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2014/01/25

都庁前通信

F20140123

「君が代」不起立処分にかかわる再発防止研修・
処分取り消し訴訟で都教委の処分は違法
  都教委は控訴を断念!

 「君が代」不起立処分についてのみ、都教委は処分の後に「服務事故再発防止研修」を受講させます。都立高校の教員だった福嶋さんは2005年3月の卒業式の不起立で減給1ヶ月処分を受け、2回の再発防止研修の受講を命じられ、1回目は生徒が夏季休業中だったので受講しましたが、2回目は担当の授業が5時間ある日だったため、日程の変更を要請しました。教員として、生徒の学習権の保障を優先させたのでした。
 しかし、都教委は福嶋さんに、「研修不受講」を理由に減給6ヶ月処分を発令。福嶋さんは裁判に訴えました。
 控訴審判決(12 月 19 日)は「処分量定が重きに失し、社会通念上著しく妥当を欠き、都教委は裁量権の範囲を超え、違法の評価を免れない」として処分を取り消した上、訴訟費用も都教委の負担としました。
 これに対し、都教委は控訴をしませんでした。初めてのことです。勝てぬ裁判と踏んだのでしょう。
 処分を乱発することで教員を委縮させ、都教委の思い通りに学校を支配する都教委の教育行政に、時の権力におもねることの多い司法でさえ、違法の烙印を押したということです。
 都教委よ、反省し、直ちに介入をやめなさい。『10・23通達』(注)を撤回し、『君が代』不起立処分をやめなさい。教員を信じなさい」と言いたいです。

(注)2003年10月23日に都教委が発出した通達で、正式名は「入学式・卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について(通達)」という。「職務命令に従わない場合は、服務上の責任を問われる」とし、「君が代起立」を求める職務命令に従わない教員を処分してきた。この11年間で450名を処分した。

 

23日は知事選告示日
石原教育行政を断ち切る知事を選びたい

 石原都政以前の東京の学校は、教員集団が子どもたちの声を聴き、論議し決定したうえで日々の教育活動に当たっていました。
 しかし、石原都政2期目の2003年、都教委は東京の教育を根底から壊すことに乗り出しました。その第一が「10・23通達」の発出でした。各校長に「君が代」起立を求める職務命令を出させ、起立をしなかった教員の処分を始めました。さらには、教育活動のすべてにわたり、職員会議等で論議し決定することを禁じ、校長をして都教委の指示命令に従うことを教員に強要してきました。その狙いの先にあるものは、「国が考える愛国心を持ち、国の命令に従う、国のために進んで身を供する」子どもたちの育成です。 昨夏には、高校の「日本史」教科書採択に際し、実教出版「日本史 A」「日本史 B」を各学校が選択しないように介入しましたし、田無工業高校の生徒に、自衛隊での宿泊訓練を行いました。ここまで介入がエスカレートすると、狙いが子どもたちであることがよくわかると思います。
 都知事には、これまで都教委が行ってきた介入を止める人、10・23通達を撤回する人を選びたいものです。


1/9都教育委員会定例会を傍聴して

■ 「はだしのゲン」に関する請願に、
まともな論議なく都教委の「回答」を決定 ■

 新聞報道がされたのでご存じかとは思いますが、漫画「はだしのゲン」(中沢啓治)に関し、「教育現場からの撤去」を求める請願が 3 件、「自由閲覧の維持」を求める請願が9件、都教委に出されており、定例会では両請願に対し、「応じることはできません」との「回答」を決定した。「撤去」を求める請願が採択されなくてよかったのではあるが、会議のありかたには問題を感じた。
 定例会での流れは、指導部が書面で「回答」(案)を提案。それを受けて、竹花委員は「都議会での議論はどうだったのか」「区町村段階、他道府県の状況はどうか」「選定基準をもとに検討したのか。問題はないと判定したのか」と質問し、指導部長の答弁を受けて、「図書館には幅広いいろいろな本があっていい。制限しなくていい」と発言。内館委員は、「『回答』の文章では何を言いたいかわからない」。内館発言に対し、木村委員長が「校長の権限と責任で決める。都教委が指導助言し、ともに考えていくという(この案)のでいいのではないか」と発言。山口委員の発言はなかった。乙武委員は欠席。一言ずつ3人の発言(要旨)だけで委員たちの間では合意がなされたということなのか。各委員が自分の考えを述べ、もっと議論を深めるということはなされずに、定例会は採決も確認もしないままに、この議案を指導部の提案通りに決定した。
 両請願を不採択とした理由を「回答」は、1「学校図書館においては、児童・生徒に幅広い知識と教養を身に付けさせるべく、様々な図書館資料が置かれることが必要である。」 2「校長は...校務について権限と責任を有しており、図書館資料の選定事務についても同様である。東京都教育委員会は、今後とも区市町村教育委員会とともに、学校図書館の在り方を踏まえつつ、校長による図書館資料の選定が適切に行われるよう取り組んでいく。」とした。
 そこまでは了解できるのだが、続けて「『はだしのゲン』は...私的な見解を、作者独自の表現により、漫画...作品にしたものであり」「暴力表現など、その一部に教育上の配慮が必要な表現がある。」と、日本軍が行った残虐な行為を描いたことを問題視し、さらに「あわせて、東京都教育委員会は、引き続き、...我が国と郷土を愛する態度や、国旗・国歌の意義等について、児童・生徒を正しい理解に導くよう、都立学校や区市町村教育委員会に対して指導・助言を行って」いくと、唐突に付け加える。そこには、「はだしのゲン」が天皇の戦争責任や「日の丸・君が代」が戦意高揚のために使われた歴史的事実を描いていることに対して、愛国心の注入と「日の丸・君が代」の強制に固執する都教委のいら立ちが見える。

■ 報告「東京都の児童・生徒の体力の状況」・
全国最下位の中2男子―
「上位者を貼り出し、競争させたらいい」 ■

 

 「基礎体力向上」は都教委が重点にしてきた事業である(第一次推進計画:平成 22~24 年度 第二次推進計画:平成 25~27 年度)。その東京の子どもたちの体力・運動能力等の調査結果が、全国調査から報告された。
 調査対象は小学 5 年生と中学 2 年生。それによると、ア.小 5 は 5 年間で男女とも全国水準まで向上した。 しかし、イ.中 2 は男女とも低水準。特に男子は 47 位(全国最下位)。ウ.ボール投げが低下した。とのこと。
 報告を受け、第一声は竹花委員。「計画を推進し、毎年調査結果をまとめて冊子を作り、労力をかけてこの状態。これでは、指導部長、チームを撤退せねばならんだろう」と軽く皮肉った。福井や秋田は、学力・体力ともに高い結果をあげていることが話題になる。「運動能力の上位者を貼り出し、競争させたらいい」(山口)、「学力上位者を貼り出すのは問題があるかもしれないが、体力・運動能力なら問題ない。東京オリンピックもあるし、がんばってもらおう」(木村)との発言に、ほかの委員も頷き、これが委員の総意という印象を受けた。
 教育委員の諸氏には、競争によって苦手意識が増幅されることに考えが及ばないのだろうか。このことは、教育を論議し決定する教育委員の質にかかわる問題だ。

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