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2012/03/30

2012年春の闘い(29)

渡部です。

本日(3月28日)、都教委は卒業式における不起立者などに関する処分を決める臨時会議を開きました。

そのため本日早朝、都庁前で、「河原井さん根津さんらの「君が代」解雇を許さない会」は、<都教委は「君が代」不起立処分を止めよ!>というビラをまきました。参加者は12名、ビラの受け取りはよく、予定時間の10分前には用意した600枚のビラがなくなりました。

その後(9:00頃。臨時会議は10時から)10名ほどで都庁第二庁舎30階の都教委に抗議に行きました。すると、ここしばらくは無かったことですが、エレベーターホールと総務部に向かう廊下の間にロープでバリケードが張られ、警備会社の人と都教委職員10人くらいで、私たちを通そうとしません。

私たちが抗議をすると、教育情報課のIT課長とINさんが出てきて、「要請を受ける場所を用意できない」というので、「ここでもいいよ」と言って、まず、バリケードを張ったことに対する抗議をそれぞれが声を上げやりました。

次に、包囲ネットからの<3月12日回答への抗議並びに「君が代」処分に関する要請書>(以下に貼り付けます)を読み上げ提出しました。その中には石原の「シナ」発言も書いてありましたが、IT課長は「これについては都知事にも上げておきます」などと言いました。

また、早朝ビラも読み上げ提出し、「都教委の臨時会が始まる前に大原教育長に渡してください」、と申し添えました。すると、I課長は「すぐ所管に届けます」と言って、総務部の中に入っていきました。(9時50分頃)

しかし、それきり出てきません。要請行動参加者はみんな怒り、IT課長を呼び出すよう、そこに立っていた都教委の職員に何度も要求しました。しかし、彼らは押し黙ったままです。「黙っているなら、大声を出すよ」と言っても黙ったままです。

ラチが開かないので、「Iさ~ん!Iさ~ん!Iさ~ん!」と大声で呼びました。すると「庁舎内規則です。辞めてください」となどと言います。こちらは「君たちが呼んでこないからこうやるしかないんだ」と言って、又「Iさ~ん!Iさ~ん!Iさ~ん!」と繰り返しました。

それでもラチが開かず、気づくと会議が始まる時間を過ぎていました。都教委の委員たちは、私たちがいるところを通らずに会議室に入ったようでした。しかし、私たちがいるところから会議室までは10メートル位の距離で、ドア二つで仕切られていることが分かっていましたので、今度はみんなで大声を出し、「処分するな!処分するな!処分するな!」とシュプレヒコールを繰り返しました。

それでもラチが開かないままでしたが、とりあえず本日の抗議行動は終了し、帰って来ました。

明日(3月29日)、処分申し渡しだそうです。

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(以下に、昨日の大阪の状況のメールを貼り付けます。)

27日午後、府立学校卒業式(3月分)での不起立者12名、および豊中、高槻、茨木の小中学校卒業式での不起立者3名に戒告処分をおこないました。ホットラインでは詳細を把握していなかった茨木での不起立は、式場後ろ側にいて立ったまま、生徒指導を行っていた教員が「君が代」斉唱時に床に座り込んだことを理由にしていると報道されています。

ホットラインでは、今日の不当処分に対して、府庁別館前での抗議行動を呼びかけました。この呼びかけに応えて、当日に処分を行われた不起立者6名を含む約100名が参加。東京からは根津さん、千葉からも千葉学校合同のYさんが駆けつけてくれました。

府庁前での抗議集会では、不起立者が次々と発言にたち、「君が代」起立斉唱の強制と不当処分の問題点を指摘しました。処分伝達会場の府公館に入っていく不起立者を拍手で送りだし、大きなシュプレヒコールで声を会場内に届けました。15時過ぎには、府教委に抗議申し入れをおこないました。

処分伝達された不起立者が集会に戻ってきた後、その様子が報告されましたが、その権威主義、形式主義に参加者から失笑が起こるほどでした。

考えていたよりも早く、4時頃にはすべての不起立者が公館を出たことを確認し、最後に府教委に向けて力強いシュプレヒコールをぶつけて、この日の行動を終えました。

この抗議行動は反処分闘争の出発点です。入学式も含めて、今後の闘いにとりくんでいきましょう。

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(以下は本日の都教委への包囲ネットの抗議・要請書です)

2012年3月28日
東京都教育委員会
教育長 大原正行 様
都教委包囲首都圏ネットワーク

3月12日回答への抗議並びに「君が代」処分に関する要請書

(1)
2月27日に私たちが出した「要請書」3通に対して、3月12日に「回答」3通をしてくれました。しかし、いずれも私たちの満足できるものではありませんでした。ここでは、そのうちの「要請(最高裁判決)に対する回答」について、以下のことを反論しておきます。

第一に、1~9までの要請項目がありましたが、いずれも自分たちに都合の悪いことについては、「承知しているが」としながら、まともに受け止めた回答をしていません。そして、最高裁判決の自分たちに都合の良いところだけを前面に出して回答しています。大原教育長は最高裁判決の「停職一ヶ月の処分と減給一ヶ月の処分の判決については、厳粛に受け止める」と言いながら、都教委は全くこれまでの姿勢を変えようとしていません。

第二に、1月16日の最高裁判決の基調は、東京の「累積加重的な懲戒処分」は異常だというものでした。しかし、これについてもただ「承知しているが」というだけで、「でも改めない」と言わんばかりの回答でした。最高裁も馬鹿にされたものです。

第三に、宮川裁判長の反対意見についてはことごとく退けていますが、「思想の多様性を尊重する精神こそ、民主主義国家存立の基盤であり、良き国際社会の形成にも貢献するものと考えられる」という彼の指摘に対して、「国旗を掲揚し国歌を斉唱するよう指導していくことが、民主主義社会と良き国際社会の形成に必要であると考えます」と回答しています。これほどデマゴギーに満ちたものはありません。天皇主権を歌う「君が代」は「民主主義社会」と真っ向から対立するものです。また、「日の丸・君が代」を先頭に立って進めてきた石原都知事は、最近、中国から批判された河村名古屋市長の「南京大虐殺」否定発言を支持したり、首都大学東京の卒業・修了式で卒業生に向かって「中国を『シナ』と呼ばなきゃダメ」と語ったりしています。これで、「良き国際社会の形成に必要」といえるのでしょか。「日の丸・君が代」徹底の戦前も、「良き国際社会の形成」にはならず、「日の丸・君が代」をシンボルに他国を蔑視・侵略していったのではないですか。

第四に、「そもそも主権在民の社会で天皇主権の歌を人々に強制し処分することほど憲法違反・常識ハズレのことはない」という私たちの指摘に、「そのようには考えません」と回答していますが、「ではどのように考えているのですか」。第三のところで述べられているように考えているのだとすれば、それは全くデマゴギーに満ちた考えです。

(2)
この度の卒業式においても複数の「不起立者」が出たと聞いております。しかも、二度目の「不起立者」もいると聞いております。何度でも繰り返しますが、私たちは、天皇主権の歌「君が代」を強制され、従わなければ処分されるというような、誰が考えても分かる「憲法違反・常識ハズレ」のことを決して許すわけにはゆきません。

都教委は、即刻「10・23通達」を撤回せよ!!

あらゆる「君が代」処分を即刻撤回せよ!!

この度の卒業式を含め処分はもう出すな!!



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