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2013/03/31

板橋特別支援校保護者の皆さま

F20130319

2013年3月19日

保護者の皆さま

お子様のご卒業おめでとうございます

 本日お子様がご卒業を迎えられたことに、心からお祝いを申し上げ、これから始まる新しい生活に、「幸多かれ」と祈ります。
 今日の卒業式にも「日の丸」が掲揚され、「国歌斉唱」が予定されています。そのことに違和感を持たれない方も多いと思いますので、私たちの訴えを以下に述べさせていただきます。ご一緒にお考え下さればありがたいです。

 東京都教育委員会は卒業・入学式において、「日の丸・君が代」を徹底させるために、2004年から、「国歌斉唱」時に起立をしない教員を処分しています。式の内容も教職員が教育的視点から決めるのではなく、都教育委員会の指示するものに変えられました。
 それ以前の東京の学校の卒業・入学式は、生徒と教員皆で作った作品を飾り、皆の気持ちを表現する、温かい式でしたが、都教育委員会は厳粛さを出すためにそれを禁じ、舞台正面には「日の丸」を貼らせました。式の主人公が生徒ではなく、東京都(教育委員会)となりました。 

 学校は、生徒がものごとの真実を追求し、互いの意見を交換する中で自身の意見を形成する学びの場です。ですから、他のことと同じように「日の丸・君が代」についても、意味や歴史を生徒に理解できることばで教え、考える機会を提供すべき、と私たちは思います。
 しかし、天皇の世がいつまでも続くことをうたった「君が代」の意味も、「日の丸・君が代」が侵略戦争でどのように使われたかも、また、それが人々の間で議論の分かれる問題であることも、学校は生徒たちに知らせずに、「日の丸に正対し、君が代を起立し斉唱する」ことだけを指示します。
 なぜ、意味や歴史を教えないのでしょうか。それは、国歌としての「君が代」がもともとは天皇を賛美する歌であり、どんな意味付けをしてみても、国民主権の憲法に反するなど、生徒に説明ができないからだと思います。そしてまた、そのようなことは考えさせずに、「日の丸・君が代」を尊重させたいのだと思います。
 国や都のねらいは、「日の丸・君が代」を通して、考えずに国(上)を信じ、国(上)からの指示にしたがう従順な人間をつくることにあります。それを「愛国心」教育と言っています。
 それは軍隊教育と同じです。どの国の軍隊も入隊してまず訓練することは、無意味な指示の連発にすべて「イエス」と言わせ、その行動をとらせることだと言います。自分の頭で考えない、疑問を持たない人間に作り替える訓練です。それと同じことをしているのが、今の、とりわけ東京の学校です。
 校長を含め教職員の中にこのことを、胸を張って正しいと言える人がどれだけいるでしょう。まず、いないと思います。

 この学校で働く田中聡史先生は「日の丸・君が代」の強制に反対し、「君が代」不起立を貫いてきました。
 2011年入学式から2012年入学式まで連続3回の処分を受けましたが、今日も起立はしません。不起立を続ければ、重い処分が予測されます。近い将来、クビにされる心配が十分にあります。それでも、田中先生の決意は変わりません。
 どうしてと思われる方は、田中先生にきかれるといいと思います。

 人びとが色々な考え方や価値観を持つことを憲法は保障しています。子どもたちにも当然、保障しています。私たちは卒業生の皆さんが指示に従順になるのではなく、自分の考え(思いや要求)を主張できる人になってほしいと思います。「競争に勝てないのは自己責任」という風潮が強くなり、福祉が切り捨てられる一方の今、なおのこと思います。

河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
連絡先:Tel/Fax042‐654‐3260(根津:田中先生の前任校のあきる野学園で同僚でした)

「f20130319.pdf」のダウンロード



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