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2020/01/30

都庁前通信 2020年1月30日号

F20200130

 

オリ・パラ競技観戦辞退続出の責任は都教委に

 都教委にとっては、子どもの命よりも「愛国心」の刷り込みが大事?と疑ってしまう。猛暑の中でのオリ・パラ競技観戦のことである。昨年12月、「53区市町村のうち24自治体で割り当てを辞退する小学校があることがわかった。検討段階も含めると、今月4日時点で計307校に上る」。辞退の理由は、「熱中症のリスクを考慮してのこと」(12月10日付け朝日新聞)と報道された。
 筆者が八王子市教委に学校から上がった「観戦希望について」の文書を開示請求したところ、全学校が「全学年観戦希望」を選んでいた。しかし「自由記述欄」には八王子からの移動(有明までおよそ40km)や熱中症に対する不安を107校中43校の校長が記述していた。市教委に物申すことがなくなって久しい教育現場で、これだけの校長が悲鳴とも聞こえる訴えをしたのは、死に至る事故を心配するからだろう。
 ※オリ・パラ競技期間(7/24~8/9)の昨年の日中最高気温は平均34℃!
 都教委オリ・パラ観戦の希望を取り直すべきだ。その際、生徒たちの声を反映させるべきだ。一昨年秋に都教委が各区市町村教委に配った「希望調査」には、「観戦を希望する学校・学年」の回答として「1 全学校・全学年」「2 全学校・特定する学年」「3 1,2 以外の場合」とあり、「3 を選択した場合は内容を記述」するよう書いてある。都教委は「観戦は強制ではなく希望」と言うが、「3」を選び「希望しない」とは区市町村教委も学校も言えなかったのではないか。都の教育行政の忖度・無責任体制の被害者は子どもたち。許してはならない。
      
八王子の校長たちが「自由記述欄」に書いたこと(抜粋)

■小学校
①最近の地球温暖化で熱中症が心配である。子供たちの安全を第1に考えたい。熱中症、昼食時の食中毒等の事故も想定される。また、八王子は有明までの距離も長く、安全に引率できるか不安も大きい。一人でも事故等に巻き込まれたらオリンピック観戦どころではない。
②基本的に人数が多く、F地区がぎりぎりと考えている。D地区になった場合は辞退する。移動距離が長く、室内観戦以外は、熱中症の危険を考えるとふさわしくないと考える。
■中学校
⑤本校は学区が広く、通学用スクールバスを市が借り上げているだけでなく、路線バスを利用して生徒が登下校しております。学校最寄り駅までも時間がかかる上、駅解散を想定した際の各家庭最寄り駅もJR中央線高尾駅や青梅線武蔵五日市駅となっており、そこから1時間に1~2本の路線バスを利用して帰宅することとなります。校外学習はこれまで必ず借り上げバスを利用しており、校外学習で公共交通機関を利用して往復したことはこれまでないため、安全管理面、所要時間の面を含め、Fゾーンでの観戦を希望します。
⑥八王子市の方針として全学年対象ということなので仕方ないが、生徒の意見としても暑いのに行きたくないとの意見も出ている。また、塾等での夏期講習があり、特に3年生の参加率が低くなりかなりの枚数が、使用されない可能性が高い。同日の家族での有料チケットを使っての観戦や家族旅行などで不参加の生徒もかなり出る可能性があります。3年だけではなく1・2年生でも起こる可能性は高いと考えている。その上での八王子全学年実施をしていただきたい。

 


1月9日都教委定例会傍聴報告

公開議題は報告1件のみ。
「都教委児童・生徒等表彰について」
憲法違反にあたる神社での活動を「伝統・文化の継承活動」で表彰とは?!

 今年の表彰対象者(個人、複複数人の組、団体)は225件。内訳は、
①「地道な活動を継続的に行い、他の児童・生徒等の範となる者」が33件
②「当該児童・生徒が行った活動が契機となり、その効果が波及し、他の児童・生徒等の具体的な行動や取組によい影響を与えた者」が23件
③「環境美化活動や福祉活動、伝統・文化の継承活動、子供会等、地域における活動を継続的に実践した者」が22件
④「スポーツ・文化活動において著しい成果を上げた者」が140件
⑤「人命救助又はこれに類する行為を行った者」が8件

活動事例として紹介されたうちのいくつかをあげると、
①では「将来の地域防災の担い手として、奉仕活動などに継続して取り組む姿が他の範」(小学校)
②では「ラブビーワールドカップの交流活動等(おもてなし等)に取り組む姿が、他の生徒や市内全体に波及」(中学校)
③では、「児童会の呼びかけで、多くの児童が神社等の清掃を行い、地域の環境美化活動に貢献」(小学校)、「自治会役員と連携して、地域の神社祭りや自治会行事等に参加し、伝統文化の継承に貢献」(中学校)
④では、「高松宮賜牌第 52 回全国高等学校アーチェリー選手権大会女子個人戦優勝」(高校)、「令和元年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会文部科学大臣賞」(中等教育学校)
⑤では「自転車の籠が燃えていることを発見し、父親に119番通報を要請、初期消火活動を実施」(小学校)

表彰式は2月9日に行うとのこと。

 報告に対して教育委員からは、「日の当たらない地道な活動に光を与えてほしい」「来年度はオリ・パラボランティア活動等で表彰対象者が増えるだろう。表彰人数は柔軟に」「表彰式を盛大に」など、一人一言の発言があったが、表彰自体や表彰基準等について問題視する発言は皆無だった。
 先月行った「教職員表彰」も今回の「児童・生徒等表彰」も、都教委方針に沿った行為が表彰対象である。神社は宗教の一つである神道の祭祀施設であるから、神社の清掃は公園の清掃とは性格が異なる。公立学校が教育活動として神社の清掃をさせることは、特定の宗教施設への奉仕活動の強制で、子どもの「思想・良心の自由」「信教の自由」を侵害することにつながりかねない。憲法違反にあたる。
 当該の学校や都教委、教育委員はそうしたことに気づかないのか。気づいても、「神社=伝統文化」の思考をこうした機会を使って子どもたちに振りまこうとしているのか。人権に関しては学校教育こそが子どもたちに正確に教えるべきであるにもかかわらず、このあり様。関係者には、人権に敏感になってもらいたい。
 「上」から認められることを誇りとする、表彰自体を廃止したいものだ。

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