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2014/04/10

都庁前通信

F20140410

卒業式での「君が代」不起立処分
及び、 「再発防止研修」に抗議する!

*入学式での「君が代」不起立処分をするな
*都教委は教育への介入を止めよ

  今春の卒業式でも、「君が代」起立を求める、誤った職務命令を拒否した教員が4名いました。入学式でもいました。
 都教委が10・23通達発出して11年、数年で制圧できると考えた都教委の思惑とは裏腹に、「君が代」不起立者が「0」になったことは一度たりともありません。それは、都教委が行う「日の丸・君が代」の強制と処分が、教育の条理に反することであり、処分を覚悟して、それを黙認しない良心を保持する教員がいるということにほかなりません。都教委幹部の面々には、力でねじ伏せられない人がいることがわからないのでしょうか。
 10・23通達を発出した横山教育長を任命し、「東京から日本を変える」と豪語した石原都知事(当時)は、『文學界』3月号において、「皇室にはあまり興味はないね。僕、国歌歌わないもん。国歌を歌うときにはね、僕は自分の文句で歌うんです。『わがひのもとは』って歌うの」と言い放ちました。
 自身は歌わないという「君が代」を、子どもや教職員に強制し、「君が代」起立をしない教職員を処分してきたことを、いま都教委は、どう考えているのでしょうか。
 この問題は石原元都知事と当時の都教委に責任があるだけでなく、「君が代」処分をやめようとしない現在の都教委の責任問題です。教育の条理に照らし、ただちに10・23通達を撤回し、「君が代」不起立処分を止めることを求めます。「君が代」被処分者に対し、4月4日から強行した「再発防止研修」も直ちに中止することを求めます。


2004年第13回定例会で珍発言  ――同席した教育委員たちは?

 都教委ホームページの定例会議事録に次のような記載があります。

平成16年第13回東京都教育委員会定例会会議録の修正について

平成16年第13回東京都教育委員会定例会会議録13ページの委員発言について、発言した委員から、修正の申し出がありましたので、次のとおり修正しました。

箇所 修正前 修正後


【委員】これは細かいことなのですが、扶桑社の教科書の中で古事記ですとか日本書紀ですとかの記紀神話について書いてありますが、記紀神話の描写について少し話します。例えば、「天照大神が乳房をもみしだいて踊って何だろうというので外を見た」という表現は、もしかしたら授業中に女の子たちが嫌な思いをするというところがあるかもしれないと思います。(以下、略) 【委員】これは細かいことなのですが、扶桑社の教科書の中で古事記ですとか日本書紀ですとかの記紀神話について書いてありますが、記紀神話の描写について少し話します。例えば、「天照大神が乳房をもみしだいて踊っているアメノウズメの命を何だろうというので外を見た」という表現は、もしかしたら授業中に女の子たちが嫌な思いをするというところがあるかもしれないと思います。(以下、略)
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【委員】古事記なり日本書紀なりにそういう描写のものは結構多いので、そのまま書いたということだろうと思うのです。(中略)「天照大神が陰部まで衣服をずり下げて踊った」とあり、それを見た神々がみんな笑ったという部分が一番引っかかる人は引っかかるだろうと思います。(以下、略) 【委員】古事記なり日本書紀なりにそういう描写のものは結構多いので、そのまま書いたということだろうと思うのです。(中略)「アメノウズメの命が陰部まで衣服をずり下げて踊った」とあり、それを見た神々がみんな笑ったという部分が一番引っかかる人は引っかかるだろうと思います。(以下、略)

<理由>  上記発言は、ともに「天照大神」が踊っている「アメノウズメの命」を「何だろうと外を見た」ことを引用したのであったが、その「アメノウズメの命」という語を省略してしまったため、あたかも「天照大神」が踊っているように誤解を招くおそれがあるので、修正する。

 この発言と修正を一読し思ったことは、この委員の間違った発言に、他の委員たちも誰一人気づかなかったのかということ。そして、こんな委員たちが、本来各都立学校が教科書を選定するところ、それに介入し、2005年から都立養護学校に扶桑社の歴史教科書を使わせ、一昨年からは都立高が選定した実教出版「高校日本史A」「高校日本史B」を使わせなくしたことです。「修正」で済まされることではありません。教育委員は謙虚に誤りから学ぶべきです。


3月27日東京都教育委員会定例会傍聴報告

  卒業式「君が代」不起立処分案件が議題となっているこの日の定例会の傍聴希望者は24人/定員20名。4席くらい増やしても支障はないだろうに、都教委担当者は24枚のカードから4枚の外れくじを引き、4人には傍聴券を出さなかった。傍聴希望者は安くはない交通費を使って傍聴に来ているのだから、少し増席するくらいの人間的対応をしてほしいものだ。  傍聴者の周りには、傍聴希望者数を上回る30人の教育庁職員及び都庁警備員を配置し、物々しい警備体制を敷いていた。

■エリートに金を注げばどこかにしわ寄せがいくと、
教育委員は考えないのだろうか?■

  この日の報告事項に、①「国際バカロレアの導入に向けた検討委員会報告書について」②「都立国際高校における国際バカロレアのコースの入学者選抜について」があった。
 国際バカロレアとは、「国際バカロレア機構が認定した学校で学び、統一試験に合格することで、国際的に認められる大学進学資格を取得できる仕組み」のこと。
 都教委は都立国際高校に国際バカロレアの教育プログラムを実施するコースを設置し、2015年度から学力検査や小論文等の選抜により、1学年240人のうち、25人をその対象とするという。原則、英語による授業(国語、日本史などを除く)で、日本人教員とネイティブ教育スタッフによる少人数指導。1学年から英語によるディスカッションなどを取り入れた授業を、2,3学年は国際バカロレアの教育プログラムによる授業を実施するとのこと。莫大なお金がかかることははっきりしている。
  2月13日の定例会で議題となった「次世代リーダー育成道場」(都立高生徒、都立中及び都立中等教育学校生徒100人×2を1年間留学させることが主な役割。一人あたりの総費用 300 万円のうち、8割は公費負担)といい、今回の国際高校の国際バカロレアといい、都教委はエリート育成には金をふんだんに使う。一定の教育予算の中、エリート育成に金を注げば、どこかを削ることになる。ノンエリート層の高校の予算を削っていることは明白だ。
  しかし、今回も、その点を問題にした教育委員は一人もいなかった。教育を受ける権利を誰もに保障する視点が欠如しているのではないか、と思う。

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