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2014/04/24

都庁前通信

◇本日の定例会で入学式「君が代」不起立案件が議題に◇
都教委は不起立教員を処分するな!
―都教委は教育への介入をいつまで続けるのか!
!―

F20140424

 都教委がどんなに弾圧しても、間違った職務命令には従わないと、入学式でも「君が代」起立を拒否した教員はいました。「愛国心」の刷り込み及び、全都の教員を都教委の指示命令システムに組み入れるために、都教委が「君が代」起立の職務命令を校長に発出させ、起立しなかった教員を地方公務員法 32条「上司の職務上の命令に従う義務」違反に引っ掛け、処分を始めて11年になります。これまでに延べ461名の教職員が処分を覚悟で不起立をし、都教委の教育への介入と闘ってきました。
 本日の都教委定例会で「君が代不起立」の処分案件が議題となると思われます。2011年入学式以降一貫して起立を拒否してきた田中聡史さん(板橋特別支援学校教員)に対し都教委は、最高裁判決が原則「戒告を超える重い処分は違法」とした減給1ヶ月処分を昨年から今年の卒業式までの3回出してきました。
 本日の定例会において教育委員は、処分原案、とりわけ「重い処分」原案を承認することをやめていただきたい。

■カナダ国歌についての思い出
 
 日本からカナダに移民された方からの、「少し昔のことですが、日本の公立学校での国旗、国歌の強制の話を聞くたびに思い出し、日本の人に話したいと思うこと」と書かれた手紙を紹介します(「レイバーネット日本」より)。息子さんのカナダの小学校卒業式で、カナダ国歌を歌わないお子さんを見たこの方が、息子さんに尋ねたときの息子さんのことばです。精神の自由の原点を、この息子さんのことばは示し、「日の丸・君が代」の強制に慣らされた日本に住む私たちに教えます。   
 今日の都教委定例会に臨む教育委員には、これを読んだうえで意見を述べていただきたい。

 「起立して歌う6年生の中に一人だけ、着席したままの子がいるのです。それで、休憩時間に、私のところに顔を見せた息子に「国歌を歌わない子がいるんだね、どうしたんだろう?」と聞いてみました。すると息子はすごい勢いで「ママ、そんなことを言っちゃいけないんだよ!国歌を歌う歌わないは完全に個人の自由なんだから、そんなことで、何か言うのはとても失礼なんだよ!」と怒るのです。「いや、何か言ったんじゃなくて、どうしたのかなと聞いただけよ」と言っても「聞くだけでも駄目なの!どうしてなんて、理由を聞く必要も、理由を説明する必要もないの!」と全く、取り付く島もないのです。それで、息子は自分の席に戻ってしまったので、私は何か呆気にとられて、ぼんやりしてしまいました。家に帰ってから、息子に,気を付けて言葉を選びながら経過を聞いてみたら、国歌の練習の時にその子が先生に話しに行って、先生は「もちろん歌わないで良い」と言ってから、皆に歌う歌わないのは個人の自由であること、だから、そのことで何か言ったり、理由を聞いたりしてはいけないと話し、その子にも「あなたが説明したければ、勿論、説明しても良いのだけれど、したくなければ答える必要もないのだと言ったことを話してくれました。勿論、校長先生も全部ご存知だったと思います。ステージの上にいた校長先生にはよく見えたはずですから。
 このことは私の中に強い印象を残しました。それまで疑問に思うこともなかったカナダ国歌の歌詞もよく考えてみました。仏語の方は『おーカナダ、我が父祖たちの地よ』で始まるのです。例えばカナダ先住民の家族だったら、これはとんでもない歌詞かもしれません。我が父祖たちからだまし取った地なのですから。(先住民がカナダ国歌を歌わされることはないでしょうが、先住民以外の人と結婚して、リザーヴの外で生活していればあり得ることです)。そう考えていくと、どこの国の国歌でも、国旗でも、それに反発を覚える人は必ずあるはずだと思うようになりました。だから、国歌や国旗がある限り、それを歌わない権利、敬意を表さない権利を保障することは非常に大事なことなのだと心から納得しました。その時から15年くらい経って、日本で国旗国歌法が通った時、日本は大変なことになるのではないかと感じました。案の定、瞬く間に強制が始まり、今に至っています。他の国で、国歌や国旗がどんなふうに扱われているかを日本の人はもっと知るべきだと思います。」

4月10日東京都教育委員会定例会傍聴報告/教科書問題で乙武委員が質問

  公開議題は報告が 3 件。①地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案について②平成27年度使用都立高等学校用教科書の採択について  ③体罰根絶映像資料(DVD)についてだった。
 報告事項の①は、教育行政に対する首長の権限強化のため、現行の教育委員会制度を変える、それに伴う法改正案が今月4日に閣議決定されたのを受けて、その内容を知らせるというもの。教育委員会制度は、戦前、教育が子どもたちに軍国主義を植え付ける手段として使われたことへの反省から、教育行政が政治から独立するようつくられた機関。形骸化して久しいが、安倍内閣はそれでも不安なのか、「改正」案は、教育に対する首長の支配強化や教育内容への国家の介入強化を狙い、教育長と教育委員長の一本化や、首長と教育委員会が協議する総合教育会議の新設を柱とする。
 事務方の説明に対し竹花委員は、「そんなに大きく変わったのではない。教育長と首長とで教育を決める。そんなものじゃない。君たちは法律の読み方がわかっているのか!」とすごんだ。
 また、現行の教育長職と教育委員長職を兼ねた新「教育長」への移行は、法施行日の2015年4月すぐにでも、任期終了時でもいいとの事務方の説明に、竹花委員は「いつ移行するのか。それを誰が決定するのか」と問い詰めた。比留間教育長、木村教育委員長ともに任期は2016年7月なので、都教委はそれまでは新制度にしなくてもいいと言いたいのだろう。
 氏の発言からは、教育委員会教育委員が軽視され、ご自身の存在が軽視されることへの危機感のようなものは感じられたが、氏を含め他の委員からも首長の権限が大幅に強化され、教育の基本方針・内容などが首長個人の政治的価値観を反映して、その時の政治に容易に左右されるようになることへの危機感は表明されなかった。
  ②は、来年度高校教科書採択の留意点等についての説明。
 乙武委員は「昨年は『一部の自治体で公務員への強制の動きがある』という記述に対して、差し戻しがあった(注:都教委が実教出版「高校日本史A」「高校日本史B」を学校に選定させなかったこと)が、今年度、震災・原発について、検定は通っているが都教委として適切ではない、というのはあるか」と質問。それに対し都教委は、「見本本がまだできていない。見本本の調査研究をしてから今後、都教委として検討していく」と答弁した。乙竹委員は、「わかりました。よろしく」と言い、それ以上の発言はしなかった。文科省検定が通っていても、事実上の都教委検定に引っかかるものは使わせないと介入したことについて、乙武委員は「まずかった」と反省して質問をしたのだろうか。何が「わかった」のか。「よろしく」なのかが、わからなかった。氏の質問の真意は測りかねたが、指導部は反省なく、今年も都教委の意に沿わない教科書は使わせないようにする、不当介入を続けるということだ。
 ③は体罰根絶DVDが完成し、各学校に配布。活用の周知・徹底をしたというもの。すでに、テレビのニュースで、全国初の DVD だ、と流れている。マスコミの捉え方は“すばらしい”という感覚なのが気になる。
 都教委は、新採1年で3%の首切り、「君が代」不起立処分など、都教委に都合の悪い教員の、生存権をも奪ういじめを一方でしておいて、「何が体罰根絶か、いじめ防止か!」と言いたい。子どもたちは、大人社会のいじめをよく見ている。まずは、その根絶ではないのか。

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