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2013年9月

2013/09/28

解雇させない会ニュースNo.47

解雇させない会ニュースNo.47です。

「newsno47.pdf」をダウンロード

解雇させない会ニュース一覧表

解雇させない会ニュース一覧表を作成してあります。
左側の赤いピンアイコンのリンク先を「お気に入り」に登録することをお薦めします。



2013/09/14

累積加重処分取消裁判を支援する会ニュース(第175号)

「日の丸・君が代」処分(戒告から停職まで)
累積加重処分取消裁判
これまでのご支援、傍聴に心から感謝します。

判決を受けた者として
判決内容を正確に伝えるべき

2013.9.5 最高裁南門にて




 既報のように、9/5に最高裁第一小法廷にて憲法判断・不当判決を受けた。
 当面の任務はこの判決内容を国民に正確に伝えることだ。この日の2つの判決で示された事実は以下の如く。

① 上告棄却、「職務命令は憲法19条に違反するものでない」
② 戒告是認
③ 裁量権逸脱濫用により減給5件と停職1件を取り消した。
④ 「過去の処分歴等」「不起立前後の態度」により減給6月と停職1月を是認した。

 これをどう評価するか、批判するかはそれぞれ自由である。私は、この判決の主要な側面、核心は憲法判断・不当判決であると考えた。従って、基本的には敗 訴した。今、改憲の動きの中で第一波(2011)、第二波(2012)、第三波(2013)の「日の丸・君が代」最高裁判決の本質(憲法判断・不当判決) を広く国民に提示することが何より重要だ。
 2013・9・5判決は、東京・讀賣・朝日の各紙が簡単に報じた。上告棄却は共通している。ところが、④については共に報じていない。これに関係するのが去年の1・16最高裁判決である。
 今回もまた讀賣が「最高裁は昨年1月『原則として戒告が相当で、より重い減給以上の処分には慎重な考慮が必要』との判断を示している。」と報じている。 『原則として戒告が相当』は、どこからの引用か不明だが、少なくとも最高裁判決はそのように言っていない。原則とか、歯止めとかの言葉が一人歩きしてき た。
 現実の学校現場では、都教委は減給処分を発令し、最高裁判決を根拠に「国歌斉唱時の起立斉唱等を教員に求めた校長の職務命令は合憲と認められており」(請願に対する回答)として「強制」記述の教科書採択に介入した。現実を直視すべきである。

~~~~~~~~~~~~~~~~

今後の予定 報道

*「授業してたのに処分」事件地裁弁論9/26(木)10:00 第527号
*東京「君が代」3次訴訟地裁口頭弁論10/11(金)15:00第527号
*河原井・根津処分取消訴訟 地裁口頭弁論12/16(月)13:30第527号

ニュースへのリンク



2013/09/12

質問書

Q20130912

質 問 書

 4月11日の教育員会定例会を私は、友人3人と傍聴しました。
 その定例会で報告の(2)に「都内公立学校における体罰の実態把握について(第一次報告)」がありました。そこにおける竹花教育委員の発言とその議事録について質問をします。
 竹花委員は、「(部活動での:筆者補足)死ね、殺す、出て行け、という強い発言、…今ぐらいのことは精査しなくていい。こんなのは指導の範疇だ」と発言しました。私は体罰容認と言えるこの発言に驚き、すぐにメモを取りました。メモですから、一言一句間違っていないとは言えませんが、ほぼ、聞き間違えはないと確信しております。
 そして閉会後、一緒に行った友人3人とこの発言の確認をしました。私だけが聞いたのではなく、3人とも「そう発言した。間違いない」と言いました。
 8月に入ってから、この日の議事録がホームページにアップされたのを知り、議事録を読んだところ、この竹花発言が記録されていませんでした。これはいったいどういうことなのか、説明をしていただきたく、質問します。

1)「(部活動での:筆者補足)死ね、殺す、出て行け、という強い発言、…今ぐらいのことは精査しなくていい。こんなのは指導の範疇だ」と、竹花委員は発言したのですか。しなかったのですか。この発言の録音データには存在するのですか。しないのですか。
2)もしも、竹花発言はなかったと言うならば、私たち4人にはどうして同じことが聞こえたのでしょうか。
3)また、もしも、この発言はあったが、消去、削除したというならば、その理由をお聞かせください。

以上

質問書へのリンク



都庁前通信

F20130912

「はだしのゲン」閉架措置 市民の声に撤回

 島根県松江市教委が漫画「はだしのゲン」(中沢啓治作)は小中学生には「過激」として図書室での閲覧を制限した問題で市民から批判が起き、その声は全国に広がり松江市教委に寄せられた。それに対し松江市教委は、8月26日の教育委員会で閲覧制限を撤回した。
 ことは昨年8月、「はだしのゲン」は「ありもしない日本軍の蛮行が描かれており、子どもたちに誤った歴史認識を与える」から図書室から撤去せよとの1件の陳情に始まった。それに対し12月市議会は全会一致で不採択としたが、一部議員が「不良図書」として蒸し返し、市教委は漫画の内容を確認。委員会事務局は「旧日本軍がアジアの人々の首を切ったり、女性が性的乱暴をされる場面など過激シーンがある」として小中学校の校長会に閉架を要請した。

■小中学生にとって、「はだしのゲン」は長いことベストセラーである。学校の図書室に置かれた「はだしのゲン」は大勢の手に触れ、傷みが激しい。世界の約20ヶ国で翻訳され、世界にむけて戦争の悲惨さと原爆被害の実相を伝える貴重な作品、また困難な中で前向きに生きる人間賛歌として高い評価を受けている。子どもたちが戦争の事実を知るのは「はだしのゲン」からというのが圧倒的な現実なのだ。
 東京新聞は8月21日社説で「残虐とも思える描写も確かにある。しかし、子どもたちは、それも踏まえて物語を貫く平和への願いや希望を感じ取り、自分の頭で考えながら、ゲンと一緒にたくましく成長を遂げている。大人たちがやるべきなのは、目隠しをすることではない。子どもたちに機会を与え、ともに考えたり、話し合ったりしながら、その成長を見守ることではないか」と批判した。
 私たちが都教委の君が代起立斉唱の強制に反対してきたのもまさに、子どもたちから考える機会を奪うことになるからです。

■この陳情者やそれに同調し、あるいは屈した人たちが暴力やセックスが漫画や動画、ゲーム等に氾濫していることを「過激シーン」だとして問題にしたことを聞いたためしはない。
 一人の陳情者によって教育委員会が動く例は、東京にもしばしば見受けられる。自民党や都教委の考えに沿わない陳情や要請については無視し、まともな回答さえしないにもかかわらず、都合の良いそれであれば利用し、便乗する。都教委が10・23通達を発する発端もそれであった。実教出版「高校日本史A」「高校日本史B」の使用を禁じる今回の都教委「見解」については、批判の請願や要請が多数寄せられたが、都教育委員会は公開の定例会で一切の論議をせずに居直った。
 松江市教委が市民からの批判に最終的には居直らなかったことと比べると、都教委の悪質さは群を抜いている。それに対し、私たちは黙らない。



大阪府教委 実教出版「日本史A」「日本史B」を条件付きで採択

 実教出版「日本史A」「日本史B」が国旗国歌法に関する項で「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と記述したことに対し、都教委は「使用は適切ではない」との「見解」を示し、実教出版を選定する学校を0にした(6/27)。それに同調して、大阪と神奈川が同様の動きをした。
 大阪府教委はその記述が「一面的」との見解を校長に通知(7/9)。大阪は東京ほど禁止を迫る通知ではなかったことから、実教出版を選定した学校が8校あった。そのことに関し、大阪維新の会府議団が府教委に圧力をかけたという。
 圧力の中、実教不採択が危ぶまれたが、30日に開かれた府教育委員会は実教出版を選定した8校について、条件付きの採択をした。「起立を求める職務命令は裁判で合憲となった」などを教えることを条件としたのだ。8校の選定理由は、「記述が平易で使いやすい」というものだった。
 委員会を傍聴した人の話では、「審議が紛糾し、休憩をはさんで2時間あまりの時間をかけた。中原教育長は『府教委に採択権がある』ことを何度も強調し、実教出版を選定した学校の決定を強引に覆そうとしたが、教育委員から『現場の選定を覆すことは大変ハードルが高い』とか『現場の意見を尊重したい』などの意見が相次ぎ、結果的には実教出版も含め、学校の選定どおりに採択されることになった」とのこと。
 大阪の教育行政も悪質さにおいて東京と肩を並べるが、中原教育長の発言に反対し議論をする教育委員がいて時間をかけて議論する点で、はるかにまともである。

◆8月22日の都教育委員会定例会報告◆
またも、意見表明をしない教育委員たち
それを指摘した傍聴者には「退場」命令

 議題の一つが、高校教科書採択だった。都教委が「見解」を出したことで、実教出版の日本史を選定した学校はゼロだった。これを採択するという。
 また、この議題の中で「見解」の撤回と謝罪を求める請願が前回の定例会以降、さらに101件も出されたことが報告された。それらの請願に対し、前回と同じように、撤回・謝罪はせず、「都教委の考え方と異なるものであり、…教科書としては適切ではない」。だから、「『見解』を議決した、と回答をする」と木村委員長。それに対し「この通り出してもらって結構」と竹花委員。その言葉を受けて木村委員長、「ではいいですね」で議事終了とするつもりのようだった。
 傍聴者の一人は、「委員の皆さん、意見を表明すべきでしょう。それが教育委員の仕事でしょう。意見を聞かせてください」「竹花委員は結構と発言したけれど、理由の説明がまだです」と叫んだ。
 しかし、委員は一人として発言しない。木村委員長は、その傍聴者に対して、「退場」「法的措置をとる」と威圧的に言う。挙句、傍聴者は監視役の総務部職員によって退場させられた。教育委員は公開の定例会で論議し、議決することを職務とするのであるから、その任を果たすべきである。黙っていては、任は果たせない。

「五輪よりも被災地復興」と題した中学生の投書(9月5日付東京新聞)を掲載

中学生の意見に全く同感です。福島や被災地の人々の命の救済、生活保障は最優先すべきこと。政府のすべきこと。命を切り捨てる政治を見せられて、子どものいじめがなくなるはずはない。

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2013/09/06

累積加重処分取消裁判を支援する会ニュース(第174号)

「日の丸・君が代」処分(戒告から停職まで)
累積加重処分取消裁判
~本日(9/5)、最高裁(第1小法廷)判決~
これまでのご支援、傍聴に心から感謝します。
上告棄却、憲法判断・不当判決






最高裁 南門にて


開廷します。
主文
 本件上告を棄却する
 上告費用は上告人の負担とする。
   これで、閉廷します。 

 横田第一小法廷裁判長の声が流れて終了した。以下四人の裁判官(櫻井・金築・白木・山浦)は無言で消えた。その「理由」は旭川学テ判決などによって「本件職務命令が憲法19条に違反するものでない」とした。2011年の最高裁判決を参照せよ、と言う。
 最高裁は自らが下した判決が、教育現場への教育介入、不当処分に以下に拍車をかけているかに無頓着である。そして、国政での政治状況に追随して判決を書いているようである。特に重視すべきは「裁判官全員一致の意見」としていることである。
 行政処分され、司法判断でも処分是認されたことを重く受けとめる。自由や人権よりも、儀式における「秩序・規律」を優先させる。
 この現実を広く国民に訴え「倍返し」の反撃を強めなければならない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今後の予定 報道

*東京「君が代」裁判二次訴訟・最高裁判決 9/6(金)14:00第2小法廷
*08年処分取消請求・非常勤教員合格取消撤回訴訟・最高裁判決 9/6(金)15:30 第2小法廷
*都障労組04年処分取消請求訴訟・最高裁判決 9/10(火)14:00 第3小法廷
*「授業してたのに処分」事件地裁弁論 9/26(木)10:00 第527号
*東京「君が代」3次訴訟地裁口頭弁論 10/11(金)15:00第527号
*河原井・根津処分取消訴訟 地裁口頭弁論 12/16(月)13:30第527号

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2013/09/05

1・16最高裁判決は、都教委を断罪したか?

F20130905

1・16最高裁判決は、都教委を断罪したか?
・・・判決の真の狙いを見落としてはなるまい・・・

 第3波最高裁判決が出されます。法廷が開かれないところを見ると、今回の判決は第1波、第2波判決で出された次の3つの判断基準に沿って出されるのでしょう。

ア.起立・斉唱を求める職務命令は合憲
イ.戒告を超えてより重い…処分を選択することについては、慎重な考慮が必要 
ウ.処分歴や不起立前後の態度等が規律や秩序を害する場合には、重い処分が許される。

 2012年1月16日の最高裁判決は、上記の判断基準のイを使い、「積極的…妨害はなく、過去2年度の3回の不起立にとどまるから、停職処分は重すぎる」として河原井さんの停職1ヶ月ともう一人の減給1ヶ月を取り消しました。しかし、停職3ヶ月の根津さんについては、ウを使い、「過去の処分歴にかかわる非違行為は、積極的妨害であり、規律や秩序を害するものだから、処分は違法とはいえない。」として処分を取り消しませんでした。
 それ以降の下級審判決も、1.16最高裁判決に倣ったものです。

 減給以上の処分が取り消されたこと、そして、昨年は複数回の不起立者が戒告処分にとどまったことはよかったと思います。しかし、私たちは1.16最判の一番の狙いがア+ウであること、そしてそれが今後に及ぼす影響を非常に危惧してきました。ウは、数回の不起立までは大目に見るが、徹底して抵抗する者は容赦しない、そうした者には累積加重処分をしてよいのだと、1.16最判は行政にお墨付きを与えたのだと思います。ウの対象は根津さんに限ったことではなく、今後の不起立者、抵抗者に対して用意したのだということです。それこそが、アとともに、1.16最判の狙いだったと思うのです
 1.16最判からわずか1年後の今春、都教委は田中聡史さん(板橋特別支援学校教員)の卒業式・入学式の2回の不起立に対して、減給1ヶ月処分を2回発令しました。
 田中さんに対して減給処分が出されるまでは、何度不起立をしても戒告に留まる、と受け取っていた方が多いと思います。しかし、今回減給処分が出されたことで、最判は「戒告を超えるより重い処分」の発令に道を開いていたと読むのが筋だと思います。(もちろん、今後の裁判で変更もありうるのですが…。)
 この先、田中さんが不起立を続ければ、大阪の職員基本条例が「同一の職務命令違反3回で免職」を謳うなか、都教委が免職を射程に入れることは想像に難くありません。20回近くもの「再発防止研修」を行い「反省」の機会を与えたにもかかわらず、不起立を繰り返し「反省」がない。したがって、「不起立前後の態度等が学校の規律や秩序を害する」から教員として不適格。ゆえに分限免職、という道筋を都教委は考えているのではないか、と思うのです。
 自民党政権が自民党憲法草案に「公の秩序」を明記し、権力に逆らう者を処罰し統制する社会を狙っていることとタイアップして、都教委が「秩序」判断による処分に拍車をかけることも考えられます。

 それに対抗するためには、弾圧の最前線に立たされている田中さんを大勢の人が支援し、重い処分を出させないよう、都教委に迫ることではないでしょうか。また、そのことが、10・23通達撤回につながると思います。
 根津さんが分限免職、あるいは懲戒免職にならなかったのは、大勢の方が闘いに参加してくださったからこそと私たちは体験的に確信しています。それゆえ、私たちは弱小組織ながらこの間、全力をあげて、卒業式・入学式、「再発防止研修」の当日及び前後に板橋特別支援学校の教職員にチラシを配り、情宣を繰り返し行ってきました。都教委や校長への申し入れ・抗議も行なってきました。
 大勢が立ちあがったならば、田中さんに対する分限免職を阻止できるのではないかと思います。
 大勢の力で、田中さんに対する重い処分を阻止しましょう。
 皆さまが田中さんの闘いを支援してくださるよう、切に訴えます。

 第3次最高裁判決を前に、皆さんにぜひお考えいただきたく、会としての考えを申し述べました。



都教職員研修センターでの「再発防止研修」抗議行動が次の通り予定されています。ご参加ください。

  ■10日(火)はYMさん(都立O高校)
  ■17日(火)は田中聡史さん に対し
   場所:都教職員研修センター前(JR水道橋東口、都立工芸高校隣)
   時間:9時~11時半
   *呼びかけ:被処分者の会

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2013/09/03

最高裁に公正な判決を求める要請

「日の丸・君が代」の強制を止めさせ学校に自由と人権を取りもどすために

  私の事案は、2007年から2010年までの4度の懲戒処分(戒告・減給1月・減給6月・停職1月)を一括併合して取消を請求しています。下級審の判決では、減給と停職処分は都側の裁量権逸脱濫用により取り消す判決が下されました。
  八王子市では、都教委「10・23通達」と同様な八王子市教委通達が発せられ外国人生徒も多く学ぶ市立第五中学校夜間学級の卒業式では校長の職務命令が出 されました。本件事件が発生した時期には、多国籍の生徒(インド・中国・バングラディシュ・フィリピン・ラオス・カンボジア・グァテマラ)が在籍し、日本 人生徒と共に学んでいました。中国残留孤児の1世・2世、戦後の混乱期に義務教育を受けられなかった成人している生徒もいました。そのような情況で日本国 国旗・国歌だけを取り上げ「敬意の表明」を指導することは“立ちたくない、歌いたくない”と考える生徒に拒否感をもたせるだけではなく、国際儀礼自体にも 違和感を抱かせました。私は、卒業式ではせめて「国歌(君が代)」斉唱だけはやめるべきだと提案してきました。各国の国旗・国歌を対等に尊重する方法は別 に考えるべきです。
 2011年の最高裁判決では、一律起立・斉唱は「国旗国歌に対する敬意の表明の要素を含む行為」であると判じました。卒業式は教育課程の特別活動・儀式的行事の実施にあたります。「敬意の表明の要素を含む行為」は明らかに教育内容です。
  国旗(日の丸)・国歌(君が代)にたいする教育内容を行政が一方的に決定し処分を構えて強制することは、旭川学テ裁判最高裁大法廷が「教育内容については できるだけ抑制的であることが要請される」「一方的な観念を受け付けるような内容の教育の強制」を禁じた判決に反すると思います。
 現在、都教 委、神奈川県教委、大阪府教委は教科書採択に当たり介入を強めています。神奈川県の教育委員長は校長への「再考指導」を「混乱を避けるいい判断だった。」 (2013/8/21付け毎日新聞朝刊)などと事態を転倒して述べています。このような事態は、第1小法廷の裁判官の皆様が補足意見で憂慮した事態ではな いでしょうか。
 金築誠志裁判官「教育環境の悪化を招くなどした場合には、児童・生徒も影響を受けざるを得ないであろう。」、横田尤孝裁判官「現 実が多感な生徒に及ぼす影響」、櫻井龍子裁判官「自由で闊達な教育が実践されていくことが切に望まれる」と提示されています。教育の自由を保持するため に、以下の項目について要請いたします。

要請項目

1,大法廷に回付するか、高裁に差し戻して、口頭弁論を行い慎重な審理を尽くしてください。
2,「10.23通達」・八王子市教委通達・職務命令が、教育の自由侵害、学校教育への「不当な介入・支配」にあたり、思想及び良心の自由侵害にもあたり、違憲・違法であることについて公正な判断をしてください。
3,裁量権逸脱濫用である全ての処分を取り消すよう公正な判決を出してください。


     

要請文へのリンク



累積加重処分取消裁判を支援する会ニュース(第173号)

「日の丸・君が代」処分(戒告から停職まで)
累積加重処分取消裁判
~第三波最高裁判決(2013/9)にあたって
これまでのご支援に心から感謝します。
改めて「日の丸・君が代」強制に
反対する意味を考える


「日の丸・君が代」問題の現段階の意義は何か:
 教職員の処分・弾圧を通して学校教育への介入、教育破壊が進められている。現在、介入と処分は教育内容全般、全国化の様相を呈している。その意味では国民的な闘いはこれからである。
 延べ450件の処分と裁判闘争が続けられている。私もまたその小さな一部分であるが、その総体は関東大震災・朝鮮人中国人虐殺90年,学徒出陣70年、戦後68年、「10・23通達」10年、3・11から2年半における抵抗の到達点である。

対外的意味は:
 再び排外主義的ナショナリズムに屈服しないことは、戦後の日本の教員の世界の人々に対する約束だったのかもしれない。
 歴史認識や自虐史観とも関係するが、ともかくアジアの人々は、日本の若者が再び銃を持って来ないでほしい、ということだろう。国際貢献や自衛、価値観(人権など)を名目とする武力行使が警戒されている。

世代論的な意味では:
 団塊世代など「侵略者二世」は、侵略戦争の事実を直接きかされてきた。その記憶の中継者にならなければならない。それが広義の教育かもしれない。「日の丸・君が代」問題は、戦前と戦後の連続性を断ち切り、戦後責任を果たす契機となっている。

勝利と敗北について:
 憲法判断においての焦点は教育の自由にある。一審判決では「国の教育統制機能」を認めている。今回の最高裁判決では、旭川学テ判決を後退させ、教員の教授の自由を一層制限するかもしれない。
 いずれにしろ、まだ10年足らずであり、数十年、百年単位で歴史的評価は下されるのかもしれない。今、特に重要なのは、敗北の形をはっきり見せることだ。戦後教育史上に突出した教職員弾圧と教育介入の客観的評価は長いスパーンで下されるだろう。
 この裁判闘争自体を教材化する若い教員が現れるかもしれない。

最高裁判決 9月5日(木)
  近藤順一 07~10年処分取消訴訟・最高裁判決
   14:30 傍聴整理券交付開始(最高裁南門)
   14:50 整理券交付〆切(その後、抽選)
         15時30分判決(第1小法廷)
最高裁への行き方:地下鉄(半蔵門線・有楽町線・南北線)
永田町駅・4番出口 徒歩5分
   *16:30 記者会見(予定)

今後の予定 報道

*東京小中「君が代」裁判 最高裁判決 9/5(木)14:00 第1小法廷
*累積加重処分取消裁判 最高裁判決 9/5(木)15:30 第1小法廷
*東京「君が代」裁判二次訴訟・最高裁判決 9/6(金)14:00第2小法廷
*08年処分取消請求・非常勤教員合格取消撤回訴訟・最高裁判決 9/6(金)15:30 第2小法廷
*都障労組04年処分取消請求訴訟・最高裁判決 9/10(火)14:00 第3小法廷
*「授業してたのに処分」事件地裁弁論 9/26(木)10:00 第527号
*東京「君が代」3次訴訟地裁口頭弁論 10/11(金)15:00第527号
*河原井・根津処分取消訴訟 地裁口頭弁論 12/16(月)13:30第527号

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最高裁判所 東門にて(8/26)


最高裁に公正な判決を求める署名、
221筆提出 前回1843筆、
あわせて2064筆、皆さまに感謝。

最高裁判決 9月5日(木) 
14:30 傍聴整理券交付開始(南門)14:50 整理券交付〆切(抽選)
15:30 判決(第1小法廷)
*16:30 記者会見(予定

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