フォト

掲示板

停職「出勤」日記2009

停職「出勤」日記2008

停職「出勤」日記2007

停職「出勤」日記2006

停職「出勤」日記2005

投稿欄

ちらし置場

リンク集

« 9.10講演会のご案内 | トップページ | 都庁前通信 »

2014/08/27

田中聡史さんに対する「服務事故再発防止研修」の中止を求める要請書

20140827

2014年8月27日

東京都教育委員会
板橋特別支援学校
教育長 比留間英人様
校長 真下智様

田中聡史さんに対する「服務事故再発防止研修」の中止を求める要請書

河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会

 正直こんなにも早く「戦争は嫌だ・生きたい!」と若者に叫ばせる時代が来るとは誰も思っていなかったのではないでしょうか。8月は誰にとっても「戦争」に改めて向き合う月でもあります。とりわけ「日の丸」を振らせ「君が代」を歌わせお国のために死ぬことを押し進めてきた教育に、直接ではなくとも関係の深い職にある者としては格別の念がおありのことと思います。戦後は子どもの命を守ることを最優先させていく決意で民主主義教育がスタートしました。そして「二度と若い命を戦禍に散らさない」道を3重のガードで固めました。一つは、二度と戦争をしないと誓った「平和憲法」、二つ目は、教育はお国のためのものではないと掲げた「教育基本法」、三つ目は、教諭の仕事は〈校長の命に従い〉を削除し〈児童の教育を司る〉の部分だけに改訂した「学校教育法」です。

板橋特別支援学校 にも

(3) 学校の教育目標
(普通科 重度・重複学級)
3 基礎学力の充実に努め、興味・関心を広げながら豊かな個性と創造力の伸長を図る。
4 日常生活の中に起こる身近な出来事を自ら考え、自主的・積極的に取り組んでいこうとする態度、習慣の確立を図る。

とあり、「平和を願う」香りを感じます。

 自ら考え、自主的・積極的に取り組んでいこうとする態度、習慣の確立は、様々な人の考えや行動に触れ、排除すること無く違いを認めあう中で図られるものだと思います。

 しかし残念なことに上記の「不戦のガード」は、今や三つともが大きく揺らぎ、「戦争をする国づくり」に向かっている状況です。多くの国民は「二度と騙されまい」の決意のもと自分で調べ考え判断し、「戦争をしない道」作りの行動に取り組んでいます。
 「君が代」不起立をした教員たちも、自ら考えぬき悩んだ末に自主的に取り組んだ結果、子どもたちの「思想及び良心の自由」の制約・侵害に手を貸すことはしない、戦前のように全員が同じ考え同じ行動に染まる道を教員として押し進めることはしてはならないと考えて、不起立をしてきたのです。
 不起立という表現は子どもたちに対する教員としての職責を考えての行動ですから、「服務事故」を起こしたのではなく、「再発防止研修」を受講する理由はまったくありません。
 2004年7月23日の東京地裁決定は、当時は1回の「再発防止研修」でしたが、それについてさえ、「・・・自己の思想,信条に反すると表明する者に対して、・・・自己の非を認めさせようとするなど、公務員個人の内心の自由に踏み込み、著しい精神的苦痛を与える程度に至るものであれば、そのような研修や研修命令は合理的に許容されている範囲を超えるものとして違憲違法の問題を生じる可能性がある」として、違憲違法の恐れを指摘しました。それと比較し、昨年都教委が田中さんに対しておこなった「研修」は19回。常軌を逸しているとしか思えません。私たちは、都教委が田中聡史さんに対して予定している「服務事故再発防止研修」を中止するよう要求しています。

 戦後「汽車ぽっぽ」と題名を変えた歌を再び唱歌「兵隊さんの汽車」に戻し、「ぼくらも 手に 手に日の丸の 旗を振って送りましょう」「万歳 万歳 万歳 兵隊さん 兵隊さん 万々歳」と歌わせる日を来させてはなりません。そのためには市民をはじめ教員一人ひとりが自ら考え、自主的に取り組む力が必要ではないでしょうか。
 「日の丸・君が代」の強制と処分、「服務事故再発防止研修」が必要か否かを教育に関わる人間として自ら考え、自主的に取り組む姿勢でご判断くださいますよう重ねて要請いたします。
 また市民の申し入れに対し、警察に出動要請するような非民主的な対応が続いていますが、残念です。私たちはルールに従って声を届けに行っただけです。校長としては、まず会って話を聞くべきではないでしょうか。

以上

要請書へのリンク



« 9.10講演会のご案内 | トップページ | 都庁前通信 »

お知らせ」カテゴリの記事