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2013/08/30

再発防止研修抗議

A20130829

2013年8月29日

東京都教育委員会
   教育長 比留間英人様
   教育委員長 木村孟様
板橋特別支援学校
 校長 真下智様

河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
国立市北1-2-12  多摩教組気付 Tel/Fax 042-574-3093

田中聡史教諭に対する再発防止研修をただちに中止せよ

 私たちはこれまでに何度も、東京都教育委員会(以下、都教委という)が「君が代」不起立した教員に対し、「服務事故再発防止研修」を強行していることに強く抗議し、その中止を求めてきました。
 今回は、明日予定されている田中聡史さんに対する訪問研修第4回目を中止するよう、厳に申し入れます。

 高校教科書採択に関し、都教委が実質、実教出版日本史教科書を使うことを禁じる「見解」を出したことに、批判抗議が起きています。報道の多くも批判的なものでした。
 「都教委の考えと異なる」ものは、生徒に見せない、使うことを禁止する「見解」。学校教育法は、「公正な判断力」(義務教育)、「批判力」(高校)の育成を掲げますが、都教委のしていることは、それに反すること。都教委の考えを刷り込むがため、「都教委の考えと異なる」考えは、生徒に知らせない。情報操作をして、判断力・批判力を持たせないというもので、まともに考える人であれば、反対して当然のことです。
 しかし、今の都教委の役職にある人(管理主事や校長を含む)からは、反対の声が聞かれません。役職にあればなおのこと、声を大にして、誤りを正さねばならないはずなのに、それをしません。それによって、子どもたちは、事実を知り、それをもとに考え、真実を追求するという、教育の原理に沿った教育を受ける権利を奪われています。役職にある皆さんには、子どもたちが被害を受けることに自覚的であってほしいものです。
 さて、都教委が行なっている「日の丸・君が代」の子どもたちへの強制――「日の丸・君が代」が先の侵略戦争で戦意高揚のために使われた歴史は教えず、「国旗に正対し、国歌を起立して歌う」ことを、不起立教員を処分し、すべての教員を起立斉唱させることによって、子どもたちに体で覚えさせること――もまた、「公正な判断力」「批判力」の育成を阻害します。だから、私たちは、「日の丸・君が代」の子どもたちへの強制と処分に反対し、不利益を覚悟で「君が代」不起立をする田中さんたちに大きな信頼を寄せ、支援するのです。

 再発防止研修の講師、担当者もまた、都教委の指示に無批判、忠実であって、ご自身の良心に照らして考える人は、私たちの知る限り、いません。そのような管理主事や校長が、子どもたちの人格的成長を願い、教員としての良心から、「君が代」起立はできないと考える田中さんに指導、説諭できることなど、一切ありません。
 田中さんに対し、明日、再発防止研修を中止するよう要求します。

以上

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