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2013/03/31

板橋特別支援学校教職員の皆様

A20130313

2013.3.13

板橋特別支援学校教職員の皆様

 私たちは「河原井さん根津さんらの『君が代』解雇をさせない会」のメンバーです。河原井、根津ともに「君が代」不起立処分を受け続け、このままでは免職処分にされるという危機感から2005年に作った会です。2008年、根津がいよいよ免職というとき、都教委に全国から抗議が届き、闘いが大きくなる中で、都教委は免職を断念せざるを得ませんでした。現在は2人とも定年退職となりました。
 さて、私たちは田中聡史さんが間違った職務命令には従わないと、「君が代」不起立を貫いていることを支持し、また、その田中さんに対し都教委が近い将来「戒告を超える重い処分」や分限免職を出すのではないかと危惧し、それをさせないよう行動しています。
 今朝は職場の皆さまに、「日の丸・君が代」の強制と処分の狙いをお考えいただきたく、そして、田中さんの思いに、あなたのお気持ちを馳せていただきたく、ここに参りました。

 10・23通達にどんな問題があるのか、お若い方はご存じないかもしれません。
 2003年10月23日、都教委は通達を発出し、卒業式・入学式では児童・生徒に「日の丸」に正対し「君が代」を起立し斉唱すること、教職員はそれを率先して行うことを強制し、校長に職務命令を出させ、それに従わない教職員を処分することを始めました。
 教職員を処分する理由について都教委は、「起立する教員と起立しない教員がいると、児童・生徒は起立してもいいし、起立しなくてもいいと受け取ってしまう」からだと言います。なんと、子どもたちを愚弄した、子どもの人格を否定したことばでしょう。
 「日の丸・君が代」は、先の侵略戦争において学校教育で教え込み、子どもたちを戦場に駆り立てたハタとウタであり、それ故に国論を二分してきた経過があります。そうしたハタとウタを、否定的な意見を処分で封じ、「尊重するもの」という一方の価値観を教え込むことは、思想形成過程にある子どもたちに、学校教育がしてはいけないことです。いろいろな意見があることを知る権利を、学校は子どもたちから奪ってはなりません。
 この問題は「日の丸・君が代」が好きか嫌いか、肯定するかしないかの問題ではありません。「国旗・国歌」「愛国心」を道具に、上からの指示には考えずに従う、従順な精神を子どもたちに植え付けることに、不起立した教職員を処分する最大の狙いがあります。そしてまた、不起立した教職員を弾圧することによって、すべての教職員にこれを見せしめとし、沈黙させる狙いがあります。事実、10・23通達が出されてからの東京の学校は、教職員がものを言わなくなってしまいました。教職員が沈黙した学校で、子どもたちが安心して暮らすことはできないと思います。こうしたことが最も問題であると、私たちは考えています。

            ◇◇◇◇◇   ◇◇◇◇◇   ◇◇◇◇◇  

 あきる野学園で3年間、私は田中さんと同僚でした。うち、1年間は一緒に仕事をしました。
 田中さんは小学部1年生の子どもに対応するときにも、どんなに忙しくとも、腰を落として同じ高さになり、目と目を合わせて話を聴いていました。
 間違ったことには従わないと決意し行動することが、定年退職まで20年を残す人に、どれだけきついことか、そして、どれだけ仕事と生き方への誇りをかけていることか、社会的責任を感じていることか。
 どうぞ皆さん、田中さんの思いにお気持ちを寄せてください。 

根津公子(元あきる野学園 「君が代」不起立被処分者)
河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会

「a20130313.pdf」のダウンロード



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