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2012/01/31

2012年「2・5総決起集会」へ(12)

渡部です。

1月28~29日、金沢で開かれた日教組全国教研(1月28~30日)に行ってきました。

大雪のため交通機関(特に飛行機)が混乱し、28日午前の全体会の講演者が間に合わなかったとの事でした。

私は28日午後から29日全日、「平和教育分科会」に参加してきました。

分科会の大きな基調は、「3・11後の平和教育」というものだったようです。

岩手・宮城・福島をはじめ多くの県から「3・11大震災・津波・原発事故」の状況とその後の動きが報告されました。

その中で一番印象に残ったことは、「情報操作」というものがいかに多くなされていたかということです。
たとえば、

「日本人はあのような災害でも秩序だっている、などと国際的に言われたが、現実はそうではなかった。ガソリンを抜き取ったり、閉められた店があらされたりしていた。」
「原発の爆発事故のシーンはほとんど流されず、地元のものも何が起きているのか分らなかった。知らない間に、大量の放射能が降り注いでいた。戦争中の様子と重なった。エライ人が嘘をついて国を動かす。」
「がんばれニッポン!という掛け声で、原因の追究や責任の追及が曖昧にされようとしている。」
「復興という名で、また特区(税金優遇)ということで地元以外の資本がどんどん入り込んできている」 

また、岩手の教員は「本当の支援とは?」という問に答えて、

「当たり前の時間を確保するだけでよい、普通に過ごしたい」

とも言っていました。

この情報操作については、文科省の副教材(放射線についての)についても問題になり、この副教材では子どもたちに

「放射線は怖くないよと言っているようなものだ」

という批判が出されました。

また、

「これまで原爆と原発は別のものだと思わされていたが、そうではなかった。核分裂に伴う放射能汚染では同じものだった。」
「福島原発は1基で広島型原爆の400発分だ。今回4基なので実に1600発分になる。しかし、そのようなことは教えられていなかった。」

だから、

「私たちが情報操作に騙されないとともに、騙されない子どもたちを育てていかなければならない」

ということが強調されました。

次に、印象的だったのは、若い世代の新しい動きとして、長崎から始まったと①『高校生平和大使』と②『高校生1万人署名活動』の運動が大分、熊本、福岡、広島、神奈川、岩手、佐賀などに広がりつつあることでした。

岩手高教組のレポートには次のような記述がありました。

「5月高校生平和大使の公募が始まり、当時に被災地枠での募集が開始された。同時期、長崎の平和活動支援センターから『被災地の高校生を平和大使として国連に送りたい』と岩手高教組に打診があり、人選が可能かどうかについても調整を依頼される。
 それを受けて、甚大な被害を受けている高田高校分会と協議を重ね、分会会議、学年会等を経て高校生平和大使に応募することを決定。
 5月末、高校生平和大使派遣委員会(長崎市平和活動支援センター)の代表者が来県し、高田高校を訪れ、校長と2人の生徒に対して平和大使の概要説明し、面接を行った。それまでの間、長崎では高校生1万人署名をともに、被災者から国連に高校生平和大使を送るカンパが行われ、岩手からの2名の高校生は、長崎の高校生による『派遣・支援金』により実現した。」

また、大分高教組のレポートには、自主的に動く高校生たち姿がたくさん紹介されていました。その中である高校生は次のようなことを述べていました。

「わたしは(中略)皆さんのおかげで受験生とは思えないほど(笑)、とても充実した夏休みを過ごすことができました。ただ机に向かって5教科を学ぶだけでは到底得ることのできないもの、とても大切なことを、たくさん教えて頂きました!本当に!本当に!ありがとうございます。」

そして、レポートには次のような記述もありました。

「大分では、安心院や宇佐高校の生徒たちと長崎の高校生との小さな出会いをきっかけに広がった高校生1万人署名の活動ではあるが、この動きは第1回の総会を経て、当初活躍した高3メンバーが一線を退いてからも納まる気配がない。むしろ、当初県北が中心であった参加高校は県西部の日田や大分市内の他校へも広がりを見せているし、県南部の佐伯の中学生の参加も見られる。」



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