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2013年3月

2013/03/31

「君が代」不起立処分をするな!処分を撤回せよ!!

R20130327

 

2013年3月27日

大阪府教育委員会御中

河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
東京都国立市北1-2-12  多摩教組気付 Tel/Fax 042-574-3093

「君が代」不起立処分をするな!処分を撤回せよ!! 
「君が代」不起立を理由とした再任用拒否を撤回せよ!

(1)大阪府教育委員会(以下、府教委という)は3月12日、卒業式で「君が代」斉唱時に起立をしなかった教員9人を処分した。さらに、この後に卒業式が行われた学校で起立をしなかった教員に対し、処分をたくらんでいる。
 「君が代」不起立処分2回目の教員に対しては、原則「戒告を超える重い処分は違法」とした最高裁判決(2012.1.16)さえ踏みにじる減給1ヶ月処分を強行し、あろうことか、「次回は免職があり得る」との警告書を発出した。
 こうした維新の会の政治支配に屈した府教委の教員弾圧に当会は満腔の怒りをもって抗議し、「『君が代』不起立処分を撤回せよ。不起立処分をするな」と要請する。

 ご承知のように都教委は2003年にいわゆる「10・23通達」を発し、「君が代」不起立教員を処分し弾圧してきた。それによって、東京の学校の教育は破壊された。最大の被害者は子どもたちである。子どもたちは、卒業式・入学式では「日の丸・君が代」についていろいろの考えがあることを知らされず、尊重すること及び考えずに従うことを叩き込まれる。それは、自分の頭で考え、自分の心で感じて行動するのが人間であることを根本から否定する、憲法にもとる行為である。
 また、卒業式・入学式にとどまらず365日、学校は都教委の監視下に置かれ、教員は萎縮し、その結果、それまでのように議論を重ね、現場の判断と責任によって行ってきた教育活動が不可能となった。教員が萎縮し、教育活動が制限された中では、生身の子どもたちの状態に対応し、即座にカリキュラムを変更する等の教育的措置ができず、子どもの要求に対応できない。
 府教委は、東京の轍を踏んではいけない。
 「君が代」不起立した教員は、子どもたちが号令一下で指示に従うのではなく、人格的接触の中で興味・好奇心を旺盛にし、自分の頭で考えるように育ってほしいと考えるがゆえに、それが教員の職務と考えるがゆえに不起立をしたのである。
 東京では10・23通達から10年が経過するが、都教委が弾圧の限りを尽くしても不起立は未だ、根絶やしにできていない。どんなに弾圧しても、屈しない人間のいることを府教委は知るべきである。

(2)「君が代」不起立を理由に、府教委が枚方なぎさ高校の辻谷(志水)博子さんに対し再任用を拒否したことに抗議し、ただちに撤回することを求める。
 拒否の理由について、その場の言い逃れに終始してきた府教委だが、本人が再任用教職員審査会議事録(審査結果)をもって迫ったところ、府教委吉岡参事はその議事録に書かれたことが再任用拒否の理由であると認めざるを得なくなった。すなわち、不採用の理由は、「上司の職務命令は組織の規範に従う意識が希薄であり、教育公務員としての適格性が欠如しており、勤務実態が良好であったとみなせない。」というものである。
 府教委には「日の丸・君が代」を強制し、間違った職務命令を強権発動していることへの反省がなく、府教委にもの言う教員を排除することへの痛みが欠如している。
 再任用制度は60歳定年制とセットのものであることを忘れてはいけない。
 府教委は直ちに、辻谷さんへの不採用を撤回し、謝罪せよ。再任用を通知せよ。

以上

「r20130327.pdf」のダウンロード



あきる野学園保護者の皆さま

F20130321

2013年3月21日

保護者の皆さま

お子様のご卒業、おめでとうございます

 本日お子様がご卒業を迎えられたことに、心からお祝いを申し上げます。
 皆さまの中にはお子様の命の危険にご心労を重ねてこられた方もいらっしゃると思います。そうしたことを経て成長されたお子様の姿には、とりわけ感慨ひとしおのことと存じます。

 さて、卒業式には「日の丸」が掲揚され、式の初めには「国歌斉唱」が行われます。それは当然のこと、と思われる方は多くいらっしゃるかと思います。
 東京都教育委員会は2003年10月に「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について(通達)」を出し、「『君が代』斉唱時に起立せよ」との職務命令を校長に出させ、起立をしない教員を処分することを始めました。この9年間で、東京の教員延べ441人が処分をされました。
 私は2年前にここ、あきる野学園を退職するまで、「君が代」斉唱の際、起立をしなかったことにより2004年度から毎年処分をされ、2007年度からは停職6か月処分を受けました。昨年まであきる野学園に在職した田中聡史さんも、この2年間、ずっと処分を受け続けています。19日に行われた転勤先の板橋特別支援学校の卒業式でも起立はしませんでしたから、また処分をされるでしょう。
 東京、そして昨年からの大阪の、このような処分は、全国的に見れば突出しています。世界的に見ても、近代・民主主義国家でその例はありません。

 では、《なぜ、私は起立の職務命令に従わなかったのか》を述べます。
 「日の丸・君が代」は戦前・戦中の学校教育で戦意高揚のために使われ、「お国のために命をささげる」子どもをつくってしまいました。
 戦後の教育はその反省から出発し、「日の丸」掲揚は文部省が禁止し、また「君が代」は禁止とはなりませんでしたが、ほとんどの学校で斉唱を止めました。教員たちも、国の命令に黙って従ってきたことを反省し、日常の教育活動も卒業式をはじめとする学校行事も、子どもたちの意見を聞き、各学校の職員会議で丁寧に論議し決定して行ってきました。
 しかし、国は教育の柱に「愛国心」、「日の丸・君が代」を置くように徐々に変わっていきました。東京では上記通達をもって、「卒業式の主催者は東京都教育委員会」だとして、「国旗に正対し、国歌を起立して斉唱する」ことを卒業式の最大の狙いとし、職務命令と処分を使い始めました。式に厳粛さを求め、子どもたちの卒業制作を飾り、気持ちを表現するなどの、それまで行ってきた温かな式を禁止しました。
 子どもよりも国旗国歌が主人公になったような卒業式には違和感を禁じえませんでした。

 私は、「日の丸・君が代」の歴史や意味を教えずに、国旗国歌の尊重を、体を通して教え込むことは、教育に反する行為であり、戦前・戦中の誤った教育の轍を踏むことだと考えます。「日の丸・君が」をめぐっては、国民の間で意見が分かれます。そうした問題について学校教育が、「国旗国歌を尊重せよ」と一方の価値観を教え込むことは、してはならないことだと思います。

 都教育委員会は、「起立する教員と起立しない教員がいると、児童・生徒は起立をしなくてもいいものだと受け取ってしまう」。だから起立しない教員を処分するのだと言います。処分で脅し、全教員が起立すれば、それを見る子どもたちは、「君が代」では起立・斉唱するものだ、国旗国歌は尊重するものだと受け取るでしょう。指示には考えずに従うものだと、身体が覚えるでしょう。
 このようにして再び、「戦前・戦中の子ども」をつくることに加担してはいけないと私は思ってきました。

 人々がいろいろな考え方・価値観を持つことを日本国憲法は保障しています。子どもたちにも当然保障しています。私は子どもたちにそのことを折に触れ、伝えたいと思ってきました。よく考えて間違いだと思うことには手を貸さない。反対の意思を表明する。正しいと思うことには一人でも行動する。人と違っていいのだということを自身の日常の行動で伝えたいと思い、子どもたちと接してきました。
 子どもたちには指示に従順になるのではなく、自分の頭でよく考え、自分の考え(思いや要求)を主張できる人になってほしいと思います。このことは、人が生きる上で大事なことだと私は思うのです。競争に勝てないのは自己責任、という風潮が強くなり、福祉が切り捨てられる一方の今、私はいっそうこのように思います。
 ですから、私は処分をされても、間違っていると思う職務命令には従わなかったのです。

 私は本日卒業する高等部の生徒たちを授業で担当したので、生徒たちとの思い出がたくさんあります。卒業式に参列しお祝いしたいと思い、申し出たところ、校長は「旧職員は招待していない」と言い、どんなにお願いをしても、私の出席を認めてはくれませんでした。
 卒業を祝うことよりも、「君が代」起立こそが大事。この校長の対応に情けなく、また、とても悲しい気持ちです。
 保護者の皆さま、「ご卒業、おめでとうございます。自分の気持ちを大事にし、誇りを持って生きていってください」と、どうぞお子様にお伝えください。
 また、田中聡史さんから、卒業生の皆さんに「ご卒業おめでとうございます」と伝えてほしいと依頼を受けましたので、お伝えします。

最後に、皆様のご多幸を心よりお祈りいたします。

根津公子(2008~2010年度あきる野学園に在職し、定年退職)

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板橋特別支援校保護者の皆さま

F20130319

2013年3月19日

保護者の皆さま

お子様のご卒業おめでとうございます

 本日お子様がご卒業を迎えられたことに、心からお祝いを申し上げ、これから始まる新しい生活に、「幸多かれ」と祈ります。
 今日の卒業式にも「日の丸」が掲揚され、「国歌斉唱」が予定されています。そのことに違和感を持たれない方も多いと思いますので、私たちの訴えを以下に述べさせていただきます。ご一緒にお考え下さればありがたいです。

 東京都教育委員会は卒業・入学式において、「日の丸・君が代」を徹底させるために、2004年から、「国歌斉唱」時に起立をしない教員を処分しています。式の内容も教職員が教育的視点から決めるのではなく、都教育委員会の指示するものに変えられました。
 それ以前の東京の学校の卒業・入学式は、生徒と教員皆で作った作品を飾り、皆の気持ちを表現する、温かい式でしたが、都教育委員会は厳粛さを出すためにそれを禁じ、舞台正面には「日の丸」を貼らせました。式の主人公が生徒ではなく、東京都(教育委員会)となりました。 

 学校は、生徒がものごとの真実を追求し、互いの意見を交換する中で自身の意見を形成する学びの場です。ですから、他のことと同じように「日の丸・君が代」についても、意味や歴史を生徒に理解できることばで教え、考える機会を提供すべき、と私たちは思います。
 しかし、天皇の世がいつまでも続くことをうたった「君が代」の意味も、「日の丸・君が代」が侵略戦争でどのように使われたかも、また、それが人々の間で議論の分かれる問題であることも、学校は生徒たちに知らせずに、「日の丸に正対し、君が代を起立し斉唱する」ことだけを指示します。
 なぜ、意味や歴史を教えないのでしょうか。それは、国歌としての「君が代」がもともとは天皇を賛美する歌であり、どんな意味付けをしてみても、国民主権の憲法に反するなど、生徒に説明ができないからだと思います。そしてまた、そのようなことは考えさせずに、「日の丸・君が代」を尊重させたいのだと思います。
 国や都のねらいは、「日の丸・君が代」を通して、考えずに国(上)を信じ、国(上)からの指示にしたがう従順な人間をつくることにあります。それを「愛国心」教育と言っています。
 それは軍隊教育と同じです。どの国の軍隊も入隊してまず訓練することは、無意味な指示の連発にすべて「イエス」と言わせ、その行動をとらせることだと言います。自分の頭で考えない、疑問を持たない人間に作り替える訓練です。それと同じことをしているのが、今の、とりわけ東京の学校です。
 校長を含め教職員の中にこのことを、胸を張って正しいと言える人がどれだけいるでしょう。まず、いないと思います。

 この学校で働く田中聡史先生は「日の丸・君が代」の強制に反対し、「君が代」不起立を貫いてきました。
 2011年入学式から2012年入学式まで連続3回の処分を受けましたが、今日も起立はしません。不起立を続ければ、重い処分が予測されます。近い将来、クビにされる心配が十分にあります。それでも、田中先生の決意は変わりません。
 どうしてと思われる方は、田中先生にきかれるといいと思います。

 人びとが色々な考え方や価値観を持つことを憲法は保障しています。子どもたちにも当然、保障しています。私たちは卒業生の皆さんが指示に従順になるのではなく、自分の考え(思いや要求)を主張できる人になってほしいと思います。「競争に勝てないのは自己責任」という風潮が強くなり、福祉が切り捨てられる一方の今、なおのこと思います。

河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
連絡先:Tel/Fax042‐654‐3260(根津:田中先生の前任校のあきる野学園で同僚でした)

「f20130319.pdf」のダウンロード



貴殿が田中聡史教諭に出した職務命令書の撤回を求める要請書

R20130313_2

2013年3月13日

板橋特別支援学校校長 村野一臣様

河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
連絡先:国立市北1-2-12 多摩教組気付

貴殿が田中聡史教諭に出した職務命令書の撤回を求める要請書

 過日村野校長は同校の教職員に対し、卒業式にかかわる職務命令を出したと聞いています。
 10・23通達を発し、教職員が「国旗に向かって起立し国歌を斉唱する」よう職務命令を発することを校長に課した都教委に問題があります。問題の核心はそこにあります。
 しかし、東京の校長が都教委の下請け機関となっていることも看過できません。
 村野校長は、都教委が子どもたちに「日の丸・君が代」をからだを通して教え込もうとすること、そしてそのために教員に率先垂範させること、それを拒否する教職員を処分することが生徒の成長にとって有意義であると、本心から思われるのでしょうか。
 言うまでもなく、教育は「子どもの最善の利益」のために行われるべきものですが、これらのことが「子どもの最善の利益」に適うことだと本心から思われるのでしょうか。
 そして、そうお考えであるならば、生徒や保護者、教職員にその説明をされてしかるべきですが、それをされないのはなぜでしょうか。
 それとも、多くの校長たちがそうであるように、村野校長も「(都教委のやり方は行き過ぎであるが)校長職にある者として、10・23通達に従い、職務命令を出さざるを得ない」とおっしゃるのでしょうか。そうすることにより、生徒たちを犠牲にするとはお考えにならないのでしょうか。ご自分の地位を守ることの方が、「子どもの最善の利益」よりも大事なのでしょうか。
 ドイツのナチス政権下でホロコーストに関与し、強制収容所への移送を担当したアイヒマンは、裁判(1961年)で「大変遺憾に思う」と述べたものの、自身の行為については「命令に従っただけ」と主張し、ドイツ国民から批判を浴びました。
 村野校長をはじめとする東京の校長たちは、日常の個々人の人柄に関係なく、都教委からの指示には無批判に従っています。アイヒマンと同じ精神構造におられると思います。誇りをもって後世に引き継ぐことのできる仕事ぶりではないと思います。
 どうぞ、教育者としての使命に立たれた学校運営をなさってください。
 村野校長は田中さんに対し、「繰り返し研修をしても成果が上がらないのであれば、分限処分があり得る」と告げられたそうですが、村野校長も田中さんが「君が代」不起立を貫いていけばこの先、分限処分があると判断されたということだと思います。
 昨年1・16最高裁判決が「戒告を超える重い処分」を原則違法とする一方、「不起立前後の態度等」がよくなければ「戒告を超える重い処分」も可としたことを援用して、都教委は再発防止研修を格段と強化しました。その再発防止研修を使い、「繰り返し研修をしても、成果が上がらなかった」として、田中さんを分限免職にするのではないかと私たちは大変危惧しています。
 田中さんが分限免職にされるのは、村野校長が都教委の指示に従い職務命令を出すことにより成立することをご自覚ください。
 田中聡史さんがなぜ「君が代」起立を拒否するのか、丁寧に話を聴き、意見を交わし、処分の資料とするための職務命令を撤回してください。全教職員に渡した職務命令書を回収してください。
 以上、厳に要請します。

 その辺りのことを直接お会いしてお話をお伺いしたく、申し出ましたが、村野校長は、「(卒業式は)教育課程に沿って行っていることだから、そちらに会う必要はない」と、どんなにお願いしても、私どもの申し出を拒否されました。 「開かれた学校」の理念に反することではありませんか。

「r20130313.pdf」のダウンロード


板橋特別支援学校教職員の皆様

A20130313

2013.3.13

板橋特別支援学校教職員の皆様

 私たちは「河原井さん根津さんらの『君が代』解雇をさせない会」のメンバーです。河原井、根津ともに「君が代」不起立処分を受け続け、このままでは免職処分にされるという危機感から2005年に作った会です。2008年、根津がいよいよ免職というとき、都教委に全国から抗議が届き、闘いが大きくなる中で、都教委は免職を断念せざるを得ませんでした。現在は2人とも定年退職となりました。
 さて、私たちは田中聡史さんが間違った職務命令には従わないと、「君が代」不起立を貫いていることを支持し、また、その田中さんに対し都教委が近い将来「戒告を超える重い処分」や分限免職を出すのではないかと危惧し、それをさせないよう行動しています。
 今朝は職場の皆さまに、「日の丸・君が代」の強制と処分の狙いをお考えいただきたく、そして、田中さんの思いに、あなたのお気持ちを馳せていただきたく、ここに参りました。

 10・23通達にどんな問題があるのか、お若い方はご存じないかもしれません。
 2003年10月23日、都教委は通達を発出し、卒業式・入学式では児童・生徒に「日の丸」に正対し「君が代」を起立し斉唱すること、教職員はそれを率先して行うことを強制し、校長に職務命令を出させ、それに従わない教職員を処分することを始めました。
 教職員を処分する理由について都教委は、「起立する教員と起立しない教員がいると、児童・生徒は起立してもいいし、起立しなくてもいいと受け取ってしまう」からだと言います。なんと、子どもたちを愚弄した、子どもの人格を否定したことばでしょう。
 「日の丸・君が代」は、先の侵略戦争において学校教育で教え込み、子どもたちを戦場に駆り立てたハタとウタであり、それ故に国論を二分してきた経過があります。そうしたハタとウタを、否定的な意見を処分で封じ、「尊重するもの」という一方の価値観を教え込むことは、思想形成過程にある子どもたちに、学校教育がしてはいけないことです。いろいろな意見があることを知る権利を、学校は子どもたちから奪ってはなりません。
 この問題は「日の丸・君が代」が好きか嫌いか、肯定するかしないかの問題ではありません。「国旗・国歌」「愛国心」を道具に、上からの指示には考えずに従う、従順な精神を子どもたちに植え付けることに、不起立した教職員を処分する最大の狙いがあります。そしてまた、不起立した教職員を弾圧することによって、すべての教職員にこれを見せしめとし、沈黙させる狙いがあります。事実、10・23通達が出されてからの東京の学校は、教職員がものを言わなくなってしまいました。教職員が沈黙した学校で、子どもたちが安心して暮らすことはできないと思います。こうしたことが最も問題であると、私たちは考えています。

            ◇◇◇◇◇   ◇◇◇◇◇   ◇◇◇◇◇  

 あきる野学園で3年間、私は田中さんと同僚でした。うち、1年間は一緒に仕事をしました。
 田中さんは小学部1年生の子どもに対応するときにも、どんなに忙しくとも、腰を落として同じ高さになり、目と目を合わせて話を聴いていました。
 間違ったことには従わないと決意し行動することが、定年退職まで20年を残す人に、どれだけきついことか、そして、どれだけ仕事と生き方への誇りをかけていることか、社会的責任を感じていることか。
 どうぞ皆さん、田中さんの思いにお気持ちを寄せてください。 

根津公子(元あきる野学園 「君が代」不起立被処分者)
河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会

「a20130313.pdf」のダウンロード



2013/03/18

法廷カレンダー

法廷カレンダー、2013年3~5月を更新しました。

法廷カレンダー
「法廷カレンダー」のダウンロード



2013/03/16

累積加重処分取消裁判を支援する会ニュース(第147号)

「日の丸・君が代」処分(戒告から停職まで)累積加重処分取消裁判
2/26高裁判決憲法判断・不当判決の核心
「悪質度合いが大きい」とは?

天の許さぬ反逆

 「第1審原告の強固な意思に基づく不起立の行動は、指導や職務命令に従わないとの姿勢が顕著であることを表すものであり、悪質度合いが大きいものであるということができる。」(2/26高裁判決文)
 直ちに連想したのは、軍歌≪抜刀隊≫の歌詞である。

 「天の許さぬ反逆を起こしし者は昔より栄えし例(ためし)あらざるぞ」

 抜刀隊は、西南戦争の時、西郷軍に対抗するために編成された政府側精鋭隊である。これを称える軍歌≪抜刀隊≫は1943年神宮外苑の学徒出陣壮行会で演奏されたこと、現在でも防衛大学校や陸自関係で歌われているという。最近では、映画≪靖国≫のラストシーンで流れた。

戒告を越える処分是認~東京都人事委員会~

 最近、停職1月処分に対する人事委裁決で次の見解が示された。

 「『君が代』に関する政府の公式見解は『日本国民の総意に基づき天皇を日本国及び日本国民統合の象徴とする我が国のこと』(平成11年6月29日衆議院本会議における内閣総理大臣答弁など)というもの」(平成25年2月7日 東京都人事委員会裁決)

 平成11年、1999年「国旗・国歌法」が成立した当時は小渕総理だった。上記の答弁の前に“国歌「君が代」の「君」は天皇のことを指しており”と述べ ている。これも含めて政府公式見解となり、今日まで継続している。つまり、不起立・不斉唱は、「君」(天皇)と「君が代」(日本国)に対する敬意の表明を 拒否する行為であり、都人事委はそのことを明示したのである。そして、「処分歴及び行為歴を併せ考慮」して「公務の秩序の維持」にかんがみ停職1月を修正 して減給1月を是認した。

戒告を越える処分発令~大阪府教育委員会~

 大阪では、今年の卒業式で不起立した教員に対して、減給1月の懲戒処分が発令された。同時に「警告書」なるものが渡され、そこには「同一の職務命令に違 反する行為を繰り返した場合、地公法第28条」による免職が語られているという。「地公法第28条」は分限処分を規定している。
 この被処分者は3/31付で退職予定だという。それでも「繰り返した場合」が警告される。東京では、在職1日のみを残している者に停職1月の処分を発令してきた。加重処分を突っ走る暴走だ。

「日の丸・君が代」強制自体が違憲・違法

 「天の許さぬ反逆」とは西郷軍のことであるが、「指導や職務命令に従わない」私への断罪もまた有無をいわせないものである。「敵の亡ぶるそれまでは」 と、西郷軍は文字通り惨殺・殲滅される対象とされた。その後の歴史では帝国に抵抗する者に刃が向けられた。さて、「悪質度合いが大きい」者は、どんな対象 とされるのでしょうか。現在、学校現場で進行している「日の丸・君が代」強制処分に強く抗議する。
 東京の「10・23通達」、大阪の「職員基本条例」、そして職務命令が憲法違反・教育基本法違反であり、旭川学テ最高裁大法廷判決が判じた教育への不当な介入であることを明確にしなければならない。

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最高裁大法廷を開くのは、1.16判決を覆(くつがえ)すため!!

 すでに最高裁に上告されている事案当該の皆さまが、最高裁大法廷を開かせ弁論を開始する請求を出していくことを支持します。下記「裁判所法 第十条」に ありますように、大法廷を開くのは憲法判断と最高裁判決を変更する時です。従って、最高裁大法廷を開く目的は以下の如くであると考えます。

①    教育の自由について、憲法13・23・26条についての判断を変更
し、最高裁独自の判断をさせる。
②    思想及び良心の自由について憲法19条と、信教の自由について憲法20条について、最高裁判決の内容を変更させる。
③    ①・②により、もしくは裁量権逸脱・濫用により、「過去の処分歴等」との権衡で是認した停職3月への適用を変更させる。
④    ①・②により、もしくは裁量権逸脱・濫用により、それに当たらないとして是認した戒告への適用を変更させる。
⑤    ①・②の憲法判断により、もしくは裁量権逸脱・濫用により、現在上告され審理されている事案についての全処分を取り消させる。

 今後、皆さまと論議して進めていきたい。

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裁判所法

第十条 (大法廷及び小法廷の審判)
 事件を大法廷又は小法廷のいずれで取り扱うかについては、最高裁判所の定めるところによる。但し、左の場合においては、小法廷では裁判をすることができない。
一  当事者の主張に基いて、法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを判断するとき。(意見が前に大法廷でした、その法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するとの裁判と同じであるときを除く。)
二  前号の場合を除いて、法律、命令、規則又は処分が憲法に適合しないと認めるとき。
三  憲法その他の法令の解釈適用について、意見が前に最高裁判所のした裁判に反するとき。

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今後の予定 報道

*「授業してたのに処分」事件地裁弁論4/15(月)10:30 第527号
*河原井・根津処分取消訴訟 地裁口頭弁論5/9(木)10:30 第527号
*東京「君が代」裁判3次訴訟地裁口頭弁論5/10(金13:30第103号

ニュースへのリンク



2013/03/10

解雇させない会ニュースNo.44

解雇させない会ニュースNo.44です。

「newsno44.pdf」をダウンロード



解雇させない会ニュース一覧表

解雇させない会ニュース一覧表を作成してあります。
左側の赤いピンアイコンのリンク先を「お気に入り」に登録することをお薦めします。

2013/03/07

累積加重処分取消裁判を支援する会ニュース(第146号)

「日の丸・君が代」処分(戒告から停職まで)累積加重処分取消裁判

上告状

上告の理由:原判決は憲法違反の不法がある。本件戒告処分は、上告人の憲法19条の思想良心の自由や、憲法26条の教育の自由を侵害する違憲違法な処分であり、この戒告処分の違法を認めなかった。
上告受理申し立ての理由:原判決は従来の最高裁判決(昭和51年5月21日判決)に違反するものである。
*旭川学テ最高裁大法廷判決(1976/5/21)

 2/26の高裁判決を受けて上告の手続に入った。高裁判決は、まったくの憲法判断・不当判決であった。そして、裁量権逸脱・濫用の適用においても戒告処 分を取り消さなかった。また、国家賠償も認めなかった。従って、速やかに上告し最高裁大法廷を開かせ、弁論を行わなければならない。最高裁は憲法判断を逃 れるわけにはいかないだろう。
 すでに上告している方々と共同していくこと、「10.23通達」下、10回目の卒業式が行われている学校現場の教職員と連帯し、最高裁を動かせるだけの 国民世論を結集していきたい。多くの市民の皆さまと共に闘っていきたいと思います。学校現場での強制を一日も早く止めよう。

2/26高裁判決報道

 ≪都政新報≫と≪朝日新聞≫が報道した。いずれも憲法問題には直接触れず、裁量権問題で減給以上の処分を取り消した一審が維持されたことを報じた。≪レイバーネット日本≫が「憲法判断・不当判決~『君が代』処分近藤裁判」として、報告と動画を配信した。

 
 

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最高裁大法廷を開くのは、1.16判決を 覆すため!!

 すでに最高裁に上告されている事案当該の皆さまが、最高裁大法廷を開かせ弁論を開始する請求を出していくことを支持します。下記「裁判所法 第十条」にありますように、大法廷を開くのは憲法判断と最高裁判決を変更する時です。従って、最高裁大法廷を開く目的は以下の如くであると考えます。

① 教育の自由について、憲法13・23・26条についての判断を変更し、最高裁独自の判断をさせる。
② 思想及び良心の自由について憲法19条と、信教の自由について憲法20条について、最高裁判決の内容を変更させる。
③ ①・②により、もしくは裁量権逸脱・濫用により、「過去の処分歴等」との権衡で是認した停職3月への適用を変更させる。
④ ①・②により、もしくは裁量権逸脱・濫用により、それに当たらないとして是認した戒告への適用を変更させる。
⑤ ①・②の憲法判断により、もしくは裁量権逸脱・濫用により、現在上告され審理されている事案についての全処分を取り消させる。

 今後、皆さまと論議して進めていきたい。

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裁判所法

第十条 (大法廷及び小法廷の審判)
事件を大法廷又は小法廷のいずれで取り扱うかについては、最高裁判所の定めるところによる。但し、左の場合においては、小法廷では裁判をすることができない。
一 当事者の主張に基いて、法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを判断するとき。(意見が前に大法廷でした、その法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するとの裁判と同じであるときを除く。)
二 前号の場合を除いて、法律、命令、規則又は処分が憲法に適合しないと認めるとき。
三 憲法その他の法令の解釈適用について、意見が前に最高裁判所のした裁判に反するとき。

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今後の予定 報道

*杉浦再任用更新拒否裁判 地裁口頭弁論3/14(木)14:00第527号
*「授業してたのに処分」事件地裁弁論4/15(月)10:30 第527号
*河原井・根津処分取消訴訟 地裁口頭弁論5/9(木)10:30 第527号
*東京「君が代」裁判3次訴訟地裁口頭弁論5/10(金13:30第103号

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