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2016/05/09

田中聡史さんに対する「服務事故再発防止研修」の中止を求める要請書

R20160511

2016年5月9日

東京都教育委員会     教育長 中井 敬三様
教職員研修センター所長 伊東 哲様

田中聡史さんに対する「服務事故再発防止研修」の中止を求める要請書

 都教委が「君が代」不起立処分をし、その被処分教職員に対し「服務事故再発防止研修」なる思想転向攻撃をかけていることについて、当会は再三その中止を求めてきたところです。誤った教育に加担はできないと、起立を拒否した田中聡史さん(石神井特別支援学校)に対し、5月11日都教委が強行しようとしている「服務事故再発防止研修」を中止するよう、厳に要請します。

 そもそも、「君が代」不起立は地公法の非違行為には該当しません。そこで、不起立行為を処分対象にしたいと考えた都教委は、校長に「君が代」起立斉唱の職務命令を発出させ、職務命令違反で懲戒処分をつくり出しました。そして、その理由について、「起立する教員と起立しない教員がいると、児童・生徒は起立をしなくてもいいと受け取る」から、不起立教員を処分するのだと言います。つまり、上からの指示には自分の頭で考え判断せずに従うものだと子どもたちに刷り込むことが、不起立教員を処分する目的だということです。

 旭川学テ最高裁判決が教育の本質的要請について、「教師が公権力によって特定の意見のみを教授することを強制されない」「子どもの教育が教師と子どもとの間の人格的接触を通じ、その個性に応じて行われなければならない」と判示していることに照らしたとき、「日の丸・君が代」の歴史や意味を教えずに、「日の丸に正対し、起立し斉唱する」行為を教え込むことは、教育を否定する行為にほかなりません。
 また、最高裁判決(2011年6月、2012年1月)で宮川裁判官は、「本件通達は、式典の円滑な進行を測るという価値中立的な意図で発せられたものではなく、その意図は前記歴史観等を有する教職員を念頭に置き、その歴史観等に対する強い否定的評価を背景に、不利益処分をもってその歴史観等に反する行為を強制することにある」と断じました。宮川裁判官が指摘するように、10・23通達が「価値中立的な意図」ではないことを自認するがゆえに、都教委は高校生が実教出版日本史教科書で学ぶことまでをも恐れるのです。

安倍内閣が戦争法を「成立」させ、自衛隊員を戦場に送り出そうとしている今、教職員は子どもたちを戦場に送らないよう、仕事に当たることが求められています。「日の丸・君が代」に象徴される、指示命令には考えずに従うものだと教え込むことは、子どもたちを戦場に送る行為です。学校教育が80年前と同じ轍を踏んではなりません。政治が教育を支配した戦前・戦中の反省から教育委員会制度ができたことを自覚し、都教委は「日の丸・君が代」の強制と処分を即刻止めるべきです。
 甚大な不利益処分を受けてもなお、誤った職務命令には従わない教職員を私たちは支持し、都教委による「君が代」不起立処分及び「服務事故再発防止研修」の中止を求めます。
 田中さんに対して予定している「服務事故再発防止研修」を直ちに中止することを求めます。

要請書へのリンク



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