フォト

掲示板

停職「出勤」日記2009

停職「出勤」日記2008

停職「出勤」日記2007

停職「出勤」日記2006

停職「出勤」日記2005

投稿欄

ちらし置場

リンク集

« 法廷カレンダー | トップページ | 2012年「8・31都教委包囲行動」へ(5) »

2012/07/17

2012年「8・31都教委包囲行動」へ(4)

渡部です。

本日(7月14日)、東京にて『コンサート・自由な風の歌7~歌を絶やすな、もっと歌を 声を絶やすな、もっと声を~』がありました。

今回は7回目のコンサートで、これまでこのコンサートを指導されていた林光さん(1931~2012)が今年1月に80歳で亡くなられたので、「林光さん追悼~被爆ピアノとともに~」と銘打たれました。

<~歌を絶やすな、もっと歌を 声を絶やすな、もっと声を~>は、林さんが2011年8月、全教の「教育のつどい」音楽分科会に向けて送ったメッセージの結びにある言葉でした。

プログラムには
「林光さんはコンサート自由な風の歌(2005年・第1回~2011年・第6回)を通して、『君が代』強制に苦しむ音楽教員たちを、音楽と言葉によって励まし続けてくださいました。林光さんへ心からの感謝と哀悼を捧げます。」
と書かれていました。

また被爆ピアノ(ヤマハ アップライト)については、以下のような説明がありました。

 製 造:  1932(昭和7)年 製造番号18209
 形 状:  85鍵 象牙鍵盤 現在のU1の大きさ
 被爆状況: 爆心地より1.8Kmの民家(広島市中央区千田町)で被爆
 経 緯:  被爆ピアノ所有者より、矢川光則氏へ託される。2005年7月から矢川ピアノ工房所有となる。
 現 状:  被爆当時のままであるが、演奏は十分出来るように修復され、コンサートで使用されている。

今回このピアノが4トントラックで広島から運ばれてきたのです。

コンサート会場は1階席(334)は満員で、2階席(118)もかなりの人が入ったと思われます。

コンサートでは、林光さん作曲(作詞も)の曲が数多く演奏され歌われました。歌ではバリトンの飯村孝夫さんの歌がなかなか良かったです。また今回、林さんに代わってコンサートを指導された崔善愛(チェソンエ)さんのピアノ演奏は素晴らしいものでした。(とくにショパンのスケルツォ第2番)三宅進さんのチェロ、橋爪恵一さんのクラリネットも味がありました。

最後に恒例の『自由の風7合唱団:教員と市民の有志による』の合唱(指揮は飯村孝夫さん)がありましたが、55人による合唱でした。ここにもこのコンサートの広がりを感じることができました。

なお、プログラムの中には『裁判紹介』という印刷物が入っていました。これは「君が代」裁判の現状が簡潔にまとめられたものでした。その中に、田中聡史さんの文章も載っていましたので、少し長いですが以下に紹介しておきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 私は今年度の都立板橋特別支援学校での入学式で不起立し、戒告処分と同時に教職員研修センターでの再発防止研修を命じられました。

 今年度から再発防止研修が強化され、「地方公務員法/服務規律について」という講義に「教育における国旗掲揚及び国歌斉唱の意義と教育者としての責務について」という講義が増やされ、講義終了ごとに「振り返りシート」という設問と回答欄が刷られているプリントに記入させられます。

 研修の最後に別室に移って教育経営課長が私の回答についてコメントや解説を付けますが、課長の発言はこのようなものです。

「『法令や命令に伴って、公務員としての義務が定められることを踏まえ、今後どのように職務を遂行していこうと思いますか』という設問に、田中先生は『一部の奉仕者ではなく全体の奉仕者として職務を遂行したい』とお書きだが、『教育公務員として法令や上司の職務命令に従って職務を行っていく』と確認したかった」。


「『教育公務員は学習指導要領に基づき、教育課程の適正な実施に向けて校長が発出した命令に従い教育活動を行う責務がある。このことを踏まえ教育公務員としてどのように職務を遂行していこうと思いますか』という設問に『憲法ならびに諸々の法令を理解し、職務を遂行したい』とお書きだが、校長が教育課程の適正な実施のために職務命令を発出しているのだから、それを守るべきであることを確認したかった」。

これらの発言から読み取れるのは、命令が合憲合法かを判断するのは教育委員会自身かもしくは裁判所であり、現場の公務員はひたすら命令に従うべきという論理です。

この論理がまかり通れば、公務員は野宿者を排除せよとの命令で排除に加担させられ、命令を拒否すれば処分されます。戦争で、誰かを殺せ、と命じられれば戦争犯罪に加担させられ、逆らう者は処分されます。このような公務員を利用した『戦争のできる国家』づくりを許してはなりません。



« 法廷カレンダー | トップページ | 2012年「8・31都教委包囲行動」へ(5) »

投稿欄」カテゴリの記事