁口頭弁論 12/13 16:00 424号
*河原井・根津停職処分取消訴訟 最高裁第一小法廷 弁論 11/28 10:30
*東京「君が代」裁判一次訴訟 最高裁第一小法廷 弁論 12/12 10:30
*アイム‘89処分取消請求訴訟 最高裁第一小法廷 弁論 12/19 10:30 

 累積加重処分取消訴訟 地裁判決延期 期日未定 


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