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2016/09/04

2016年8月29日再防研やめろ要請書

R20160829

2016年8月29日

東京都教育委員会 教育長 中井 敬三様
教職員研修センター所長   伊東哲様

田中聡史さんに対する「服務事故再発防止研修」を
ただちに中止せよ

河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会

 都教委は卒業式での「君が代」斉唱の際に起立斉唱をしなかった田中聡史さん(石神井特別支援学校教員)に対し、今春も最高裁判決が違法とした減給1月処分を行ったうえに、5月11日を第1回目として本日4回目の「服務事故再発防止研修」を強行しようとしています。
 私たちは、「君が代」不起立者に対して都教委が行う懲戒処分及び「服務事故再発防止研修」に強く反対し、本日田中さんに対して予定している「服務事故再発防止研修」をただちに中止することを求めます。

 都教委の関係諸氏は、都教委から処分や不利益、弾圧や嫌がらせを受け続けてもなお、誤った教育に加担はできないと「君が代」起立の職務命令を拒否する田中さんの気持ちを考えたことがあるでしょうか。想像できるでしょうか。
 「起立する教員と起立しない教員がいると、児童・生徒は起立をしなくてもいいと受け取る」から、その邪魔となる不起立教員を処分するのだ、と都教委は言います。子どもたちに対しては、上からの指示には自分の頭で考え判断せずに従うものと刷り込む、調教するというのです。教育の条理のひとかけらもない教育行政、なんと恥ずかしいことでしょう。
 教育をまともに考えたならば、考えずに指示命令に従う子どもをつくってはならないと考えるものです。だから田中さんは、子どもたちに対する教員としての責任から、「君が代」起立を求める職務命令に従わないのです。これほどの不利益・嫌がらせを皆さんから受け続けても。

 この数年、文科省の「指導」を受けて都教委もいじめ問題に「取り組んで」きました(取り組むポーズと映りますが)。子どもたちは何ごとも、良くも悪くも大人社会から学びます。いじめも、大人社会のいじめから学んでのことです。都教委においては、何年にもわたっていじめ問題対策委員会を重ね、「いじめ総合対策」を策定するよりも、教員支配・弾圧を止めること、「君が代」不起立処分と「服務事故再発防止研修」を止めることこそが、東京の子どもたちのいじめ根絶につながるはずです。
 再度言います。田中聡史さんに対する「服務事故再発防止研修」をただちに中止することを求めます。

以上

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